会話は、お互いの理解を深めるためになくてはならないものです。
とはいえ、特に婚活となると何を質問すれば良いか、どうやって会話を広げるか悩んでしまいますよね。
「最近、婚活がうまくいっていない」
「よく考えると、お相手のことを全然知れていなかった」
なんて感じている婚活中の方は、質問力を上げることが成功の第一歩になるかもしれません。
この記事を読んでわかること
・婚活でのコミュニケーション
・婚活のシーン・目的別の質問のコツ
・会話以外で好印象を与える方法
・NG質問とその理由
今回は、ツヴァイ編集者のSがお相手を理解するための質問のコツをご紹介します!
婚活のプロに聞いた、婚活のシーン別の具体的な質問例もご紹介するので必見です。
これを読んでそれぞれの状況に合った質問テクニックを身につけることで、相手との会話をより楽しめるようになりますよ。
より良い出会いにつなげるべく、さっそく見ていきましょう!
「コミュニケーション」は普段、特に意識せずに家族や友人と行っていますよね。
場面が婚活に変わると、お相手との距離を縮めるための大きな鍵になるんです。
どんなに理想的なお相手でも、会話が弾まなければ良い関係を築くのは難しいもの。
お相手の気持ちを引き出しながら自然に関係を深める工夫が必要になります。
ここでは、婚活でのコミュニケーション・質問の役割といった基本的な部分を見ていきます。
婚活では、第一印象が特に大切!ということは皆さんご存知のはず。
しかし、それ以上にどのような会話をするかで、「また会ってみたい」と思ってもらえるかが決まります。
「とりあえず話さなきゃ...!」
「何を聞いたらいいかわからないし、とりあえず自分のことを知ってもらおう!」
そう考えて、焦って無難な話ばかりしたり、一方的にガンガン話すのは禁物。
お相手は「自分にはそんなに興味がないのかも…」と感じてしまい、また会いたいとは思わないかもしれません。
婚活での会話の役割を理解して、お相手を知り、自分を知ってもらうことができないと、次のステップは作れません。
それほど会話は重要なんです。
これまで知り合ってきた人とは、長い時間をかけて会話をしてきたことでより絆が深まったり信頼関係ができたり…という自然な積み重ねがありました。
婚活では、出会ってからの時間は短いものの、同じようにたくさんの会話を重ねることで関係が深まります。
会話を盛り上げるには、相手に関心を持ち、気になることがあれば質問してみること。
うまく質問できれば、相手も話しやすくなり、自然に会話が続きます。
質問によってはお相手の価値観やライフスタイルも知ることができるので、真剣交際へとつながる可能性も高まりますよね。
あまり詰め寄りすぎず、相手が答えやすい質問を心がけてみましょう。
「質問が大切なのはわかったけど、なんでも聞いて良いわけじゃないんでしょ?」
と思ったそこのあなた、大正解です。
初対面のとき、何度か会ってみて価値観を探り合うとき…などなど、婚活といってもさまざまなシーンがありますよね。
状況に合わせた質問力を磨くと、お相手との距離が縮まり、より深く知ることができるんです。
ポイントは、相手の興味を引き出し、自然な会話の流れを作ること!
ここでは、婚活の各シーンで効果的な質問のコツをご紹介します。
今やオンラインでの婚活も珍しくはありません。
オンライン婚活では、「画面越し」ということを活かした質問が効果的です。
・「うしろに映っている○○が気になったんですが、何に使うものなんですか?」
→視覚情報を活用した質問も視野に入れてみましょう。
また、
・「ご自宅では何をしているときが一番リラックスできますか?」
→現在の生活に関連した質問も会話を広げやすいです。
さらに、聞きたいことのメモをお守りとして手元に置いておけるのもオンラインならでは。
緊張しやすい方は用意しておくのもアリですよ。
初対面は誰しも少しは緊張するものですよね。
緊張を和らげるために、まずは簡単に答えられる質問からはじめてみましょう。
・「休日はどんな風に過ごしていますか?」
→共通点があれば会話が広がるので、リラックスした雰囲気になりやすいです!
