初めての買い物で指輪を購入!トントン拍子に進む「運命の相手」とはどういう人?

相手が何を考えているか手に取るようにわかるというYさんとKさん。休日の過ごし方が似ていて、同年代ということもあり、初対面から他の人との違いを感じていたそう。「運命の相手を見つけ方」について、どんなことに気をつけて活動をしていたのかというポイントや、「結婚相談所に入ってよかった」と即答できるという理由を語っていただきました。
お二人のプロフィール
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Yさん
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Kさん
- 年齢
- 31歳
- 出身地
- 岐阜県
- 職業
- 会社員
- 趣味
- カフェ巡り
- 入会期間
- 3ヶ月
- 入会店舗
- IBJ加盟店
アプリをやめて結婚相談所へ入会したワケ
婚活を始めたきっかけと、相談所を選んだ理由を教えてください。
Yさんマッチングアプリだと「遊び相手がほしい」「恋愛がしたい」という方もいることに不安があって。「人生を共にするパートナーを探したい」という目的でミスマッチがない相談所のほうが、信用できるなと思って入会しました。
Kさん私もアプリをやっていたんですけど、年齢的にも時間をムダにしたくないし、変な人もいないだろうと思って結婚相談所を選びました。
結婚相談所は、どういうイメージをお持ちでしたか?
Kさん硬いイメージでした。アプリで相手は見つかるので、数年前まで自分にあんまり関係ない、縁のないところかなと思っていました。
Yさん僕も、最後の砦みたいなイメージがありましたけど、結婚に真剣な人が集まるところなんだと印象が変わりました。女性にとってパートナーの年収って大事なポイントだと思うんですけど、会ってすぐの人にはなかなか聞けないですよね。相談所だと事前に開示しているので、聞きづらいことを聞かなくてもいいのもいいなと思います。
相手の考えていることが手に取るようにわかる
お2人は雰囲気がすごく似ていらっしゃいますね。
Yさんみんなに言われます。気の配り方というか、気の遣い方が似ているかもしれません。
Kさん似ているから、何をしようとしているのか考えていることが手に取るようにわかるんです。そういう方に会えると思っていなかったので本当によかったです。
Yさん育った環境が違うし、そもそも男性と女性で違いがあるので、結婚生活では、ある程度すり合わせる必要があるんだろうなと思っていたんですけど、初めて会ったときから他の人と違うのを感じていました。
出会いのきっかけを教えてください。
Kさん私から「この人しかいない!」と思って申し込みました。登録したのが1月1日なんですけど、お正月から申し込むのもどうかなと思って、一晩寝かせて2日に申し込みました(笑)。
Yさん見た目では決めずに、会ってみないとわからないと思っていたんですけど、同世代だし、休日の過ごし方が似ているなと思って「会ってみたい」と思いました。どちらかというと、自分は相手に合わせるタイプなんですけど、実際にお会いしたら、合わせようとしなくても、お互いバチッと合った気がしました。
Kさん「話しやすい」とは言ってくれていたけど、社交辞令なのか本当の気持ちなのか、どうなのかわからなかったので、これで仮交際を断られたらショックだなと思っていましたね。
初デートの話を聞かせてください。
Kさんたしか、お見合いをしてから2週間後にしか予定が組めなくて、初デートの前に、2回ほど1〜2時間電話で話をしました。
Yさん電話で、あるドラマをおすすめしたら、初デートまでに観てくれていたのが嬉しかったです。「このシーンがよかった」「わかる!」というような感想をずっと喋っていましたね。
「運命の相手」のポイント①:おすすめされたものは全部観たくなる
おすすめした作品を本当に観てくれると、嬉しくなりますね。
Kさん人からおすすめされた作品って、基本的に観ない人が多いと思うんです。だけど、観てくれたら嬉しいのも知っているから、Yさんがおすすめしてくれたものは全部観ようと思っていました。親しくなりたい人がおすすめしてくれたものは、絶対観たほうがいいと思います。あと、バレンタインが近かったのでチョコレートを渡しました。「できることは全部やった。これで完璧だ!」と思っていました(笑)。
Yさん実際すでに、がっちり掴まれていましたね。
Kさん1日に1粒ずつ食べてもらうように選んだんですけど、初日に「全部食べた」と連絡がきてびっくりしました。
Yさんすごくおいしかったんです(笑)。
デートの中で結婚観のような深い話はされましたか?
