趣味の一致から、一番の味方へ。40代の二人が見つけた「自然体でいられる」結婚のかたち

ゲーム、漫画、本など、共通の趣味がきっかけで出会ったTさんとKさん。初対面では好きな作品について語り合い、「普通にオタク友達みたいだった」と振り返ります。しかし、一緒に過ごす時間が増えるにつれて見えてきたのは、趣味の一致だけではない居心地の良さと、何気ない優しさでした。今回は、趣味の一致から始まり、少しずつ「この人となら自然体でいられる」と感じていったお二人のご成婚ストーリーを伺いました。
お二人のプロフィール
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Tさん
- 年齢
- 41歳
- 出身地
- 神奈川県
- 職業
- ゲームクリエイター
- 趣味
- ゲーム、漫画、アニメ、食べ歩き、旅行
- 入会期間
- 1年10ヶ月
- 入会店舗
- IBJ加盟店
-
Kさん
気づけば仕事ばかりだった。40代から始めた婚活

婚活を始めたきっかけと、相談所を選んだ理由を教えてください。
Kさん私の場合は、年齢的なこともありましたし、3年ほど前に会社を辞めたことがきっかけでした。親の病気が重くなったこともあってフリーランスになったんです。でも、気づけば仕事ばかりしていて。大晦日にふと、「このままだと一生一人かもしれないな」と思い、「ちゃんと活動しなきゃ」と決心しました。
じつはその時、AIに「私に合う結婚相談所はありますか?」と聞いたら、ツヴァイをおすすめしてくれたんです(笑)。
相談に行ってみると、対応してくださったスタッフさんのお人柄がとても素敵で。この方なら信頼できそうだなと思い、その場で入会を決めました。婚活パーティーにも参加していましたが、結婚のタイミングがまだ先だったり、「良い人がいれば」という方も多くて。最終的には、「今、本気で結婚したい人が集まる場所」という安心感から相談所を選びました。
Tさんこれまでずっと仕事一筋で、自分のやりたい仕事に全力を注いできました。ただ、将来を考えた時に「このままだと一人だな」と気づいたんです。自分がいなくなった後に何も残せないかもしれないと思った時に、「これはまずいな」と感じました。
ちょうどその頃、姉の旦那さんが婚活サイトを立ち上げる方をご存じだったこともあって、「じゃあ自分もやってみるか」と思ったのがきっかけでした。
アプリや婚活パーティーにも参加したことはありましたが、結婚というより恋人探しの印象が強くて。相談所なら、将来を見据えて活動している方が多いだろうと思い、入会を決めました。

活動中に大変だったことはありましたか?
Kさん入会して最初の頃は本当に忙しかったですね。お申し込みをたくさんいただいて、お会いする予定がどんどん入っていったんです。仕事の締め切りもある中で活動していたので、「婚活ってこんなに大変なんだ…」って思いました。
でも、その分たくさんの方とお会いできたので、自分がどんな人と合うのかを考えるきっかけにもなりました。
Tさん僕自身、特別スペックが高いわけではないので、まずお見合いが成立しないという壁がありました。男性の場合、30代後半から40代になると、会うこと自体が難しくなってくるんです。実際にお会いしても、「なんとなく感性が違うな」と感じることも多くて、なかなかご縁に繋がりませんでした。「この年齢、この条件で結婚するのは難しいのかな」と、正直、諦めようかなと考えていた時期もありました。
そんなふうに気持ちが諦めに傾いていたタイミングでKさんと出会えたので、今振り返ると、本当に諦めなくて良かったと思います。

お相手を探す際に、大切にしていたことはありましたか?
Kさん婚活を始めた頃に、自己分析のような婚活用のカウンセリングを受けたことがあったんです。その時に、「Kさんは誰にでも合わせられてしまうタイプだから、気を使わなくていい人を選んだ方がいい」と言われました。
私は相手に合わせたり、楽しんでもらうことを行動基準にしてしまうタイプらしくて。でも、その分、自分の気持ちよりも相手を優先してしまうところもあって。だから婚活中は、「この人といると楽だな」「自然体でいられるな」という感覚を大事にしていました。
Tさん僕の中で一番大事だったのは、人への気遣いや心遣いができることでした。趣味が合うことももちろん大事ですが、それ以上に、お店の方への接し方や周りへの配慮など、何気ない部分を見ていた気がします。そういう心遣いが自然にできる人なら、価値観も近いんじゃないかな、と。振り返ると、無意識にそういう方を探していたんだと思います。
プロフィールから伝わった“濃いオタク気質”