共通の趣味がきっかけでデートにつながった…なんてこともあるようですよ。
・「最近はまっていることはありますか?」
→簡単に答えられ、ポジティブな話題も多いので会話が弾みやすいです!
ちなみに筆者の周りは、せいろにはまっている人が多いです。
この場合だと、料理や好きな食べ物の話にもつながっていきますよね!
他にも…
・「普段はどのあたりでよく過ごされていますか?」
→共通のエリアが見つかるかもしれません!
・「カフェやレストランでよく行く場所はありますか?」
→デートにつなげやすいですね◎
このように話しやすく気軽な問いかけから入り、お相手の反応を見ながら少しずつ深掘りしていきます。
ただの自己紹介にならないよう、お相手の興味を引き出す質問を心がけましょう。
初対面での緊張がほぐれてきたら、さらに話に花が咲くといいですよね。
会話を盛り上げるためには、オープンエンドの質問も心がけてみましょう。
オープンエンドの質問とは、「はい」や「いいえ」などの限定的な回答ではなく、自由に答えられ、会話の幅が広がりやすい質問のことをいいます。
・「小さいころの夢はなんでしたか?」
→お相手の価値観や人柄がダイレクトに伝わりますし、意外な答えが聞けて楽しい雰囲気になるかもしれません!
・「もし1週間お休みがあったら、どんなことをしたいですか?」
→旅行や趣味の話にもつながりやすく、考えるだけでわくわくしてくる内容ですよね。
自分が行ってみたいところや、理想の過ごし方で共通点も見出せそうです!
他にも…
・「今までで一番印象に残っている食べものはありますか?」
→美味しいものはみんな大好き。グルメの話題は盛り上がります!
・「学生時代の部活やサークル活動で印象に残っているエピソードはありますか?」
→経験談は誰にとっても話しやすいものです。
このように、考えるだけでも楽しくなってしまうような話題を共有すると会話は盛り上がっていきますよ。
お相手がくれた答えを聞いたら次の話題…ではなく、お相手の答えに対して気になることを掘り下げてみるのも良いですね。
お相手の価値観を知るためには、具体的な状況を想定した質問をしてみましょう。
・「もし宝くじで1億円当たったら、どう使いますか?」
→こちらもわくわくする内容ではありますが、金銭感覚や周りの人への考え方、人生の目標までも見えてくるような質問です!
・「尊敬している人はいますか?」
→お相手が大切にしている考え方や人間性が垣間見れます!
その理由や、いつから尊敬しているか…などのきっかけも聞いてみると、より深くお相手を知れそうですよね。
他にも…
・「もし今から何でもできるとしたら、どんな仕事をしてみたいですか?」
→夢や理想を知ることができる質問です。今の仕事の話からつなげて聞いてみるのも良いでしょう。
・「どんなときに幸せを感じますか?」
→物事の優先順位や、生活スタイルを垣間見ることができます。
こんな質問を通じて、お相手が大切にしていることや考え方を探ることができます。
お相手が答えやすく、前向きな気持ちになる話題から選ぶのも大切ですよ。
シーンに応じた質問でお相手に興味を示すことも大切ですが、必要なのはそれだけではありません。
会話しているとき、なんだか面接っぽい雰囲気になっていませんか?
かたい空気にならないように、伝え方と聞き方、雰囲気づくりもとっても重要なんです。
ここでは、質問ではない部分で相手に好印象を与える方法をご紹介します。
より深い関係を築くために、質問以外のコミュニケーションスキルも磨いて武器をたくさん持っておきましょう。
話しやすい雰囲気づくりは、表情から。
婚活の会話では、表情も重要なコミュニケーションツールです!
