成婚カップルの婚活体験談・エピソード
「結婚相談所を変えたら、一緒に生きていきたい人が見つかった」アラフォーカップルが成婚退会するまで
身近な人の結婚を機に一念発起して、婚活をスタートしたTさんとKさん。Tさんのツヴァイ在籍期間は11カ月ですが、ツヴァイに入会する前にも1~2年ほど、別の相談所で活動されていました。
40歳になってからツヴァイに入会し、同世代のお相手と結ばれたお二人に、成婚に至るまでの経緯についてお話をお聞きしました。
お二人のプロフィール
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Tさん
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Kさん
40歳を前に一念発起!婚活を決意した理由
婚活を始めたきっかけを教えていただけますか?
Tさんこれから先の人生は自分の両親のために頑張るんじゃなくて、他の人のために頑張れるきっかけをつくったほうが、仕事にも精が出るんじゃないかなと思い、婚活を始めました。
元々は別の結婚相談所に所属していたんですけど、そこで思うような結果が出なかったんです。1~2年ほど籍はあったものの、休会していた時期も長かったんですね。友人に相談してみたら、「結婚相談所を変えてやり直してみたら?」とアドバイスをもらったので、もう1回活動してみようと思って相談所を探し始めました。
ツヴァイさんに決めたのは、母親の一言がきっかけでした。母がツヴァイさんの電車の広告を見て「ここに行ったほうがいいんじゃないの?」と。ツヴァイさんのことはもともと知っていましたし、話を聞きに行って入会を決めました。入会したことは、母にはとくに報告しなかったんですけどね。
Kさん40歳になるまでには婚活したいと思っていたんですが、2年ほど前にコロナに罹り、コロナ後遺症のような症状に悩まされていて。症状が落ち着いてきたタイミングで、年齢的に急いでいたし、本格的に活動したいという気持ちから、結婚相談所の資料請求をしました。
そのときに最初にレスポンスをくれたのがツヴァイさんでした。ほかの大手の相談所は勧誘が強めだったのに対し、ツヴァイさんはこちらの話を聞いてくれそうな印象で、安心して入会を決めました。
実際に入会されてみて、いかがでしたか。
Tさん以前の相談所でうまくいかなかった経験があるので、ツヴァイさんに入会するときに「1年しか活動しない」と決めていたんです。入会したのが昨年の4月だったので、昨年中にいいきっかけがつかめなければまずいなと思っていたので。
入会してからはお見合いを受けてはいただいていたんですけど、あまりピンと来る方に出会えていなかったっていうのが正直なところで、だんだん焦り始めてきていたところでした。そんなタイミングで、いい出会いに恵まれたので、最終的には良かったのかなと思っています。
Kさん最初は何もわからなかったので、どうしようと不安で仕方なかったですね。でも、私はIBJの担当者さんにご紹介いただけるプランを申し込んでいたので、いろいろな方をご紹介いただけたのはよかったなと思っています。
お二人はどのようにして出会われたのでしょうか。
Kさん最初にTさんの存在を知ったのは、ツヴァイの担当者の方にご紹介いただいた会員さんのリストにお名前があったときですね。最初にプロフィールを見たときから、顔の雰囲気が好きだったり、好きなものが一致していたりと、すごく気になる存在ではあったんです。
でも、当時はIBJ経由でお会いしていた方が何人かいらっしゃったので、すぐにはお申し込みをしませんでした。お相手が絞られてきたタイミングで、Tさんからたまたまコンタクトがあって、やりとりが始まりました。体調が悪かったときに気遣ってくれたり、新年の挨拶を送ってくれたりと印象がすごく良かったです。
お見合い後に「家電を見に行きませんか?」
初めて会ったときはどのような場所でお話されましたか。
Tさん新宿の京王プラザホテルのラウンジです。プロフィール写真と実物との間にギャップがあって、「あれ、この人で合ってるのかな?」という戸惑いが大きかったのですが、いざ話してみると話しやすくて、写真で見るよりも印象がずっと良かったです。
Kさん彼のプロフィール写真が、どことなく私の父に似てたんですよね。でも、実際に会ってみたら、もっと爽やかな印象で話しやすかったです。父が野球の巨人が好きで、一緒に応援をしていたこともあって、彼が巨人ファンだということにもまた親近感が湧いて、話を聞くうちに面白い人だなと興味が湧きました。
その日は仕事や住んでいる場所、兄弟の話なんかをして、1時間半程度で解散したと思います。
Tさんでも、お見合いの後に「何かを一緒に見に行きたいですね」という話になったよね。でも、なにを見に行ったらいいかわからなくて、会社の人が洗濯機を探していたことを思い出して、咄嗟に「家電製品を見に行きたいです」と言ってしまったんです。変なこと言っちゃったなと思って、それからまもなく夜ご飯のデートのお誘いをしました。
Kさんそうだったね。でも、私は家電製品を見るのが好きだったから、かえってうれしかったんですけど。それから、彼がBOØWYが好きだと言っていたので、タワーレコードにも一緒に行きました。
初対面からすでに盛り上がっていたんですね。とくに印象に残っているデートはありますか。
Tさん船に乗ることや、港町が好きだったので、海の見える場所に行った日のデートは思い出深いですね。
真剣交際に進むことになった日のことについて教えていただけますか。
Tさん告白は実際に会わずに、LINEのメッセージでしたと思います。自分が普段使ってる最寄り駅に降り立ったときに、ふと「このまま1人で生きていくのは寂しいな」と思って。そういうことを考えたら、気づけば連絡をしていたっていう感じです。咄嗟に言ったから「付き合ってください」くらいのシンプルな文言だったと思います。
Kさん私は最初から印象が良かったので、うまくいきすぎて大丈夫かなと不安になりこそしたものの、やっぱりうれしかったですね。
ちなみに、手をつないだのはいつ頃ですか?
