結婚相談所と聞くと、初婚の人が利用するイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし、実は、一度結婚したことのある女性(=バツイチ女性)にとっても結婚相談所は頼れる存在なんです。
本記事では、結婚相談所大手のツヴァイ編集部・Hが敏腕カウンセラーに聞いた内容を元に、バツイチ女性が相談所で活動する上で必要な情報をお伝えします。
この記事を読むとわかること
・日本の離婚率とバツイチ女性の再婚事情
・バツイチ女性に対する世間のイメージの変化
・バツイチ女性の婚活に結婚相談所が向いている理由
・バツイチ女性の魅力と強み
・バツイチ女性が婚活を成功させるための秘訣
この記事を読めば、再婚を目指す女性にとって知りたい情報を網羅できるはず!ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
厚生労働省の「令和4年度『離婚に関する統計』の概況」によると、数値上、現代の日本では結婚した3組に1組が離婚していることになっているそうです。
参照元:厚生労働省 令和4年度「離婚に関する統計」の概況
本章では、こうしたデータからバツイチ女性の再婚事情について探っていきます。
厚生労働省の「令和4年(2022)人口動態統計(確定数)の概況」によると、離婚件数は 17万9099組で、前年の18万4384組より5285組減少していたそうです。
また、それに伴って、人口あたりの離婚率にもわずかながら低下が見られました。
このことからも、離婚経験を持つバツイチの女性が一定数存在することがわかります。
参照元:厚生労働省「令和4年(2022)人口動態統計(確定数)の概況」
厚生労働省の「令和4年(2022)人口動態統計(確定数)の概況」によると、令和4年の婚姻件数は50万4878組で、この内の再婚件数の割合をみると、夫は18.6%で、妻は16.0%だったそうです。
参照元:厚生労働省「令和4年(2022)人口動態統計(確定数)の概況」
結論から申し上げますと、結婚相談所にはバツイチの女性もいます。そして、それは特別珍しいことではありません。
引用元:ツヴァイ
※1 成婚退会者とは、交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)を指します。
ちなみに、2020年にツヴァイで成婚退会された会員様のうち、14%が再婚となっています。
ツヴァイの出会い方の中でも「条件マッチング」では、婚姻歴を気にする・気にしないの選択と、子どもOK・NGをマッチング条件に入れることができます。
そのため、マッチング後に誤解がなく、お互いに将来を見据えながらお付き合いが始められるので、安心して婚活を進められますよ。
ツヴァイでは、婚活にまつわる疑問や不安を解消できる無料婚活相談をいつでも実施しています。再婚にまつわるどんなお悩みもお聞かせください!婚活のプロと一緒に解決していきましょう。
かつては「バツイチ女性は婚活で不利」といったようなネガティブな固定観念が強かった時代もありましたが、近年ではその概念が大きく変化しています。
なぜ、そのような変化が起こったのでしょうか?さまざまな調査結果を見ながら、紐解いていきましょう。
株式会社IBJが行った「結婚に関する意識調査」では、男女ともに53.2%が「再婚でもOK」、もしくは「婚姻歴は気にしない」と回答したそうです。
半数以上の方がバツイチに対して肯定的な意見を持っていますね。
「離婚経験は人間性を否定するものではない」といったような考え方が、社会に浸透してきているのではないでしょうか。
参照元:株式会社IBJ「結婚に関する意識調査」
ちなみに、ツヴァイ会員を対象にした調査では、男女ともに65%の会員様がお相手の婚歴を「構わない・お相手次第」と答えています(2021年3月1日時点)。
このように、結婚相談所とバツイチ女性の関係性は、以前に比べてずっとポジティブなものに変化してきています。離婚経験があることを必要以上に気にせず、新たな出会いに前向きに臨むことが大切なのかもしれません。
バツイチの女性が婚活をする際に、特に結婚相談所が向いている最大の理由は「事実を隠さず真剣な出会いを求める相手と巡り合える仕組み」が整っていることです。
離婚歴や子どもの有無といった重要な情報を、最初から明確にした上で出会いを探せる環境が整っています。
この章では、バツイチ女性の婚活に結婚相談所がおすすめな理由をご紹介します。
結婚相談所のプロフィール作成システムでは、入会する相談所にもよりますが、離婚歴だけでなく、扶養家族の有無や面会交流の頻度まで詳細に記載することができます。
特にシングルマザーの方は、初期段階でこれらの条件を提示することで、「子どもとの面会に柔軟に対応できる男性」や「養育費負担が可能な収入がある男性」とのマッチング精度が大幅にアップします。
