これまで顔も知らなかった者同士が互いを知り、距離を縮めるために必要な行動、それが「デート」です。初デートで第一印象を確かめ合い、2度目のデートではお互いのバックボーンを語るなどして理解を深め、3回目のデートでは少しずつ同じ未来を見はじめるもの。そうして訪れる4回目のデートには、どのような意味や意義があるのでしょうか。男女それぞれの心理から読み解いてみましょう。
ファーストインプレッションで合格し、会話がある程度盛り上がり、お互いの未来を考える――そんなときに訪れるのが4回目のデート。これまで「3回目のデート」が告白のタイミングとして重要視されてきましたが、令和の今、幸せな結婚という失敗のない未来を手に入れるために「4回目のデート」が大切であるといわれるようになりました。
でもなぜ「4回目」が大切なのでしょうか。その理由を探ってみましょう。
3度のデートを重ねてきたということは、少なくとも一定以上の好意は感じているということ。
きっかけ次第で、本交際へと進む可能性があります。
1回目「まったく知らない人同士」
2回目「顔見知り程度の人同士」
3回目「気が合うかもしれない人同士」
――という段階を経て訪れる4回目のデートでは、互いが「気心が知れた相手」となり、より身近に相手を感じることができるようになります。
4回目ともなると、互いに気心が知れてくる時期でもあります。素の表情や行動が見えてくる時期でもあり、そうした素の部分が許容範囲であるならば、互いの未来がより色鮮やかに見えてくることでしょう。
ちなみに、出会ってから3~4回目のデートで、互いの気持ちが最高潮の盛り上がりを見せるといわれています。5回目・6回目になるとピークが過ぎてしまい惰性が働く可能性も。
つまり、告白するタイミングとしては素の自分を見せられる&気分が乗っている「4回目」がマストなのです
既に3度のデートを重ねたことから「もしかしたら付き合えるかも?」そう期待する男性が多く、基本的には相手の女性に対し、悪印象を抱いていない可能性大。
ただし、3回目で告白の言葉がなかったということは、早急に結論を出せずにいるのも事実。その迷い断ち切る何かを、4回目のデートで見極めようとしています。
相手に対して魅力を感じていないのであれば、これまでのデートのどこかで誘いを断っているはず。「どうしようかな」と結論を出せずにいる気持ちが半分、「早く告白してほしいのに」と思う気持ちが半分――これが女性が抱く本音ではないでしょうか。
ずばり、4回目のデートでは「告白してもらえるかも?」という期待を抱いている可能性大。女性の側の想いはかなり強くなっていることでしょう。
3回目のデートまでそつなく終えたつもりでいても、4回目のデートになかなかつながらない…そんな悩みを抱えている人は自身を意識してもらうために、次のようなアプローチを行いましょう。
「つながり」や「絆」は、近い未来に家族になれるか否かを測る大きなポイントに。マメな連絡は、自分を意識してもらう最善の手段です。
ニックネームで呼び合うことは、「知り合い」から「パートナー」へと進む第一歩に。呼びやすいニックネームを相手に伝え「ぜひ、〇〇って呼んでください」とお願いするといいでしょう。
結婚したらどこに住みたいか、子供が生まれたらどうするか、どんな生活を楽しみたいのか、そうした「夢のある将来」を語り合うことで、お互いを身近に感じることができるようになります。一歩踏み込んだ話をし、4回目のデートにつなげましょう。
4回目のデートは、2人の未来を決定づける可能性が。その前に、互いの結婚に対する価値観を知っておきましょう。結婚後も仕事を続けるのか否か、同居や介護が必要なのか、互いの心に深く踏み込むためには、こうした擦り合わせも大切です。
経験豊富なカウンセラーは、会員の未来を見据えた助言を行うプロフェッショナル。心配なこと、悩んでいることを打ち明け、4回目のデートにつながる道を一緒に模索してもらいましょう。
デートも4度目となると、言葉や態度の端々に互いの本性が表面化。これまで気にすることのなかった細かいメリット・デメリットが浮かび上がってくることがあります。告白を成功させ、幸せな未来を手に入れるために、デートで気を付けるべき点をお届けします。
告白に集中しすぎるあまり、行き当たりばったりになってしまうのはNG。告白に向けた雰囲気づくりを意識し、アートが観られる美術館や、美しい景色を堪能できる夜景スポットなど、告白につながる流れを意識したデートプランを立てましょう。
「親しき仲にも礼儀あり」――どんなに仲が良くなっていたとしても、礼儀やマナーを破らないよう注意を。互いをリスペクトし合う関係を作ること、これは結婚し夫婦になるために大切なことなのです。
たとえ相手の好意を感じていたとしても、いきなり土足で踏み込むような真似をするのはNGです。いきなり彼氏・彼女気取りはせず、相手の反応を見ながら少しずつ距離を縮めていきましょう。
結婚したいと望む者同士が集まる結婚相談所。だからこそ、回を重ねるごとにデートへの期待が高まりますよね。でも、4回目のデートを経て、夫婦となる未来へつなげるために、互いの気持ちを盛り上げる努力は欠かさずに行いましょう。
どんなときも、思いやりの心は忘れずに。また、好感度を上げるために服装や持ち物にもきちんと気を使いましょう。結婚を急ぐあまり、相手に理想を押し付けるのもNGです。
どうすればいいか分からなくなったときは、ツヴァイのカウンセラーに相談を。きっとご納得いただけるアドバイスを、お届けします。
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)