アメニティからインテリアまで実用性が低い部屋＝女にだらしないダメ男率70%

彼の部屋でわかる！ダメ男タイプ別診断【第２回】

巣を見れば生態がわかるといわれるように、男性の部屋にも生態を表すヒントがゴロゴロ転がっているものです。浮かれて踏み込んでみたものの「なんだろうこの違和感は？」そう感じたら、その部屋にはダメ男のかけらが落ちているのかもしれません。

ダメ男歴7年の黒歴史を持つ筆者の視点から、ダメ男の部屋あるあるをご紹介します。

実用性の低い部屋は70%の女にだらしないダメ男と30％の浪費家が住んでいる

確かに見た目は洒落ているけど、使いにくそう。そんなアイテムに遭遇したことはないですか？

海外製の家電、有名デザイナーによる家具や照明、掃除用具や扉の取っ手まで、世の中に溢れている「素敵だけどいらないもの」それらを集約させた場所が、女にだらしないダメ男の部屋です。

実用性より見た目重視！そんな生活しにくい部屋に住めるのは、頻繁に女性を自宅に招くダメ男か、おしゃれ感度の高めの浪費家だけです。

ダメ男にとっての実用性はムード！

女にだらしないダメ男の部屋は、基本的に「見せる前提」のアイテム多数。

有名アーティストのポスターやポストカードが飾られた壁。バーカウンターのようにリキュール類を並べた棚。背表紙ではなく正面をむいて並ぶ雑誌。DJでもなければプレーヤーも持っていないのに、レコードだけがあったり。パソコンで事足りるのに、あえて古いラジカセを置いてみたり。

マストアイテムは間接照明。「この部屋、実用的じゃないよね」という女性の疑問をそっと消して、ムードという魔法を灯します。

男性用とは考え難いアメニティ

女にだらしないという痕跡は、洗面所をはじめとする鏡まわりに見られがちです。必要以上の歯ブラシ、ヘアゴムやヘアバンド。大きめのヘアブラシや、美白系の化粧水・乳液もあやしいところです。メイク落としを発見したら女性がお泊まりしている決定的証拠。仮に昔の彼女のものであろうと、保管してある以上、誰かが使っている可能性は否めません。

一人暮らしでは到底使い切れない調味料

手料理を振舞ったり、一緒に料理したりするのは、ダメ男のパフォーマンスのひとつともいえます。その演出の最たるものは、普段は使わないような洒落た調味料たち。主にハーブ系のオレガノ、レモングラス、バジルなど、一人暮らしの男性が使い切れるとは思えない調味料が揃っていたら、高確率で女性と一緒に使用したものです。

その皿必要？〇〇専用の食器が何枚もある

ダメ男に見られがちな「カタチから入る精神」の表れが、〇〇専用の食器です。

お茶碗、平皿が数枚どころではなく、パスタ皿、グラタン皿、カフェオレボウル、サラダボウルに箸置きまで複数枚揃っています。代替えせずに専用の食器を揃えたがるのは。ひとえに女性が喜ぶ演出。また、女性ウケの良い北欧柄のデザートプレートを、あえて見える場所に置きたがるのも、女にだらしないダメ男がやりがちな行動のひとつです。

部屋のムードとは裏腹にアダルトグッズを所持

浪費を厭わないおしゃれ野郎と、女にだらしないダメ男の部屋の違いは、目的です。

ダメ男の目的な女性にモテるため。ムードの演出も、洒落たアイテムも、女性を部屋に呼ぶことが前提。そのため、部屋の見えない場所には大人のおもちゃなどアダルトグッズがあることも。元カノと使ったアダルトグッズを使い回す男性は20代で13.5％、30代で11.9%存在するそうです。もし、彼の部屋でセックスする時に洒落た部屋に似つかわしくない大人のおもちゃが登場したら、その少数派のダメ男だと思って良いでしょう。

実録！女性入れ替え制のダメ男の部屋

以前交際していたダメ男の部屋は、DIYで壁紙を真っ赤に塗り、押入れはディブプレイスペースに、女性が好きそうな甘めのリキュールやフランス映画のポスターを飾りつつも、テレビボードにはAVとマンガ本を隠す典型的なダメ男の部屋でした。彼の部屋に行くと、使用済みのコップが2つ置いてあったり、駐車場では女性の車と入れ違いになることも。

確かに洒落ていて居心地の良い部屋でした。でも、実用性と将来性のない通りすぎるだけの場所だったように思います。