成婚カップルの婚活体験談・エピソード
50代で相談所に入会した二人が運命の出会い!花火大会や登山で愛を育み結婚へ
それぞれ50代で真剣な婚活を始めたTさんとAさん。婚活をはじめたときは結婚相手と出会えるか不安だったそうですが、積極的に動いたAさんに導かれるようにしてプロポーズ。フライング気味だったと明かしてくれたのは一体どんな行動?
お二人とも照れながらも詳しく語ってくれました。
お二人のプロフィール
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Tさん
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Aさん
- 年齢
- 52歳
- 出身地
- 大阪府堺市
- 職業
- 個人事業主
- 趣味
- 音楽、絵画、自転車
- 入会期間
- 7ヶ月
- 入会店舗
- IBJ加盟店
改めて結婚したいと思った二人が相談所に入会
婚活を始めたきっかけはなんですか?
Tさん一緒に住んでいた自分の父親が亡くなりまして、手続きとかいろいろあったんですが、ひと段落したので、なにか始めようかなと思って婚活を始めました。それまで結婚や婚活にはあまり興味がなくて、身体を鍛えることが趣味なので、ほぼ毎日ジムに通っていたんです。母親も身体の調子が悪くて、このまま一人だと寂しいかなと思い、なんとなくそういうタイミングで結婚したいなと思うようになりました。
Aさん私もこれまで仕事をしながら自由に生きてたんですけど、1〜2年前に病気をして入院したんです。それまでも結婚願望は常にあったんですけど、なかなかお付き合いに発展しなくて、これは結婚相談所に行ったほうがいいなと思って始めました。でも、私の年齢で、お相手になってくれる人に出会えるのか心配だったんです。それで、入会する前に話を聞いてみたら、大丈夫と言ってもらえて。そのときの担当の方がすごくいい方だったので、入会することを決めました。
お二人が出会う前の活動はどんな感じでしたか?
Tさん僕は、彼女と会う前に1人の女性とお会いしたんですけど、自分の両親と一緒に住める方を探していたみたいで、条件が合いませんでした。あとは、こちらから申し込んでも断られてしまって、けっこう苦戦しましたね。でも、あまり落ち込んだりせず、気楽にいつか出会えたらいいなという気持ちでいました。
Aさん私も何度かお断りされて、彼と出会うまではなかなか大変でした。2週間ぐらいお付き合いした方もいたんですけど、それ以上は進みませんでした。それで、私が先にTさんのプロフィールを見つけて申し込みをしたんです。陶芸が趣味と書いてあって、ジムもそうですけど、簡単に続けづらいことを継続してらっしゃるんだと好印象を持ったんです。あと、スーツを着たお写真のスタイルがすごくよくて、お会いしてみたいなと思いました。
Tさんそれまで女性から申し込みをもらうこと自体がなかったので、ありがたいなと思って受け入れました。それでカフェで待ち合わせをすることになったんです。
実際にお会いした第一印象はどうでしたか?
Aさん正直に言うと、写真のほうがかっこよかったです(笑)。ジャケットとズボンはスーツだったけど、中に着ていたのがTシャツで、そこがちょっとだけ残念でした。
Tさん仕事柄、スーツを着ないので冬用しか持ってなくて、夏用も買ったは買ったんですけど、カジュアルなものだったので、そのせいですね(笑)。
Aさん結局その日は1時間半ぐらい話して、また会いたいなと思ったので、2回目も会うことになりました。
花火大会デートからのフライング告白
Tさんちょうど、うちの会社で花火大会のチケットがもらえる機会があったんです。でも、数が限られていて、みんながもらえるわけじゃない。無事じゃんけんに買ってペアチケットをゲットしたので、Aさんを誘いました。
Aさんちゃんと席に座って花火を観るというのが初めてだったので嬉しかったです。
TさんAさんは浴衣を着てきてくれたんですけど、駐車場から会場までが遠くて、足にマメができてしまって結構大変でした。
Aさんでも真正面から花火が観られて、苦労した甲斐がありました。
Aさんそれから、3回目のデートで一緒に登山をしたんです。帰りに家まで送ってもらったので、お茶でもどうぞってうちに来てもらったんです。後で「それはフライングです」って担当の方に注意をされたんですけど。本当はまだ真剣交際に入っていなかったので、ダメなんですよね。
Tさんそれはビックリでしたよ。軽くお茶を飲むぐらいの気持ちだったんですけどね。その流れでAさんから「私は真剣交際に進んでもいいと思っている」と告白もされたので、こんなに積極的にきてくれるんだと驚きの連続でした。でも、自分もいいなと思っていたので、その気持ちに応えようと覚悟を決めました。
誘導プロポーズが無事成功
プロポーズはどんな感じだったんですか?
