成婚カップルの婚活体験談・エピソード

長い婚活期間を経た二人。「この人こそ運命の相手だ!」と思えたきっかけとは?

コロナ禍になる前から婚活をしていたTさんとNさん。運命の歯車はカチッと合わさったら一瞬。出会って3ヶ月でとんとん拍子に成婚退会へ進みました。

二人が出会うまでの苦労したことや、二人の未来を決定づけた水族館デートなど、赤裸々に語っていただきました。

お二人のプロフィール

  • Tさん

    年齢
    38歳
    出身地
    三重県津市
    職業
    会社員
    趣味
    洋菓子屋さん巡り、散歩
    入会期間
    3ヶ月
    入会店舗
    IBJ加盟店

  • Nさん

    年齢
    35歳
    出身地
    三重県津市
    職業
    薬剤師
    趣味
    楽器演奏(オーボエ)
    入会期間
    5年
    入会店舗
    ツヴァイ四日市店

いくつまでに結婚したいという気持ちが強かった

婚活を始めてみようと思ったきっかけはなんでしたか?

Tさん35歳を迎えるまでに結婚相手を見つけたいと思って、3年ぐらいマッチングアプリや婚活パーティーを通して活動していました。それで2ヶ月ぐらい付き合った方と去年の8月にお別れしまして、もっと本腰を入れて婚活しようと思って相談所に入会しました。

Nさんもともと結婚願望はあったんですけど、結婚相手に妥協してまで結婚したいとは思っていなかったんです。でも社会人になって、学生のときよりも出会いが減ったことは感じていて、出会いの幅を広げるために30歳になる直前にツヴァイに入会しました。

実際に結婚相談所で活動してみた感想はどうでしたか?

Tさん結婚相談所って、写真をめくりながら「この方はどう?」と聞かれるような古いイメージを持っていたんですけど、いざ入ってみたらシステム的にはマッチングアプリと似ているなと思いました。大きな違いとして、担当の方を通して、やりとりがスムーズになるのが良かったです。いろんな婚活手段を経験しましたけど、結婚したいという意思がより強い方が集まっていることと、担当の方の存在がありがたく、相談所が自分には一番合っているなと思いました。

Nさん確かに担当の方がいるおかげで、お互い傷つくことなく活動ができるのは良かったです。活動する中で何人かお付き合いした方もいたんですけど、1回ご飯に行っただけで終わることも多かったですね。最初は、初対面の方となにを喋っていいのかわからなくて、苦労しました。あと途中でコロナ禍になって、私は医療従事者なので、県外の方と会うのは難しくなりました。長く活動していたので、ツヴァイで紹介してもらえるお相手の人数が少なくなってきたということで、担当の方からご提案をいただいて、2022年の9月にIBJプランに切り替えました。

お気に入りに入れていた方と実際会うことに!

そうだったんですね。二人が出会った経緯について教えてください。

Tさん自分からNさんにお見合いを申し込みました。お気に入りに入れていた女性の中でマッチングした方を担当の方が教えてくれたんですけど、その中にNさんがいました。

NさんちょうどIBJのアプリを入れたばかりで、最初のガイダンスもまだ受けてないタイミングだったんですけど、Tさんをお気に入りに入れていたんです。そしたら、すぐお会いすることになったので、ラッキーと思いました!

Tさんそれで、10月に実際お会いすることになりました。

第一印象はどうでしたか?

Tさんかわいいなと思いました。いつも気持ちを整えるために15分前には行くようにしていたんですけど、約束の10分前にはNさんも来て、ちゃんと時間を守る方なんだなという印象を持ちました。

Nさん最初から話のテンポがすごく合ったんです。初対面から会話のキャッチボールができたことに感動を覚えました。好きな食べものの話をして、お互い好き嫌いがないという共通点も発見できて、最初からいいなと思っていました。

Tさん結構話が盛り上がって、次のデートで、そのとき話に出た洋食屋さんに行くことになりました。

Nさんそこで出身高校が同じことが判明したんです。時期は被ってないんですけど、ちょうど3歳差で、同じ先生方にお世話になっていたので、共通点がたくさんあって。育ってきたカルチャーというか文化的なものが一緒なんだなと思って安心材料になりました。

Tさん僕もNさんのことをいいなと思っていたので、洋食屋さんに行ったあとに前職でお世話になった先輩が開いたカフェに行ってNさんを紹介しました。

Nさん本気じゃなかったら、知り合いに紹介しないと思うので嬉しかったです。

二人の未来を決定づけた水族館デート

印象的なデートはありますか?