お2人はどのような方法で出会われたのでしょうか?
Tさん趣味が近かったことに惹かれて、僕からお申込みしました。
ゲームや漫画、本が好きなことに加えて、元々出版関係のお仕事をされていたこともプロフィールに書かれていて、価値観や生活感も近そうだなと感じたんです。人柄については実際に会ってみないと分からないので、「まずはお会いしてみよう」という気持ちでしたね。
Kさん私もプロフィールを読んで、「この人とは話が合いそうだな」と思いました。好きな作品についての考え方や世界観が丁寧に書かれていて、「この人、かなりオタクだな」と(笑)。
私は本やデザインなど、ものづくりに関わる仕事をしているので、作品について「自分はこう思う」と語り合える関係性っていいなと感じていて。それに、お互い忙しい業界の仕事をしていたので、生活リズムについても理解し合えそうだなと思いました。
あと、40代女性で婚活をしていると、50代や60代の方からお申し込みをいただくことも多いんです。でも、Tさんは私と同じ40代だったので、「レアキャラだ!」と思いました(笑)。

初めてお会いした時の印象はいかがでしたか?
Tさん僕は、「思ったより真面目でしっかりした人だな」という印象でした。最初は落ち着いた方なのかなと思ったのですが、話し始めた瞬間にその印象が崩れて、一気に話しやすくなりました(笑)。
気づいたら予定の時間を過ぎていて、「あ、時間大丈夫ですか?」みたいな感じになっていました。
Kさんオタク特有の、熱く語り合った後の疲労感みたいなのがあって、「今日、出し切ったな」みたいな感じで帰りました(笑)。普通にオタク友達みたいな会話だけで終わってしまったので、その時点では将来のことまでは考えていませんでした。
気づけば6時間。話が尽きなかった初デート

初デートはどこに行きましたか?
Tさんお見合いから半月くらい経って、両国で食事をして、その後浅草を散策しました。6時間くらい一緒にいたよね?
Kさんそれくらいだったと思います。私たち、今もそうなんですけど、ずっと話していられるタイプなんです。なので、会話に困ることもなく、自然に過ごせました。
その時点では、まだ恋愛感情は芽生えていませんでしたか?
Kさん私はありました。ちょうどその日、実家で飼っている猫が脱走したって母からLINEが来たんです。うちの猫、脱走癖があって、「どうしよう、まだ見つからない」って連絡が来ていて、すごく心配で…。
その時、Tさんも一緒に心配してくれて、「大変だね」とか「戻ってきたらぜひ写真送ってね」って言ってくれたんです。それがすごく嬉しくて、「あ、この人なら、うちのやんちゃな猫も受け入れてくれるかもしれない」って思いました。そこで私の中の“結婚したい度”が一気に上がりましたね(笑)。

初デートの時点で気持ちは高まっていたんですね。Tさんはいかがでしたか?
Tさん 僕は、そこまで一気には上がっていなかったですね(笑)。
Kさんなんだと~(笑)。
Tさん もちろん話が合うし、一緒にいて楽しいなとは思っていました。でも、まだ「結婚したい!」というところまではいっていなくて、友達プラスアルファくらいの感覚でした。ただ、「この人とは合わないな」と思うことは全くなくて。一緒にいて心地いいなという気持ちが少しずつ積み上がっている段階だったと思います。
何気ない優しさが、決め手になった

その後はどのような流れで関係が深まっていったのでしょうか?
Tさん「Kさんと真剣交際に進みたいな」と思うようになったのは、3回目のデートの時ですね。すごくおいしそうにご飯を食べるんですよ。それまでのデートも食事はしていたんですが、話すことに夢中で、そこまで表情を見ていなかったんです。でも、その日は正面に座っていて、ふと見た時の表情がすごく印象に残りました。
Kさんだって、ものすごくおいしかったから(笑)。
Tさんそうだったね(笑)。その後、一緒に植物園へ行ったんですが、ゆっくり歩きながら過ごした時間や空気感がすごく心地よくて、「もうこの人と一緒にいたいな」と思いました。
Kさんはどのタイミングで「真剣交際に進みたい」と思うようになりましたか?
Kさん私も植物園に行った時ですね。本当に些細なことなんですけど、一緒に歩いていた時にTさんが自然と車道側を歩いてくれたんです。それを見た時に、「こういう小さな優しさができる人って、一生優しいんだろうな」って思いました。
婚活中に、「年齢を重ねたら一番大事なのは優しさ」っていう話を聞いたことがあって。だから、「本当に車道側を歩いてくれる人いるんだ!」って感動したんです(笑)。
Tさんそんなに?(笑)。普通のことだと思ってた。
Kさん一時的な優しさなら誰でもできると思うんです。でも、私はそういう日常の小さな部分を結構見ていて、一番優しかったのがTさんでした。その時に、「あ、この人がいいな」って感じました。
告白より先に、夫婦になる未来が見えていた

