成婚カップルの婚活体験談・エピソード
お見合いというよりオフ会のような雰囲気で話せた初対面の日。真剣に将来を見据えるようになったきっかけとは?
プロフィールをみて「この人と出会わなければならない」という使命感に駆られたと話すAさん。実際その直感は正しく、お互いが運命の相手だと気づくのにそう時間はかからなかったそうです。二人の距離を縮めた意外なやりとりとは?
二人の馴れ初めについて、歯切れよく語ってくれました。
お二人のプロフィール
-
Aさん
-
Sさん
- 年齢
- 28歳
- 出身地
- 三重県三重郡
- 職業
- 派遣社員
- 趣味
- 旅行、美術館に行く
- 入会期間
- 8ヶ月
- 入会店舗
- IBJ加盟店
個人対個人で真剣に結婚したい人と出会える結婚相談所に入会
婚活を始めたきっかけを教えてください。
Aさん人事異動で部署が変わることになって、心機一転新しいことを始めて自分の人生としっかり向き合う時間を作りたいなと思ったのがきっかけです。それまで街コンに参加したこともあったんですけど、あまり空気に馴染めなくて、個人で向き合って、しっかりと自分のことを理解してもらえる出会い方がいいなと思って、結婚相談所を選びました。
Sさん仲の良かった同期が結婚して、漠然と30までには結婚したいなあと思っていたタイミングで、転職して仕事が落ち着いてきたので始めてみました。マッチングアプリや婚活パーティーでは、恋人を探している人が多かったこともあって、ちゃんと結婚を目標に活動している人に出会いたいなと思って相談所にしました。
Aさんイメージとしては、担当者の方から「この方はどうですか?」とお相手を強く勧められるのかと思っていたんですけど、あくまでも自分でこの人と会いたいかどうかを選ぶのが自分としては魅力的でした。あと実際お会いする前に、お相手がどんな方かということ教えてもらえるし、ちょうどいい距離感でサポートしてもらえたので、すごく活動しやすかったです。
婚活を始めたときはどんな方とお会いになりましたか?
Aさん最初は趣味を重視していて、趣味が合う方とも出会えたんですけど、その方とは将来結婚したあとの二人の生活がどんな感じになるのか、全く想像できなかったんです。それで二人が結婚したあとの生活や、結婚してからの家族像を一致させることができた人と結婚したいなと思っていました。
Sさん私は4月に入会して、ゴールデンウィーク中はほぼ毎日2〜3人の方とお会いしていました。いいなと思う方もいたんですけど、今後住む場所や、仕事に対する考えが一致せず、折り合いがつかなくてお別れになった方もいました。でも、ちょっと疲れてしまって、6月7月はもう少し、自分の条件を絞ったほうがいいかなと思って活動をしていました。
「この人と会わないといけない」という使命感にかられた
お二人はどうやって出会ったんですか?
Sさんちょうど婚活疲れしていた7月の終わりに私から申し込みました。前々から気になってはいたんですけど、プロフィールの文章が2〜3行しかなくて、どんな人なのかまったく想像がつかなかったんです。それで踏ん切りがつかなかったんですけど、とりあえず趣味は合いそうだから、会ってみようと思って申し込みました。
Aさんプロフィールを見たら、話をできるネタが多そうで、自分の価値観とすり合わせて、いろんな話ができそうだなと思っていました。
SさんIBJのシステムで趣味や共通点が多いとハートの数が多くなるんです。それで、一番多いのがAさんだったんですけど、とっかかりがなくて、こちらはイチかバチかで申し込んでました(笑)。
Aさんあと担当の方から、すごく好奇心が旺盛な方だと教えてもらっていたので、自分の知識とSさんの持っている知識を話したら共有できて楽しそうだなと思って、恥ずかしい言い方ですけど「この人とは会わなければならない」と使命感にかられました。それで、8月に四日市駅にある喫茶店で実際会うことになりました。
オフ会のような雰囲気で盛り上がった最初の出会い
Sさん最初から趣味の話をしたんですけど「あれが好き」って言ったら、「あ、私も」「僕も」みたいな感じで噛み合うところが多かったです。
Aさんお見合いというかオフ会に近い雰囲気でした。それまで会った人だと、自分の持ってる知識を話すと「うわ」と引かれているような反応だったんですけど、Sさんは「私もわかる」と言ってくれて、それが本当に嬉しかったです。
Sさん1時間ほど話をしたんですけど、話し足りなかったので場所を変えて、また1時間ぐらい話しました。
Aさん会った初回から、もっと話したい、一緒にいる時間を作りたいと思ってしまったので、2軒目に誘いました。
Sさん歳が近いっていうのも大きくて、本当に気を遣わずに好きなことを話して楽しく過ごしました。
初めて会ったその日に「仮交際に進みたい」と伝えた
次のデートの誘いはどちらからだったんですか?
