1年以内で結婚できる人とできない人の違いはなんなのか?

結婚相談所での婚活を検討している方は「どれぐらいの期間で結婚できるんだろう?」と気になっている方が多いと思います。もちろんその期間は、人それぞれですが、入会して1年以内に結婚できる人と1年以上かかる人の違いはなんでしょうか。


《目次》

  1. 1.1年以内で結婚できる人とできない人の違いはなんなのか?
  2. 2.入会から成婚退会までの活動期間の割合
  3. 3.1年以内に結婚できる人とできない人の違い
    • 違い1 優先順位が決まっている
    • 違い2 積極的&主体的に動ける
    • 違い3 自分の好意を伝えられる
    • 違い4 素直
    • 違い5 すぐに相談してくれる人
  4. 4.結婚するために今からできること
    • ポイント1 自分にとって大事な条件を3つに絞る
    • ポイント2 「もっといい人がいるかもしれない」という考えは捨てる
    • ポイント3 些細なことでもカウンセラーに報告する
  5. 5.うまくいかないなら結婚相談所を変えてみる
  6. 6.まとめ

1.1年以内で結婚できる人とできない人の違いはなんなのか?

今回この記事では、相談所に入会して1年以内に結婚できる人とできない人の違い、できるだけ早く結婚するために大事なポイントについて、日々婚活の現場で会員をサポートしている婚活カウンセラーに教えてもらいました。

2.入会から成婚退会までの活動期間の割合

まずは、IBJグループの実績から1年以内に入会から成婚退会までの活動期間の割合をみていきましょう(※2022年1月〜6月の実績数値です)。



1ヶ月…1.9%

2ヶ月…5%

3ヶ月…7.8%

4ヶ月…14.2%

5ヶ月…15.3%

6ヶ月…13%

7ヶ月…11.6%

8ヶ月…8.8%

9ヶ月…6.4%

10ヶ月…6.1%

11ヶ月…5.1%

12ヶ月…4.8%



1年以内に成婚退会した人で一番多いのは5ヶ月の15.3%、ついで4ヶ月が14.2%、6ヶ月が13%という結果になっています。要約すると、1年以内に成婚退会した方の40%の方が入会から4ヶ月〜6ヶ月で成婚退会しているということになります。

前提として結婚相談所では、お見合い成立→仮交際→真剣交際という流れで婚活を進めていきます。仮交際中は同時進行が可能で、真剣交際に入ると1人に絞らなければならないので、複数人と仮交際をして、順調に婚活を進めていった結果、だいたい半年ぐらいで結婚相手が見つかると考えてよいでしょう。

ちなみにお見合いの実現率でいうと、3ヶ月以内に決まった人が96%、また3ヶ月以内に交際まで進んだ方が86.3%となっています。

3.1年以内に結婚できる人とできない人の違い

では、1年以内に結婚できる人とできない人の違いとは一体なんなのでしょうか? まだ活動を始めていない方はもちろん、現在相談所での活動を進めている方にも、今後の活動の参考にしてみてください。

違い1 優先順位が決まっている

1年以内に成婚退会できる方は、自分の中で結婚相手に求める条件の優先順位が定まっている方が多いです。結婚観や自分自身が譲れない芯となる部分をしっかり持っています。お相手を探すときに、それに当てはまるかどうかで判断をするので、決断が早いです。

ちょうど、今担当をしている方の中で、実家の家業を継ぐ女性がいて、その方は婿養子に来てくれる方を探しています。条件を絞って活動するので、一見ハードルが高く見えるかもしれませんが、婿養子に抵抗がない方の中から探すので、わりと早く決まると思います。

違い2 積極的&主体的に動ける

素敵な人が申し込んでくれるのを待っているだけでは、婚活はうまく行きません。「いいな」と思う人には自分からどんどん申し込む。「なかなかいい人がいない」と思うのであれば、条件を少しずつ軌道修正して広げながら申し込んでください。

自分の条件も大事にしていただきたいので、申し込める枠のうち理想の条件に「すべてに当てはまる人」を半分、「全部じゃないけど半分は当てはまっている人」に半分申し込んでみることをオススメします。また、お見合いを申し込んでくれた人は、積極的に申し込みを受けましょう。まずは、多くの方と出会っていかないと、自分が何を結婚相手に求めているかもわかりません。実際に何人かとお会いしていくうちに、本当に大事にしたい軸が見えてきます。会ってみたら、意外と気にならないこともあるので、まずはお見合いの回数を増やしていきましょう。

違い3 自分の好意を伝えられる

自分の好意を素直に伝えられる方も成婚退会は早いです。「いいな」と思っている方には、積極的に自分の意思表示をする。それだけで活動のスピードは変わってきます。

結婚相談所での婚活は、短期間で自分とお相手の気持ちを見極めていくもの。初めてのお見合いを終えたとき、初デートのとき、お相手への好意をちゃんと伝えていければ、お互い自信を持って行動ができますよね。特に仮交際中は、1人に絞らず同時進行が可能であり、カウンセラーとしても同時進行を推奨しています。だからこそお互い「他にも相手がいるんじゃないかな」と不安がつきものです。「好きです」と直接的な表現をしなくても、積極的に連絡をとる、あまり間を空けずにデートの約束をする、そういった行動のひとつひとつで好意を伝えることができます。