どのようにして真剣交際に進みましたか?
Tさん4、5回目のデートの時には、「もうこの人と結婚するんだろうな」という意識はありました。ただ、「これ、いつ言えばいいんだろう」って、タイミングにはずっと悩んでいて…。
Kさん私も、「この人と結婚するんだろうな」みたいな感覚だったので、もう完全に旦那さん扱いしていました(笑)。
Tさん正直、空気感や距離の縮まり方で、あとは僕が伝えるだけなんだろうなと思っていました。それで、年明けのデートで六本木へ行くことになった時に、告白する場所として毛利庭園を見つけたんです。
人の少ない場所を探して、タイミングを見て「今さらで恥ずかしいんだけど、僕と結婚を前提にお付き合いしてもらえませんか」と伝えました。
Kさんカウンセラーさんから「どこで言われたいですか?」みたいなアンケートがあったので、「そろそろかな」とは思っていて。
だから毛利庭園で人のいない場所に向かっている時も「ああ、そういうことだよね」って思いながら誘導されていました(笑)。
Tさんそれまでは手を繋いでいなかったんですけど、六本木で告白した瞬間に「じゃあ手繋ごう」って言われて。
Kさん言いました(笑)。

Kさんは、それまで手を繋ぎたいと思っていたんですか?
Kさん私はデートでは手を繋ぎたい派なので、ずっと「いつ繋げばいいんだろう」と思っていました。でも、やっぱり遠慮していたんですよ。だから「よし!」って感じでした(笑)。
Tさん僕は逆に、告白もしていないのに手を繋いだら嫌がられるかもしれないと思っていて、踏み込めなかったんです。だから、あれはある意味「許し」でした。「合格」って言われたみたいな(笑)。
Kさんそれまでも「この人だな」とは思っていたんですけど、迷いが全くなかったわけではなかったんです。でも、きちんと言葉で伝えていただいた時に、自分の中でも覚悟が決まりました。
本当にこの人と向き合っていこう、結婚に向かって進んでいこうと思えたのが、手を繋いだ瞬間だった気がします。

他に仮交際の方もいらっしゃったと思いますが、最終的にTさんに決めた理由は何だったのでしょうか?
Kさんやっぱり、道路側を歩いてくれたことですね(笑)。
あと、デートの時に器の展示販売を見ていた時があって。その時に、なんとなく「子どもが1人いたら3人家族か」みたいな感覚で食器を選んでいたんです。その時は意識していなかったんですけど、後から振り返ると、「私はこの人との家庭を自然に想像していたんだな」って思ったんですよね。
だから決め手は、道路側を歩いてくれたことと、食器を選んでいたことです(笑)。
自然と将来が想像できたお相手だったんですね。
Kさんそうだと思います。人って考え始めると、年収とか条件とか、いくらでも考えられるじゃないですか。でも私は条件も大事だけれど、自分が自然に感じた気持ちも基準としては大切だと思っていて。その結果、「この人だな」と思えたのがTさんでした。
お付き合いしてからも、「こういう人は私にとってもう二度と現れないな」と思うくらい温かい人ですし、家族も大切にしてくれる。本当に、私が求めていた人だったんだなと感じています。
両親の思い出の街で伝えたプロポーズ

