結婚相談所で公務員は人気?
公務員と結婚するメリット・デメリットとは

結婚相談所で公務員は人気?公務員と結婚するメリット・デメリットとは

安定した職業の筆頭に挙げられることも多い「公務員」ですが、結婚相談所において公務員は人気なのでしょうか?

ここでは、公務員のイメージや公務員と結婚するメリット・デメリットについて詳しく解説します。


この記事でわかること
  • 公務員と結婚するメリット・デメリット
  • 結婚相談所で公務員と出会う方法

《目次》

  1. 1.そもそも公務員は既婚率が高い
  2. 2.公務員に対する世間的なイメージ
    • ➀給与などの待遇がよい
    • ➁誠実な人が多い
  3. 3.公務員と結婚するメリット
    • ➀基本的に収入が安定している
    • ➁福利厚生が充実している
    • ➂両親に安心してもらいやすい
  4. 4.公務員と結婚するデメリット
    • ➀場合によっては残業が多い
    • ➁転勤の可能性がある
  5. 5.結婚相談所で公務員と出会うには?
  6. 6.まとめ

1.そもそも公務員は既婚率が高い

厚生労働省の「平成29年就業構造基本調査」によると、公務員(管理的公務員、教員)の総数173万1,100人に対して、未婚者の数は47万7,300人という報告があります。これを割合に換算すると、全公務員の約70%は既婚者であるということになります。

この数字からも、公務員は既婚率が高いといえます。

2.公務員に対する世間的なイメージ

公務員に対する世間的なイメージ

人々の生活を支えるために日々さまざまな仕事に取り組む公務員。そんな公務員に対して世間が持つイメージとしては、

公務員に対して世間が持つイメージ
  • 給与などの待遇がよい
  • 誠実な方が多い

といったものが挙げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

①給与などの待遇がよい

公務員には、「給与などの待遇がよい」というイメージがあります。実際、「令和2年地方公務員給与実態調査」では、全地方公共団体の公務員(平均年齢42.1歳)の平均給与月額は41万2,070円であるのに対し、「令和元年賃金構造基本統計調査」では会社員(平均年齢43.1歳)の平均給与月額は30万7,700円となっています。

出典:総務省 令和2年地方公務員給与実態調査
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/kyuuyo/pdf/R2_kyuyo_1_01.pdf

②誠実な人が多い

「全体(国民)の奉仕者」と位置づけられる公務員。その仕事は、誰にでも公平な行政サービスを提供することです。また社会的弱者のための施策などを立案、実施することも重要な役割となります。

公務員を志す方のなかには、社会のために働くことに意義を見出している方も少なくありません。社会に奉仕するというイメージが、公務員に誠実な印象を持つことの要因となっています。

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3.公務員と結婚するメリット

公務員と結婚するメリットとしては、以下のようなものがあります。

公務員と結婚するメリット
  • 基本的に収入が安定している
  • 福利厚生が充実している
  • 両親に安心してもらいやすい

それぞれの内容を具体的に見ていきましょう。

①基本的に収入が安定している

公務員と聞くと「基本的に収入が安定している」というイメージを持つ人は多いでしょう。

民間企業の場合、会社の業績や世間の景気によって収入は左右されます。一方、公務員は多少の上下はあっても毎年ほぼ決まった額の収入を得られます。月々の給与だけでなくボーナスの額も変動が少ないため、安定した生活を求める人にとって公務員は人気の高い職業となっています。

なお、一概に「公務員」といっても、国家機関や行政執行法人で働く国家公務員、地方機関で働く地方公務員など、その種類はさまざまであり、職種によって年収は大きく異なります。中央官庁で働く国家公務員総合職や裁判事務などをおこなう裁判所職員総合職は公務員のなかでも超難関とされ、大企業の会社員と比べても遜色のない年収を得られます。

②福利厚生が充実している

福利厚生が充実していることも公務員と結婚するメリットの一つです。

公務員の主な福利厚生としては、共済組合や休暇制度が挙げられます。共済組合では、健康保険、年金、宿泊施設の運営、福祉事業などを行っており、組合員は人間ドックや組合の宿泊施設をリーズナブルな料金で利用できるなど、さまざまな恩恵を受けられます。

