成婚カップルの婚活体験談・エピソード
難波店50代後半Tさんと大阪店40代後半Mさんの婚活体験談
たとえば年齢や年収、離婚歴に子どもの有無。そういったご自身の状況から、「もしかしたら自分は婚活をするには不利かもしれない……」と不安を感じる方もいるのではないでしょうか。
「根気よくがんばれば、きっと必ずいい方に出会えます」。そう語るのは、離婚歴があり、成人したお子さんを持つ57歳のTさん。入会からわずか1ヶ月で結ばれたお相手は、趣味も相性もぴったりの、同じく離婚歴を持つMさんでした。
お互いに条件や外見は、求めるタイプと一致していたわけではなかったと言うお2人。では、TさんとMさんはどのように信頼関係を深め、わずか3ヶ月で結婚の約束をするまでに至ったのでしょうか。そのストーリーに迫ります。
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Tさん
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Mさん
会員数の多さと信頼性の高さ、スタッフの熱意を感じてツヴァイに入会
まず、お2人が婚活をはじめたきっかけを教えてください。
私は写真撮影とドライブが好きで、撮影旅行でよく全国のいろいろな場所に行くんです。しばらくはそれを1人で楽しんでいたのですが、今年になってから「一緒に旅行ができるパートナーがいたらいいな」と思うようになりました。もともとバツイチで、離婚後にお付き合いした方もいたのですが、結婚には至りませんでした。それでその方とは昨年の2017年にお別れをして、今年から本格的に婚活をすることにしたんです。
私も以前は結婚していて、32歳から11年間一緒にいた男性と数年前に別れたんです。そのとき周りにシングルの友人はあまりいなくて、親からのプレッシャーもあったので再婚を考えていました。
ツヴァイにはどんなきっかけで入会されたのでしょうか。
離婚から1年半後くらいに、母からツヴァイを紹介されたんです。ツヴァイは会員数が多そうだと思いましたし、会員だった知人からもいい評判を聞いていました。それに、いろいろなパーティーや体験イベントがある婚活サービスってなかなかないですよね。結婚相手だけではなく、趣味の友達もできそうでいいなと思いました。
私はツヴァイを含めて、いくつかの婚活サービスを比較検討しました。ツヴァイにした決め手は会員数の多さと、最初にお店で担当してくれたMC(マリッジコンサルタント)さんの対応がすごく良かったからです。「私がしっかりサポートします!」という熱意が伝わってきて、この方なら信頼できると思いました。
信頼といえば、入会のときに独身証明書などの書類を提出するのも良かったですね。別の結婚相談所の話を聞きに行ったこともあるんですけど、そこは入会基準がけっこう曖昧で、身元や年収に関係なく入れちゃうみたいで……。その点、ツヴァイの会員は身元が確かだなと思いました。
「出会いの広場」で生まれた出会い。電話でのやりとりを重ねてから初対面で淡路島へ
ツヴァイに入会されてからは、どんなサービスを利用して出会いを探されましたか?
サマーパーティーやクリスマスパーティーなど、大きいパーティーには必ず参加していました。でも私の場合は、パーティーは人が多すぎてなかなか希望の方とは話せなくて。たとえば、私は大阪在住の方と話したかったのですが、パーティーには遠方からいらした方もたくさんいて、そうした方と話している間に時間がきてしまって……の繰り返しでした。なので、途中からはツヴァイのお店での小さな集まりなど、小規模なパーティーに参加していました。
私は、価値観の相性で相手を探す「価値観マッチング」と、会員サイト上の自己PRを見てコンタクトをとる「出会いの広場」(※2018年4月に終了。現在は「インプレッション・マッチング」というサービスを提供)を利用しました。自分と釣り合う年齢で趣味が合うかどうかや、お子さんがいれば子どもが成人しているか否かを条件に相手を探して、合う方がいればコンタクトを取りました。彼女はそうして出会った方の1人です。
そうそう、私も途中から出会いの広場や各お店に掲示されているPRボードを見るようになりました。出会いの広場なら顔がわかるし、プロフィールの文章で人柄も伝わるのがいいなと思って。
でも私からコンタクトを取ってしばらくは、彼女からの返信はなかったんですよね。
確かに最初は無視しちゃっていましたね(笑)。というのも、私はもともと53~54歳くらいまでの方を探していました。それ以上の年齢の方だと、お会いしても話が合わないことがあったので、彼は条件的には対象外だったんです。
そこから、どうして時間を空けてTさんに返事を返そうと思ったのでしょう。
親からのプレッシャーもある中、なかなかいい方に巡り合えない焦りもあって、ちょっと自分の婚活の仕方を見直そうと思ったんです。それで、出会いの広場をもう一度ちゃんと見てみようとページを開いて、彼からのコンタクトをきちんと再確認しました。改めて彼のプロフィールを見たら、テニスなどの趣味が合いそうだし、何より文章がいいと思ったんです。
昔は文章を書く仕事をしていたんです。それで読みやすかったのかな。
文章が上手なのはもちろんだけど、人柄が伝わってくる内容だったんですよね。趣味に関しても単に「ドライブが好き」だけじゃなくて、「愛車のプリウスで、全国津々浦々いろいろな場所に出かけています」みたいな書き方で。理想の家庭像もしっかり書かれていて、すごく真面目な方なんだなと思いました。
はじめて連絡を取り合ってからは、どう交流を深めていったのですか?
