:マッチングアプリをきっかけに結婚するカップルが珍しくない現在、婚活の手段が大きく変わり、出会いのチャンスが増える一方、出会った男性が実は既婚者で「独身偽装」の被害に遭う女性がいるのも事実です。ネットやアプリを通しての出会いは、手軽さゆえに、身分を簡単に偽ることができてしまいます。そこで、近年アプリとは対照的に、独身証明書の提出が義務付けられている結婚相談所を選ぶ人が増えています。新型コロナウイルスが流行する前の2018年と比べると、若年層の登録者数が2倍に増加しているんです。詳しい数字は下記の通り。
<婚活事業を複合展開する株式会社IBJ結婚相談所における年齢別会員数増減率>※2018年と2023年上半期の比較
20代=205%
30代=183%
【内訳】
20代男性=294%
30代男性=225%
20代女性=180%
30代女性=160%
20代男性は3倍近い人数が結婚相談所に入会していることがわかります。
実際に結婚相談所に登録している男性は一体どんな人なのか? 業界で17年以上、会員様の相談にのり、二人三脚でサポートを続けてきた婚活カウンセラーに、結婚相談所に登録をしている男性の特徴や、男性がどんな女性を求めているのかについて教えてもらいました。
まずは、どの世代の男性が登録しているのか年代別に見ていきましょう。
※2022年3月時点のツヴァイとIBJの会員構成比率です。
・20歳〜34歳 19%
・35歳〜39歳 20%
・40歳〜44歳 18%
・45歳〜49歳 18%
・50歳〜59歳 19%
・60歳以上 6%
全体の約4割が20代〜30代前半の男性が占めていることがわかります。
「結婚相談所」とネットで検索すると「比較」「料金」「おすすめ」とワードに並び「男 やばい」「男 ろくな男がいない」というようなワードも散見されます。結婚相談所というと、自分では結婚相手を見つけられない“結婚できない人が集まる場所”というイメージを引きずっているのかもしれません。実際のところ、結婚相談所にはどんな男性が登録しているのでしょうか?
カウンセラー「“ろくな男”という定義がどういう意味で使われているかわからないですが、おそらく結婚相談所に対するいわゆる昔のイメージ、結婚できない人が最終手段として結婚相談所を利用するという偏見からきているのかもしれませんね。年齢が若い人ほど、そういった偏ったイメージを持たず、効率的な婚活手段として、前向きに捉えている印象を受けます。全体の特徴でいうと、いわゆる奥手の草食系の男性が多いです。これまで、女性と触れ合う機会が少なく、どう接していいかわからないので、結婚相談所でカウンセラーのアドバイスを聞きながら、効率的な婚活を希望されて入会される男性が多いです。より詳しい傾向や特徴を紹介します」。
男性も女性も共通している特徴ですが、普段の生活が職場と自宅の往復ばかりで出会いがないという方が、遊び半分ではなく真剣に結婚相手を探す場所として相談所を選ばれています。相手のプロフィールが本当なのか、結婚に対しての本気なのか、疑いを持って接する必要のない相談所は、安心して活動できると思っていただけているようです。
あくまでも割合ですが、文系理系でいうと理系の方、営業職の方より研究職の方が多いです。職場に女性よりも男性が多いことが関係していると思います。ツヴァイの場合、2万社以上の優良企業と法人提携をしているので、結婚相手として申し分ない方がたくさんいらっしゃいますよ。
登録している男性みんな恋愛経験が少ないというわけではありません。「学生時代は彼女がいたけど、社会人になってから出会いがない」という方、「自分から積極的に女性に声をかけるのは苦手」という方が多いです。女性と接する経験が少ないのが不安で、サポートを求めて入会される方が多いです。
結婚相談所に登録をしている男性の傾向や特徴を紹介しました。次に、相談所に登録をしている男性は、どんな女性と結婚したいと思っているのか、彼らの本音の部分について聞いてみました。
カウンセラー「男性が結婚相手に求めるもの。男女共通して挙げられるものと、特に男性が条件として挙げるもの、それぞれあるので詳しく見ていきましょう」。
男性が一番気にするのは、昔も今も変わらず女性の年齢です。20代から34歳ぐらいまでは年上の女性も条件に入れている方が多いですが、自分が35歳になると、年下の女性に絞る傾向があります。もちろん、全員が当てはまるわけではないので、あくまでも参考に考えてください。
年収の高い男性が、自分と同じくらいの年収の女性を希望されるケースも一部ありますが、ほとんどの男性が女性の年収は気にしていません。ただ、共働きを希望される男性は増えてきています。昔は結婚したら専業主婦になるという女性もいましたが、女性が働くことが当たり前になってきている現在、ともに生活を支え合っていきたいと考える男性が多いようです。
男女ともに共通する条件ですが、やはり人柄のいい女性を求めています。男性のほうが、ガラスのハートを持っているので、傷つきたくない気持ちが強いのでしょう。一緒にいて居心地のいい、優しくて穏やかな女性を求めています。
結婚相談所に登録をしている男性の特徴を深掘りして紹介しました。ツヴァイには9.4万人(2022年3月時点ツヴァイとIBJの合計人数)の会員がいて、その49%が男性です。最後に相談所に登録をしている男性会員の魅力を紹介します。
結婚相談所に入会している方は、なんといっても真面目な方が多いです。将来を考えて、効率的に出会える場所として結婚相談所を選んだということは、お金をかけてでも真剣な人と出会いたいと考えている証拠です。二股、三股をするような遊びで付き合いたいという方ではなく、本気で結婚を考えている誠実な方といえるでしょう。
先ほど男性会員の特徴で「恋愛経験が少ない」と紹介しましたが、決してマイナスなことではないのです。経験値がないからこそ、こちらからのアドバイスをしっかり聞いて、どんどん変わっていかれます。大体お見合いを3回ほど経験すると、見だしなみや話し方が、ずいぶん変わってきますよ。ジムで運動をすれば、体が引き締まっていくのと一緒で、婚活も相手に見られていると思うと、意識が変わっていくのです。
カウンセラー「男性会員の特徴②でも触れましたが、ツヴァイは法人提携をしているので、他の相談所と比べても、入会されている男性会員のスペックは高いです。よく言われることですが「付き合いたい」と思う男性と「結婚したい」と思う男性の理想像って違いますよね。そういう意味でも、「結婚相手に選びたい」と思える男性と出会えるはずなので、迷っている方は、まず無料相談にお越しください。実際にどんな男性会員がいるのか、そして自分に合う結婚相手はどんな方なのか、一緒に考えていきましょう。」
結婚相談所に入会している男性がどんな人なのか、現場の声を元に紹介しました。そもそも、あなたはどのような男性と結婚をしたいと思っているのか、それを考えることから婚活はスタートします。今回紹介した男性と出会いたいと思われたのであれば、ぜひ結婚相談所での婚活を検討してみてください。
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)