緊張のあまり無表情になったり、眉間にしわが寄っていたりすると、お相手は警戒心を抱いてしまうかもしれません。
柔らかな笑顔で相手の話を聞くことで、リラックスした雰囲気を作り出せます。
適度にうなずいたり、相手の言葉に表情でリアクションをする…といったことも、少し大げさに表現するくらいの気持ちで試してみましょう。
言葉を交わさなくても、「あなたの話をもっと聞かせてほしい!」という気持ちを伝えられます。
お相手の話を聞くとき、笑顔であってもただ黙って聞くだけではもったいない!
「へえ!そうなんですね!」
「その気持ちわかります…」
「それは大変でしたね。。」
相づちやうなずき、またお相手の言葉を繰り返すなど、その場に応じた適切なリアクションでお相手への興味を示しましょう。
ちなみに、お相手の言葉を繰り返すことをバックトラッキングといい、心理学用語でもあるんです。
・話を聞いてくれている
・理解しようとしてくれている
こうした友好的なイメージを与えることができると、お相手も話しやすくなりますよね。
試さない手はありません!
せっかく質問してみても、それに対する答えがYESかNOで終わってしまうと、そこから会話を続けていくのは難しいですよね。
そこで、相手の答えを受けて、さらに掘り下げる質問や関連する話題を振ってみることも有効なんです。
例えば…
「旅行は好きですか?」という質問に「はい」と答えられたら?
「最近はどこか行きましたか?」
「これまでの旅行先で好きな場所やおすすめはありますか?」
このように具体的に聞いてみたり、共通の興味があれば自分の旅行体験も共有することで、会話を広げることができますよ。
ここまで質問以外の効果を紹介してきましたが、実践するのは難しいもの。
普通の恋愛では、お会いしてみて「自分との会話はどうでしたか?」なんて、お相手に確認することはできませんよね。
結婚相談所ツヴァイでは、婚活のプロである専任カウンセラーとお見合いの練習をすることができるんです。
お見合いを予定している方のプロフィールからその人になりきって、どんな会話をしているか深掘りしながら、気になるポイントをチェック。
客観的なフィードバックをもらえるので、あなたの会話力・質問力が各段にアップしますよ。
ほかにも、婚活全般の相談やプロフィールの添削など、充実したサポートを行っています。
少しでも気になった方はぜひ無料相談へ!
婚活において、適切な質問は相手を知るための重要なツールになりますが、中には相手を困らせてしまうこともあります。
ここでは、相手との関係を損なうかもしれないNG質問とその理由について解説していきます。
適切な質問で会話を盛り上げつつ、相手の気持ちを配慮した誠実なコミュニケーションを心がけましょう。
お相手に興味を持つことは大前提ですが、特定の話題を深掘りしすぎると、お相手が不快に感じたり、困らせてしまうことがあります。
深掘りに気を付けたい話題は特にこの3つです。
・過去の恋愛・失敗談
→特に失恋や離婚経験がある人にとってはとてもデリケートな話題。
婚活の場で話したくないと感じる人もいます。
・年収など資産の状況
→「お金が基準で、自分自身を見てくれていないのでは…」と不信感を与えることにつながります。
・家族関係や家庭環境
→お相手との将来を考えるためにある程度の情報は必要ですが、踏み込みすぎると打算的な印象につながります。
相手が答えづらくなったり、心の距離を無視されていると感じる可能性があります。
自分は質問されても問題ないと感じる話題でも、人によってはデリケートな話題かもしれません。
まずは趣味や将来の夢など、前向きで答えやすい話題からお相手を知っていきましょう。
どうしても聞きたいときは、直接的ではなくお相手の考え方や価値観を知れるような質問にすると良いですよ。
もし上記の3つを聞いてみるなら、こんな風に変換できます。
・過去の恋愛・失敗談
→「パートナーとの関係で大切にしたいことって何ですか?」
「恋愛と結婚って違うと思いますか?」
・年収など資産の状況
→「何にお金をかけることが多いですか?」
・家族関係や家庭環境
→「子供のころの家族との思い出で、印象的なことはありますか?」
もっと深く知りたい!というなら、お相手との信頼関係が築けてから徐々に触れていくのが良いでしょう。
お相手のことを知るためにたくさん質問しなきゃ!と意気込んでいませんか?
