成婚カップルの婚活体験談・エピソード
お互いの弱みを補い合える関係。長い活動の末にトントン拍子で進展した相手
婚活を始めても、なかなかうまくいかず疲弊してしまうケースも多いと思います。
2013年にツヴァイに入会したNさんは、女性を引っ張っていくのが苦手だったこともあり、思うように進展しない状況に疲れたこともあったと言います。
休会を挟みつつ気長に活動を続けていたNさんですが、Eさんに出会ってからはトントン拍子で結婚が決まったそう。その背景には、「お互いの強みと弱みを補い合える関係性」がありました。
現在は結婚に向けて準備中のNさんEさんに、出会いのきっかけや、お互いのどんな部分に惹かれ、どうやって進展していったのかを聞きました。
初めてコンタクトをとったときから、話題が途切れなかった
お2人が婚活を始めたきっかけは、何だったのでしょうか?
勤めている老人ホームに小・中学生からの幼馴染がいて、その子が去年2017年に、結婚相談所でいい人を見つけて結婚したんです。そのとき私は33歳だったので、同い年で成功した人がいることを知って、そういった婚活の方法に興味を持つようになりました。
私は「この先の人生、一緒に生活していける人がほしいな」と思っていたときに、電車の広告でツヴァイを見かけたのが、活動を始めたきっかけです。
私も初めてツヴァイを知ったのは、電車の広告だったかな。入会の決め手になったのは、尊敬している年配の方が「ツヴァイはいいところだと思う」と言ってくれたのと、自宅の近くにツヴァイのお店があったから。婚活なんて何をどうすればいいのか分からないし、すぐ相談に行ける距離にお店があるのは安心だと思ったんです。
私の場合は、入会を迷って電話をしたときに、ツヴァイの方が親身にお話を聞いてくださったのが決め手ですね。入会したのは2013年だったと思うので、32歳か33歳の頃でした。
ツヴァイにはいろいろなマッチングサービスがありますが、お2人はどのサービスを通じて知り合ったんでしょうか?
入会してすぐ、「価値観マッチング」で私から彼にコンタクトを取りました。何人かの人にコンタクトしてみたんですけど、中でも彼は一番早く返事をしてくれて、そのあとのやりとりもすごく自然に続けることができたんです。
銭湯が好きとか、野球観戦が好きとか、共通の趣味が多くて話題が途切れなかったよね。ほかの人とのやりとりは1日おきに進むことが多かったのですが、彼女とは1日に何往復もメッセージのラリーが続いたんです。
彼女のひと言が、いつも背中を押してくれました
初めて会ったときは、お互いどんな印象でしたか?
会う場所を決めるとき、私が翌日早朝から仕事があることを伝えたら、「それなら僕がそちらに行きます」って、彼は葛飾区に住んでいるのに、私の家に近い立川までわざわざ来てくれたんです。そういうところも含めて、やりとりで好印象だったので会うのが楽しみでした。いざ会ってみたら、その印象を裏切らない誠実な人で、嬉しかったですね。
初めて会ったときは、言葉使いが丁寧で思いやりと気遣いがあって、いい人だなという印象でした。初対面なのに話が盛り上がったので、また2回、3回とお会いして、ご縁が続けばいいな、と思っていました。
私も同じ気持ちだったよ。なので、その日のお礼メッセージを送ったときに「次はいつ会えますか?」と聞いて、次のデートの約束を取り付けたんです。
それから交際に発展していくまでに、どれくらいデートを重ねたのですか?
3回目のデートで彼から告白してもらいました。
お恥ずかしいのですが、彼女から「今後どうしていきたいですか?」と助け舟を出してもらって、私はお付き合いしたいと思っていたので「今後もよろしくお願いします」とお答えした形です。
会わない間もメッセージで頻繁にやり取りしていたので、距離が近づくスピードは早かったと思います。
思い出に深く残っているデートはありますか?
お互いの親にお付き合いを報告しに行った日が、印象に残っていますね。私の家には昨年2017年の9月に、彼の家には11月に挨拶に行きました。
今までそういう経験がなかったので、何を話していいのか分からなかったし、伝えなければいけないこともあって、すごく緊張しました。
そうそう。ちょうどその頃、彼には転職する予定があったんです。それで給与体系に変化があることなんかを、うちの両親にも伝えてくれました。事前に私から両親にそのことを伝えてはいたものの、彼の口からきちんと話してもらえたのは、ありがたかったです。
嘘をついたり飾ったりしてもいずれ分かってしまうので、たとえ不利なことでも正直にお話ししよう、と決めていたんです。結果、こころよく受け入れてもらえて安心しました。
プロポーズは「今日」。自分にぴったりの相手を見つけられました
では、その時点で結婚することはすでに意識されていたんですね。
はい。けじめとしてきちんと形に残しておきたいと思ったので、今日あらためて、指輪を彼女に渡しました。
実は、さっき彼から婚約指輪をもらったんです。そのとき、プロポーズの言葉をしたためた手紙も一緒に渡してくれたよね。
うん。彼女といると落ち着くし、自然体な自分で過ごせるんですよ。実は入会したばかりのときは、「出会ってすぐに結婚したい!」とは思っていなかったんです。だけど、楽しい時間を共有する間に「彼女となら生活できる」と思うようになって、結婚を意識しはじめました。
お昼ご飯を食べているときに、「例のものを……」と言いながら指にはめてくれました。それが、この指輪です。
すごい、今日が記念日なんですね! おめでとうございます!
ありがとうございます。おかげさまで、真面目で誠実な人に出会いたい、とツヴァイに入った私の理想に、ぴったりの人と出会えました(笑)。
私ははじめ、一緒にいて楽しい人ならいいかな、ぐらいに思っていたんですけど、今では価値観が似ていて、お互いの弱みを強みで補い合える彼女との関係がとても心地良く感じています。私はあまりグイグイ引っ張っていくタイプではないので、自分の意思がしっかりしていていつも前向きな彼女には、本当に助けられています。
辛いとき、苦しいときに支え合える、暖かい家庭を築きたい
活動期間中のツヴァイのサポートはどうでしたか?
お店の方が本当にいい人たちばかりだったので、すごく助かりました。私はほぼ毎月お店に行って、担当の方に相談していましたね。「どうしたら上手くマッチングできますか?」とか、「何人かの人と並行して連絡を取り合っているけど、これって不誠実なんでしょうか?」とか、本当にささいなことなんですけど。
私は、活動中はほとんど相談はしなかったんですけど、自分のペースでできたのは良かったなと感じています。
そうだ、休会していた時期もあったんだよね。
そうそう。4、5年の活動期間のうち何回か、数ヶ月単位で休会していました。マッチングが上手くいかなかったり、お会いしても次に続かなかったりして、活動にちょっと疲れてしまったとき、休み休み活動することができたのはありがたかったです。
では最後に、これからどんな家庭を築いていきたいか教えてください。
家族のいる家って、すごくあったかい空間だと思うんですよね。私、今は親と住んでいるんですけど、どんなに疲れているときでも家に帰ると安心するんです。そんなふうに家に帰ってきたとき、ほっと安心できる場所を提供できるようにしたい、というのが目標かな。
楽しくて笑顔のある家庭がいいよね。それに加えるとすれば、大変なときや辛いときもお互いを励まし支え合って、また楽しく笑い合えるような、そういう家庭を築けていければ、と思っています。