結婚しないとメリットばかり?
知っておきたい独身のデメリット

近年、世の中の風潮が変わり、パートナーがいてもあえて結婚しない人が増えています。

法律婚は縛られる要素が多いものですから、結婚しないことにはメリットも多いです。ですが、そこにはたしかなデメリットも存在します。そのどちらの要素も踏まえた上で、自分の意思が固まった段階で結婚するのがおすすめですが、では具体的には現在はどんな状況で、メリットやデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。

 

<目次>

1.年々、結婚しない人が増えている

2.あえて結婚しない「パートナーシップ」を選ぶ人も

3.結婚しないメリット

 ①自分の時間を大事にできる

 ②家事の量が少ない

 ③お金を自由に使える

 ④お相手の家族と親戚付き合いをしなくていい

 ⑤自由に恋愛できる

 ⑥転職や引っ越しも自分の都合で決められる

4.結婚しないデメリット

 ①いざというときに頼れる相手がいない

 ②法的な控除を受けられない

 ③親の期待に応えられない

 ④経済的なゆとりが少ない

5.結婚する・しないは個人の自由、でも…

 

1.年々、結婚しない人が増えている

生涯未婚率とは、50歳時点で一度も結婚したことのない人の割合を示す統計データです。50歳を超えてから結婚する人は男女共に1%以下で、ほとんど統計上影響がないことからこの線引きがされています。

そして、この生涯未婚率は年々上昇しています。1920年代、およそ100年前の生涯未婚率は2%程度。そこから、未婚率はほとんど横ばいのまま推移していきますが、数値がガクっと上がるのは1990年から。この年初めて男性の生涯未婚率が5%を超えます。そこから10年後の2000年には男性の生涯未婚率は12.6%と格段に上昇、女性も5.8%と低いながら確実に数字が大きくなってきます。

これは、昭和世代の「結婚できない=恥」といった世間的な価値観が徐々に薄れてきたこと、またお見合い結婚よりも恋愛結婚の割合が上がって、恋愛に興味がなかったり、あえて結婚しない道を選ぶ人が増えていることなど、さまざまな要因が考えられます。

 

2.あえて結婚しない「パートナーシップ」を選ぶ人も

結婚をしない人の中には、そもそも恋愛をしないだけでなく、パートナーがいても法律婚をしないカップルもいます。また、事実婚状態で長く過ごしているカップルも意外に多いです。「事実婚」「内縁関係」の定義はかなり難しいですが、婚姻届を提出していなくても、同居して3年以上経つカップルの場合はおおむね事実婚として認められる場合が多いようです。

自治体や会社のルールにかなり左右されますが、法律上結婚していなくても、「未届の妻(夫)」として扱われ、婚姻状態とほぼ変わらない待遇を受けることが可能な場合もあります。

ほかに、今挙げたように結婚しないことで特段デメリットを感じていないから結婚しない人もいれば、経済的事情や、家庭同士の事情で結婚を選択できない人も。人それぞれ事情はさまざまですが、いずれにせよ婚姻率の低下にはパートナーシップのかたちの変化も影響しています。

 

3.結婚しないメリット

パートナーがいても結婚しない人がたくさんいるということは、それだけのメリットがあるからということ。ここからはメリットをあげていきますので、今後、結婚するかしないかの参考にしていただきたいです。

 

自分の時間を大事にできる

まず、結婚することによってつきまとってくる親類や「家族」としてのおつきあい、そして同居することによって自然に顔を合わせるパートナーとの時間などで自然に自分一人の時間というのは少なくなっていきます。

趣味や仕事に精を出している人であれば、ひとりで熱中する時間の大切さがとてもよくわかるはず。この時間を大事にしたい人であれば、あえて結婚すること、また婚活などに手を出すことにはとくにメリットを見出せないかもしれません。

 

家事の量が少ない

家事の量は一人暮らしであれば一人分で済みますが、二人暮らしや子供が生まれ、家族が増えるとそれに準じて負担が増えていきます。結婚後、結婚したからという理由で家事の負担が増えることを危惧して踏み込んだ関係になることをためらう人も多いです。この点は相談すれば解決できたり、一人暮らし経験がある男性なら率先して家事をしてくれたりするものですが、そこにも精神的な負担がかかったりある意味「賭け」になってしまう部分ではあります。あえて自分から負担を増やすことをしたくなければ、結婚を選択肢に入れないのも理由としてはよく分かりますよね。

 

お金を自由に使える

夫婦になるとお財布が共同になったり、何かあったときの負担を二人で分け合うということが日常になってきたりするものです。もちろん完全に別会計の夫婦もいますが、結婚後は基本的に同居することになりますから、自然に共有するものや二人で消費するものにお金が消えていきますよね。なので、完全に自分の裁量でお金を使えるというわけにはいかないのです。