プロポーズのお話を聞かせてください
Tさん3月5日の縁起の良い日に、銀座のフレンチレストランでプロポーズしました。Kさんのご両親が銀座で出会われたと聞いていたので、同じ銀座でプロポーズしたいと思ったんです。
「これからの人生を一緒に歩んでほしい。僕と結婚してもらえますか?」と伝え、ハート形のバラのプリザーブドフラワーも贈りました。
Kさん両親のエピソードまで考えて場所を選んでくれたことが、本当に嬉しかったですね。私はどちらかというと、その先の生活ばかり考えていたんですが、Tさんは一つひとつの節目をとても大切にしてくれるんです。
実際にプロポーズされると想像以上に嬉しくて、まず「ありがとう。すごく嬉しい」と伝え、「よろしくお願いします」とお返事しました。
Tさんやっぱり節目は大事にしたいなと思ったんです。言葉だけでももちろん十分なんですけど、「どんなプロポーズだったっけ?」って後から振り返れるものがあった方がいいなと思って。
だから、「あの時、バラをもらったよね」って思い出せるものを残したかったんです。
Kさん改めて言葉で伝えてもらえたことも嬉しかったです。予想していたはずなのに、実際にその場になると想像以上に嬉しくて。ちょっと泣いてしまいました。

改めて、お互いのどんなところが好きですか?
Kさん私はやっぱり、優しいところが一番素敵だなと思っています。
それから、ちゃんと話を聞いてくれるところですね。自分の考えだけを押し通すのではなくて、私の気持ちにも歩み寄ってくれる。そのスタンスがすごく好きです。一緒にいて、「この人となら大丈夫だな」って自然と思えます。
Tさんよく笑ってくれるところが好きですね。美味しいものを食べている時の幸せそうな顔を見ると、こちらまで嬉しくなるんです。
あとは、さりげない気遣いができるところにも惹かれました。仕事でお世話になった方や友人とのつながりをとても大切にしていて、そういう人柄が本当に素敵だなと思ったんです。もちろん趣味が合うことも大きいですが、最後の決め手は人柄でした。
「人は人、僕らは僕ら」二人らしい夫婦のかたち

これからどんな家庭を築いていきたいですか?
Kさん今とそんなに変わらない関係でいられたらいいなと思っています。生活に追われすぎず、ちゃんと楽しいことも取り入れながら過ごしていきたいですね。二人で楽しいことを続けていける家庭が理想です。
Tさん二人とも結構忙しいので、世間一般の恋人みたいにLINEを頻繁にするタイプではないんですよ。夜に「お疲れさま」「こっちも終わったよ」みたいなやり取りをして、少し会話するくらい。
でも僕らはそれでちょうどいいんです。人は人、僕らは僕ら。そういう空気感は大事にしていきたいですね。そのうえで、お互いが一番の味方でいられたらと思っています。
Kさんそれは本当にそう思います。家族である限り、一番の味方でいたいですね。
Tさん今後いろいろなことがあると思うんです。でも感情的になるんじゃなくて、「僕はこう思う」「私はこう思う」をきちんと言葉にして伝え合える関係でいたいですね。話し合いながら、お互いを理解できる関係が理想です。

最後に、婚活を頑張っている方へメッセージをお願いします。
Tさん何が自分の人生にとって一番大切なのか。それだけはしっかり持って活動してほしいですね。年収や見た目も大事かもしれませんが、それ以上に「この人と一緒にいて自然体でいられるか」は、とても大切だと思います。
僕自身、「もう無理かもしれない」と思った時期もありました。でも、諦めずに続けたからこそ、Kさんと出会うことができました。
あと、自分にできる努力も続けてほしいですね。僕は婚活を始める前に、100キロ近くあった体重を79キロまで落としました。「ありのままの自分を受け入れてほしい」という気持ちも分かりますが、自分で変えられる部分には向き合ってみることも大切だと思います。
自分らしさを大切にしながら、できる努力を続けていれば、きっとご縁につながるはずです。
Kさん自分自身のことを一番理解してあげることが大切だと思います。婚活にはいろいろな条件がありますし、それももちろん大切です。でも、それ以上に、自分の気持ちがすり減らない相手を選んでほしいですね。
私は活動を通して、「自然体でいられる相手」を見つけることが、自分に合う人と出会う一番の近道だと感じました。だからこそ、焦らず、諦めずに活動を続けてほしいです。

お二人の年表
| 2025年 | 9月 | 初対面 |
| 11月 | 初デート | |
| 2026年 | 1月 | 告白 |
| 3月 | プロポーズ | |
| 4月 | 両家顔合わせ | |
| 5月 | 婚姻届提出予定 | |
| 8月 | 挙式予定 |
1年10ヶ月
6ヶ月
(2026年5月30日 東京都千代田区 東京駅~丸の内周辺で撮影)






























