結婚しない理由は?
後悔しないために知っておきたいこと

「結婚は大変なイメージしかない」
「自由な時間がなくなるのは耐え難い」
「一生独身でいいと思っている」
  
晩婚や少子化が進む背景として、どんなことが考えられるでしょうか。生き方の多様性が求められる時代、結婚しなければ幸せになれないということはありませんが、「結婚しておけばよかった」と後悔しないためには、結婚すると良いこと・結婚すると大変なことの比較が欠かせないでしょう。

《目次》

  1. 1.結婚しない人はどれぐらい増えている?
    • ①生涯未婚率の変化
    • ②「結婚したい」と思っている男女の割合は?
  2. 2.結婚をしない理由とは?
    • ①未婚の人が結婚していない1番の理由
    • ②結婚をしていない理由3つのポイント
  3. 3.独身でいたい人にこそ伝えたい結婚のいいところ
  4. 4.もちろん結婚する・しないはあなたの自由

1.結婚しない人はどれぐらい増えている?

生涯未婚率の変化

実際に結婚しない人が増えているのかどうか確認するために、まずは国勢調査による生涯一度も結婚をしない人のデータを示す「生涯未婚率」から紹介していきます。生涯未婚率は50歳の時点で一度も結婚したことがない人の割合を指しています。この数字は、1990年の調査において男性5.6%、女性4.3%と、男女差はほとんどありません。ところが、2015年の国勢調査では男性23.4%、女性14.1%と男性の生涯未婚率が急増しているのです。増加しはじめたのは2010年から。25年の間に女性は約3倍、男性は約4倍もの割合になっています。

「結婚したい」と思っている男女の割合は?

18〜34歳の男女を対象にした2015年の出生動向基本調査によると、「いずれ結婚するつもり」と答えた人は男性が85.7%。女性は89.3%という数字でした。具体的な割合は下記の通りです。
  
■男性
・いずれ結婚するつもり…85.7%
・一生結婚するつもりはない…12.0%
・わからない…2.3%
  
■女性
・いずれ結婚するつもり…89.3%
・一生結婚するつもりはない…8.0%
・わからない…2.7%

2.結婚をしない理由とは?

未婚の人が結婚していない1番の理由

2009年に内閣府によって発表された未婚の人が結婚していない理由についての調査によると、このような結果になっています。
  
■男性
1位…適当な相手にめぐりあわないから 55.4%
2位…結婚後の生活資金が足りないから 35.6%
3位…結婚資金が足りないから 31.6%
4位…自由や気楽さを失いたくないから 29.2%
5位…必要性を感じないから 24.7%
  
■女性
1位…適当な相手にめぐりあわないから 58.8%
2位…自由や気楽さを失いたくないから 36.9%
3位…必要性を感じないから 32.3%
4位…趣味や娯楽を楽しみたいから 23.5%
5位…結婚後の生活資金が足りないから 22.9%
  
結婚をしていない理由は、男女ともに適当な相手にめぐりあわないからと答えた人が半数以上を占めています。「出会いがない」と嘆くひともいらっしゃると思います。ここでは、2位以降の理由についてもっと詳しくみていきましょう。

結婚をしていない理由3つのポイント

ポイント1 お金が足りない
  
男性は2位、女性でも4位にあたる結婚後の生活資金が足りないという理由。男性の3位、結婚資金が足りないというのも似ています。自分で稼いだお金が100%自分のものになる独身時代。それが結婚となると、多少個人差はあれど、夫婦の財産になり、子どもが生まれるとさらに出費がかさみます。普段からあまりお金を使わない人は気にしないでしょうが、多趣味だったり、自分にお金をかけている人ほど、億劫になるでしょう。
  
ポイント2 自由や気楽さを失いたくない。
  
男性では4位、女性は2位になった理由です。女性の4位の理由、趣味や娯楽を楽しみたいというのも近いですね。結婚をすれば自ずと自分の時間は減ります。ましてや子どもが生まれれば、言わずもがなです。ひとりきりで過ごす時間に重きを置いていて、家族と過ごす時間を有意義に思えなければ、自由や気楽さを失うほうがつらいと思うでしょう。
  