違い4 素直

我々のアドバイスを素直に聞いてくださる方はやっぱり成婚退会しやすいと言えます。ある程度年齢を重ねていくと、なかなか自分のこだわりや価値観が固定されてしまって、他人の意見を受け入れづらくなるかもしれません。でも一旦言われたことを受け入れて行動できる人は、結果を得やすいですし、お相手に対しても柔軟に対応ができて好印象を持たれやすいです。

違い5 すぐに相談してくれる人

ちょっとしたことでも我々カウンセラーに相談してくれる方は成婚退会が早いです。逆に何も言ってこない方は、私たちも「婚活がうまくいってるんだ」と判断します。特に男性は「こんな細かいことを聞いていいのか?」と思われるようなことでも、相談していただきたいです。ご自身が悩まれる部分こそ、大事なことなのです。相談内容は、担当のカウンセラーしか見えない。「担当カウンセラーしか知らないから大丈夫ですよ」と強く伝えたいです。

4.結婚するために今からできること

1年以内に成婚退会できる方とできない方の違いについて紹介しました。裏を返すと、下記に当てはまる方は、成婚退会まで時間がかかってしまうと言えます。

結婚相手に対する条件の優先順位が定まっていない

消極的で相手任せの受け身

自分から好意を伝えようとしない

頑固で柔軟性がない

悩んでいることをカウンセラーに相談せず、1人で不安を抱え込んでしまう





これらを踏まえて「最短スピードで成婚退会したい」という方へ、具体的に今からできることを紹介します。

ポイント1 自分にとって大事な条件を3つに絞る

「せっかく高いお金を払って結婚相談所に入会したのだから理想の相手を見つけたい」多かれ少なかれ、みなさんそういった思いを持って入会されます。ただし、自分の理想をすべて兼ね備えた完璧なお相手を見つけるのは難しいもの。あれもこれもと欲張らずに、一旦出した自分の条件から、本当に譲れないものを3つに絞りましょう。【見た目】【お人柄】【年収】【学歴】【結婚観】、1個1個をみていくと、どれも譲れないと思われるかもしれませんが、これまでの出会った人たちのことを思い返して、自分が理想とする結婚生活に必要なものを考えてみてください。

ポイント2 「もっといい人がいるかもしれない」という考えは捨てる

相談所での活動において「もっといい人がいるかもしれない」という考えは、活動期間が長くなってしまう危ない考え方です。よく言われるように「婚活はタイミングが命」。活動を続けているうちに、「もっと好きなタイプが見つかるんじゃないか」と欲を出してしまうかもしれませんが、欲を出した結果お断りをして「やっぱりあの人と真剣交際に進めばよかった」なんて後悔することになりかねません。「この人と交際を進めていいのか?」と迷う部分があるとしたら、気になる部分は、その都度解消していって、後悔をしないように決断していきましょう。

ポイント3 些細なことでもカウンセラーに報告する

せっかく相談所に入会しているのですから、カウンセラーをもっと利用してください。以前担当していた方の中に、順調に真剣交際まで進んでいた男性で「デート費用を払うのはいいんですけど、お財布を出す気配が一切なくて、奢ってもらうのが当たり前になっていてちょっとモヤモヤしている」と仰る方がいました。相談所によっては、「男性がお支払いしましょう」というルールがあったりしますが、それが当たり前になりすぎると、やっぱりモヤモヤしますよね。そしてモヤモヤが続くと、気持ちが冷めていきかねません。お相手の相談所の担当の方に伝えて、担当の方にさりげなく聞いてもらったところ「いつも彼に払っています」と答えたそうなので、「真剣交際に入って毎回デート費用を出してもらっていてはダメですよ」とアドバイスをしてもらったことがありました。そういったモヤモヤは、何も言わなければ溜まっていく一方ですが、伝えてもらえれば、すぐに解消できるものです。

また、別の方で、お相手の担当者から「どうしても口臭が気になるそうです」と言われたことがあったので、全員へのお知らせという感じで、「最近口臭で断られてる人が多いので、気をつけましょう」とお伝えしたこともありました。

そんなふうに直接お相手に言いづらいことは、あなたから「言った」とは言わずに、お2人がイヤな気持ちにならないように進めていきます。自分で解決しようとせずに、安心してなんでも相談していただきたいです。

5.うまくいかないなら結婚相談所を変えてみる

結婚相談所での活動をなるべく長引かせないためのポイントを紹介しました。今回の記事では、活動するときの心構えをメインに紹介させていただきましたが、1年以上活動してうまくいかない場合、「これ以上紹介できる会員がいない」「相談所のカウンセラーとの相性が合っていない」というような外的要因も考えられます。

あまりにも手応えを感じないのあれば、相談所を変えることも検討してみましょう。結婚相談所はひとつではありませんし、場所を変えれば出会える人も変わります。ツヴァイでは、他社(IBJ加盟店は除く)から、のりかえる場合は入会費と月会費が割引になる「のりかえ割」もあります。

6.まとめ

みなさん婚活を始めようと思ったときに、時間とお金をかけるわけなので、「できるだけ早く成婚したい」と思うでしょう。早いに越したことはないですが、1年以上活動することが悪いことではありません。大事なのは自分が納得のいく結婚相手を見つけること。うまくいかずに心が折れることもあるかもしれませんが、諦めず、結婚相談所での婚活を前向きに取り組む方には、きっと「この人だ!」という方が現れるので、それを信じて活動してみてください。

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