成婚カップルの婚活体験談・エピソード

10歳の年の差を突破したのはメガネ⁉ 真剣交際解消を経てゴールインするまで

RさんMさんカップルは10歳の年の差カップル。アプローチしたのは、年下のMさんのほうからでした。「ずいぶん若い方からお申し込みが来たな」と思ったというRさんも、Mさんと過ごす時間を重ねる中で「この人と一緒ならやっていけるかも」と思うようになったといいます。

そんなお二人に、婚活を始めた経緯や、結婚の決め手について、お話をお聞きしました。

お二人のプロフィール

  • Rさん

    年齢
    38歳
    出身地
    大阪府大阪市
    職業
    会社員(証券会社)
    趣味
    旅行、ロードバイク
    入会期間
    1年
    入会店舗
    IBJ加盟店

  • Mさん

    年齢
    28歳
    出身地
    埼玉県羽生市
    職業
    保育士
    趣味
    ミュージカル鑑賞
    入会期間
    10ヶ月
    入会店舗
    ツヴァイ大宮店

真剣交際解消後、一番乗りのお申込みが彼女だった

婚活を始めたきっかけを教えていただけますか?

Rさん2020年春からコロナ禍をきっかけに在宅勤務が始まって、自宅で仕事をしていた時期が3ヶ月ほどありました。家族がいれば、自宅で仕事をしていても煮詰まることはないんでしょうけど、一人でいるとだんだんと気が滅入ってしまって……。結婚をこれまで以上に意識するようになりました。
最初は私が所属している企業グループの福利厚生として安く利用できる婚活組織に登録していたんですけれども、中々うまくいかず、IBJ加盟店のほうに加入させてもらいました。
結婚相談所を利用することには抵抗はありませんでしたね。むしろ、コロナ禍で友達に「知り合いを紹介して」とも言いづらい状況でしたから、私としては結婚相談所一択でした。

Mさん婚活を始めようと思ったのは、経済的な理由が大きいですね。今住んでいる自宅は、保育士の宿舎借り上げ制度で国、自治体、雇用先の保育園からの家賃補助があるため 5年間無料で住めるのですが、それ以降は自力で一人暮らしをするか、実家に帰るかを選ばなければいけなくて。でも、もしも誰かと結婚したら、実家に帰らずに今住んでいるエリアに住み続けられるかなって考えたんです。ちょうど年齢的にも、結婚したり、子どもを持ったりできたらいいなとも思っていたので、結婚相談所に入会することにしました。
結婚相談所をとくに比較したことはなくて、ひとまず自宅から一番近いところを探しました。入会するにあたって抵抗もなかったですし、とりあえずいろいろやってみて、ダメならダメで、また違うことをしてみようかなと、あくまで選択肢の一つとして考えていました。

実際に入会されてみて、いかがでしたか。

Rさん婚活に時間を割く割合が大きくなって、つらかった時期はありましたね。できるだけ短期間でお相手を決めたいという気持ちがあって、これまで趣味に充てていた時間をだいぶ制限したんですよ。
それから、真剣交際していた方とうまくいかなかったことも大きかったです。入会から1ヶ月後に出会った方と、約1ヶ月の仮交際期間を経て真剣交際に入ったのですが、価値観のズレがあることがわかってお別れしました。休会こそしませんでしたが、ダメージは大きかったですね。

Mさん私は結婚相談所がどういうものなのかがそもそもよくわかっていなくて、マッチングアプリの延長みたいな軽い気持ちで取り組んでしまっていて。友達と遊ぶ日とか、ちょっと仕事したい日とかを優先したうえで、空いてる日にお見合いを入れているような感じでした。
1週間に1回ペースでゆったり活動続けていたのですが、最近になってSNSで見かけた婚活アカウントの方がお休みごとに1日3件ペースでお見合いをしていて、「そんな世界だったんだ」と初めて知った感じです。

メガネをかけている姿に惹かれて……10歳差も気にならず

お二人はどのようにして出会われたのでしょうか。

Mさん私からお申し込みをしました。これは彼にも初めて言うんですけど、私ってメガネフェチなんですよ。最初は「メガネしててカッコいいな」と、それだけの理由でお申込みしました。

Rさん正直なところ、ずいぶん若い方からお申し込みが来たなと思いました。ただ、真剣交際が破談した直後で、プロフィールを改めて登録し直してから最初にお申し込みが来たのがMさんだったんですよ。だからずいぶん若い方だけど、これも一つのご縁かなと考えて、お会いすることにしました。

最初に会ったのは、池袋のホテルのラウンジで、1時間ほどお話したと思います。

Mさん実際に会ってみても、プロフィールの写真通りの方だなと思ってうれしかったです。私がけっこうおしゃべりしてしまったのですが、話をじっくり聞いてくれる方で安心しました。

Rさん簡単な自己紹介をした後は、お互いに仕事の話をしていましたね。保育士さんをされているということで、仕事をずいぶん熱心にされてる印象が伝わってきて、お話を聞いていても楽しかったです。

初デートはどちらに行かれたのでしょうか?