Kさん私は公園で手をつないで歩くのが夢だったのですが、その話を公園に行ったときにしたら、手をつないでくれました。
お互いの名前は何と呼んでいますか?
Kさん下の名前をさん付けにして呼んでいます。私は最初同い年だし、呼び捨てでもいいですよって言ったんですけど、Tさんが何となくしっくりこないみたいで、さん付けのままになっています。でも、だからといって心の距離があるとか、そういったことはないですね。
会えない1ヶ月が、結婚の決意を育てた
結婚に至るまで、お二人はどのように心の距離を縮めていかれたのでしょうか。
Tさんプロポーズをしたのが3月だったんですが、3月は仕事の繁忙期なんですよ。その1ヶ月間がLINEでしか連絡が取れなくて、ちょうど3月末の休日に会ったときに、今後の話をしようとしていました。
ようやく会えたときに1ヶ月ぶりに会えたのがすごくうれしくて、結婚を意識したというか。「この人とだったら、楽しく生活ができるんじゃないかな」と思って、「結婚してください」とプロポーズをしていた自分がいました。突発的に言っちゃったんです。横浜の港が見える丘公園のベンチに座りながら話していたときでした。
Kさん私はいいのかなっていう不安がありつつも、それでも彼と先に進みたいという気持ちがずっとあって。「プロポーズをしてもらったんだから、これは逃しちゃいけない」とそのままの流れに乗った感じです。
おめでとうございます。婚姻届はもう提出されたんですか?
Tさんいえ、まだです。何かの記念日だと覚えやすくていいよねなんて話しながら、まだ決められていません。結婚式も未定で、今ちょうど式場を探しているところです。
「恥ずかしがらずに、担当者さんを頼ったほうがいい」
お2人はこれからどんな家庭を築いていきたいですか。
Tさん私は一人っ子で、両親が共働きだったので、家に一人でいることが多かったんです。
両親の仲もあまり良い家ではなかったので、自分が結婚したら、奥さんと仲良く生活していきたいです。もし子宝に恵まれたら、家族で撮る写真をたくさん集められたらいいなと婚活を始める前から思っていました。
Kさんもしも子どもが生まれれば、明るくて楽しい家庭がつくれればいいかなと思っています。
お互いの好きなところを教えてください。
Tさん彼女はけっこう道に迷うんですね。そういうマイペースな雰囲気を持った人は、これまで私が生きてきた中では周りにいなかったので、そこが新鮮でした。それから、彼女の笑顔が好きですね。
Kさん最初は優しいところが好きだと思ってたんですけど、面白いところもあって。あとは話もよく聞いてくれるところとかかな。いいなって思うところがじわじわと出てくるんですよね。それから、私がけっこう優柔不断なので、なんでも決断してくれることがすごく助かっています。
婚活を経てよかったことや変わったことがあれば、教えていただけますか。
Tさん一番良かったことは、自分の母親に「こういう人がいるよ」と紹介できるような人に巡り会えたことですね。それから、1人ではあまり外に出かけないんですけど、一緒に出かけてくれる人がいることで、いろんな場所に出かけられるようになったことが、すごくよかったです。
Kさんまずはお相手が見つかってホッとしたということ。それから、今後について、考えられるのが幸せだなと思います。本当に自由に生きてきたので、これまでは付き合ってる方がいるとか、結婚するとか、そういった話をしたことがなかったんです。そういう話をし出したということが私の中では大きく変わったところですね。
ありがとうございます。最後に、これから婚活を始める方にアドバイスをお願いします。
Tさんやっぱりなかなかうまくいかないことのほうが多いと思うんです。自分も1~2回あって次がお会いしてもらえなかったりすることが多かったので。そこで落ち込むこともあったんですけど、諦めずにやっていけば、きっといい人があらわれると思うので、そこは諦めずにチャレンジしてほしいですね。
以前の相談所では、担当者の方に相談することに恥ずかしさを感じていたのですが、ツヴァイさんに入会してからは恥ずかしがっている場合じゃないと、気持ちを改めました。どうすればうまくいくのかをまず聞かなければいけないと思ったので、わからないところがあれば恥ずかしがらずに、素直に人に聞くことが大事だなと思っています。
Kさん私も諦めないでほしいということは伝えたいですね。それから、長い時間をともにできる人が、初めてだったんですよ。諦めなければ、そういう人に出会えるかもしれませんよということを伝えたいですね。
お二人の年表
2023年 | 1月 | 初対面 |
初デート | ||
2月 | 告白 | |
3月 | プロポーズ | |
6月 | 両家顔合わせ |
11ヶ月
5ヶ月
(2023年8月20日取材 東京都港区 お台場で撮影)