婚活において最も重要なことのひとつは、お相手選びです。結婚は二人でするものであり、どちらか一方だけが頑張ってもうまくいきません。心地よい結婚生活に向けて協力し合える、価値観の合うお相手を選びましょう。
<目次>
1.価値観の合う結婚相手の選び方
①一緒にいて安心する人
②建設的な話し合いができる人
2.結婚前に確認しておくべきこと
①お金の価値観
②経済的なこと
③家事分担
④結婚式
⑤家族計画
⑥ご家族の価値観
3.価値観をすり合わせる方法
結婚相手を選ぶときは、一緒にいて安心できる人を選びましょう。
結婚情報サイト「ゼクシィ」が既婚者を対象に行った「結婚相手を選ぶ決め手」に関するアンケートでは、男性の38.8%が「リラックスできる」、女性の78.6%が「優しい」と回答しており、いずれも居心地の良さを重視していることがわかります。
長い人生をともにすることを考えると、刺激的な魅力を持った方よりも安心できる方と生活したほうが疲弊しにくく、長続きしやすいのではないでしょうか。
ツヴァイでもご成婚された会員様に結婚の決め手を聞くと、ほとんどの方がお相手の穏やかさや安心感に惹かれたとお話してくださいます。
建設的な話し合いができる人を選ぶことも大切です。
結婚すると、親の介護や育児のことなど、さまざまな困難が出てきます。交際中には想定していなかった課題に直面すると、お互いの価値観の違いに気づかされることもあるでしょう。そうしたときに建設的な話し合いができれば、価値観に多少の違いがあっても関係を継続していけるはずです。
価値観の合うお相手と結婚しても、結婚生活にかかわる価値観を十分にすり合わせできていないとトラブルに発展する可能性もあります。最悪の場合には、プロポーズ後に破談してしまうケースもあるため、事前によく確認しておきましょう。
結婚生活をともにしていくうえで、何にどれだけお金を使いたいかといったお金の価値観を確認しておくことは大切です。
たとえば、食事ひとつ取ってもこだわりのない人と、他のことを節約しても食事にはお金をかけたい人では支出のバランスが変わってきます。一度や二度であればお相手に合わせられても、毎日のこととなるとお互いにストレスが溜まってしまいかねません。
お金の価値観とともに、現在の収入や貯金、資産、借金の有無も合わせて確認しておきましょう。
結婚後の家計をどのように支えていくかも話し合っておくべきことです。
結婚後は共働きなのかによっても、お相手に求める年収額が変わってきます。最近は夫婦共働きを前提にしたご夫婦も増えていますが、まずはお互いの希望を話し合ってみましょう。
また、ご夫婦で同じ口座をつくるのか、あくまで財産は別々にしておくのかについても、確認しておくとトラブルが起きにくくなります。
料理や掃除といった家事分担についても話し合っておきましょう。
家庭用品等を製造する化学メーカー「クレハ」が2020年に行った「共働き夫婦の家事シェア事情」のアンケートによると、家事・育児の分担割合に84.0%の夫が満足しているのに対し、満足している妻の割合は60.5%に留まっています。こうした夫婦間での家事分担への満足度の差が、不和を生む可能性もあります。
家事の分担方法については「得意不得意・効率」や「仕事の忙しさ」を加味している方が多くなっています。結婚情報を提供するサイト「ゼクシィ」が実施したアンケートでも「家事分担を決める際、最も重視した考えは?」という質問に「得意不得意・効率」と答えた方が45%、「より仕事がハードな新郎(新婦)の負担削減」と答えた方が31%でした。
お互いの好きなことや苦手なこと、勤務状況について話し合う中で、家事分担についても話し合ってみるとよいでしょう。
結婚式を挙げるかどうか、挙げる場合の予算・規模感もよくすり合わせておきましょう。おふたりの考えが一致している場合でも、ご親族との考えが合わないことからトラブルに発展する可能性もあります。最悪の場合には、挙式が原因で破談になるケースもあるため、結婚の意志が固まった段階でご両親にも共有しておきましょう。
センシティブな事柄ではありますが、最近ではお子さんのいない人生を選ぶ方も多いため、お子さんが欲しいかどうかは結婚前に話し合っておきましょう。
また、お子さんを望む方同士がご結婚されても、なかなか妊娠できないケースも考えられます。何歳までに何人欲しいのか、お子さんができない場合にもおふたりで生活されていくのか、不妊治療はするのかといったところまで話し合っておくと、すれ違いにくくなります。
おふたりの価値観だけでなく、ご家族や親族にまつわる価値観のすり合わせも大切です。プロポーズ後のご両親との顔合わせで反対を受け、破談になってしまうケースも少なくないため、真剣交際が始まったらできるだけ早い段階でご挨拶をしておきましょう。
また、宗教上の理由や親族のご病気が原因で、ご家族の反対を受けるケースもあります。ツヴァイでは、お相手に直接訊きにくいことはカウンセラーを介してお聞きすることもできます。お相手のご家族事情に関して気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
真剣交際に入ったら、お互いの理想の生活像について積極的に話し合いましょう。何気ない会話の中で、家事分担や勤務体制について話し合っておくと、結婚生活が想像しやすくなるためです。
真剣交際中のツヴァイの会員様は、結婚準備相談サロン「ウエディングナビ」もご利用いただけます。ウエディングナビでは、結婚式の準備や親御さんへの挨拶といった結婚に向けて必要なことについてアドバイスさせていただきます。何から準備をしたらよいかわからない方もお気軽にご相談ください。
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)