成婚カップルの婚活体験談・エピソード

フィリピンと沖縄という距離を物ともせずゴールインした2人。苦戦している方に伝えたいアドバイスとは?

海外赴任のため、一時帰国はできても2025年まで日本に帰ることができないというYさんと、沖縄を出たかったと話すRさん。お互いの需要と供給が一致し、初めて顔を合わせた日から結婚を意識していたそう。約1600キロメートルの距離を超えて、どのように愛を育んできたのか、照れながらも語っていただきました。

お二人のプロフィール

  • Yさん

    年齢
    33歳
    出身地
    長崎県長崎市
    職業
    会社員
    趣味
    読書、ゲーム、料理、ドライブ
    入会期間
    4ヶ月
    入会店舗
    ツヴァイ福岡店
  • Rさん

    年齢
    27歳
    出身地
    沖縄県石垣市
    職業
    中学校教員
    趣味
    映画鑑賞、コンサート、旅行、ディズニー、ゲーム、お菓子づくり
    入会期間
    7ヶ月
    入会店舗
    ツヴァイ那覇店

真剣に結婚を考えている人に出会いたかった

婚活を始めたきっかけと相談所を選んだ理由教えてください。

Yさん2022年から2025年までフィリピンに海外赴任をすることになったんですけど、帰国してから婚活を始めるのは遅い気がしたのと、6歳下の後輩が婚活を始めたのをみて私も婚活に興味を持ちました。駐在員は4ヶ月に一度帰国できるので、そのときに地元の長崎に帰って街コンに参加しました。話は盛り上がるんですけど、付き合うとなるとハードルが高かったです。マッチングアプリも、3〜4ヶ月ぐらいやって、10人ぐらいの方と真剣にやりとりしました。その中の1人がツヴァイに入会している方で、相談所で出会った地元の方とうまくいきそうだからってことでフラれたんです。その方が楽しそうに活動されていて、結婚できるんだったら相談所もいいなと思って、ツヴァイに入会しました

Rさん沖縄はみんな結婚や出産が早い印象ですね。子どもが3人いる同級生もいて、ちょっと焦りもありました。アプリもやってみたんですけど、真剣に活動できるのは、しっかり身元もわかる結婚相談所かなと思って決めました。結婚相談所を検索したら、1番上に出てきたのがツヴァイで、那覇店もあったのでそのまま入会しました。

活動してみた感想はどうでしたか?

Yさんもっと手取り足取りやってもらえるものかと思っていたんですけど、思ってたより積極的に動かないといけないんだと思いました。活動をはじめてすぐのころはIBJと並行して活動するコースを選んで、お相手のプロフィールをわりと細かく見ていました。女性側も、顔、年齢、年収だけではなく、ちゃんと細かく見ているんだなと感じましたね。もちろんプロフィールに書いてるんですけど、「2025年まで日本に帰れない」という話をすると、やんわりと残念な顔をされることもありました。それで、何人か仮交際まではいけたんですけど、なかなか真剣交際まで進めなくて「こんなに大変なら結婚しなくてもいいかな」と思うこともありました。

Rさん私は2人の方とお会いして、話は合ったんですけど「将来を一緒に過ごしたい」とまでは思えませんでした。

フィリピンと沖縄で2ヶ月間密なやりとり

お2人はどうやって出会ったんですか?

Rさん趣味がゲームという共通点があったのと、スーツ姿が似合っていていいなと思ったので、私から申し込みました。

Yさんそのとき実は、もう1人同時に申し込みを受けた人がいたんです。2人ともいいなと思ったので、オッケーをして、同時にやりとりをしていたんです。でももう1人の方は、話が進まなかったのか途中でメッセージが途切れました。Rさんは忙しい中でも、僕の話を聞いてくれて、楽しく会話しているのがわかったので好印象でした。それから2ヶ月ぐらい電話やメッセージでやりとりをして、10月に日本に帰国できることになったので沖縄に行って初めて会いました。

初めて会った印象はどうでしたか?

Yさんいい意味で写真通りでした。

Rさん優しそうなイメージのままだなと思いました。会う前から2ヶ月趣味の話などをしていたので、最初から「結婚したらどうするか」という話をしました。

Yさん2025年には日本に帰ってくる予定なんですけど、日本のどこで働くかは決まってないんです。彼女はなるべく関東に住みたいということで、希望を出しておくという話をしました。

Rさん沖縄で教員をすることに固執していないので、相手を探すときも、なるべく沖縄以外で探していたんです。教員は他の県でもできるので、海外赴任をしているYさんの働き方に抵抗はなかったです。

最後の最後に彼女を怒らせてしまった

その日はどれぐらい一緒に過ごしたんですか?