質問ばかりで自分の意見や経験を共有しないと、相手は尋問されているような気分になってしまいます。
気を付けたいのは、質問と自己開示のバランス。
例えば「休日はどう過ごしますか?」と聞いた後、自分の休日の過ごし方も共有するなど、会話のキャッチボールをすることを心がけましょう。
お相手が話しやすくなると、より自然な会話の流れが生まれます。
相手が取れないボールを投げ続ける、ドッジボールにならないよう注意です!
婚活では会話が大事だ!質問も大切なツールだ!と紹介してきましたが、囚われすぎると自然な会話の流れを阻害してしまうこともあります。
これまでご紹介したテクニックは意識しつつも、なによりお相手との会話を楽しむことが大切です。
自己開示や共感、そして相手のお話を受けて感じたことを伝えてみる!など、多様なコミュニケーション方法を組み合わせることで、より深い関係性を築くことができますよ。
会話は質問と回答のやりとりだけではありません。
お相手の話を受けて、自分の経験や意見を共有し、それに対してお相手がまた反応する…という、キャッチボールのような流れを作ります。
お相手の答えから、自分との共通点を見つけると話が広がりやすいですよね。
例えば「休日の過ごし方」について話すとき、
お相手の答えに「それは素敵ですね。私も似たような趣味があって…」と自分の話を織り交ぜることで、自然に会話が発展していきます。
もし共通点がなかったとしても、お相手と異なる部分を伝えながら自分の話と絡めていくとお互いの理解が深まります。
例えばお相手はアウトドア派で、自分はインドア派の場合。
「自分はどちらかというとインドア派なんですが、アウトドアも楽しそうですね!
初心者でも楽しめそうなスポットってありますか?」
このように、自分と異なる部分もお相手の話に寄り添いながら広げていくと自然なキャッチボールができますよ。
お相手の話を聞いたあと、一問一答のように次の質問や話題に移っていませんか?
話してくれた内容を受け止めて、そこから受けた印象や感想を伝えてみるとあなたの感性や価値観もお相手に伝えることができますよ。
「そのお話を聞いて、すごく周りの人を大切にされている方なんだなと感じました。
そういうところ、素敵ですね!」
「これまでのエピソードを聞いていると、前向きで何事もコツコツ積み上げられる方なんだなと思いました。私も見習いたいです!」
このように言われて、不快に思う人はなかなかいませんよね。
感じたことを率直に伝えることで、お相手は自分の話を真剣に聞いてもらっていると感じます。
必ずしも、質問だけで会話が進んでいくとは限らないんです。
婚活において「質問」は、相手を知り、関係を深めるための重要なツール。
とはいえ質問だけに頼るのではなく、自己開示や共感・リアクションなど、コミュニケーションの方法を組み合わせることが大切です。
そして忘れてはいけないのが、質問の目的は、会話を通してお相手を深く理解すること。
質問しよう!と意気込みすぎず、お相手を少しずつ知っていこう!という気持ちを持ってみてくださいね。
会話中の沈黙は怖いものではありません。
むしろ、適度な沈黙はお相手の話を消化して次の話題や伝えたいことを考える大切な時間になります。
沈黙が続いても焦らず、直前の話題に関連した質問をしてみるのもいいですよ。
例えば、
「さっきの話で気になったんですが...」という感じで会話を再開できます。
もう過ぎた話題だから聞かない方がいいかな…と思わなくて大丈夫。
自分の話に興味をもってくれるのは好印象です。
ここまで具体的な例を見ながら、質問や会話の進め方についてご紹介してきました。
それでも、どうしても自信が持てない方も多いのではないでしょうか?
そんな時は結婚相談所のサポートを活用してみるのもおすすめです!
実践的なアドバイスを受けながら自分の会話力を磨けば、自信を持ってリラックスしながら会話を楽しめるようになりますよ。
まずは無料カウンセリングから始めてみて、あなたの婚活を成功に近付けてみませんか?
ZWEI編集部
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)