成婚カップルの婚活体験談・エピソード
「2週間に1度は愛媛から大阪へ」30代調理師同士の遠距離恋愛が成就したヒミツとは?
大阪在住のMさんと、愛媛在住のHさん。遠く離れた場所に住んでいるお二人が出会ったきっかけは、調理師という職業上の共通点でした。その後、2週間に1度はデートしていたというお二人の遠距離恋愛が実った理由は何だったのか。
婚活を始めた経緯や、結婚の決め手について、お話をお聞きしました。
お二人のプロフィール
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Mさん
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Hさん
- 年齢
- 37歳
- 出身地
- 愛媛県
- 職業
- 調理(福祉施設)
- 趣味
- 食べ歩き 美容
- 入会期間
- 6ヶ月
- 入会店舗
- IBJ加盟店
担当者に「やるなら、今でしょ」と背中を押されて
婚活を始めたきっかけを教えていただけますか?
Mさん最初はマッチングアプリを使って婚活していたんですけど、結婚を真剣に考えたときに結婚相談所で活動したほうがいいかなと思って。ツヴァイに決めたのは、とある冊子 に、質問に答えていくと自分に合う結婚相談所がわかる「結婚相談所診断」なる特集があって、自分はツヴァイさんに向いているという結果が出たんです。その後、軽い気持ちでツヴァイさんの店舗に行ったら、担当のお姉さんから「やるなら今でしょ」と猛プッシュを受けまして、気づいたら入会していました(笑)。
Hさん友達からIBJ加盟店を利用して結婚が決まったと聞いて、大阪のIBJ加盟店を探して入会しました。当時は愛媛に住んでいたのですが、それ以前の10年くらいは大阪に住んでいて、よく大阪にも遊びに出かけていました。大阪の結婚相談所に入会すれば、大阪に頻繁に行けるかもと考えたんですよね。
実際に入会されてみて、いかがでしたか。
Mさんうまくいかないことが多かったですね。最初のメッセージは「初めまして、よろしくお願いします」から始まって「こちらこそよろしくお願いします」と返事は来るんですけど、それ以降がなかなか続かなくて……ツヴァイの担当の方に何度か相談してアドバイスをもらったこともありました。
Hさん私も大変でした。お見合いでお会いした方はたくさんいたんですけど、なかなか話が合う人がいなくて。あまりに婚活がうまくいかないので、正直なところ「やめようかな」と思ったこともあったのですが、とにかく諦めずにお申し込みをし続けることで何とかモチベーションを保っていました。
愛媛から大阪へ、2週間に1度のデートで距離を縮める
お二人はどのようにして出会われたのでしょうか。
MさんIBJの紹介ですね。最初はツヴァイさんだけのコースを使っていたんですけど、会える数が少なくて……そもそも、僕が働いている飲食店の定休日が木曜日しかなくて、条件に合う人が見つかりにくい状況だったんです。だから、ツヴァイの担当の方が「IBJのコースでも並行して探したら、あなたの条件に合う人が見つかりやすいよ」と勧めてくださって、IBJコースに加入してから1~2カ月で、Hさんからお申し込みしてもらいました。
Hさん私自身も老人ホームで調理の仕事をしていたので、職業上の共通点がある方なら話も合うかなって思ったんですよね。
Mさんプロフィール欄に「愛媛から大阪に行きます」って書いてあったんですけど、愛媛と大阪ってまぁまぁ遠いからほんまに来てくれるんかなって思っていたんですけどね。
でも、いざ大阪のグランヴィアホテルのラウンジで会ったらすごい楽しくて。やっぱりお互いに飲食店での勤務経験があったこともあって、話が弾んだんですよ。あっという間に1時間が経ってしまって、Hさんのほうから「すみません、ちょっと1時間経っちゃったんで」と切り出されるまで夢中になって話していました。
HさんMさんは喋りやすくていい人だなと思いました。私ももっと話したかったんですけど、13時からお見合いを始めて、15時にはバスに乗って愛媛に帰らなきゃいけなかったので。20代のときに10年ほど大阪に住んでいたこともあって、大阪には馴染みがあったので、来ること自体は負担ではなかったんですけどね。
とは言え、離れていると頻繁には会えないですよね?次回のデートの約束はどのようにされたんですか?
