長年付き合ったけれど結婚までは至らなかった、逆に長く付き合っていた人とお別れしてすぐ付き合った人と交際期間は短いが結婚するというケースが多くあるように、交際相手に求めるものと結婚相手に求めるものは違うと言われています。
そしてそれは男女によっても違いがあるようです。その違いとは一体なんなのか、結婚したいと思わせる人がどんな人なのか、結婚相談所ツヴァイのコンサルタントへの取材をもとに、その特徴を紹介していきます。
まずは男性と女性、それぞれが結婚相手に求めるものについてみていきましょう。2016年に23歳から39歳の未婚男女600名を対象に行われた調査の結果です。
1位 価値観が合う
2位 性格が優しい、穏やか
3位 金銭感覚が合う
4位 料理上手
5位 美人・かわいい
6位 家事が得意
7位 性格がしっかりしている
8位 会話が弾む
9位 性格がかわいい・甘え上手
10位 包容力がある
1位 価値観が合う
2位 性格が優しい、穏やか
3位 性格が誠実・まじめ
4位 金銭感覚が合う
5位 包容力がある
6位 高収入
7位 性格がしっかりしている
8位 子供が好き
9位 家事が得意
10位 性格が面白い
男女ともに「価値観が合う」ことが1位で、2位、3位も内面や金銭感覚など、見た目を重視しているわけではないことがわかります。また、男性は家事が得意かを重視する傾向があり、女性は収入を重視しているということもわかります。ざっくりまとめると、男女が結婚に求めているのはこちらの3つといえるでしょう。
結婚で人生におけるパートナーとして求めるのは、癒しや安心感。毎日一緒に過ごす相手には、刺激よりも安定感を求めることは明らかです。
結婚生活を営む上で大事な要素である、価値観の問題。金銭感覚やこんな家庭を持ちたいという家族像など、感覚が近ければ近いほど、ケンカになりにくく、穏やかな家庭をつくっていけるでしょう。
家事や子供が好きかどうか、そして収入は生活する上で重要なもの。共働きの夫婦が増加している現在、家事や育児に積極的かどうか、仕事や遊びばかりで家庭を顧みない人より、家庭を大切にする人が求められているのは一目瞭然です。
かつてのバブル時代、女性が結婚相手に求めるものは「高学歴・高収入・高身長」の3つをまとめた「三高」と言われていました。ところが今は「性格が合う・価値観が合う・好みが合う」の「三合」が求められていると言われています。その理由は、女性の社会進出によって経済的にも対等になってきたことが挙げられます。
逆に男性が結婚相手に求めることは「足りないところを補い合える」「一緒に苦難を乗り越えられる」「理解することができる」男女の役割に特化するのではなく、ともに協力し合える「三協」女性と言われています。これは「男性が外で働いて稼ぐ」とうイメージを重荷に感じる未婚男性は46.1%にものぼるという結果も、その傾向をよく表しています。
ジェンダーレスが叫ばれる時代、男だから〜女だから〜ではなく、その人個人の問題として、自分が得意なことと苦手なことを自覚し、支え合うという関係性が求められているようです。ただでさえ先の見えない不安な世の中で、お互いに支えあえる結婚相手を求める傾向はさらに強まっていくことでしょう。
結婚相手に求めるものが時代とともに変わっていることを紹介しました。求められていることを把握した上で、確認したいのが結婚に向いているかどうかということ。理想の結婚生活をおくるには、そもそも相手が結婚に向いているかどうかが知っておきたいですよね。
■思い込みや条件がほぼない人
結婚相手や結婚生活に対して「こうであるべき」というような確固たる思い込みや条件がない人の方が結婚に柔軟に対応できます。何が起こるか分からない結婚生活。どんな状況でも臨機応変に対応できる人の方が結婚に向いています。
■思いやりがある
結婚相手に限らず、人とのコミュニケーションを取る上で大事なのが、なんといっても思いやり。自分のことしか考えられず、何でもかんでも自分のペースでしか物事を進められない人は、結婚はもとより共同生活を送ることが難しいでしょう。思ったことを言葉にして伝えるときに、同時に相手がどう思うかという視点を持っている人は結婚に向いています。
■常識がある
夫婦となり、子供が生まれると、社会との接点がどんどん出てきます。付き合っている間のふたりだけの関係性のときには気にならなかったことが、結婚となりと変わってくるもの。あいさつをしたり「ありがとう」や「ごめん」がちゃんと言えるなど、常識がある人かどうかは、結婚前に見極めておきたいことです。
価値観が合うかどうか、結婚相手に相応しい人柄がどうかは、当たり前ですが会ってみないと分からないもの。そして、何度もデートを重ねて、少しずつわかってくるものです。そのためにも、まずはたくさんの人とお見合いやデートをすることが大事です。そして、会ったときに、自分の条件に当てはまるかということよりも、その人の人柄に目を向けるように意識をしましょう。
コンサルタントがオススメする、お相手を知るのに一番手っ取り早い方法は、山登りやキャンプなど、少しハードルの高いことに一緒にチャレンジをすることだそう。ランチや映画などのデートを重ねるよりも、危機的状況でどんな発言や行動をするかが、結婚生活をともにしていく上で大事になってくるから、という理由でした。
出会いの数を増やして、相手のことをよく知れるデートを重ねていけば、結婚相手に求めている条件も自分ならではのオリジナリティが出てきて、よりよい結婚相手を見つけるヒントになることでしょう。
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