成婚カップルの婚活体験談・エピソード
現状に満足せず成長を目指す似たもの同士の二人。効率的に婚活を進めるためにやったこととは?
初対面を予定していた日にコロナになってしまったことをきっかけに運命の歯車が回りだしました。仲睦まじく、理想の家庭を語る二人からは、相思相愛っぷりがひしひしと感じられます。
そんな二人の馴れ初めについてたっぷり本音を語っていただきました。
お二人のプロフィール
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Kさん
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Sさん
それぞれの理由で焦っていた二人が結婚相談所に入会
婚活を始めたきっかけと、ツヴァイに入会した理由を教えてください。
Kさんこれまで彼女がいたことがなくて、ひとことで言うと焦っていました。ツヴァイを選んだのは、横浜を拠点にした結婚相談所を検索したら1番上に出てきたからです。他の相談所にも話を聞きに行こうと思っていたんですけど、話を伺った横浜店のスタッフさんが好印象だったので、そのまま入会しました。
Sさんバラエティ番組で22歳の女の子が「結婚相談所で結婚した」と話していて、私はもうすぐ30歳になるのに何も行動していないのはどうなんだ?と思い立って、検索したらツヴァイが出てきて“大手”と書いてあってので、「ここだ!」と思って登録しました。
婚活を始めてみた感想はどうでしたか?
Kさん合計で20人ぐらい結婚に前向きな女性とお会いしたんですけど、それぞれの価値観や将来の理想像に触れて、徐々に僕自身の結婚観に対する価値観を作っていけました。その価値観がばっちりハマったのがSちゃんでした。そうやってひとつずつ学んでいけたので楽しかったです。
Sさん私は、お付き合いの経験があったんですけど、結婚相談所は恋愛経験が少ない方が多いんだなという印象を受けました。そこで、恋愛と婚活はまったく違うんだなと思いました。
最初から好印象だった二人
お二人の出会いはどういうきっかけだったんですか?
Kさん自分から価値観マッチングで申し込んで12月にマッチングして、1月に会うことになりました。
Sさん申し込まれたときは、笑顔が素敵で優しそうな雰囲気で、周りから慕われていて友達が多いんだろうなという印象を受けました。
お会いになった第一印象はどうでしたか?
Kさん正直、顔がタイプでした(笑)。結婚相手の基準としては、内面の部分を重視する活動をしてたんですけど、顔がタイプな上に、性格がしっかりしていたので、アプローチを続けました。
Sさん第一印象は「背が高い!」と思いました。話してみると、やっぱり想像通りだったんですけど、荷物を持ってくれたり、スマートに接してくれて気配りの天才だなと思いました。
2回目で深い話になり気づいたら3時間経っていた
初デートはどちらから誘ったんですか?
Kさん大雨が降った日があって、Sちゃんの使ってる電車が止まっているというニュースを見たので「大丈夫?」と連絡したんです。そしたら「(使ってる路線を)よく覚えてましたね」と返事がきて、その流れで、また会う約束をしました。
Sさん最初の印象で「いい人だし、この人と結婚したいな」と思っていたので、心配してくれるLINEがきたのは嬉しかったです。
Kさんそれで新宿のバーに行きました。僕の婚活の進め方として、今後ネックになるようなネガティブな話題を先に話しておいたほうがいいなと思っていたんです。例えば僕の場合、ちょっとした副業をやっていて。人によっては、そのワードを聞いただけで毛嫌いする方もいるので、「やめてほしい」と言われたら、やめるつもりでいたんですけど、Sちゃんは「別にいいんじゃない?」というスタンスだったので嬉しかったです。
Sさん個人の自由だし、別にネガティブな話ではないと思ったんですけど、そういう話をしてくれたので、私も児童養護施設で過ごした過去があるという話をしました。
Kさんまだ2回目だし、その日に話すつもりはなかったんですけど、話しているうちに、隠し事をせず本当の僕でぶつかりたいと思ったんです。そしたらその話をしてくれて、僕もそれがネガティブな話だとは思わなかったんですけど、気づいたら3時間経っていました。
告白はどんなシチュエーションだったんですか?
Kさんバレンタインの日に江ノ島に遊びに行って、告白を決めて、その帰りに横浜駅前の行きつけのバーで告白をしました。僕が言いやすいような雰囲気を作ってくれたので、最終的に背中を押してくれたのはSちゃんでした。
Sさん告白してくれそうだなという雰囲気を感じ取ったので、「今日絶対言わせよう」と思ってました(笑)。私はKさんのことを1番いいと思っているということを伝えて、もしそれでダメだったらしょうがないと思っていました。
初めて会う前のやり取りから「いいな」と思っていた
いつから「この人と付き合いたい」と思っていたんですか?