趣味ややりたいことがあってもお金の問題でためらってしまうのは少し寂しいですし、結婚しなければ別に気にすることのない項目です。これも、結婚しないメリットのひとつに数えられます。

 

お相手の家族と親戚付き合いをしなくていい

結婚後の親戚付き合いはどうしても生まれてしまうもの。お相手の親やきょうだいなど、最低限にしようとしても少なくとも数人とは連絡をとったりする機会ができますよね。また親戚付き合いが濃く、頻繁に会うことを習慣的に行っているような家庭もあります。結婚前にある程度わかることではありますが、実際にお相手の家族と自分の相性がどうなるかは結婚してみないとわかりません。この点をリスクと捉え、わずらわしいことはあえて背負うことなく自由に交際したり、休みは自由に時間を使いたいとなると、結婚しないことは十分なメリットです。

 

自由に恋愛できる

また、恋愛というのもひとりの人に縛られるものではなくなりつつあります。結婚以前に「交際」というかたちをあまりとらず、いろいろな人と自由に関係を楽しみたいと考える人も最近は多いですし、それを受け入れる人も男女問わず増えています。仮に結婚していた場合であれば不貞行為として離婚の原因になったりすることでも、自由気ままな独身の状態であれば単純に気持ちの問題として相手と自分の間で了解がとれていればどんな交際の形をとってもOKなのです。この点は大きくメリットですよね。

 

転職や引っ越しも自分の都合で決められる

結婚=同居、という考え方はまだまだ根強いです。また、仕事や自分自身の身の振り方がそのまま家族となったお相手へ大きく影響する場合がありますよね。

「今の仕事をやめたいけど、収入が落ちたり激務になるかも…」そんなとき、ひとりの立場であれば自分の意思に沿って決められますが、結婚後はそうもいきません。まず必ず家族へ相談することが必要です。自分の気持ちが赴くままに決断したい人は、こういった部分に結婚のデメリットを感じやすいでしょう。

 

4.結婚しないデメリット

続いて、結婚しない選択をした場合のデメリットを挙げていきます。

 

いざというときに頼れる相手がいない

独身で一人暮らしの場合、病気や怪我などで何かあったら身近で頼れる相手が必ずしもいるとは限りません。仲の良い友人であっても大きな困りごとの場合頼るにも躊躇してしまったりしますよね。そんなとき、結婚していればまず最初に頼れるのがパートナー。これは大きな安心感です。

また、自分が年老いてからも友人や家族が健在とは限りませんし、そのときの関係性もわかりません。もしパートナーと老いても仲の良い関係を築けていれば、人生にこれほど頼れる人はいないのではないでしょうか。

 

法的な控除を受けられな

法律婚をしていない場合、税金での配偶者控除や医療費控除は適用されません。控除の額は意外にバカになりませんから、結婚して得られる税金のメリットが受けられないことは法律婚をしないことのデメリットですよね。

控除以外にも結婚していることで法制度の恩恵を受けられることはよくあります。この点は、一度考えてみても良いポイントかもしれません。

 

親の期待に応えられない

親世代はまだまだ「結婚=幸せ」、「孫の顔がどうしてもみたい!」と思っている人も多いです。そんなふうに、親が子どもの結婚を期待している場合、その期待に沿うことができないことはデメリットとはいえますし、実際に結婚しないことで家族との関係がギクシャクしてしまう場合もあるといいます。

もしパートナーがいても法律婚をしない選択をする場合には、あえて結婚しない理由を理解してもらう必要があることが、面倒になりますし、最悪の場合家族間に亀裂が入ってしまいます。

 

経済的なゆとりが少ない

独り身の場合、自分に何かあると収入が完全にストップしてしまうケースがあります。特に女性は非正規雇用で働く人も多いですし、「いざ」というときに困ってしまうことを想定すると、日頃から不安感があったりしますよね。経済的な理由だけを求めて結婚するわけではありませんが、結婚して共働きなら経済的にゆとりを持ちやすいのは事実。特に片方が何らかの理由で収入が途絶えたり、思い切った転職がしたい! と思った場合にも、バックアップしてくれる人がそばにいてくれること。これは結婚することで得られる、心理的な面での大きいメリットでもあります。

 

5.結婚する・しないは個人の自由、でも…

以上に法律婚のメリットとデメリットをあげてきました。結婚することは単純に幸せ! というだけではなく、それに付随するデメリットがついてくる場合があります。離婚は結婚よりも何倍も手間がかかり、疲れますから、結婚にメリットを感じないなら結婚をしなくてもいいし、悩むならあとまわしにしてしまうのもアリです。結婚は何歳になってもできます。同じパートナーがいる場合にも、新しくパートナーを見つけたい場合にも、「結婚したくなったらする」選択肢はどの世代にも用意されていますよ。

 

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