Mさんそうそう。またHさんに会いたいなと思いつつ、「距離が離れているし、会いに来てくれるかな……」とダメ元で聞いてみたら、二つ返事で「あ、行くよ」と言ってくれて。僕の休みが木曜日しかないにも関わらず、2週間に1回のペースで会いに来てくれてありがたかったですね。
せっかく来てくれたからには彼女が行ったことのない大阪を楽しんでもらおうと思って、大阪城に天王寺動物園、ユニバーサルスタジオといろいろな場所でデートしました。
スナックのカラオケで「愛の歌」を熱唱して告白
真剣交際に進んだ経緯について、教えていただけますか。
MさんHさんが大阪に住んでいた頃に知り合った友人が経営しているお店に、僕を連れて行ってくれることになったんです。当時はHさんとお付き合いしたいと思いつつ、告白はできていない段階でした。
そんなときにHさんの友人のお店を6軒ぐらい連れていってもらって、最後に行ったスナックのママから「結局どうするの?ここで言っちゃったら?」とせっつかれて。背中を押してもらうかたちで、スナックのカラオケでラブソングを歌いながら告白しました(笑)。みんなから祝福されて、照れはしたものの、やっぱりうれしかったですね。
プロポーズの日のことを教えていただけますか。
MさんHさんがホテルの上階の個室でプロポーズされたいという希望をちらちらっと聞いていたので、ちょっといいレストランの38階でプロポーズすることにしました。個室でも良かったんですけど、ツヴァイの担当の方に相談したら「38階だし、眺めもすごくいいから窓側席でもいいと思うよ」とお勧めしてもらって、窓側席を予約して。
最後に「Will you Marry me」というメッセージを添えたケーキを用意していただいて「結婚してください」とシンプルに告白をしました。彼女もケーキをパッと見て、すぐにプロポーズだと気づいてくれたみたいで。あのときの彼女の表情が忘れられません。
大切なのは会ってみること、諦めないこと
お2人は今後、どんな家庭を築いていきたいですか。
Mさんお互いに飲食の仕事に携わっていて、労働時間が長いから、コミュニケーションをとれる時間が一般的なサラリーマンよりも短いと思うんです。だから、感謝と尊敬と礼節は忘れずに、日々を過ごしていきたいなと常々思っています。
お互いの好きなところを教えてください。
Mさんどうしよう、多すぎて絞り込むのが難しいな(笑)。初めて会ったときからずっと思っていることなのですが、笑顔が素敵で、話をしていてもしんどくないところかな。くだらないことを言っても、真剣な話をしてもちゃんと応えてくれるし、笑顔で目を見て喋ってくれて、一緒にいてすごく居心地がいいんですよね。
あとはふんわりした雰囲気を纏いながらも、言うことはしっかり言ってくれるところも安心できるなと。
HさんMさんは優しいし、私も一緒におって気が楽ですね。あとは、ありがとうとごめんなさいがすぐ言えるところが好きかな。
ありがとうございます。最後に、これから婚活を始める方にアドバイスをお願いします。
Mさん皆さん仰っていることかもしれませんが、とりあえず会ってみることが大事かなと思います。顔の印象ですら、プロフィール上の写真と実際に会ったときとでは全然違うこともありますから。
Hさんの場合も実際に会ってみると印象が違ったので。プロフィール上の印象が95点くらいだったとしたら、実際に会って話したときの印象が120点くらいでした(笑)。
時間もお金も限られてるから、自分の好みや趣味といった最低限の情報を伝えてから会ったほうがいいかもしれないですけど、まずは会うことですね。
Hさん私が婚活で意識していたのは、諦めないことかな。最初にも言ったんですけど、お見合いした方と立て続けにうまくいかなかったことがあって、正直やめようかなと思ったことも合ったんですけど、やめなかったからMさんに出会えた。だから、うまくいかなくても諦めないでほしいと伝えたいですね。
お二人の年表
2023年 | 8月 | 初対面 |
初デート | ||
10月 | 告白 | |
11月 | プロポーズ | |
2024年 | 4月 | 婚姻届提出 |
10月 | 結婚式予定 |
5ヶ月
6ヶ月
(2024年4月4日取材 大阪府大阪市浪速区 新世界周辺で撮影)