結婚相談所で婚活をするふたりの関係性を決めるうえで大切となるのが「3回目のデート」。結婚へのターニングポイントとなる3回目のデートを成功させるために必要なこととは、いったいどのようなことなのでしょうか。NG行動とともに解説していきましょう。
初顔合わせとなる「お見合い」が済み、互いに「もう少し相手のことを知りたい」と感じたら、正式な交際ではなく相手を知るためのお試し期間(仮交際)として、数回にわたってデートを行います。
仮交際期間のデートは3回程度。それぞれに目的を持って行うことで、成婚に近づくキッカケを築くことができます。
お見合いのときには分からなかった、細かな部分を知り合うことが1回目のデートの目標です。
互いの会話が聞こえやすいよう、静かなカフェやレストランでランチやお茶を楽しみながら、仕事や趣味など、自己紹介を兼ねた会話を楽しみましょう。
さらに深く知り合いたい。そう感じたら2回目のデートに進みます。
1回目のデートよりも長く、一緒にいられるデートスポットを選ぶのがコツ。
映画館など会話ができない場所ではなく、水族館や美術館、博物館といった、長居が出来つつ、互いに目と目を合わせて会話ができるスポットがオススメです。
結婚相談所において、仮交際期間はお見合いから1~2ヶ月。あまりのんびりとはしていられません。できれば2回目のデートからあまり期間を空けずに3回目のデートを行いましょう。
この3回目のデートでは、共に人生を歩んでいける相手かどうか見極めることが必要となります。ですから、これまで目を向けてこなかった部分にあえて目を向けるのがコツです。
お互いに相手を真剣に見極めるタイミング。それが「3回目のデート」です。
本当にこの人でいいのか、結婚して幸せになれそうか、本交際に進むか否かが「壁」となって立ちふさがります。
いつも3回目のデートで断られてしまう……という人はカウンセラーに相談し、何が悪いのか、どのように対処すれば良いのか、アドバイスをもらうといいでしょう。
続いて、本交際への決め手となる3回目のデートを成功させる5つのポイントについてご紹介します。
お試し期間中ではありますが、相手に結婚を意識してもらうためにも「知り合い同士のデート」ではなく「限りなく恋人に近い者同士のデート」を意識し、これまでより親密に接することをオススメします。
もちろん、いきなり慣れ慣れしく接するのはNG。相手に愛情を注ぐよう、優しさ、寛容さを持って行動することが大切です。
3回目のデートでは、ランチタイム~ディナータイムまでというように、共に過ごせる時間を長めに設けることをオススメします。
一緒にいる時間が長くなることで、相手の本音や性格が見え隠れするもの。ある程度本音をぶつけ合うことで、互いの価値観を確認することができるのです。
お互いの望む方向が合致しているかどうかを確認することも、結婚相談所を介して出会ったふたりの3回目のデートに必要な要素です。
結婚へのビジョンを尋ね、自分との結婚を意識させてみましょう。
本交際へ進みたいという意欲があるならば、相手との距離を縮めるデートを行うことが大切です。そのために必要なのは、相手への気遣い。
「長時間歩いて疲れていないか?」「お腹は空いていないか?」「のどは渇いていないか?」
こうした気遣いから、相手への好意を伝えましょう。
3回目のデートで訪れる場所は、相手に特別感を感じさせたいもの。
普段から自身がよく利用しているレストランや、知人が経営するショップやバーなどをデートコースに組み込むことで「相手があなただからこそ、ここにお誘いしたんですよ」と、さりげなく伝ることができます。
少し高めのレストランや、夜景の美しい散策路に誘うのも一興です。
3度目のデートから先に進めないという人は、もしかしたら「地雷」を踏んでしまっているかもしれません。どのようなことに注意すればいいのでしょうか。
慣れてきたからといって、いきなりタメ語になったり、粗暴な態度をとるなど、素の自分を見せ過ぎてしまうのはNG。あくまでも「仮交際期間中」であることを忘れないようにしましょう。
3回目のデートだからといって「本交際OK」という意志が確定しているわけではありません。ですから、過度なスキンシップは厳禁。
相手に許可を得ずに髪や体をベタベタ触ったり、馴れ馴れしい態度をとるのはやめましょう。
結婚相談所に登録している以上、「結婚したい」という気持ちはお互いに持ち合わせています。だからといって、自分の想いを相手に押し付けてしまうのは、大人としてOUTな行為。
外泊を強要したり、高価なプレゼントを贈って逃げ道をふさぐような行為もNG。節度と誠意のある行動を心がけましょう。
距離がグッと近づき、互いの性格が見えやすくなる3回目のデートは、お相手との結婚を意識するキッカケづくりに欠かせないステップ。
丁寧な対応と楽しい会話を心がけ、「この人となら本交際に進んでもいい」と思ってもらえるようなデートになるよう、心がけましょう。
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)