最初はメールをして、後は電話でやり取りをしました。私が忙しくてなかなか会えなかったのですが、初対面までの間に何度も電話でお話ししました。
はじめて会ったときは、兵庫県の淡路島までドライブしたよね。「いい温泉に入れて、いい食事ができる場所があるよ」と彼が淡路島のホテルを予約してくれて、日帰りで温泉デートをしました。
電話でたくさん会話を交わしてからの初対面だったんですね。そのときのお互いの第一印象はどうでしたか?
最初に彼を見たときは、「わぁ、大きい人!」と思いました(笑)。でも話し方が優しくて安心感があったので、印象はすごく良かったですね。行動もレディーファーストで、車に乗るときはドアを開けてエスコートしてくれるんです。私は海外での生活が長かったのですが、久しぶりにそういう男性の優しさを味わわせてもらってうれしかったです。
私はというと、実は最初は彼女の外見がタイプじゃないなと思っていました(笑)。でも、その前から何度も電話をする中で、「話や価値観がすごく合う女性だな」と好印象を持っていたのが良かったですね。
初対面の後、どのくらいでお付き合いをすることに?
付き合うまでは早かったですね。初対面後のやり取りで、彼女から「あなたの体型のことが気になるので、それをなんとかしてくれたらまずはお友達からはじめましょう」とメールがきたんです。
体が大きいからイヤ、ということではなくて、健康には気を遣ってほしいなと思ったんですよね。
彼女には「お友達から」と言われましたが、私は最初から結婚を意識して付き合える相手を探してツヴァイに入ったので、その旨をお伝えしました。
彼からの返信を家族に見せたら、妹に「お姉ちゃん、これお友達からのお付き合いをやんわり断られているよ」って言われました(笑)。私も彼と結婚を前提にお付き合いしたいと思っていたけれど、少し遠慮して「お友達から」と伝えたつもりだったんです。でも、受け取り方が違ってしまったんですね。私の本心としては彼を逃したくはなかったので、すぐに自分から電話しました。
彼女から電話で改めて、「きちんとお付き合いしたい」と言われて、それならばと交際を決めました。付き合ってからすぐにツヴァイも一緒に退会しましたね。
すれ違いを経て、お付き合いがはじまったんですね。印象的なデートのエピソードがあったら教えてください。
2018年4月にまた淡路島に行ったときですね。旅館で温泉と食事を楽しみました。その日はお天気が良かったので、夜に急遽「星でも見に行く?」と彼女を誘って、淡路島から西播磨天文台まで行ったんです。そこには口径2メートルほどの大きな望遠鏡があって、土星や木星がキレイに見えました。
その後は、天文台の外に出て星空を見たよね。
天然のプラネタリウムだったよね。
彼は一緒にいると、私が知らない世界をたくさん見せてくれます。もの知りで行動力もすごいので、いろいろな初体験をさせてくれるんですよ。そのうえレディーファーストで、内面がすごくイケメンなんです。外見はくまさんみたいなんですけど(笑)。
彼女は、一緒に行動しているときにすごく自分を頼りにしてくれるんですよ。そういう部分がとてもかわいいなと思いますね。そのデートに行った辺りから、お互いの距離が急接近したと思います。
共通の趣味を楽しみながら、アクティブな結婚生活を
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プロポーズはいつ頃にされたのですか?
2018年の6月です。滋賀県高島市に「平池」という池があって、そこに咲いているかきつばたの写真を一緒に撮りに行ったんです。朝に撮るために、前の晩から平池付近で車中泊しました。その車内で、「あなたとの結婚を考えているよ」と伝えました。
そのときはもう、「やったー!」って感じでしたね。うれしかったのはもちろん、「これでやっと婚活を卒業できるんだ!」と思うと安心しました。
あ、でも結婚生活を送るうえで、「標準体重くらいまでは痩せてね」という条件は出しました(笑)。やっぱりこれだけ大きいと、熟年だし体に負担もかかるじゃないですか。
今はダイエットというほどではないですが、家での食事には気をつけています。あとは、彼女と一緒にテニスやトレッキングをして体を動かしています。
ご両親に結婚のことをお話しされたときは、それぞれの親御さんはどんな反応でしたか?
私の母に彼女のことを話したときは、喜んでいましたね。前の妻は大人しくて口数の少ない人だったけど、彼女はよく話す人なので「良かったね」と。
私の親も「良かったね」と言ってくれました。前の夫は会話のキャッチボールがあまりできなくて、趣味の車にどんどんお金をつぎこむ人だったので、親も当時心配していたんです。その点、彼はちゃんとコミュニケーションがとれる人だから本当に良かったです。
ご家族を含め、みなさんにとって幸せな結婚になったんですね。これからどんな家庭を築いていきたいですか?
私は積極的に外へ出歩くタイプなので、これからは彼女と一緒に旅行や写真撮影をしに外へ出て、アクティブに過ごしたいですね。
私も同じ趣味を共有して一緒に楽しみながら、ちゃんとコミュニケーションもとって、温かくて笑いの絶えない家庭をつくりたいですね。
(2018年9月26日取材)
これから婚活する方へ
私たちはお互いにバツイチ同士で、年齢もそこそこ重ねています。それでもツヴァイに入って、特に彼女は根気よく活動したことでお互いに出会えて結婚をすることになりました。だから、「すぐ諦めないで根気よくがんばれば、きっといい方に出会えますよ」と伝えたいです。
特に男性に対して思うのは、相手に話せる趣味を1つでもいいから持っていてほしいということですね。趣味の話ができれば、初対面でも話が盛り上がることがありますし、人柄も上手く出せると思います。「趣味がない人とは話が続かない」という話は、女子会でもよく出る話題なので。