一方、休暇制度には、

休暇制度
  • 年次休暇
  • 病気休暇
  • 特別休暇
  • 介護休暇

の4つの制度が設けられています。特別休暇には結婚・配偶者の出産なども適用されるため、大切なライフイベントの際も安心して休みを取れます。

一般企業の場合、入社初年度に与えられる年次有給休暇は一般的に年間10日ですが、公務員は初年度から20日間の有休を取ることが可能です。また、病気休暇の場合は給料が100%支給されるなど、手厚いサポートを受けられます。

さらに、公務員は一般企業の会社員に比べて、老後の保障が手厚いというメリットもあります。定年まで勤め上げた場合の退職金の額は、会社員の平均額が約1,600万円であるのに対して、公務員は国家公務員が約2,090万円、地方公務員が約2,130万円となっています。また、老後の大切な収入源である年金の額は、会社員の平均額が約16万6,000円」であるのに対して、公務員は17万2,000円です。

このように、現役時代だけでなく、退職後も安定した収入が得られるというのは、結婚において大きなメリットとなります。

➂両親に安心してもらいやすい

前述のとおり、公務員には「収入が安定している」「誠実な人が多い」「福利厚生がしっかりしている」などプラスのイメージを持つ人が多いため、両親に紹介したときも安心してもらいやすい職業の1つといえるでしょう。

4.公務員と結婚するデメリット

公務員と結婚するデメリット

公務員との結婚には多数のメリットがある一方、デメリットも存在します。主なデメリットとしては次のようなものが挙げられます。

①場合によっては残業が多い

公務員の勤務時間は基本的に8時~17時です。土・日・祝日は休みで、平時であれば休日出勤を命じられることも少なく、一般企業に比べると働きやすい職場といえます。

しかし、部署によっては残業が多く、2人の時間をあまり作れないケースもあるため注意が必要です。一般的に、財政課・人事課・福祉系などは残業が多い部署とされています。

また、警察官・消防官・教師なども長時間労働のリスクが高いとされる職種です。警察官や消防官は有事の際にはすぐに駆け付けなければならないため、夜間や休日に急遽出勤となることも珍しくありません。

教師も平日から何かと残業が多いことに加え、部活動の顧問などを任されると土日も練習や遠征に参加しなければならず、プライベートの時間を確保しにくくなります。

②転勤の可能性がある

公務員には引越しをともなう転勤が発生する可能性があり、生涯一ヵ所に定住したい方にとってはデメリットとなるでしょう。

転勤の場所や頻度は国家公務員と地方公務員、さらには総合職と一般職で大きく異なりますが、国家公務員(総合職)の場合は最短1~2年に1度の頻度で転勤の辞令が下る可能性があります。転勤の場所は全国に渡り、北海道から沖縄に転勤になるケースも珍しくないのが実情です。

一方、国家公務員(一般職)の場合は、転勤の頻度は平均3年に1度程度です。また、採用時に地方機関(出先機関)勤務に区分された場合は転勤がないケースもあります。転勤の場所は採用された地方機関のエリア内に限られており、全国を異動することはありません。

地方公務員の転勤の頻度は3〜4年に一度が一般的です。基本的には採用された自治体のエリア内で異動するため、引越しをともなう転勤が発生するリスクは低いでしょう。ただし、国の行政機関に異動を命じられた場合は、居住地を変える必要が生じるケースもあるため注意が必要です。

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5.結婚相談所で公務員と出会うには?

結婚相談所で公務員と出会うには、アドバイザーに「公務員と出会いたい」という要望をしっかり伝える必要があります。

結婚相談所では、お相手に望む条件を細かく指定したうえでマッチング検索ができるため、アドバイザーに要望を伝えておけば効率的に公務員と出会えます。

6.まとめ

ここまで、公務員との結婚におけるメリットとデメリットを詳しく見てきました。

ひと口に公務員といってもさまざまな種類があり、部署や職種によっては激務であったり、全国を異動したりというデメリットも存在します。しかし、それを差し引いても公務員の持つ安定性は結婚生活におけるメリットとなるものです。

結婚相談所で公務員と出会いたい人や、公務員との結婚を考えている人は、こちらでご紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。

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