結婚相手を探している人にとって、結婚相談所はとても便利なサービスです。しかし、なかには結婚相談所の利用が向いていない人も存在します。
ここでは、結婚相談所をおすすめしない人の特徴や、向き不向きのポイントについて、詳しく解説します。
結婚相談所は婚活サービスの1つです。婚活サービスにはマッチングアプリやお見合いパーティーなどいくつかの種類がありますが、そのなかでも結婚相談所は安全性の高いシステムとして知られています。入会の際は身分証明書や独身証明書などさまざまな書類を提出する必要があり、安全面で配慮された仕組みが整っています。
また、結婚相談所では次のようなサービスを受けられます。
この他にも、プロフィール作成やプロポーズの相談、結婚式場の提案まで、結婚にまつわる全般をサポートしてくれる結婚相談所もあります。
婚活中の人にとって心強い存在である結婚相談所ですが、なかには結婚相談所での活動に向いていない人もいます。以下のポイントのうち一つでも当てはまる場合は、結婚相談所をおすすめしない人・不向きな人に当てはまる可能性があります。
まず大前提として、結婚相談所は「結婚相手を見つける場所」であるため、結婚願望がない人には不向きです。結婚したいと思っていないのに結婚相談所に入会すると、入会金や月会費が無駄になってしまいます。また、いい加減な気持ちで活動をすることは結婚相手を真剣に探しているお相手に対して失礼です。
もちろん、最初のうちはあいまいな部分が残っていても、結婚相談所で婚活するうちに結婚への覚悟が固まっていくというケースもあります。しかし、最初から結婚願望がないことがはっきりしている場合は、結婚相談所への入会は控えたほうがよいでしょう。
忙しすぎて婚活に割く時間が取れない人も、結婚相談所には不向きでしょう。個々人のライフスタイルに合わせて活動ができるようにアドバイザーがサポートしてくれる結婚相談所もありますが、お見合いの日程が組めないほど忙しい場合はスムーズに交際を進めるのが難しくなります。
婚活には、ある程度の時間と気持ちの余裕が必要です。「今は余裕がない」と感じる時は無理をせず、状況が落ち着くのを待ってから結婚相談所を利用するのも一つの方法です。
結婚相談所にもよりますが、男性が結婚相談所に入会する場合は収入証明書の提出が必要です。収入が安定していない人や平均賃金と比較して所得が低すぎる人は、それを理由に入会を断られることもあります。
結婚生活にはそれなりの費用がかかります。職を転々としていたり収入が不安定だったりすると、安心して家庭を築くことができません。結婚相談所は一般の交際と比べてお相手の条件を重視する傾向が強いため、収入が安定していない人は思うように婚活が進められないでしょう。
結婚相談所には「真剣交際に進んだら他の会員とはお見合いをしない」「婚前交渉をしない」など独自のルールが存在します。これらのルールは、会員同士のトラブルを避けるためにとても大切なものです。
こうしたルールを守れない、もしくは窮屈に感じる人にも、結婚相談所はおすすめできません。「ルールのない自由な交際がしたい」と思うのであれば、マッチングアプリやお見合いパーティーで出会いを探したほうがよいでしょう。
結婚相談所では、出会い探しからお見合いのセッティング、交際の進め方など、さまざまな場面でアドバイザーのサポートを受けられます。しかし、そもそも他人に異性関係について触れられたくないと思っている人は、そうしたサポートを負担に感じるかもしれません。
データベースを使って会員が自分でマッチングをするタイプの結婚相談所もありますが、その場合でも入会時にはアドバイザーと関わる必要があるため、干渉を一切受けたくないという人には結婚相談所はおすすめできません。
「結婚相談所をおすすめしない人・不向きな人」に当てはまるものの、結婚相談所を利用してみたいという人は、以下に挙げるような2つの方法を試してみてはいかがでしょうか。
結婚相談所では入会前の無料相談をおこなっているところも少なくありません。無料相談では、婚活や結婚に対する価値観をコンサルタントと擦り合わせることができます。相談を利用してみることで、結婚相談所に不向きだと思っていた人がうまく活動できる糸口を見つけられる可能性もあります。
実際のサービス内容やコンサルタントとの相性を見るうえでも、無料相談はよい機会となります。気になる結婚相談所があればぜひ活用してみてください。
結婚相談所には、大きく分けて「仲人型」「データマッチング型」「ハイブリッド型」の3つのタイプがあります。
仲人型とは、プロフィールの作成から出会い探し、お見合い、交際、成婚まで、一連の流れをアドバイザーがしっかりサポートしてくれるタイプの結婚相談所です。データマッチング型とは、登録されたデータベースから条件に合うお相手をシステムが自動的にマッチングするタイプの結婚相談所を指します。そして、仲人型とデータマッチング型の要素をバランスよく取り入れているのがハイブリッド型の結婚相談所です。
第三者から積極的に婚活をサポートしてもらいたいという人は仲人型、あまり干渉されたくない人はデータマッチング型の結婚相談所が合っています。それぞれのタイプを知ることで、自分の性格やスタンスに合う婚活を無理なくおこなえるようになります。
一方で、以下のような人には結婚相談所がおすすめできます。その6つの特徴をご紹介します。
結婚相談所は、結婚に真剣に向き合っている人にこそおすすめしたいサービスです。本気で「結婚したい」と思っている人が集まっているため、効率的にお相手探しができます。
「結婚はしたいけれど恋愛に苦手意識がある」という人にも結婚相談所はおすすめです。例えばツヴァイでは、講座やセミナー、アドバイザーのサポートを受けながらお相手探しができるため、恋愛を苦手に感じている人でも安心して婚活が進められます。
前述のとおり、結婚相談所に入会する際は身分証明書や収入証明書、独身証明書などの書類を提出する必要があります。それによりある程度のステイタスや安定した仕事を持った人が集まるため、安心して婚活に臨むことが可能です。
結婚相談所はそもそも「結婚したい人」が集まっている場所ですので、結婚相手を効率よく探したいという人にはぴったりです。忙しくてなかなか時間が取れない人でも、マッチングシステムを活用すれば希望する条件に合うお相手をピンポイントで見つけることができます。
ツヴァイが実施したアンケートによると、結婚相談所の利用を検討した理由として男女それぞれ約3割が「普段の生活で新しい出会いがないから」と回答しています。日常に出会いのチャンスがない人にとっても、豊富な出会いを提供してくれる結婚相談所はおすすめのサービスです。
前述したツヴァイのアンケートでは、婚活を始めたきっかけとして男女それぞれ約半数が「年齢的に意識し始めた」と回答しました。結婚願望が芽生えてきたら、まずは無料相談を受けてみることをおすすめします。
ここまで、結婚相談所をおすすめしない人の特徴、また逆にお相手を見つけやすい人の特徴について詳しくご紹介してきました。
結婚相談所に向いていないとされる人でも、利用の仕方によっては上手に利用して婚活を進められるケースもあります。この記事でご紹介した内容を参考に、ぜひ前向きに結婚相談所の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)