成婚カップルの婚活体験談・エピソード
長い婚活の末、出会った運命の人は「すべてを笑って許してくれる大らかな人」でした。二人が意気投合した意外な話題とは?
活動と休会を繰り返し、長年相談所で婚活を続けたNさんと、真面目な人と出会いたいと相談所へ入会したMさん。9つ歳の差がある二人は、初対面から共通の話題で盛り上がったそう。
一生懸命で行動力のあるNさんに惹かれたと語ってくれたエピソードは、必読です!
お二人のプロフィール
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Nさん
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Mさん
初対面からお金の話で距離が縮まった
婚活を始めようと思ったきっかけはなんですか?
Nさん僕の仕事は建設業なんですけど、業界的にも男性の割合が高くて、異性との出会いが少なかったんです。街コンに行ったりしたことはあったんですけど、うまくいかなくて。結婚相談所を考えたときに、会社の福利厚生でツヴァイがあったので、迷わずツヴァイを選びました。
Mさん祖母から「あんたの子どもの顔を見ないと死ねない」と言われたりして、そろそろ結婚したいなと思っていたんですけど、会社にはタイプの人がいなかったので、真面目な人と出会えそうだなと相談所での活動にしようと思って、中でも会員数が多いツヴァイを選びました。
入会して、ツヴァイの印象はどうでしたか?
Mさん想像していた通りでした。自分から申し込んで会ってくれる人もいれば、お断りされることもあったりして。でも今年の2月に入会して、4月にはNさんと会ったので、すごく苦労したということはなかったです。
Nさん私は仕事が忙しくて休会もしながら結構長く相談所で活動をしたんですけど、いろんな女性に会って、たくさん勉強しましたね。同じことをしても喜んでくれる女性と、そうじゃない女性がいて、正直はじめは戸惑いました。
難しいですよね。お二人はどうやって出会われたんですか?
Nさんインプレッションマッチングです。顔もかわいかったですし、Mさんの条件が僕に当てはまっていたので、僕のほうから申し込みました。
Mさん私は、住んでいるところの条件があったんです。Nさんの住まいが条件に合っていて、せっかく申し込んでもらったし、1回は会ってみようと思って会うことにしました。
Nさん休日に名古屋駅で待ち合わせして、ランチを食べにいきました。そのとき彼女が証券会社で働いていたんですけど、たまたま僕がそこの株を買っていて、いきなり最初から資産運用の話とかをしてましたね。
Mさんそうそう。いきなり会ってお金の話をしました(笑)。
Nさん資産運用って、趣味で書きづらい項目なんです。ギャンブルのようなものとイメージされることも多くて、あまり印象がよくないというか。趣味の欄から消したりしたこともあったんですけど、彼女は引かないでいてくれて、むしろ話が盛り上がったんです。そういう面でも、これから資産運用を趣味として続けられるってことで、すごく気持ちが楽になりましたね。
Mさん話が盛り上がったことも印象的だったんですけど、その日、名古屋城で桜のイベントをやっていて、事前に名古屋駅か名古屋城か迷って、名古屋駅にしたんですね。そしたら、当日桜が満開で、「せっかくだから名古屋城に行けばよかったね」って言ったら、「じゃあ、これから名古屋城にも行こう」って言ってくれたんです。
Nさんそうだったね。名古屋城で結構歩いて、駅に戻ったんですけど、帰り際に彼女のほうから「また会いたい」って言ってくれて、僕もまた会いたいなと思っていたので嬉しかったです。
Mさん初対面でも話が合ったし、行動力があっていいなと思ったので私から誘いました。
Nさんそのあとは、ほとんど毎週末デートをしてましたね。デートのときも「日経平均どう?」とか、よく株の話をしていました。彼女も「この銘柄が気になってる」とか、リサーチをしてくれるんですよ。仕事で携わっているから、相談もできて毎回楽しかったです。
ハプニング続出の潮干狩りデート
それは確かに話が合いますね。印象的なデートはどんなデートでしたか?
