部屋でのお籠りデートでいまこそ手料理を披露！やりがち失敗ポイントはココ

恋活で損する女・得する女【第７回】

新型コロナウィルス感染拡大防止対策で、カップルの皆さんは、部屋でのお籠りデートが多くなりました。そして、女性は手料理を振舞うことが必須となってきましたね。しかし〈今は、非常時！〉と迫られた感覚で、いきおいで料理を作ってしまうと、もしかしたら逆効果になることがあるのです。そこで、コロナ不安を払拭し、二人で楽しめる手料理の極意をお伝えします。

お籠りデートに欠かせない手料理

週末だけの外出自粛要請であれば、ウーバーイーツを利用したり、デパ地下でお惣菜を買ってくるということもありますが、１か月以上外出自粛が続くとなると、女性がどちらかの部屋で、いずれ手料理を振舞うことになるかと思います。。

お料理が不得意な女性は、憂鬱かもしれませんが、お料理上手だからといって、これを好機と捉えてばかりはいられません。クリスマスやお誕生日祝と同じ感覚で、おうちデート用のお料理を作ってしまうと、男性に引かれてしまうこともあるからです。

新型コロナウィルスに感染しないように、免疫力を上げる栄養価の高い食事を摂ることは、もちろん大切。しかし、独身男性の多くは、まだ若く、体力にも自信があるので『栄養バランス』を強調しても、女性が期待するほど、男性の心には刺さらないことでしょう。

それよりも、男性達が今、一番不安視しているのは何かを、女性側が考えることができるか？これが、結婚を前提とした関係に進めるか、彼女止まりになるかに、大きく影響すると言えます。

非常時に男性が求める手料理

緊急事態宣言が解除され、一定の自由が戻ってきても、経済の悪化は避けられず、どんな業種に就いている男性であっても、今は少なからず経済的な不安を抱えていると思われます。その精神状態の男性に『外出できなくても、レストランと同じ食事を楽しみたい』と言わんばかりに、お取り寄せをしたり、高級食材を利用したおもてなし料理などを作ってしまうと、『お金がかかる女』と思われて逆効果になってしまうことも。

新型コロナ不安が蔓延している今、男性の心を掴むのは、節約を意識したお料理です。ケチケチしすぎた節約料理では、余計に心が沈んでしまうので、あくまでも節約を『意識』したレベルであることがポイント。

更に、恋人同士のデートなのですから『節約』という言葉を使わないことも大切です。どんな事情があるにせよ、お誕生日祝を『節約』したと男性に言われて、喜ぶ女性がいないように、彼氏に作った料理が『節約』の賜物であることを伝えるのは野暮というもの。とはいえ、頑張ったことを相手に認められたいと願うのが人間なので、例えば『ちょうど鶏肉が安かったから』など、一言だけ口に出しましょう。その一言で、予算を考えて料理を作っていることは十分伝わりますし、１度であれば、押しつけがましい印象を与えることも避けられます。

簡単オシャレなヨーロッパの家庭料理

節約を意識したお料理といっても、具体的に何を作ればいいか悩む方も、多いのではないでしょうか？そこでお勧めなのが、家に常備されているものだけで、時間をかけずに、簡単に作れるヨーロッパの家庭料理です。

たとえばローマ料理のアマトリチャーナ。トマト缶、厚切りベーコン、玉ねぎのみで作れるパスタで、カルボナーラほど一般的でない為、スペシャル感を醸し出せます。また、フランスアルザス地方のベックオフという郷土料理は、フランス風肉じゃがですので、日本人なら誰でも馴染みがあり、口に合わない人はいない万能料理です。

二人の絆を深める食卓にする為に必要なこと

今は、笑顔に包まれた食卓が身に染みる時期です。彼の笑顔を引き出すには、女性自身が笑顔でいる必要があるので、頑張りすぎないこともポイントです。お料理上手をアピールしようと、ここぞとばかりに気合の入れると、相手に感謝してもらいたいという気持ちが強くなりがちなので注意が必要です。逆に、お料理が苦手な女性は、無理をせずに彼に手伝ってもらいましょう。二人で料理をすれば、失敗しても全てが楽しい思い出になるはずです。

通常であれば、『頑張って』お洒落をしたり、お料理をしたり、デート内容を考えたりしますが、非常時はストレスを溜めないことが何より大切。女性自身が頑張り過ぎず、また男性が頑張らないことも許容することが、二人の絆を深めるポイントとなりますよ。