Sさん正直に言うと、12月にKさんともう1人会う予定にしていた方がいたんです。でも、自分がコロナになってしまって。お詫びの連絡をしたら、その方は「しょうがないな。会うときは何か(お詫びの)プレゼントをちょうだいね」という返事がきて。一方Kさんは「大丈夫? 本当に気にしなくていいから。自分を責めすぎないで」と労ってくれる言葉をくれたんです。失礼かもしれないですけど、良くも悪くも、もう1人の方と対照的でした。
Kさん僕自身もコロナになって入院した経験があったので、辛いだろうなと思って、狙ったわけではなく、自然に反応しただけなんですけど、結果的にラッキーでしたね。
Sさんあと、付き合い始めたときに「いつまでに結婚したい」という予定を共有していたんです。今、自分は通信大学に通っているんですけど、学習計画表という表があって、プライベートの予定を書く欄があるんです。人によっては、それを見せられたら引いてしまう方もいるかもしれないですけど、Kさんは引かずに「Sちゃんが思い描いた未来に近づけるように努力するよ」と言ってくれたので嬉しかったです。
なるほど。ではプロポーズはすぐだったんですか?
KさんSちゃんの予定に合わせて、5月6日にプロポーズをしました。関内の行ってみたかったレストランで食事をして、その後山下公園に移動して、プロポーズをして指輪を渡しました。
Sさんその日にプロポーズをされるということはわかっていたので、朝から緊張しまくりでした。人が多くて、見られてるんじゃないかという小っ恥ずかしさもありましたけど、後からじわじわと嬉しくなりました。
常に挑戦をし続ける姿を子どもにも見せていきたい
将来どんな家庭を築いていきたいですか?
KさんSちゃんは通信大学に通っていたり、僕も資格の勉強をしているんですけど、子どもができてからも、そういう姿を見せていくことで、次に進んでいくのが当たり前だと思えるような家庭にしていけたらなと思っています。現状を維持しようとすると、油断してしまったり、周りに感謝の気持ちを忘れたり、良くない状況に陥ると思うんです。だから常に努力を続けたいと思っています。
Sさん私も自分に挑戦することが好きなので、お互い年をとっても、色んなことに挑戦しながら、子どもがやりたいことを制限しない両親でありたいなと思います。
すごく素敵な考え方ですね。
婚活をしてよかったことや変わったことはありますか?
Kさん結婚して周りから「優しくなったね」と言われるようになりました。自分ではもともと優しい性格だと思ってるんですけどね(笑)。
Sさん最初は相談所に対して、結婚できなかった人たちが集まるようなマイナスイメージを持っていたのが本音なんですけど、効率よく、素晴らしい人と出会えて結婚できたので、いい活動でした。あと、私も心が穏やかになった気がします。
一歩を踏み出して自分に素直になることが大事
最後に婚活を頑張っている人にアドバイスをいただけますか。
Kさん僕はIBJ会員とも出会えるオプションをつけていたので、月々1万7000円の月額費を支払っていたんですけど、中には、近所のバーで女の子に声をかけたほうが安上がりじゃないかと考える人もいると思うんです。そして、たとえば100人会ったら、こちらからお断りすることもあれば、向こうからお断りされることもあっておそらく99人は合わない。でも最終的に結婚は1人の人とするわけで、その最後の1人に会えれば成功なんですよね。僕の場合20人だったので、思ったより早く出会えたんですけど、今すごく幸せですし、婚活に挑まれてる方々、みんなに対して諦めないでほしいなと思います。
Sさん私は、素直になるのが大事だと思います。嫌われたらどうしようとか、心配になることもあると思うんですけど、ありのままの自分を見せて、時には待っているだけではなくて、自分の思いを素直に伝えることが大事なんじゃないかと思います。
Kさんあとネットで調べると、どうしても結婚相談所の悪い評判が目についちゃうと思うんです。口コミはあくまでも口コミというか、自分で体験してみて、婚活の大変さを乗り越えた先に、運命の人と出会えるんじゃないかなと思うので、まずは入会する勇気を持って、諦めずに活動していれば、必ず運命の人に出会えると思います。
Sさんあとはダイエットをするとか、どうやったら話が弾むかとか、自分磨きをするのもいいと思います。結婚相談所は、あくまでツールなので、自分の行動を大事にしてほしいなと思います。
お二人の年表
2023年 | 1月 | 初対面 |
初デート | ||
2月 | 告白 | |
5月 | プロポーズ | |
6月 | 婚姻届提出 | |
7月 | 両家顔合わせ | |
2024年 | 2月 | 挙式予定 |
8ヶ月
7ヶ月
(2023年7月23日取材 神奈川県横浜市 関内で撮影)