Mさん潮干狩りですね。
Nさんゴールデンウィークに、三重県の海岸に行ったんですけど、名古屋から3時間ぐらいかかるところなんです。渋滞を見越して待合せの5時間ぐらい前に出たけど、想像していたより渋滞がひどくて、結局彼女を1時間半ぐらい待たせることになってしまって……。着いたら着いたで、潮干狩りって満潮になってしまうとできないので、急いで海岸に行って始めたんですけど、連休の終盤だったので全然貝が残っていなくて……。
Mさん両手でおさまるぐらいしか取れなかったんです(笑)。
Nさんせっかくのデートなので僕としては格好いいところを見せたかったんですけど、遅刻するし、貝も取れなくて不発でしたね。
待ってる間は、イライラしたりしなかったですか?
Mさんいやいや、連休中だったから仕方ないし、前の日から「渋滞するかもね」って話をしてたんです。駅で待ってたんですけど、座るところもあったので、苦ではなくて「気をつけて来てね」っていう感じでした。それに、潮干狩りもやってみたいなと思っていたところに誘ってくれたんで、嬉しかったですよ。あと、Nさんがすごく大きいシャベルと、塩も1キロぐらい持って、やる気満々で来てくれたのが面白くて。足を洗うものとか、いっぱい準備をして頑張ってくれたんですけど、貝は取れなかった(笑)。
Nさん取れなかったね。Mさんがいなり寿司を作って来てくれたんですけど、それはすごくおいしかったです。
Mさんなんだかんだで、そういうほうが印象に残りますよね。その帰りに家まで送ってくれたので、親に「一緒に潮干狩りに行った方です」と紹介をしました。そのあと、お互い実家で犬を飼っているので、私の母親とNさんのお母さんと4人で犬を連れて散歩にいったこともありましたね。
付き合うことになって、すぐに住む家を決めた
仲がいいですね。告白はどちらからしたんですか?
Nさん6月に初めて僕の家に来てくれたんですけど、雰囲気で僕からしました。それですぐにツヴァイに休会届けを出して。
Mさん付き合うんだったら「休会届け出しますか?」って言ったら出してくれたんです。
Nさんそれまでの婚活では「君と付き合いたいんだ」とか、ちゃんと言葉にして言ってたんですけど、Mさんとはすべてが雰囲気で進んでいきました。そうやって言葉にしなくても自然に進んでいくのがうまくいく秘訣なのかなと思ったりして。
Mさん欲を言えば言葉にして欲しかったってのはありますけど、実際に休会してくれたし、いいかなと思ってましたね。
Nさんそこからは本当にとんとん拍子で、7月には一緒に住む家も決めました。実は、前に付き合っていた女性と住む家の価値観が違って別れた経験があったので、早めに家を決めたいなと思ってたんです。そのほうがお互いにとってもいいだろうと思って。
なるほど。お互い結婚しようと思ったのはどのタイミングだったんですか?
Nさんこれまで長く婚活をしていて、毎回そのときは「この人と結婚するんだ」っていう気持ちでお会いしてたんです。なので、いつ頃かっていうと難しいんですけど、毎回真剣勝負で会っていましたね。特に相談所では、他の男性に取られるかもしれないっていうのがあるので。でも、これまでの女性と違ってMさんは、すごくおおらかで、自分の至らないところもすべて包み込んでくれるんです。たまーに大雑把だなと思うこともあるんですけど(笑)、こんな女性とは、もう出会えないと思って、今まで以上に結婚したいと、強く思うようになりました。
Mさん私は、第一印象もよかったし、潮干狩りは面白かったし、頼りになるし、デートを重ねていっても、全然悪いところがなかったので、結婚したいという気持ちはどんどん高まっていきましたね。どんな家に住みたいとか、どこに住みたいとかこだわりがなかったので、住む家もすんなり決まって、一緒に住むようになりました。特にプロポーズの言葉はなかったんですけど、「お互い結婚するよね」という感じで両家の顔合わせをして、9月に婚姻届を出しました。
本当にウマが合ったんですね。では最後に、どんな家庭を築いていきたいですか?
Mさん今のまま、お互い言いたいことを言い合える関係でいられたらなと思います。
Nさん横で笑ってくれることに本当に救われているので、ずっと仲よくいられたらいいなと思います。
お二人の年表
2022年 | 4月 | 初対面&初デート |
6月 | 告白 | |
7月 | 家を決める | |
8月 | 両家顔合わせ | |
9月 | 婚姻届提出 |
約9年
7ヶ月
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(2022年10月2日取材 愛知県名古屋城で撮影)