Aさん初めて会った日の別れるタイミングで、僕はもう彼女に「仮交際に進みたいと思っています」と伝えました。それで初めてのデートは、次の金曜の夜に夕飯を食べにいきました。
Sさん「釣りが好き」という話を聞いていたので、その日は好きな食べ物の話とか、味の好みの話をして、お互いのことをより知れました。
Aさんそれから3回目のデートで、「これからもよろしくお願いします」と告白をしました。
Sさん事前に担当の方からも、「次のデートで今後をどうするか聞かれると思うけどどうしますか?」と言われていたので、準備はできていました。
Aさん自分だけで、Sさんは乗り気じゃなかったらどうしようという不安はありましたけど、同じ気持ちで嬉しかったです。
地球儀をみて呟いたひとことが二人の関係性を強くした
印象的なデートはありますか?
Aさん2回目のデートで雑貨屋さんに行ったときに、地球儀が置いてあったのを見て、僕が「マダガスカル」って呟いたんです。
Sさんお笑い芸人のゴージャスさんのネタなんですけど、ひとしきり会話が盛り上がって。趣味は合うけど、本当にこの人で大丈夫かなと思っていたのが、なんてことないやりとりで取っ払われたというか、緊張感がその瞬間になくなったんです。笑いの感覚が合うので、これからも笑って過ごせそうだなとも思いました。
Aさん僕のほうも、よくこのネタを拾ってくれたなと思ったし、この人とだったら何も包み隠さず話せるなと思えたというか、距離がぐっと縮まった感覚があったんです。それから週に1回は必ず会うようになりました。
デートでは映画館とか美術館とか、落ち着いた場所に行くのが好きでよく行ってました。
プロポーズはどんな感じだったんですか?
Aさん24日のクリスマスイブに、ここを逃してはいけないと思って準備を進めました。最初、指輪は間に合わないと言われていたんですけど、お店にかけあって必要なダイヤを購入して、なんとか当日間に合わせることができました。
Sさん時期的には、担当の方からも「もう結婚してもいいんじゃない?」と言われたんですけど、Aさんがコロナになってしまって、2〜3週間会えなかったんです。それで予定が後ろ倒しになってのクリスマスイブでした。プロポーズしてもらえるっていうのは知ってたから、なにかサプライズが欲しくて「かわいい指輪をちょうだい」って言ってたんです。実際すごくかわいかったので、嬉しかったです。
Aさん結婚式のときにこういう衣装を着てもらいたいなっていうイメージがあって、それに合うような指輪を選びました。気に入ってもらえて安心しました。
どんな衣装なんですか?
Aさん神前式をやりたいと話してまして、和装で白無垢を着てもらいたいんです。
Sさんどこで結婚式を挙げたいかって話をしたときに、ずっと私が憧れている大社をAさんも提案してくれて、意見が一致して、すぐに決まりました。ドレスは、ウェディングフォトでも着られるので、昔から神前式に憧れてたんです。
お互いの両親も大絶賛のふたり
お互いの両親にはもうお会いしましたか?
Sさんはい。両家の顔合わせは2月に行う予定なんですけど、それぞれの両親には会っていて、うちの両親は「しっかりしていそうで安心できる」って話してました。
Aさんうちも「こんな素敵なお嬢さん、あんたみたいな男でええんか?」って逆に心配してました(笑)。
お互い一番好きなところ教えてもらっていいですか?
Aさん僕の言うことを頭ごなしに否定しないっていうところですね。必ず話を一度聞いた上で、「私の考えはこうだよ」って言ってくれるんです。僕とは違う意見のときにも、諭してくれるような言い方なので納得できるんです。それまで、自分の意見を最初から否定されることが多くて、「負けてたまるか」という気持ちでいたんです。漫画っぽい言い方をすると、Sさんは、戦い続けていた自分の人生に安らぎを与えてくれましたね。
Sさん(笑)。私は、すごく気を遣ってくれるところですかね。何がしたい、どうしたいかっていうのを、必ず聞いてくれて、それを踏まえて、前向きに検討していこうとしてくれるので、ありがたいです。あとは強いて言えば、グレーのパーカー以外を着てるところも見てみたいかな。
Aさん(笑)。今後は服を選んでもらおうと思います。
いいですね。最後に、こんな家庭にしていきたいというのを教えてください。
Aさんまずは家族が一番大事というか、家族を守るためだったら、仕事がいかに大変であっても、必ず家族との時間を作ることを大事に考えていたいなという風に思ってます。異動した部署も、まずは自分の生活が大事という考え方で、融通の利く職場なので、それを実現させていきたいです。
Sさん私はしっかり話し合える家庭にしたいなと思います。お互い一人暮らしをしたことがないので、いろいろ衝突することもあると思うんですけど、「こうしたい」「ここは譲れない」というところは、しっかり話し合って、お互いにとって、いい形を見つけていければいいなと思っています。
お二人の年表
2022年 | 8月 | 初対面 |
初デート | ||
告白 | ||
12月 | プロポーズ | |
2023年 | 2月 | 両家顔合わせ |
10月 | 婚姻届提出&挙式予定 |
9ヶ月
8ヶ月
関連するキーワード
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(2023年1月14日取材 三重県桑名市 九華公園で撮影)