お見合いのデートは、真剣交際の前にお相手を知るために行うものです。結婚を前提とした交際相手を決めるための重要な判断材料になるため、準備不足による失敗が避けられるよう、押さえるべきポイントを知っておきましょう。
よかれと思ってしたことがお相手にかえって負担をかけるケースもあります。自分の判断に自信がない方は各結婚相談所のマリッジコンサルタントに相談してみると良いかもしれません。
<目次>
1.結婚相談所の婚活でデートをするタイミング<
2.仮交際中のデートで気を付けること
①お見合いやデートのときに話した情報を活かして決める
②複数のデート先を用意して相手に決めてもらう
③デート場所の下見をしておく
④お店は必ず予約をする
⑤親密度に合わせてデートの内容を決める
⑥お見合いから初回のデートまでは日を空けない
結婚相談所に登録してから成婚するまでの流れとして、「お相手探し」「お見合い」「仮交際」「真剣交際」の4ステップがあります。このうち、デートをするのはこの仮交際のタイミングからになります。
仮交際は、お見合いをした後に「もっとお話してみたい」と思った方同士がお互いの理解を深める期間です。お互いの相性や結婚観などを確かめ合い、結婚を真剣に考えられるお相手が見つかったら、結婚を前提とした「真剣交際」を始めます。仮交際期間は1~3ヵ月程度が目安です。
仮交際期間中は、旅行や同棲といった踏み込んだ交際は禁止されていますが、お互いに複数のお相手とのデートをしても良いことになっています。デートを通じて他のお相手と比較検討しながら、結婚を前提とした交際相手をひとりに絞るため、仮交際中のデートはかなり重要なのです。
お見合いの場所を決めるときは、お見合いやデートのときに話した情報を活かして決めましょう。お見合いのときに、趣味や休日の過ごし方、好きな食べ物の話などを聞いておくと、デートの場所を考えるうえで参考になります。
ただし、お相手が好きだといった情報を鵜呑みにすると失敗する可能性もあります。ツヴァイのコンサルタントによれば、お相手の女性が「ラーメンが好き」と話していたからと言って、デート先にラーメン屋さんを選択したところ、破談になってしまった方がいたそうです。
ほかにも「餃子が好き」と言ったところ、デート先で餃子を食べることになってしまい、ニラやニンニクの匂いを気にしてデートに集中できなくなったと話していた女性もいたそうです。
お相手が喜びそうなお店を選ぶのは大前提ですが、デートにふさわしい店かどうかを考えることもとても大切です。自分の選んだ場所が適切な判断かどうか自信がない方は、担当のマリッジコンサルタントに相談してみましょう。
お見合いのデート場所を決めるときは、お相手の好みに近い店を複数選んだうえで、最終的にどの店が良いか決めてもらうのが無難です。知り合って間もないときはとくに、自分の好みをはっきり言えない可能性もあるので、選択肢を提示してあげるとお相手も選びやすくなります。
余裕があれば、デート先の下見もしておきましょう。お店の雰囲気が素敵でも、時間帯によって騒がしくなったり、隣との席が近すぎてくつろげなかったりと、現地に行かないとわからないことはたくさんあります。
良さそうな席があるかも合わせてチェックし、予約時にリクエストしておくと安心です。
デートで行くお店は必ず予約しておきましょう。訪れたときに満員だったり、急なお休みだったりというアクシデントを防ぐためというのはもちろん、お相手に「しっかりと準備してくれた」と喜んでもらえるからです。
ちなみに、水族館や遊園地などの予約ができないお店は、定休日や曜日ごとの混雑状況を時間帯別に調べておくと良いでしょう。
デートの内容は親密度に合わせて決めます。たとえば、初回のデートで朝から晩まで一緒にいるとお互いに負担を感じてしまう可能性があります。
ツヴァイの会員様でも、初回のデートで張り切ってプランを組んだ結果、ヒールを履いた女性を1日中連れ回す形になり、負担を感じた女性が以降の仮交際を断ってしまったケースもありました。
まだ知り合って日が浅い場合は、2時間程度のランチやお茶などで済ませるのがおすすめです。2回目以降はディナーを取り入れたり、半日~1日一緒に過ごしてみたりするのも良いでしょう。
真剣交際に至るかどうか判断するデート回数の目安は、3回と言われています。それまでに無理なく互いのことを知り合えるようなプラン設計が大切です。
お見合いから初回のデートまでの期間は1週間以内に留めましょう。間が空くと熱が冷め、他のお相手に気持ちが移ってしまう可能性が高くなるためです。
ツヴァイのコンサルタントによれば、初回のデート以降もできるだけ間を空けず、1日1回は連絡を取るなど、コミュニケーションを密に取ることが大切とのことでした。
以上のポイントを押さえて、仮交際中の限られた機会を最大限に活用して、お互いの理解を深めていきましょう。
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)