ポイント3 必要性を感じない
  
結婚は、自分だけでなく相手の人生も背負うもの。今の生活に満足していれば、そもそも必要性を感じないでしょう。独身時代は、何をしようが自分だけの問題なので気楽ですが、自分の行動が家族に影響を与えるとなると、その分責任の比重は重くなり、必要性を感じないのにわざわざ責任を負うようなことをしたくないと感じるのではないでしょうか。

3.独身でいたい人にこそ伝えたい結婚のいいところ

上記で確認したように、結婚をしたくない理由は結婚すると大変だと思っていることと言い換えることもできるでしょう。時代の変化や時間やお金の制約が結婚に対するネガティブなイメージをもたらしていますね。それでは逆に結婚のいいところについて紹介します。
  
ポイント1 ひとりでは味わえない経験ができる
  
結婚をしたからこそ生まれるふたりの時間は、寂しいときに励ましてくれたり、イヤなことがあったら、話を聞いてくれたりする相手がいるという、かけがえのないものでしょう。「いってきます」「おかえり」をいう相手がいること、イベントごとを共有できる喜びはひとりでは経験できません。
  
ポイント2 親になれる
  
結婚して子どもができた場合、当然育てていく責任が生まれます。疲れて帰ってきたときに笑顔で迎えてくれたり、自分の子どもが成長する姿を見たりすることは、何にも替えがたい特別なものでしょう。
  
ポイント3 生活が安定する
  
独身の場合、体調を崩しても自分でなんとかするしかありませんが、パートナーがいれば、病気のときに看病してもらえたり、ふたりで家事を分担したりすることで、全体的な生活の負担は軽くなります。コロナ禍を経験した現在、この項目だけでも結婚したいと思う人は増えているのではないでしょうか。
  
ポイント4 収入が増える
  
ふたりが共働きの場合、単純計算でふたり分の収入になるので、世帯収入が増えます。また、光熱費や家賃などふたりで払うようになれば、ひとりで支払うよりお得になるので貯金に回すお金も増やすことができるでしょう。
  
ポイント5 将来の不安が減る
  
ひとり暮らしが長い人は、誰しもが一度は考えたことがあるであろう老後の不安も、結婚することで軽減されるでしょう。結婚してもパートナーが先に亡くなれば、結局ひとりであることに変わりはありませんが、何が起こるか分からないこの時代を共に歩む人がいるという事実だけで、心強い気持ちになるのは明確です。
  
ポイント6 親や親戚が安心してくれる
  
ある程度の年になって、実家に帰省したり親戚が集まったりする度に聞かされる「いい人はいないのか」「孫の顔が見たい」攻撃。誰しも経験があると思います。気にしなければいいだけの話ではありますが、親や親戚の立場からすると、生涯独り身でいるのは心配なのでしょう。結婚をするだけで、ある程度安心させることができるでしょう。

4.もちろん結婚する・しないはあなたの自由

幸せの形、何に対して幸せだと思うかは、個人差があるため、多様化が求められる現在では、結婚しないことを選択する人も珍しくありません。周りが結婚しているから一応自分も、という流された考えではなく、自分の性格を理解して決めたことなのであれば、後悔することもないでしょう。
  
ただ、「自分に向き合うことなく生きてきたけど老後を考えて、ふと結婚したいと思うようになった」「周りに孫ができた人が増えてきて急に寂しさを感じるようになった」という理由から結婚相談所を訪れるケースも少なくないようです。少しでも結婚に興味があるならば、婚活にトライしてみることをオススメします。活動を続けていくうちに自分自身がどうしたいかということも見えてくるので、行動が無駄になることはありません。人生や結婚は選択の連続で、どれが正解なのか結論づけていくのは難しいことですが、極力後悔は減らしたいもの。けっして「結婚にはデメリットしかない」ということはないはずです。「思い立ったが吉日」の精神で行動してみてください。

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