先述した通り、「バツイチ=ネガティブ」の時代は終わりを迎えつつあります。離婚歴や子どもの有無をプロフィールに書くのは勇気が要るかもしれませんが、一歩踏み出せば素敵な出会いが待っているはずです。
結婚相談所では、カウンセラーが一人ひとりの「離婚原因」や「再婚への覚悟」などについて丁寧にヒアリングを行います。これを元にデータベースから適切なマッチングを提案するので、離婚歴などに関する価値観の合ったお相手を見つけやすくなっています。
このように結婚相談所では、きめ細やかなアプローチを受けられるため、一般的なマッチングアプリでは得られない「現実的な再婚の可能性」が大きく広がるでしょう。
バツイチ女性には、未婚女性にはない独自の魅力や強みがあります。
離婚という人生の大きな経験を経ているからこそ、現実的な視点で物事を考えられたり、包容力や生活力が備わっているなど、婚活において大きな強みとなる要素を身につけています。
本章では、バツイチ女性ならではの魅力と強みを具体的に解説します。婚活での自己PRにも使えること間違いなしの内容となっていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
バツイチ女性は一度結婚生活を経験しているからこそ、パートナーシップや家庭運営の現実をよく理解しています。結婚生活の中で、どんなことをすれば関係が良好になるのか、また家族が不快に感じるような言動についても、ある程度把握されている方が多いでしょう。
そのため、過去の経験や反省を活かし、次の結婚ではより良い関係を築こうとする意識が強いところが大きな強みとなるでしょう。
このような経験値は、結婚相談所での出会いにおいても大きなアドバンテージとなります。
離婚という経験を乗り越えたバツイチ女性は、精神的にも経済的にも自立している方が多いとされています。
何か困ったことがあっても、「自分でどうにかする」という強い意志を持ち、依存的になりすぎず、パートナーと対等な関係を築ける力を持っています。このような強い意志を持った女性は「頼りがいがある」「一緒にいて安心できる」という評価を受けやすいとされています。
かつては、「女性は少し抜けている方が可愛らしい」といった価値観が主流だった時代もありましたが、現代ではそんな風潮も払拭されつつあります。また、共働きが一般的となった現在、自立した女性というのは結婚を考える男性にとって非常に魅力的に映るはずです。
仕事や家事、場合によっては子育てを一人でこなしてきた経験は、自分にとって大きな糧となっています。ぜひ自信を持ってくださいね。
バツイチ女性の多くは、家事や家計管理、育児といった生活スキルに優れている方も多く見られます。
料理・掃除・洗濯など日常的な家事をこなし、家計のやりくりや貯蓄、資産管理などにも十分な経験を積んでいる方が少なくありません。また、シングルマザーの場合は、子育ての知識や実践力も備えています。
こうした実生活に根ざしたスキルは、まさに「家庭的な女性」として映ることもあります。
家庭的な女性を求めている男性にとっては、大きな魅力となるかもしれません。
バツイチ女性は、離婚を通じて他者への理解を深めようと思った経験から、柔軟な考え方を身につけていることが多いです。また、お相手の立場や気持ちに配慮でき、感情的になりすぎず冷静に話し合いができる方も多いでしょう。
この包容力や大人の対応力は、安定した結婚生活を望む男性にとって大きな魅力となっています。
このように、バツイチ女性は、この記事を読んでいるあなたが期待する以上に、多くの魅力や強みを持っています。これらを自信を持ってアピールすることで、再婚への道はより現実的に、そして前向きに拓けていくでしょう。
バツイチの女性が再婚を成功させるためには、どのようなことに気を付けたら良いのでしょうか。本章では、バツイチ女性が婚活を成功させるための秘訣について解説していきます。
・過去への気持ちを清算する
・再婚を焦らない
・男性に対して過度な不信感を抱かない
・子供がいる場合は正直に伝える
・結婚生活経験を活かしてお相手を探す
主に、上記5つの項目に沿って解説していきますので、「婚活を頑張ってみたい!」とお考えの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
自分自身の離婚歴をネガティブにとらえず、ポジティブな意識に変えていくことも大切です。先述した通り、バツイチがネガティブなイメージを持つ時代は終わりを迎えつつあります。
ですから、離婚を「人生の失敗」と考えたり、「相手のせいでバツイチになってしまった」と恨み節を言っていると、いつまで経っても再婚に向けて前向きに進むことが難しくなってしまいます。
そういったネガティブな気持ちを切り替えるには、他人ではなく自分をメインに考えるマインドセットが必要です。
「離婚を経験したからこそ今の自分がある」「離婚をしたことで今のお相手に出会えた」など、今の自分自身を物事の中心において考えることで、ネガティブな意識をポジティブに変えられますよ。