Yさん2時間ぐらい居酒屋で話して、次の日に琉球ガラス村に行って、ドライブデートをしました。私が4ヶ月に1回しか日本に帰れないので、Rさんから「離れていてもお互い繋がっていることが感じられるようにペアリングが欲しい」と言われたのに、その日は買わずに解散してしまったので、彼女を怒らせてしまって……。その日のLINEのやりとりで「すごく残念だった」と言われました(笑)。

初対面ですけど、もう付き合っているという前提だったんですね。

Yさんそうですね。会うのは初めてでしたけど、2ヶ月間やりとりをしているので、すごくフランクな感じで「結婚してくれますか」って聞いてしまったんです。でも、その軽い感じとペアリングを買わなかったことに彼女が相当怒ってしまって。僕としては「1日じゃ決められないから今日は買わない」と判断していたんですけど、彼女の中では「今日買って、会えない期間は同じものを身につけていこう」と思っていたらしいんです。その後、両親が住んでいる大阪で何日か過ごしてフィリピンに戻る予定だったので、「これはダメだ」と思って、指輪のサイズを確認して、大阪中の宝石店を走り回って、おそろいの指輪を買いました。そのお店の方が、とてもいい方で、本来は数ヶ月かかる加工をひと晩でしてくれると言ってくださって「Rへの変わらぬ愛を込めて Y」っていう文字を刻印してもらい、郵送の手配まですべて完璧にやってくれました。

Rさんサイズを聞かれたので指輪を買ってくれたことは知っていたんですけど、そんなメッセージが入っているとは思わず、嬉しくてInstagramにもアップしちゃいました。

Yさん今もスマホの待ち受けにしてくれてるんです。

2025年まで待ってくれる方とはなかなか出会えないと思った

結婚を意識されたきっかけはありましたか?

Yさんやっぱり日本に帰国する2025年までRさんが「待つ」と言ってくれたのが大きかったです。待つと言っても簡単なことじゃないじゃないですか。それを独身の今判断できる方は、きっと見つけられないですし、それをたった2〜3ヶ月で判断して信じて待ってくれるのは「すごい人だな」と思って結婚したいと思いました。

Rさんやりとりしている中で、話がとにかく合って、沈黙も全く苦じゃないし、まるで隣にいるように感じられたのが大きかったですね。私の習慣で、仕事の帰り道や家に帰ってからの時間、毎日のように家族とテレビ電話をするんですけど、同じぐらいYさんともやりとりをしてたんです。

それはすごいですね。真剣に結婚の話が出たのはいつだったんですか?

Yさん10月に初めて会って、次は2月に帰ることになったので、そのときにお互いの両親に挨拶しようという話になりました。両家の顔合わせは、さすがに段取りができなかったんですけど、まず大阪に来てもらって私の両親に会ってもらいました。

Rさんすごく楽しくお話できてよかったです。

Yさんその後、沖縄に行って、Rさんのご家族にも快く迎えてもらいました。逆に「Rでいいの?」と言われるぐらいでした。

彼女の希望をすべて叶えた指輪を渡してプロポーズ

プロポーズはどんなシチュエーションだったんですか?

Yさんつい先日、10月の失敗を反省して108本のバラの花束と1輪のバラが収まったケースに婚約指輪を入れて、プロポーズをしました。婚約指輪は、事前に「これが欲しい」というRさんの希望を全部叶えた指輪なんですけど、宝石店の方に頑張ってもらって、おそらく世界に1つしか存在しない内容にアップグレードしてもらいました。

Rさんその日は平日で、もともと早く帰れる予定だったんですけど、ちょっとトラブルが起きて帰れなくなってしまったんです。

Yさんずっと彼女の家でスーツを着て待っていたんですけど、結局帰ってきたのは3時間以上待った21時ごろでしたね。そこで「結婚してもらえますか?」と言って指輪をはめました。

Rさんびっくりしすぎて固まって動けなかったです。トラブルのモヤモヤがすべて吹っ飛びました。

Yさん108本のバラを買う人はなかなかいないみたいで、花屋さんで「絶対喜ばれますよ」と言ってもらったんですけど、想像以上に喜んでくれてよかったです。

YさんRさんはやりたいことがいっぱいある人なので、僕は後ろから笑顔で彼女の背中を押したり、横で彼女のやりたいことをサポートしたり、それを一緒に楽しんでいけたらいいなと思います。

Rさん小さい頃からクリスマス、誕生日、旅行といったイベントごとが好きだったので、そういうことを大事にしながら、毎日楽しく過ごせるような家庭にしたいです。

条件は1つに絞る。それ以上を望むのはワガママ

現在、婚活をしている方に向けてアドバイスをお願いします。

Yさん本当に結婚したいんだったら、自分が「これだけは譲れない」というものを1個に絞ると良いと思います。それ以上を望むのは自分のワガママだと思ったほうがいいんじゃないかなと婚活をしてみて感じました。どうしても自分の条件を増やしたいんだったら、同じ数だけ相手の条件にも応えていかないとお互いが対等になれないと思うんですよね。僕の場合「日本に帰るまで待ってくれる」という点が、唯一譲れないというか、コントロールできないものなので、それ以外は特に条件を持っていませんでした。

Rさん私は楽しい生活をしたいと思っていたので、そこだけが譲れない条件でした。

Yさんあと、地方で婚活をしている方は自分が住んでいる地元にこだわらなければ出会える数が増えるので、あまり地元にこだわらず活動をするといいんじゃないかなと思います。

お二人の年表

2023年 10月 初対面
初デート
告白
2024年 2月 お互いの両親に挨拶
2024年 6月 プロポーズ
2025年 2月 両家顔合わせ予定
婚姻届提出予定
2026年 結婚式予定
Yさん活動期間
4ヶ月
Rさん活動期間
7ヶ月

(2024年6月 沖縄県で撮影 ※お写真はご成婚者さま提供)

希望条件のマッチング結果を
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