結婚の適齢期は人それぞれ。「まだ学生だけど結婚相談所に登録してみたい」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、そもそも学生は結婚相談所に登録できるのでしょうか?
ここでは、学生の結婚相談所への登録や、学生時代から婚活をすることのメリットとデメリットを詳しく解説します。
学生が結婚相談所に登録する場合、男女で必要とされる条件が異なります。まずはそれぞれの条件について見ていきましょう。
一般的に、男性が結婚相談所に入会する際は定職に就いており一定の年収があることが条件になります。そのため、男子学生が結婚相談所に入会することは難しいのが現実です。
婚活市場で求められる男性の年収については以下の記事でご紹介しています。併せてご確認ください。
なお、結婚相談所に入会する際には以下のような書類が必要です。
プロフィールに医師、弁護士、会計士、薬剤師などの資格を記載する場合は、資格証明書の提出を求められるケースもあります。
結婚相談所に入会する際に必要な書類は以下の記事でも詳しくご紹介しています。
女性は男性と異なり、入会条件に収入や定職の有無を定めていない結婚相談所も少なくありません。そのため、女子学生の場合は年齢の条件さえ満たしていれば入会できることもあります。
また、20代前半の女性は男性から人気も高く、学生であっても入会すれば一定の需要はあるでしょう。そのため「若いうちに結婚をしたい」と考えているのであれば、学生であっても結婚相談所でお相手探しをしてみるのも一つの方法といえます。
学生のうちから結婚相談所を利用するメリットには、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
結婚相談所に登録している男性のなかには、年齢が若い女性を求める男性も少なくありません。そのため、20代前半の女性は男性会員から一定数人気があります。場合によっては多くの男性からお見合いの申し入れが来ることもあるでしょう。
こうした理由から、結婚相談所を学生時代から利用していると、必然的に選べるお相手の数が多くなり、選択肢の幅が広くなります。
男女で異なる結婚相手の条件については以下の記事でも詳しくご紹介しています。併せてぜひご覧ください。
「結婚相談所で求める条件は?男女で違う「求めがちな結婚相手の条件」」
普段の生活ではなかなか出会えないお相手と知り合えるのも、結婚相談所を利用するメリットの一つです。
結婚相談所には、会社員や医療従事者、公務員、会計士など、さまざまな職業の人が登録しています。普段の学生生活では知り合うチャンスのない人たちと出会えるのは、結婚相談所ならではの特権といえるでしょう。
近年、「生涯未婚率」や「生涯独身率」といった言葉をニュースなどで目にする機会が多くなりました。国立社会保障・人口問題研究所が2021年度におこなった報告によると、日本の2015年の生涯未婚率は男性23.4%、女性14.1%です。これは男性の4~5人に1人、女性の6~7人に1人が50歳まで未婚ということを表しています。また、内閣府は「少子化社会対策白書」において、2040年の生涯未婚率は男性29.5%、女性18.7%にまで上昇すると予測しています。
出典:国立社会保障・人口問題研究所 人口統計資料集(2021)
https://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/P_Detail2021.asp?fname=T06-23.html
「まだ若いから」とのんびりしていると、気がついたら生涯未婚という事態にもなりかねません。しかし、年齢が若いうちから結婚相談所を利用していれば、プライベートに加えて結婚相談所での出会いも得られるため、理想の結婚相手に巡り合えるチャンスが多くなります。そういった意味でも、学生時代から結婚相談所を利用するのは有益といえるでしょう。
結婚相談所のなかには20代限定の割引サービスを設けているところもあります。入会金が半額になったり、月会費が3分の1になったりなど、学生でも利用しやすい料金設定となっている結婚相談所も存在します。「結婚相談所を利用してみたいけれど費用が気になる」という場合は、こうした割引をうまく活用してみることもおすすめです。
ツヴァイでは、入会費や月会費が割引になる20代限定の割引をご用意しています。詳しくはこちらよりご確認ください。
学生時代から結婚相談所を利用することにはメリットばかりではなくデメリットも存在します。以下のようなデメリットがあることも頭に入れておきましょう。
経済的な負担の大きさは、結婚相談所を利用するうえでのデメリットとなります。
結婚相談所を利用する際は、一般的に以下のような費用がかかります。
初期費用の相場は10万円前後、月会費の相場は1万円~2万円程度です。結婚相談所によっては初期費用・お見合い料・成婚料などが不要のところもありますが、仮にそれを除いたとしても、学生にとっては大きな出費であることに変わりはないでしょう。
結婚相談所での出会いでも恋愛感情を持ちながら交際しているカップルは多くいます。ただし、結婚相談所は結婚を前提としたお相手を探すための場所です。そのため「結婚よりもまずは恋愛を楽しみたい」という人はマッチングしにくい傾向にあります。
若いときの自由な恋愛を経てこそ結婚相手を見極める目が養われることもあります。また、学生時代から結婚相談所に入会すると恋愛経験が少ないまま結婚にいたってしまい、あとから「もっと恋愛をすればよかった」と後悔する可能性もあります。そうならないためにも、結婚相談所の目的をよく理解したうえで利用を決めたほうがよいでしょう。
学生のうちに結婚すると、自分のやりたいことが見つかったり、歩みたいキャリアが見つかったりしても、結婚生活が足かせになって将来の希望が制限される場合があります。子供が生まれると家事や育児の負担が増し、キャリア形成をうまくできなくなる可能性もあります。もちろん、結婚生活と仕事を上手に両立している人もたくさんいますが、学生時代の結婚はそうしたリスクもはらんでいることを理解しておきましょう。
結婚相談所の活動にはそれなりの時間がかかります。できるだけ多くの人と面談を重ねたほうが理想のお相手と出会えるチャンスが増えるからです。活動を真剣にやろうと思うと、紹介されたお相手と会ったりデートを重ねたりするのに時間をとられ、学業や学生時代にしかできないこととの両立が難しくなる可能性もあります。
学生時代に結婚をすると、就職が難しくなる場合もあります。企業側からしてみると、せっかく採用しても一人前になる前に出産や子育てで休職をしたり辞めてしまったりするリスクがあると見られる場合があるからです。
もちろん、今の時代は出産後も仕事を続けられるように育休制度をしっかり設けている企業も多くありますが、学生時代のように若くして結婚をしていると、そのライフステージの変化が早くきてしまうのではという採用側の不安から就職が難しくなることがあるのです。学生時代の結婚は就職においてはデメリットになりうると覚えておいたほうがよいでしょう。
ここまで、学生が結婚相談所に登録する場合のメリットやデメリットを詳しく見てきました。
学生時代から結婚相談所を利用することにはデメリットもありますが、年齢が若いうちに結婚したいと考えている人にとっては、それを上回るメリットを得ることもできます。
婚活を始める年齢については以下の記事でも解説しています。
「何歳から婚活を始める?結婚したい方に伝えたい婚活のこと」
また、20代中盤で婚活をスタートするメリット・デメリットについてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。
「25歳から結婚相談所に入会するのってどうなの?早いうちから利用するメリットについてお伝えします!」
ツヴァイでは、店舗や通話を通して無料でマリッジコンサルタントに婚活相談ができます。結婚相談所に登録したいと考えている人や、利用してみたいけど不安があるという人は、まずは気軽に相談してみてください。
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)