Nさん3回目のデートで水族館に行ったんです。すごく楽しみにしていたんですけど、コロナ禍ということもあってシャチのショーが映像で、ちょっと残念だったねという会話をしていたら、ちょうどシャチのトレーニングの時間に遭遇して、目の前にシャチがドーンとジャンプして登場してくれたんです。それで二人とも「おぉーーー」と感激して。気を張ることもなく自分が楽しいと思えることをTさんも同じ視点で楽しめていることがわかって嬉しかったです。

Tさん僕が印象的だったのは、その帰り際でした。お互い電車で来ていて、僕のほうが先の駅だったので、電車の中にいて、彼女は先に降りてホームにいたんです。そのときに通過待ちで結構長い待ち時間だったのにも関わらず、電車が出るまでホームで見送ってくれて、初めての経験だったのでとても嬉しかったです。

Nさん母親がいつもそうしてくれていて、個人的には当たり前のことだったんですけど、喜んで受け止めてくれるのはありがたいなと思いました。あと、その日が初めて長い時間を一緒に過ごしたので、Tさんのこれまでの恋愛経験を聞けたのも大きかったです。ここぞとばかりに根掘り葉掘り聞いたんですけど、イヤな顔ひとつせず答えてくれたので、私のことを真剣に考えてくれているのかなと思いました。

告白の予定を立てた矢先に1本の電話

告白はどういったシチュエーションだったんですか?

Nさん実はTさんとの4回目のデートの前日に1つお見合いが入っていて、そのお見合い次第でTさんと真剣交際に進むかどうかを決めようと思っていたんです。お見合いが終わったあと、担当の方に「やっぱりTさんと真剣交際に進みたいです」と伝えたら、「もう告白してもらおう」と言われて(笑)。私の担当の方がアグレッシブな方で、すぐにTさんの担当の方に電話して「まんざらでもないんだったら、告白してあげてください」と、準備を整えていただきました。

Tさん僕もちょうど4回目のデートの前日に相談所に行っていて、担当の方には「明日じゃなくて次のデートで告白するつもりです」と伝えていたんです。そしたら夜、担当の方から電話がかかってきて「Nさんもう告白待ちです」と言われて(笑)。それで作戦を変更して、次の日に告白することにしました。

Tさんの正直な気持ちとしてはどうでしたか?

Tさん僕は女性の気持ちを読むのが苦手なタイプなので、気持ちがわかった状態で動けたのでむしろありがたかったです。でもその日に告白することは決まっていても、告白するタイミングは自分次第なので緊張しましたね。プランとしては、地元の津市が舞台の映画があったので、そのロケ地をめぐることにしていたんです。

Nさんその映画に、ちょうど通っていた高校の最寄駅や、地元の海岸が出てくるんです。もともと私はその映画を観てたんですけど、Tさんは観たことがなかったので、事前にそれぞれの家で同時に再生ボタンを押して一緒に映画を観ました。感想をLINEで送り合ったりして。

Tさんそれで当初、高校の最寄駅の近くに車を停めて、高校までの通学路の途中で告白しようと思っていたんです。でも別の話題で盛り上がってタイミングを逃してしまって、そのあと行った海で「お付き合いしてください」と伝えました。

結婚して問題になるかもしれないことをひとつひとつ解決していった

いいですね。真剣交際に入って何か変わったことはありましたか?

Nさん結婚の話を積極的にするようになりました。実はTさんが先天性の障害を持ってまして、命に関わることではないけど、それが遺伝する可能性があるんです。そのせいで交際が破談になったという話もあったらしくて、私は気にしないけど、Tさんのほうから「親御さんには早めに言っていたほうがいいんじゃない?」という話をされたんです。それで、まず11月中に妹夫婦、12月に母親に紹介しました。それで父にも話を通してもらって、そのことに関しては家族も気にしないという結論になりました。そんな感じで、少しずつ結婚に向けての準備を進めていきました。

プロポーズは自分たちのペースで

Tさんクリスマスイブを彼女の家で過ごすことになったので、そこでプロポーズをしました。自分が言葉に詰まってしまった場合の保険として「結婚してください」とプレートに書いたケーキと、バラの花束とネックレスを用意して。驚かせたかったのでバラの花束が見えないように新聞紙で隠したりして(笑)。

Nさん普通にプレゼント交換をするつもりで私も用意していたんですけど、リクエストしていたもの以外にバラの花束とか、ネックレスとかいろいろ出てきてビックリしました。

Tさんバラの花束を渡すタイミングで「結婚してください」と伝えました。

最後に、今後どのような家庭を築いていきたいですか?

Tさん今もできているとは思うんですけど、お互い思いやりを忘れずに、笑顔の絶えない家庭ですかね。あとあと振り返ったときに、一人ではできなかったことを二人だからできたということを増やしていきたいなと思います。

Nさん私も、今のように何でも話せる関係でいたいです。Tさんは本当によくできた方で、それを伝えると「逆にこういうところはすごいよ」と言ってくれるんです。そんなふうにお互い尊敬し合えるからこそ、信頼もできると思うので、そういう気持ちをいつまでも持っていたいなと思います。

お二人の年表

2022年 10月 初対面
初デート
11月 告白
12月 プロポーズ
2023年 5月 両家顔合わせ予定
11月 婚姻届提出予定
12月 結婚式予定
Tさん活動期間
3ヶ月
Nさん活動期間
5年

(2022年3月25日取材 愛知県名古屋市 名古屋港水族館で撮影)

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