インテリぶっといて実はマンガとゲームだらけの部屋＝受け売り系ダメ男率80%

彼の部屋でわかる！ダメ男タイプ別診断【第４回】

巣を見れば生態がわかるといわれるように、男性の部屋にも生態を表すヒントがゴロゴロ転がっているものです。浮かれて踏み込んでみたものの「なんだろうこの違和感は？」そう感じたら、その部屋にはダメ男のかけらが落ちているのかもしれません。

ダメ男歴7年の黒歴史を持つ筆者の視点から、ダメ男の部屋あるあるをご紹介します。

口ほどにもない軽度のオタ部屋に住むのは、80%の受け売りダメ男と20%のサブカル野郎

「最近のテレビはダメだな、くだらない」

「シネコンには興味ないな、作品で選ぶならミニシアターだね」

「休みの日はギャラリー巡りしてるかな。企画展によっては遠出もするよ」

「焼き立てのバゲットは、触れなくてもパリパリ音が鳴るんだよ。あの音がするうちに食べるのが好きなんだ」

アンチミーハーで、博識っぽい発言が多い男性。さぞかしインテリ系の部屋に住んでいるかと思いきや、なんだろう？あのコントローラー。なんだろう？あの本棚に詰まったマンガ本と、申し訳程度のおしゃれ雑誌は。似つかわしくない！

このように、発言とリアルが乖離した部屋に住んでるのは、インテリぶったただの受け売りダメ男か、純粋にサブカル野郎の傾向が。

意外とマンガ本だらけ

日頃は、メディアや流行を少し上から分析して批判しているのに、部屋の中は意外とマンガ本だらけ。「なんだ、意外とミーハーじゃん」とイジると「これは違うんだ！この本だけは特別で云々…」と言い訳をしたがります。よくある文句としては「このマンガがすごい！にランクインしていた」「芸能人の〇〇も面白いと勧めていた」これを直訳すると、俺は専門家の評価や、イケてる芸能人の感性と同じものを持っている。これはマンガではなく作品だ！

確かに、おしゃれマンガ扱いされがちな、松本大洋や浅野にいおなども本棚に並んでいますが、ブラックジャックによろしくや稲中などポピュラーどころもしっかり棚に収まっています。

DVDのラインナップがアニメとくどかん

日頃は、ミニシアターがどうだと映画好きを公言し、テレビをくだらない扱いしている彼。DVDのラインナップは、さもお洒落でマニアックな映画ばかりだろうと思いきや、ほぼアニメ。ガンダム多数。あとは宮藤官九郎こと、くどかんが脚本を書いたドラマ。

確かにどちらも面白いけれど、あまりにもミーハーど真ん中であることを突っ込まずにはいられない。

お得意のタランティーノは？村上春樹は？と戸惑いつつ、ふと部屋を見渡すと、CUTやダヴィンチの「総集編！今年アツイのはこれ」的な一冊が。そう、一冊だけ。継続して購読している気配はない…。もしかして、インテリ系なふりして受け売り？

あるはずのないゲーム機がある

休みの日はギャラリーを巡っているはずの彼。映画を観漁り、小説を愛するはずの彼。そんな彼とは、ほど遠い場所に存在するはずのゲーム機（主にプレステ）がテレビの横に鎮座！「ん〜？」と目を疑っていると、パチスロ、麻雀などギャンブル系のゲームソフトが。

「こういうのするんだね」と軽くコメントすると、かなりの高確率で「貰ったやつだ」と言い訳するでしょう。それが嘘であろうと本当であろうと、部屋でギャンブルのゲームに興じているのは事実。もしかして、インテリぶってるけど、普通のよくいる男子なのでは？

隠しきれない100均感！小物がチープ

イームズだ、草間彌生だと、有名デザイナーのプロダクトに詳しいはずの彼の部屋なのに、全くそういう類のものが見当たらない。むしろ、小物入れやキッチンツールが妙にチープ。どこかの100円均一でみたようなものも。あんなにデザイナーについて語っていたのに、ダサいかも。

受け売りが悪いとは言わないが…

見たり聞いたりしたことを自分に取り入れるのは悪くありません。むしろ情報を効率よく吸収しているといえます。

ただ、それらの取り合いには注意が必要です。リアルが伴わない受け売りだとしても、知識を自慢したり、自分を大きくみせるために誰かを貶したり見下すのは良くありません。受け売り系のダメ男が、ダメ男とよばれる所以はまさにここ！部屋に入った途端、あんなに言っといてこれ？というギャップでイメージが崩壊します。