異性だけではなく同性からも好感を持たれる、モテる人の大きなポイントは“コミュニケーション能力”。ですが、「うまく伝えられない」「何を話せばいいのかわからない」――そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
コミュニケーション能力とは、恋愛や結婚だけでなく、仕事や日常生活においても幸せを引き寄せる重要なスキル。そして風水の視点を取り入れることで、さらにその効果を高めることができるんです。
コミュニケーションの手法のひとつである“対話”は、互いを知るためにも必要ですし、互いのご縁を繋ぐ大切な糸のようなもの。対話が足りない、合わないと糸が簡単に切れてしまいます。今回は、コミュニケーション能力を向上させる心がけや、相手の心の開き方など、婚活中の方だけではなく皆さんに役立つ6つの秘訣をご紹介します!
「おはようございます」「こんにちは」と声をかけられると、元気や笑顔が生まれるように、挨拶は相手とのご縁を手繰り寄せる最初のスイッチです。
恋愛や結婚といった異性同士の対話で挨拶を使うのはもちろん、仕事場所でも日頃から心がけることで習慣となって、いざという時でも緊張しないで自然と口からでるようになります。挨拶がしっかりできるだけでも「この人は教養がある」と印象づけることができますし、心や気を込めて伝えることで相手も明るく返してくれることでしょう。
風水では、声を出すことは運を循環させる行為とされています。特に、玄関や外出先で笑顔とともに挨拶をすることで、良い気を引き寄せる効果が期待できます。婚活の場でも、元気な挨拶からスタートすれば、相手にポジティブな印象を与えること間違いなし。今日から「笑顔+挨拶」を運気アップの習慣にしてみましょう。
風水では、誠実な言葉や行動が幸運を呼び込むと考えられています。たとえば、「ありがとう」「ごめんなさい」が素直に言える人は良縁が巡ってきやすく、相手に誠意が伝わり信頼値が上がります。
「ありがとう」は感謝の気持ちを伝え、「ごめんなさい」は謙虚な気持ちを持つことで発される、どちらも相手との壁を取り払う魔法の言葉ですから、この言葉をどんな人間関係でも素直に発することができる人たちは、相手に「今後も付き合っていける相手」と認識され、ご縁を太くしていくことができます。
相手が感謝を上手に伝えられない、なかなか頑固で謝れない性格でも、あなたから最初に伝えることで、相手も素直に応じて発してくれるようにもなります。
例えば、デートでの食事の後に「ごちそうさまでした、美味しかったです」と伝えるだけで、相手の心に温かい印象が残ります。小さな一言が、大きな信頼関係を築くきっかけになるのです。
相手は自分の鏡、自分は相手の鏡だと思って、言って欲しい言葉をあえて自ら伝えることも開運ポイントです。相手の心を開かせる=運を開くことにも繋がりますから、まずは自らが心を開いて積極的にコミュニケーションをとっていくことが大切です。
また、日頃からどんな言葉を使っていますか? 批判的・攻撃的なネガティブな言葉を使っていることが多い人は、それが自分に返ってきますし、ポジティブな言葉を使っていることが多い人は、それも自分に返ってきます。「うれしい」「たのしい」「いいね」など、“快”を生む言葉をできるだけ使うように心がけてみましょう。
会話はキャッチボールが基本。 相手の話をしっかりと聞くことができる人は、伝える時もわかりやすく相手に伝わる言葉をチョイスすることが得意です。積極的にコミュニケ―ションをすることも大切な意識ですが、自分の話ばかりとなると相手も疲れてしまいます。対話もまたバランスで、最初は相手がどんな方なのかを知るためにも聞き役に徹するというもアリです。
占いでは、陰陽の陰=女性、陽=男性を表します。一見すると男性が能動的で、女性が受動的な姿勢に見えますが、これもまたバランスが過剰となると男女逆転し、「なんだかうるさい相手だな」「会話のテンポが合わないかも…」と思われてしまうことも。相手が1を投げてきたら、こちらも1つ投げ返すように、上手に会話のキャッチボールを心がけるようにしましょう。
