結婚相談所に登録しているけど、なかなかお見合いが成立しない……。そんなときは、もしかしたらお見合い写真に原因があるかもしれません。
ここでは、結婚相談所で写真が重要な理由や、第一印象の好感度を高めるお見合い写真の撮り方のコツなどを解説します。
結婚相談所では、まず相手のプロフィールを確認するところからお見合いが始まります。
プロフィールには、その人の経歴とともに写真が掲載されています。ツヴァイがおこなったアンケートでは、「婚活時は、お相手のプロフィールの写真・紹介文・メッセージなどを総合的に参考にする」と答えた人が7割以上を占めています。
写真の印象もお相手を選ぶポイントのひとつであるため、どのような写真を掲載するかはとても重要です。写真の印象が悪いと、実際に会うところまでたどり着きにくくなってしまいます。
まずはスタートラインに立つためにも、よい印象の写真を載せて、出会いのチャンスを逃さないことが大切です。
結婚相談所で好まれない写真は以下のようなものです。
自撮りの写真は、スタジオ写真に比べると真剣でない印象を与えがちです。もちろんスタジオでの写真撮影は、自撮りに比べて時間も費用もかかってしまいます。しかし、それだけ結婚に対して真剣な気持ちでいることを意思表明する一つの手段にもなります。少しでも印象のよい写真で婚活に臨みたいと考えるのであれば、写真スタジオなどでプロに撮影してもらいましょう。
最近はスマートフォンのアプリなどを使って簡単に写真を加工することができます。顔色を明るくしたり、肌荒れも滑らかにする、また目を大きくしたり、小顔にしたりなど、気軽に写真を「盛る」ことが可能です。
しかし、結婚相談所で使う写真を過度に加工すると、実際のお顔とのギャップでマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。あまりにギャップが大きいと「だまされた」と思われてしまうかもしれません。このようなリスクを避けるためにも、過度な加工は避け、顔色を少し明るく見せる程度にしておきましょう。
直立不動で無表情な写真よりも明るさや爽やかさが感じられる写真のほうが相手に好印象を与えます。しかし、ポーズによっては「子供っぽい」「不真面目そう」など、逆効果になってしまうリスクもあります。例えば、両手の爪を立てる「ガオーポーズ」や「指ハート」などは、結婚相談所で使う写真にはふさわしくないでしょう。
また「虫歯ポーズ」や「ピストルポーズ」など若い女性のSNSなどでよく見かけるポーズも、場合によってはあざとく見られてしまう可能性があるのでポーズ選びは慎重におこないましょう。
結婚相談所で使用する写真を撮るなら、スタジオでの撮影がおすすめです。その理由を解説します。
スタジオで写真を撮ることの一番のメリットは、プロのカメラマンに撮影してもらえることです。撮影機材や背景なども充実しており、クオリティの高い写真を撮ることができます。
プロのカメラマンは、被写体から自然な表情を引き出したり、用途に沿った写真に仕上げたりする技術を持っています。そのため、撮られる側が写真慣れしていなくても雰囲気のある写真を撮影してもらうことができます。
また、画像処理ソフトを駆使した自然なニュアンスの加工・修正が可能というのもスタジオ撮影のメリットです。前述のとおり過剰な加工はデメリットになりかねませんが、違和感が生じない程度の加工・修正は第一印象をよくするのに効果的だといえるでしょう。
スタジオ写真の一般的な相場は5,000円~15,000円前後です。撮影の所要時間は1時間程度で、気に入らない場合は回数限定の撮り直しサービスをおこなっているところもあります。
撮影にかかる費用は加工や修正の有無によっても変動します。スタジオによってはヘアメイクをつけてくれるサービスもあります。自撮りに比べて高くつくことは否めませんが、そのぶんきちんとした写真を撮ることができます。
結婚相談所で好印象な写真を撮るためには、以下のようなポイントに気をつけましょう。
結婚相談所の写真で大切なのは「笑顔」「明るさ」「誠実さ」です。それらを感じさせるために、
といったことを意識しましょう。顎を引くときは、肩甲骨を寄せるようにして首を後ろに下げると自然な形で引くことができます。頭を下げるようにして引くと二重顎になってしまったり、上目遣いになってしまったりするので要注意です。
また、笑顔に見せようとして目を細める人もいますが、不自然に細めすぎると目じりのシワが目立ってしまい逆効果になります。逆に、不自然に見開くと見る人に威圧感を与えてしまいます。目の力を抜いたやさしいまなざしを意識しましょう。
口角は、下がっていると不愛想な印象になってしまいます。頬に向かって口の両端を左右均等に引き上げるイメージで微笑みを作ると自然な表情になります。
そして、写真を撮る際にはカメラに対して斜め45度に体を向けるとすっきりとした印象を与えられます。その際、自分の「利き顔」が前に来るようにするとより効果的です。
証明写真と同様、結婚相談所の写真も顔がはっきりとわかることが重要です。髪で顔が不自然に隠れていたりすると、それだけで不潔な印象を与えてしまう可能性があります。サングラスやマスクで顔が隠れた写真は控えます。メガネをかけて撮る場合も、デザインが奇抜なものやフチが太すぎるものは避けましょう。
印象のよい写真を撮るためには、結婚相談所の写真に適切な服装を心がけることも必要です。男性の場合はスーツにネクタイの組み合わせが無難です。スーツの色は紺やグレーなど柔らかく見える色がよいでしょう。
ただし、どんなにおしゃれなスーツを着ていても、シワや汚れがあると台無しになってしまいます。事前にクリーニングに出しておくなど、清潔感のある身だしなみを意識しましょう。
女性の場合、デザイン的には、ボディーラインを強調するような服や過度な露出のある服は控え、適度に体を包み込むシルエットのものを選ぶとよいでしょう。
結婚相談所の写真を撮る際は、男女ともにナチュラルなヘアメイクを心がけましょう。
ツヴァイがおこなったアンケート調査では、男性は長髪よりも短髪のほうが女性に好印象を与えやすいという結果が出ています。整髪料を使う際は、ベタつきやテカりが出ない自然な仕上がりのものを選ぶと安心です。
こちらもツヴァイがおこなったアンケート調査によると、女性のヘアスタイルは、ショート、ミディアム、ロングいずれも好きな男性が一定の割合ずついます。ご自身の好みに合わせてもよいですし、ヘアサロンや雑誌などを参考に流行りのヘアスタイルにするのもよいでしょう。
メイクはナチュラルメイクが無難です。マスカラやアイラインを盛り過ぎると化粧が濃い印象になってしまうので要注意です。アイシャドウは上品なベージュ系、唇は血色を良く見せてくれる明るい色味がおすすめです。
結婚相談所で素敵な相手に出会うためには、第一印象がよくなる写真をプロフィールに掲載することが大切です。
すでに活動中の人はもちろん、これから結婚相談所に登録するという人も、この記事でご紹介した内容を参考に、好感度抜群のお見合い写真を撮影してみてください。
以下の記事でもプロフィール写真の撮影のポイントや写真が重要な理由を解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
「婚活でモテるプロフィール写真のポイント」
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)