成婚カップルの婚活体験談・エピソード
初めて会ったときから他の人とは違っていた! 長崎と福岡で育んだ二人の婚活ストーリー
最初から「この人を逃してはいけない」と思ったHさんと、結婚相談所で出会った人だから当たり前なのに、左手の薬指に指輪がないことに、なぜか違和感があったと話すIさん。
その直感を裏付けるようにお互いに惹かれ合い、とんとん拍子に4ヶ月で成婚退会。結婚の決め手や、活動を通して学んだ婚活の極意とは?
今、婚活で苦戦している方にとって二人のアドバイスは必読です!
お二人のプロフィール
-
Hさん
- 年齢
- 38歳
- 出身地
- 長崎県西彼杵市
- 職業
- トラックドライバー
- 趣味
- 釣り、ドライブ、スポーツ観戦
- 入会期間
- 4ヶ月
- 入会店舗
- IBJ加盟店
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Iさん
同じタイミングで入会して出会った二人
婚活を始めたきっかけを教えてください。
Hさん30歳ぐらいからマッチングアプリをやっていたんですけど、あまり本気で結婚したいという方とは出会えず、34〜35歳ぐらいのときに長崎のIBJグループに入会したんです。でもあまりうまくいかなくて、仕事の関係で福岡にも行くこともあるので、2022年の8月に福岡の方とも出会える相談所に入り直しました。
Iさん20代のときに婚活パーティーで会った彼とお別れしたんです。35歳を前にして、これはもうプロの力を借りないと出会いがないかもしれないと思っていたら、ツヴァイで夏のキャンペーンをやっていることを知って8月に入会しました。
婚活を始めてみてどうでしたか?
Hさん最初は時間がかかりましたけど、新しい相談所に入会してすぐ、趣味にドライブと書いてあったので、趣味が合いそうだなと思ってIさんに申し込みました。
Iさんありがたいことに結構お申し込みをいただいたんですけど、お会いした人は少なかったかもしれません。初めてお見合いをした日に、お二人の方と会うことになっていて、2番目に会った方がHさんでした。そのあともお二人ぐらいの方とお見合いして、担当の方には「同時進行でもいいんですよ」と言われて。でも他の方々には大変失礼ながら、Hさんがいいなと思って、Hさんに絞って活動していました。
結婚指輪がないことに違和感を覚えた初対面
お互いの第一印象はどうでしたか?
Hさん実際にお会いしたときは、写真よりもおキレイな方だなと思いました。こんな方が自分と会ってくれるんだという喜びもありました。初回なので1時間しか話せなくて、話し足りず、直感で「この人を逃してはいけない」と思って、早くまた会いたいと思いました。
Iさん私も写真より、かっこいいなと思いました。もともと相手に求める条件として、背が高くない方がいいなと思っていたんです。私は150センチで、Hさんは180センチ近くあるので、実を言うとプロフィールを見て、会うかどうか迷った部分もあったんです。でも、実際にお会いしたら、威圧感がない高さで、雰囲気的にも優しそうだったので安心しました。あと、結婚相談所なので、当たり前なんですけど、左手の薬指に指輪をしていないことになぜか違和感があったんです。他の方には感じなかった不思議な感覚というか、私が指輪をさせないといけないのかなという気持ちにさせられました。
それは不思議な感覚ですね。その日はどんな話をしましたか?
Hさん他愛のない、今まで飼っていたペットの話とか家族の話です。
Iさん二人とも長男長女なので、家族構成的が似てるねという話をしたのを覚えています。あとお互い誕生日が近くて、もうすぐ迎えるタイミングだったので、「お祝いがてらデートしましょう」という感じで、1週間後ぐらいにパンケーキを食べに行きました。
二人の運命を決定づけた「バス乗り間違い事件」
Hさんパンケーキを食べたあと美術館に行ったんですけど、帰りに乗るバスを間違えてしまったんです。途中で気がついて、タクシーで移動することになって。その車内で深い話ができたというか、お互いのことより知れたので、結果的には乗り間違えてよかったです。それがなかったら、また違う未来だったかもしれないですね。
Iさん私がバスを間違えたので、悪いなと思ってタクシー代を払うつもりでいたんですけど、Hさんがアプリで支払ってくれていて。歩道を歩くときは必ず車道側を歩いてくれたり、自動ドアがあったら、手を出して先に開けてくれたりするんです。自然にさらっとそういうことができる紳士的な方には、もう二度と会えないんじゃないかと思って、さらに惹かれていきました。
素敵ですね。他に印象的なデートはありますか?