相手の話に興味を持ち、「それはどういうことですか?」「素敵ですね」といった共感の言葉を添えるだけで、場の雰囲気が和らぎます。良縁を呼び込むためにも、「聞き上手」を目指してみましょう。
笑顔は「太陽のようなエネルギー」と言われ、幸運を引き寄せる力があります。そして、話すときにしっかりと相手の目を見ることも大切。目は「気」の通り道であり、視線を合わせることでお互いの気がスムーズに流れます。
こういった人は自らを隠そうと本音で話そうとせず、目をそらす傾向にあります。また、上から目線であったり、逆に下手に出過ぎても相手に不快感を与えてしまうことも。
そんな時におすすめなのが、できるだけ口角を上げて話すように心がけ、相手の目を見るようにすること。会話に自信がなくても、目と目を見るだけでも相手を引き込むきっかけにもなりますし、「笑う門には福来る」と言うように、口角をあげて会話をすれば相手の心もほぐれていき、良い印象を与えることができます。
特に婚活の場では、自然な笑顔とアイコンタクトが好印象を生むポイント。緊張しやすい方は、鏡の前で笑顔の練習をしてみるのもおすすめです。
ことほぐ(言祝ぐ)、またはことほぎ(言祝ぎ)という、喜びを生む言葉があります。ことほぐは寿ぐとも書くように、「おめでとう」などのお祝いの言葉をお伝えすることによって相手に祝福を与えます。
幸せを願う祈り言葉ではありますが、相手を褒めたたえる時に使う言葉も同様に福を与えます。「かわいい」「かっこいい」「素敵」「美しい」「きれい」「さすが」「最高」「すごい」「似合うね」など、相手を褒め、祝福の言葉を伝えていくことで、相手の気もあがります。相手の気があがれば、自分も嬉しいものです。
「その服、とてもお似合いですね」「素敵なお考えですね」と、相手を褒めることは、恋愛運だけでなく金運にも好影響を与えると言われています。ポジティブな言葉を発することで、自分自身の気持ちも明るくなり、運気全体が向上します。風水的には「言霊」が強い力を持つとされているため、日頃から良い言葉を使うことを意識してみましょう。相手に喜びを与えることで、自分にも幸せが返ってきますよ。
コミュニケーションとは、実は相手との“気”の交換でもあります。相手と「気が合う」「気が合わない」ということを、「話が通じる」「話が通じない」で判断されていることも多いのです。
コミュニケーション力は、日々の積み重ねでどんどん磨かれていきます。そして、風水のエッセンスを取り入れることで、その効果をさらに高めることが可能です。自分のことを「コミュニケーションが苦手」と思ってしまうと、思うように心の声が乗らない事がありますから、思い込みを手放すことも開運ポイントです。
異性とのコミュニケーションは、ちょっとした意識の変化で大きく変わることがあります。「挨拶を丁寧にする」「感謝の気持ちを伝える」など、まずは日常の行動から始めてみましょう。
婚活が、ただの「出会い」ではなく、「自分を高める旅」となるように。風水とともに、あなたの未来を明るく照らすコミュニケーション術を、ぜひ取り入れてみてください!
愛新覚羅ゆうはん(あいしんかくら・ゆうはん)
占い・風水師、開運ライフスタイルアドバイザー
中国黒龍江省ハルビン市生まれ。映画「ラスト・エンペラー」で知られる清朝の皇帝・愛新覚羅一族の流れをくむ。5歳のときに来日し、東洋・西洋あらゆる占術に精通し、古神道歴は20年以上。占い・風水師として20年で延べ25,000人以上を鑑定。「人と運と暦」の関係性を独自に研究しながら、中小企業向けの講演会や暦を活かしたセミナーや神社アテンドのイベントなど主宰している。著書に「一番わかりやすいはじめての四柱推命」、「手放すと開運!風水」など累計18冊26万部超。
https://aishinkakura-yuhan.com/
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)