AさんTさんは隠しごとができないタイプなんです。それで、担当の方に送るメールとか、本来私が知らずに進めてほしい内容まで、見せてくれるんです。じゃあ、もう自分の希望通りに進めてもらおうと思って、指輪はこれがいいとか、プロポーズまで誘導していきました。
Tさん言われるがままに進めましたね。でも、実際にどのタイミングでプロポーズをすればいいかっていうのは自分次第じゃないですか。ディナーの間、そのタイミングをずっと狙っていたんですけど、デザートのちょっと隙間が空いたときに、「結婚してください」とプロポーズをしました。結構いいレストランを予約したんですけど、まったく味わった気がしませんでした。
Aさん自分で誘導していったとはいえ、改めて言ってもらうとすごく嬉しくて、自分がなんて答えたか覚えてないんです。でも翌月には無事に婚姻届けを提出しました。
よかったですね。今は一緒に住んでらっしゃるんですか?
Aさんそうですね。職業柄、事務所が必要なのでアパートはそのままにして、週に1日か2日は元の部屋に帰るんですけど、それ以外は一緒に住んでいます。
手作りのお弁当で会社の人にもバレバレ
Tさん毎朝お弁当を作ってくれるんですよ。それまで会社で仕出しのお弁当を買っていたのに、急にお弁当を持ってくるようになったので、すぐに「彼女ができたんだろう」とツッコまれました。結婚したことを伝えると、社長が朝礼でお祝いしたいと言ってくれたのですが、それはさすがに照れくさいのでやめてくれと頼みました。
Aさんいつも「おいしい、おいしい」って食べてくれるので作り甲斐があります。
この人と結婚したいなと思ったタイミングはいつでしたか?
Tさんタイミングというと、やっぱり逆告白をされたときですね。
Aさん私は自分で言っておきながら、真剣交際に入ると結婚が決まったみたいな雰囲気になるので、最初戸惑ってしまったんです。ある日デートで彼がちょっと危なっかしい運転をしていたことがあって、それを後日「あれは気をつけたほうがいい」と伝えたときに、すんなり聞き入れてくれて、いい人だなと思いました。この日この出来事というような明確なことは言えないんですけど、徐々に結婚したいなと思う気持ちが強くなっていったような気がします。世の中、なかなか100点満点の人はいないと思うので、許せないという部分がないなら、それでいいのかなと思います。
結婚してから変わったことはありますか?
Tさん自分はドラマを観るのが大好きなんです。それで、ジムから帰ってくると22時から1時間ぐらい録画を観て寝るっていう習慣があったんです。でも、結婚してからその時間は二人で喋る時間になりました。
AさんTさんがものすごく喋るので、ドラマ観なくていいのかな? と思ってたんですよ(笑)。
Tさんそれまでの習慣が崩れるのは一緒に暮らす以上仕方ないですよね。それがイヤというわけではないんです。
Aさん私はアパート暮らしで部屋が寒かったのが、いきなり一軒家で暮らすようになって暖かくなったので、それだけでも幸せです。
いつまでも仲がいい二人でいたい
お互い1番好きなところを教えていただいていいですか?
Tさん気が利くところですね。自分は毎日薬を飲んでるんですけど、その時間になるとお水をそっと出してくれるんです。これまで大体自分のことは自分でやってきたので、こんなことしてくれるんだ!って感激しました。
Aさん最初は自分でお水を酌んでたもんね。家事の経験があるので洗濯物もたたんでくれるし、一緒にお掃除してくれたりして助かっています。私が仕事でいないときも、独身時代のペースでやってくれているので、そういう点では何も心配もしてないですね。あとは優しいところも好きです。お風呂の暖房をつけておいてくれたり、ちょっとした行動が優しいです。
どんな家庭を築いていきたいですか?
Tさんそんな理想はないんですけど、あまり隠し事がないようにしたいですかね。自分はすぐ、喋っちゃうのでできないタイプですけど(笑)。
Aさんそうですね、付き合っているときもそうでしたけど、本当のことしか言わない人なので、そこは信頼をしています。子供がいないので、ずっと仲よくしていけたらいいなと思います。
これから婚活をする方にメッセージをお願いします。
Aさん短期間で結婚できるのが、結婚相談所のいいところだと思うので、「早く結婚したい!」という方は、相談所での婚活をオススメします。
お二人の年表
2022年 | 8月 | 初対面 |
初デート&花火大会 | ||
9月 | 登山デートのあとにフライング告白 | |
10月 | プロポーズ | |
11月 | 婚姻届提出 |
1年7ヶ月
7ヶ月
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(2022年12月4日取材 三重県四日市市霞ヶ浦緑地公園で撮影)