Rさんレストランでランチをしました。結婚観をはじめとして踏み込んだ話はしませんでしたが、お見合いのときに引き続き、お互いの仕事の話を深く話し合った気がします。それからは1週間に一度のペースでデートを重ねていました。
Mさんはあまり触れてこなかったのですが、私は年齢のことだけが気になっていたので、3回目のデートで「年齢が離れていることは気になりませんか?」と聞いたんです。そしたら、「全然気にしません」と言われたので、ホッとしたことを覚えています。

「あまりに自然すぎて……」告白に戸惑った日のこと

真剣交際に進んだ経緯について、教えていただけますか。

Rさん一緒にお出かけする中で、よく笑ってくれるところに惹かれていきました。私の結婚生活のイメージって、しょうもないことで笑えたりとか、バカなことを言い合えたりとか、お互いに気楽に過ごせる人がいいなっていうふうに思っていたので、「この人だったら、一緒にやっていけるんじゃないかな」という気持ちが少しずつ強まってきたんじゃないかなと思います。

Mさん私は、絶対に埼玉県に住みたくて。それで、2回目のデートから何度か「私は埼玉に住みたいんです」と何度かお伝えしていたのですが、それでも交際終了にならなかったので、この人と結婚しようって(笑)。

告白した日のことを教えていただけますでしょうか。

Rさんその日は有給を取って、横須賀や鎌倉のほうに、1日出かけていたんですよね。デートの帰り際、駅に入ったところで「真剣交際に進みませんか」と、私のほうからお声掛けしました。

Mさん私はもともとお付き合いしたいなと思ってたので、「はい」とお返事しました。でも、あまりに自然な感じで言われたので、「これは告白だったのかな」としばらく戸惑っていたのを覚えています。

踏み込んだことをお聞きするのですが、初めて手をつないだときのことを教えていただけますか。

Rさん手をつなぐタイミングではけっこう遅くて、真剣交際に入ってからなんですよ。私の両親に会ってもらうために大阪に向かうときでしたね。年の差があるし、真剣交際に入ってから交際を解消した経験があったので、いろいろと慎重になっているというか、遠慮していたところがあったと思います。

ちなみに、お二人はお互いのことをなんと呼んでいますか?

Rさん 私はMちゃんと呼んでます。

Mさん私はRくんって呼んでますね。私の家に来てくれたときに、「呼び方を変えて、敬語をやめない?」と私から提案しました。

思い出に残っているデートはありますか?

Rさん八景島シーパラダイスに行くなど、1日かけて遊んだ日はやっぱり楽しかったですね。一緒に過ごす時間が増えてきたことで、お互いのことがよく見えるようになってきて、結婚を徐々に意識できるようになってきたのかなっていうふうに思います。

Mさん私は八景島シーパラダイスに行ったときに、「今日は告白されるのかな」と何となく思っていたんです。しかも駅までの道をまっすぐ行かず、遠回りしようと言われたので、何かあると思うじゃないですか。でも結局、何もなかったんですよ。なので、「私の何がダメだったんだろう」と思いながら、電車に乗っていたことを覚えています(笑)。

ケーキプレートに感動して、写真を夢中で撮った思い出

プロポーズの日のことを教えていただけますか。

Rさん青山のレストランで食事しながら、私からプロポーズしました。お店の方に事前にお願いしまして、ケーキや花束を準備してもらって、それとは別にネックレスを用意しておきました。
食事が終わった後にケーキが出てきたんですけれども、プレートに「一緒に明るい家庭を築いていきましょう」というメッセージを入れてもらって「結婚してください」と改めて伝えました。

Mさん私はもともとプロポーズする日を聞いていたので、私も何かしたいなと思って手紙を書いて渡しました。ケーキのプレートに文字が書いてあって、お花ももらって、すごくうれしくて、写真を夢中で撮ってしまった気がします。

お2人は今後、どんな家庭を築いていきたいですか。

Rさんいろんなことで笑い合える家庭を築いていきたいですね。2人でいろいろな場所を旅行して、時間を長く過ごしていきたいなって思ってます。子どもを持てたらいいなとも思っているのですが、まずは2人の仲が良いことが大前提ですよね。

Mさんちゃんと考えたことはないんですけど、このままの感じでずっと仲良く一緒に過ごせたらいいかなと思いますね。

お互いの好きなところを教えてください。

Rさん朗らかなところ、明るいところ、やさしいところ……そういったところです。

Mさんいつも出かけた先で、「ご飯をどこで食べる?」という話になったときに「何食べたい?」って聞いてくれるところですかね。

婚活を経て良かったことや変わったことがあれば、教えていただけますか。

Rさんいろいろな人にお会いする中で、結婚について以前よりも真剣に考えるようになりましたし、スピーディーにお相手が見つけられることがわかったのはよかったかなと。

Mさん私も変わったことはとくにないのですが、良かったことは、結婚相手が見つかったことですね。

ありがとうございます。最後に、これから婚活を始める方にアドバイスをお願いします。

Mさんうーん、何だろうな……自分がお相手に求める条件に優先順位をつけると、お相手選びに迷わなくて済むんじゃないでしょうか。

Rさん自分のできる準備をすべてやったうえで、お相手に臨みましょうっていう感じですかね。私自身も、お見合いでお会いするときのラウンジには早めに到着して席を取っておくことや、お相手を待たせずにお話する時間を長くつくることは心がけていたんですよ。最後はどうしてもお互いの気持ち次第になってしまいますから、最低限できることだけでもやっておきたいですよね。

お二人の年表

2023年 1月 初対面
初デート
6月 告白
9月 プロポーズ
10月 両家顔合わせ
未定 婚姻届提出
未定 結婚式
Rさん活動期間
1年
Mさん活動期間
10ヶ月

(2023年11月18日取材 東京都千代田区 日比谷公園で撮影)

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