「歳の差婚」という言葉があるように、結婚相談所で歳の差がある2人が結婚するケースももちろんあります。
では、10歳年上の男性と女性が結婚することはあるのでしょうか?
本記事では、結婚相談所大手のツヴァイ編集部・Hが、長年活躍しているカウンセラーにインタビューした内容を元に疑問にお答えします。
婚活で10歳差の成婚を目指している方はぜひ参考にしてみてくださいね。
まずは、成婚者の平均的な年齢差についてご紹介します。
2024年に株式会社IBJから発表された「成婚白書 2024年度版」によると、成婚者の平均的な年齢差は下記のようになっています。
引用元:株式会社IBJ「成婚白書 2024年度版」
引用元:株式会社IBJ「成婚白書 2024年度版」
これらは、2024年に株式会社IBJの結婚相談所ネットワーク内で成婚した15,374名の成婚者データを分析した結果です。
男性の場合は年齢が上がるごとにお相手との年齢差が大きくなっており、30代は「-1~3歳」、40代は「-4~6歳」となっています。女性はどの年代も「+2~3歳」でした。
では、成婚者に限らず、実際に結婚相談で活動されている方はどうでしょう。
ツヴァイのカウンセラーに話を聞いたところ、相談所で活動している男性で10歳年下の女性と結婚を希望する方は多いとのことです。また、全ての男性がそうという訳ではありませんが、「なんとなく」という理由で、年齢が若ければ若い女性と結婚したいという根強い考えも伺えたとのことでした。
ちなみに、女性の場合は「プラス3歳、年下はいくら若くてもいい」という方が多かったそうです。
実際のところ10歳年上の男性と年下の女性が結婚するケースはあるのでしょうか。
結論から言うと、極めて少ないですがいらっしゃいます。
インタビューしたカウンセラーが担当した45歳の男性が、35歳の女性と成婚されたケースがあります。その男性は、自ら10歳年下の女性を望んでいたわけではなく、自身と同年代の40代の女性を探していたのですが、10歳年下の女性から申し込みがあり、とんとん拍子に進み、無事成婚退会されたとのことです。
本章では、もう一つ、ツヴァイで出会い成婚した10歳差カップルの体験談を紹介します。
引用元:ツヴァイ
引用元:ツヴァイ
-婚活を経てよかったことや変わったことがあれば、教えていただけますか。
TYさん:いろんな方とお会いして、いろんな経験をしましたけど、最終的にTと会えて、結婚式もできて、お母さんや妹ちゃんといった家族が増えたわけなんで。それは一番嬉しいですよね。ツヴァイに入ってよかったなと思います。
TNさん:私は入会することをすごく迷ってたんですけど、結果的にすごくいい人に出会えたので、思い切って始めてよかったなとすごく思います。入会した当初は、年齢の離れた人が対象になるっていうのも想像できなかったですし、仕事は絶対変えたくないとか、そうした想いもあったんですけど、実際にお相手と出会うことによって考えが変わっていきました。年齢は関係ないんだなと実感しましたし、人は会ってみないとわからない。よくも悪くも写真やプロフィールだけでは判断はできないので、まずは会ってみてほしいなと思います。
TYさん:そうですね。僕はたまたま10歳近く若いお相手と結婚しましたけど、条件の幅を広げてお会いしないと、お見合い率も当然低いでしょうし。僕も彼女に会うまで1年弱ぐらいかかったわけで心が折れそうなときもありましたけど、婚活中の方には、ぜひ諦めずに頑張ってほしいと思っています。
引用元:ツヴァイ「『年齢の離れた人と結婚するなんて思わなかった』10歳の年の差カップルがスピード婚に至った理由」
このように、ツヴァイでは実際に10歳差で成婚したカップルの例がいくつかあります。
全てのカップルがそうという訳ではありませんが、このお2人は年齢を意識せずに婚活した結果、たまたま10歳差の方とご成婚されました。
婚活において、お相手に求める条件が変動するのはよくあること。なぜかというと、婚活中に自分自身がレベルアップしていくからです。
ツヴァイのカウンセラーは、全員がJLCA認定婚活カウンセラーの資格保持者!
まさにプロのカウンセラーが、お相手に求める条件の選定から、あなたにピッタリなお相手探しなど、婚活に関わる全てのことをサポートさせていただきます。ぜひ一度、ツヴァイで“痒い所に手が届くプロの婚活サポート”を体験してみませんか?
相談所で活動する女性が希望する年齢は、プラス3歳というお話をしました。
また、実際に成婚しているのも3歳差なので、なかなか10歳年下の女性と結婚するのは難しいといえるでしょう。
女性側が年齢差で何を懸念しているのかというと、結婚した後にどれぐらい働けるかということを見ています。
中でも、子供が欲しいという方は「子供が成人するまでしっかり働いてほしいから同世代がいい」と考える女性も多いのではないでしょうか。なので、男性の年齢が年上になればなるほど、それに見合う年収や包容力など、お相手に求めるものが増えてくるのです。
それでは、10歳年下の女性と結婚したい男性は何に気をつければいいのでしょうか?次の章で説明していきます。
まずは、お見合いを受けてもらわないと関係性を深めることはできないので、写真での印象が大切になってきます。
実年齢より若く見せられることができれば、女性が希望する年齢ではなくても会ってくれる可能性がアップするかもしれません。
無理やり若い格好をしたり、若作りをする必要はありませんが、髪型や肌、服装などに気を配り、小綺麗に見せる努力をしてみましょう。
狙っている世代の方の興味関心があることに対して興味をもち、話を合わせられるようにすることも大事です。
見事お見合いが成立したとしても、古い話ばかりをされたら、「やっぱり世代が違うな」と実感してしまうはず。知ったかぶりをしても、結局はあんまり知らないんだなとバレてしまうので、しっかり下調べしておくことが大事です。
同世代にはない魅力をどうやって見せられるかも大切です。
実際に10歳年下の女性を希望している方には「あなたのライバルはこういう人です」というように、10歳年下の男性の実例を出して紹介しています。
「自分が求めている人が求めている人は、こういう人なんですよ」と例に出すとイメージが湧きやすいと思うので、それを知った上で自分の魅力は何なのかを考えてアピールするとよいでしょう。
本記事では、長年ツヴァイで活躍しているカウンセラーのお話を元に「10歳年下の女性と結婚したい男性」に気をつけていただきたいポイントを紹介しました。
カウンセラーの経験から見ても、男性が10歳年下の女性と成婚できるのはレアなケースであることは間違いありません。そこまで歳の差がない方を希望して活動している方々と比べると、時間がかかるとは思いますが、「その希望を諦めてください」とは申しません。
ただ、いくら申し込んでもお見合い自体がマッチングしない場合、「申し込める枠のうち、半分は実際の希望の条件、もう半分は条件を広げて探してみませんか」とアドバイスをさせていただくこともあります。
これは年齢に限った話ではなく、どんな項目にも当てはまることですが、幅を広げることで、物理的に当てはまる方が増えることは明らかです。パイが広がれば、上手くいく確率も上がりますよね。
こんな風に、我々カウンセラーのアドバイスを素直に受け入れて行動できる方は成婚できる可能性もアップします。
ぜひ、相談所で活動する方は参考にしてみてくださいね。
この記事を読んだすべての人に素敵な出会いがありますように。
ZWEI編集部
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)