結婚相談所で年収300万でも結婚できるのか?

結婚相談所で活動するときにお相手からチェックされるポイントとして、見た目、出身地、学歴といった変えられない部分と、年収、結婚観など、自分の努力次第で変えられる部分があります。


《目次》

  1. 1.年収300万の男性が婚活をうまく進めるには
  2. 2.給与所得者の平均給与
    • 年齢階層別平均年収
    • ツヴァイとIBJ会員の年収データ
  3. 3.結婚相談所の女性が求める年収
  4. 4.年収300万の方が活動するにあたって気をつけるべきポイント
    • ポイント1 年収を上げる機会があるなら挑戦する
    • ポイント2 アピールポイントを作る
    • ポイント3 ピンポイントのターゲットを狙う
  5. 5.まとめ
  6. 6.

1.年収300万の男性が婚活をうまく進めるには

結婚相談所において年収が300万の男性は、年収が高い男性に比べて、残念ながら活動が厳しくなることは確かです。しかし、もちろん結婚できないわけではありません。

どうすれば、年収300万で成婚退会できるのか、年収で悩んでいる男性に、どのようにアドバイスを伝えているのか、長年あらゆる会員に寄り添って婚活をサポートしているカウンセラーに教えてもらいました。

2.給与所得者の平均給与

まず、2023年国税庁が発表した給与所得者の平均給与は男性567万円です。全国平均なので、都心か地方にお住まいかによっても変わってきます。年齢階層別に見ると下記の通りです。

年齢階層別平均年収

20〜24歳 288万

25〜29歳 394万

30〜34歳 485万

35〜39歳 580万

40〜44歳 635万

45〜49歳 676万

50〜54歳 707万

55〜59歳 697万

60歳以上 520万

中央値ではないので年収が高い人が平均を上げていることにご注意ください。

ツヴァイとIBJ会員の年収データ

続いて、実際結婚相談所で活動している男性の年収データを紹介します。2023年12月時点では下記の通りです。



300万以下 3.6%

300万〜400万 11%

400万〜500万 19.6%

500万〜600万 19.6%

600万〜700万 15%

700万〜800万 10.1%

800万〜900万 6.3%

900万〜1000万 3.7%

1000万以上 11.1%

年収300万以下の方が3.6%、300万円台の方が11%活動されています。

3.結婚相談所の女性が求める年収

女性の年代にもよりますし、お子さんを望むかどうかによっても変わりますが、30代前半の謙虚な方だったら、400万ぐらいを求める方が多いです。世間的には、500万以上が相場で、「高ければ高いほど嬉しい」というのは共通認識と言えます。

たとえば30代の女性で、お子さんを望んでいる場合、「産休・育休の期間は、1人で頑張ってもらいたいので、男性1人で年収700万ぐらいあると嬉しい」というお声はよく聞きます。

あとは希望する生活水準によっても違うので、一概に言うことは難しいですが、大体400万〜を希望する方が多いです。40代になってくると、キャリアを積んでらっしゃるので、私はキャリアを追求したいので、年収が低くてもいいので、定時で帰れる方や残業もない方を希望される方もいらっしゃいます。

4.年収300万の方が活動するにあたって気をつけるべきポイント

ツヴァイには入会の際に相談を受けるカウンセラーと、実際婚活を始めてからみなさんのことをサポートさせていただくカウンセラーの2種類がいます。

先ほど紹介したように、ツヴァイとIBJに登録をしている男性の年収は、全体で85.4%が年収400万円以上のです。そういった方々がライバルになるので、活動が厳しいものになることは、入会の際にお伝えしています。その上で入会された方にお伝えしている気をつけるべきポイントは下記の3つです。

ポイント1 年収を上げる機会があるなら挑戦する

私は入会されたあとのサポートを担当するカウンセラーなので、こちらから「転職したほうがいいですよ」とは申しません。ただご本人自身で「転職を検討しながら婚活もしたいと思っている」とおっしゃるのであれば、応援させていただきます。実際に、これまで担当した建築系の会社にお勤めされている年収300万の男性は「資格を取れば資格手当がつく」と仰っていて、資格を取りたいとおっしゃっていたので、「そこはぜひアピールしましょう」とアドバイスをしました。

ポイント2 アピールポイントを作る

年収を武器にするのが難しい場合、他の魅力=アピールポイントを作りましょう。これまで成婚された方のケースで言うと、年収300万円の方を受け入れてくれる女性は、女性自身が高年収だったり、「仕事は自分が頑張るから家のことを任せたい」というタイプの方が多いです。

そこで、自分が「家事・育児をメインでやります」とアピールします。分担では、他の男性と一緒でアピールになりません。男性側から「メインでやります」と言ってもらえたら、女性は生活負担が減る期待ができます。

ポイント3 ピンポイントのターゲットを狙う

また、女性会員の中には婿養子に来てくれる男性を探している方もいらっしゃいます。全体的に「婿養子に行っても構わない」という男性は少ないので、それだけで出会いのチャンスは広がります。また中には特定の宗教に入信している方もいらっしゃいます。そのように多くの人が敬遠しがちな部分をフォローできると、それが自分の強みに変わります。

5.まとめ

結婚相談所において、年収は源泉徴収書を提出するため、一切詐称できないものです。

そこでどうするかですが、転職や資格獲得で年収を上げることは、一見遠回りに見えるかもしれません。が、婚活に限らず、年収が上がれば、自分の成長にも繋がると思います。

ただ、闇雲に「資格を取ってください」と言っているのではありません。お仕事で給料が上がる資格を勉強するのは、婚活を有利に進められる武器になります。

大事なのは、自分の努力で変えられる部分をどうアピールするかということです。たとえば、表示される年収は、前年度の年収なので、転職や昇進で年収が上がる場合は、プロフィール欄に記載することをオススメしています。

婚活は万人ウケする必要はありません。どなたか1人に「この人いいな」と思ってもらえて、結婚できれば、成婚退会ができるので、「年収300万だったら厳しいか…」と諦める前に、自分の武器をしっかり見直して、アピールしていっていただきたいなと思います。

マッチング対象者数10.2万人日本最大級の結婚相談所ツヴァイ※2024年7月末日時点のツヴァイとIBJの会員数合計

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