Hさん全部印象に残ってます。初対面と最初のデートは、Iさんが住んでいる福岡に自分が行ったので、今度は「私が長崎に行きます」って言ってくれたんです。「来てくれるんだ」とびっくりしつつ、長崎市内を観光したり、福岡の海浜公園を散策したり、長崎の水族館に行ったり、福岡と長崎で交互にデートを重ねました。
「あなたじゃないとダメです」と真剣交際へ
告白はいつ頃どちらからだったんですか?
Hさん11月に自分からしました。お花をサプライズで用意して、「これからもお願いします」って言ったら「私でいいんですか?」と返されたので、「Iさんじゃないとダメです。付き合ってください」と伝えました。
Iさんプロポーズでもないのに、お花を用意してくれたのが嬉しかったです。その帰り、手をつなぐ雰囲気になったのに全然手を握ってくれないので、私から手をつなぎました。
Hさんそうだったね(笑)
Iさん家に帰って母に「結婚を前提に付き合ってください」とお花をもらったことを伝えたら、すごく喜んで「Hさんの爪の垢を煎じて父と弟と飲ませたい」って言ってました(笑)。
Hさんうちはうちで両家顔合わせをしたときに「お兄ちゃんにはこんな素敵な人もったいない!」って家族中から言われました(笑)
ご家族も大喜びだったんですね。プロポーズはどんなシチュエーションだったんですか?
Hさん12月に福岡のイルミネーションがキレイなところに行って、「これからもお願いします」と跪いて伝えました。
Iさんそれで「お嫁さんにしてください」とお返事しました。
もらった花を押し花にして婚約指輪に
Iさんもともと「婚約指輪はいらない」と伝えていたんですけど、告白のときにもらったお花を大事にとっておきたくて知り合いに押し花にしてもらったんです。私は手芸が好きなので、その押し花をレジンを使って指輪にして、婚約指輪として持っています。
それは素敵ですね! お二人の仲のよさがひしひしと伝わってきますが、これまでケンカをしたことはないですか?
Iさん私が一方的に怒ったことはあります(笑)。Hさんが気持ち的にも体力的にも、辛そうなときがあって。支えなきゃいけないことはわかってるんですけど、なぜか私の休みの日に、それが続いたんです。もちろん狙ってるわけじゃないのはわかるんですけど、病院に連れて行ったりすることで、自分の休みがなくなることが続いて。もちろん心配なんですけど、「もう少し自己管理できる部分もあるんじゃない?」と言いました。でも、それぐらいですかね。だから、何かあったら「溜め込みすぎないように話して」と伝えています。
Hさんそのときは反省しましたね。
婚活を通して、結婚して変化したこと
結婚して変わったことはありますか?
Hさんそれこそ、気持ちが落ちこむことがなくなりました。結婚した安心感なのかもしれないです。
Iさん私は自分の気持ちを言葉にするのが下手というか苦手なんです。でも、婚活を始めて、そして入籍してから、自分の気持ちは自分で言葉にしないと伝わらないと強く思ようになりました。言葉にするのに時間はかかるんですけど、疑問に思ったことを、そのままにせずに「私はこう思うけど、どう思う?」と聞くようになりました。
これからどんな家庭を築きたいですか?
Hさんお互いなんですけど、本当に居心地がいいあたたかい家庭で育ってきたので、自分たちも、休みの日は一緒にどこか出かけたり、思っていることはちゃんと話せる、そういう家庭を作っていきたいです。
Iさん私も「初心忘れるべからず」というか、一緒に過ごすうちに、きっと慣れ合ってしまう部分もあると思うんです。でも、極力そうならないようにお互いずっと想い合っていけたらいいなと思います。
二人の経験を生かしたアドバイスとは?
最後に、これから結婚相談所で婚活される方へのアドバイスをお願いいたします。
Hさん活動してみてわかったのは、女性から申し込んでくれることは結構稀だと思うんです。せっかくお金を払って結婚相談所に入会したんだったら、男性は迷う前に行動したほうがいい。そうすればチャンスはきっと掴めると思います!
Iさん女性の立場から言うと、申し込んでくれた方の中から、どなたとお会いしようかという視点で選ばないほうがいいと思います。私の場合、迷っているうちに決められなくて、期限が切れてしまうということが結構あったので。だから、本当に生理的に無理という方じゃない限りは、「申し込みを受ける」というボタンを押して、積極的に会ったほうがいいと思います。いろんな職業の方がいらっしゃって、話せば楽しいし、そうやって選り好みせずに会っていたら、きっと自分に合う人がみつかると思います!
お二人の年表
2022年 | 9月 | 初対面 |
10月 | 初デートでバス乗り間違い事件 | |
11月 | サプライズで花束を渡し告白 | |
12月 | プロポーズ | |
2023年 | 1月 | 両家顔合わせ |
婚姻届提出 |
4ヶ月
4ヶ月
(2023年4月25日取材 福岡県糟屋郡糟屋町 駕与丁公園で撮影)