「早く再婚したい!」「絶対に〇〇歳までに再婚する」という焦りは禁物です。焦る気持ちが強いと、お相手選びが雑になったり、せっかく真剣交際に繋がってもプレッシャーを与えてしまったりすることも…。
新たな人生のステージを自分で切り拓こうとしているあなたは、それだけで充分魅力的です。安心して、自分のペースでじっくりと信頼できるお相手を見つけてみましょう。
それが、婚活成功の近道になるはずですよ。
離婚経験から、男性に対して不信感を持ってしまうこともあるでしょう。
つらい経験をしたのですから、不信感や疑いの目を持ってしまうのも当然のことです。しかし、「どうせまた裏切られるのでは」と決めつけてしまうと、良いご縁も遠ざかってしまいます。
ここで大切なのは、過去の経験を教訓にしながら、新しい出会いには前向きな気持ちで臨むことです。
人間は十人十色。始めは、前向きな気持ちに違和感を覚えるかもしれませんが、根気よく活動を続けることで、あなたにとって素敵な人に巡り合えるはずです。
バツイチの女性の場合、前の夫との間に子どもがいるケースも珍しくありません。
「子持ちだということをお相手に知られたら引かれてしまうかも」と不安に思う女性も多いですが、子どもがいる場合は早い段階で正直に伝えた方がよいでしょう。
お見合いや仮交際の期間中に子どものことを隠し、真剣交際に進んだあとや成婚のタイミングでカミングアウトをすると、事前に説明がなく独り者だと思い込んでいたお相手から「だまされた」と思われるリスクがあります。
その結果、信用を失って別れを告げられる可能性もあります。
結婚を前提とした交際である以上、その後の人生設計を考えるうえでも、子どもがいるかどうかは重要な問題です。
お相手や子どもの将来を真剣に考えるのであれば、できるだけ早いタイミングで本当のことを伝えることが賢明です。
初婚の場合、結婚生活に夢を抱きがちですが、バツイチの女性は現実的な目線で相手を見定めることが可能です。また、結婚生活の経験がある分、結婚後の生活でお相手に求める条件などが明確化されているでしょう。
そういった条件を大切にすることで、自分の理想により合致するお相手を探せます。
地に足をつけてしっかりお相手探しができるのは、結婚生活経験を持つ女性の強みといえるでしょう。
結婚相談所で再婚を目指したい!と思った方は、ぜひツヴァイのサービスについても知ってみてください。ツヴァイでの婚活には以下のようなメリットがあります。
ツヴァイの調査では、先述した通り、男女ともに会員の65%がお相手の婚歴を「構わない・お相手次第」と答えています(2021年3月1日時点)。
また、ツヴァイの条件マッチングでは、「婚姻歴を気にする/気にしない」「子どもOK/NG」といった項目をマッチング条件に入れられるため、互いの意向にマッチしたお相手と出会えますよ。
初婚にこだわりがある人や、子どもはNGという人とはマッチングされないため、安心して交際を始められるのがメリットです。
下記のページでは、既婚歴がある方やシングルマザーの婚活サポートに関する情報をご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
婚歴がある方やシングルマザーの婚活サポート
ツヴァイを成婚退会した人のうち、再婚の人の割合は14%となっています(2020年調べ)。
さらに、2020年に成婚退会した再婚希望者の65%はツヴァイに入会してから1年以内に成婚を決めているという実績があります。
また、ツヴァイではプロの婚活カウンセラーによる丁寧なサポートを受けることも可能です。いつまでに、どのようなお相手と結婚したいのかという活動計画を立てるところから始まり、自己PRの添削、お見合いの調整、お返事の代行など、さまざまな場面で徹底したサポートが得られます。
交際中の悩み相談や、デートや連絡の内容&頻度、服装や髪型、さらにはプロポーズのシチュエーションまで、カウンセラーはあなたの頼れる伴走者として会員様に寄り添い続けます。ぜひ一度、お近くのツヴァイで婚活無料相談を受けてみませんか?
バツイチ女性が安心して婚活を進められるように、婚活方法などについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
婚活方法の中でも結婚相談所では、初婚の人だけでなく、バツイチの女性も安心して婚活に取り組めるサポート体制が整っているのでおすすめです。
また、3組に1組が離婚する今の時代においては、離婚も人生の通過点の一つに過ぎません。結婚相談所を上手に活用すれば、バツイチの女性であっても素敵なお相手と出会うことは可能です。
「もう一度幸せを掴むために結婚相談所を利用してみたい!」と思った方は、ぜひ本記事でご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
ZWEI編集部
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)