Yさんまだ深く踏み込まず、楽しい話だけをしていましたね。
Kさん関係性を大事にしたいというか、地雷を踏みたくないから、そういう話はあえてしなかったです。それまでお見合いをした方に「今までどういう人と付き合っていたの?」と聞かれたこともあったんですけど、Yさんはそういうことを聞いてこなかったので、「聞かないよね」という話はしました。
Yさん距離を深めたかったら、“これからの話”をすべきじゃないですか。過去のことは変えられないので、「これからこんなことしたいね」という話題をたくさん話していた気がします。ただ「結婚したらどこに住みたい」「子どもが何人欲しい」という話をして、条件であら探しするみたいなこともしたくなかったので、デートでそういう話はしなかったです。
「運命の相手」のポイント②:「仮交際」は不要
真剣交際に進むまで、何回ぐらいデートを重ねられたんですか?
Kさん2回ですね。最初は会えるのが2週に1回だったので、週に1回ぐらい電話をしていたんです。それまでに「お互い1人にしか向き合えないから仮交際で同時並行するのは無理」という話をしていて。そしたら「この期間ってなんなんだろう?」となって。
Yさん仮交際の期間って申し込みも来るし、お互いなんか落ち着かないじゃないですか。だからKさんを安心させたいという気持ちもありました。
Kさん彼には他に仮交際の方はいなさそうだけど、本当かどうかはわからなかったので、カウンセラーさん経由で確認できるか相談したことがあったんです。そしたら「相手の相談所から言ってきてくれたら確認できるけど、こちらから聞くことはできません」という返答で。それが、どう伝わったかわかりませんが、彼のカウンセラーさんが「彼女を安心させてあげてね」と言ってくれたのかなと、勝手に思っていました。
実際はいかがでしたか?
Yさんどうだったかはっきり覚えていないけど、自分から言ったような気がする。2人で会っているときに本音を話しているので、アプリのデートの振り返りは(※結婚相談所では自分の正直な気持ちをカウンセラーへ伝えるために、毎回デートの振り返りを入力するシステムがある)、作業といった感じでした。
Kさん「コメントになんて書く?」とか相談しながら進めていました。
Yさん真剣交際に進むときも、「真剣交際に進みたいって伝えたよ」とLINEですぐに報告していましたね。
「運命の相手」のポイント③:トントン拍子に進む
お互い「この人だ」というお気持ちは固まっていて、相談所を通さなくても、お2人の気持ちは通じ合っていたんですね。では、心に残っているデートを教えてください。
Kさん2人とも季節の花を見に行くのが好きなので、桜や紫陽花を見たデートも楽しかったんですけど、一番心に残っているのは、指輪を買いに行ったデートです。
Yさんしかもトントン拍子に進んだせいで、初めて2人で買い物したのが、指輪だったんです。「そういえば2人で買い物来たのって、これが初めてだね!」と話したのを覚えています。
Kさん感覚やセンスも似ているので、選ぶのも楽しかったですね。
指輪を買いに行かれたのは、プロポーズ前ということですよね?
Yさんそうです。サプライズにして渡すのもいいけど、これから一緒に生活をともにしていくのに、どれぐらい費用をかけるか、デザインも含めて、勝手に自分のイメージだけで選ぶのはどうなんだろう?と思ったんです。ギリギリまで悩んでいたんですけど、一度1人でお店に見に行って「来週、相手を連れてきます」と、結局2人で選ぶことにしました。
Kさん婚約指輪と結婚指輪をセットでつけてキレイにみえる指輪が欲しかったので、そこで2つ買いました。
Yさん今もつけているんですけど、仕事中に見て、「よし頑張ろう」と思えます。
「運命の相手」のポイント④:不安がない
「この人で大丈夫なのかな?」と迷うことはなかったですか?
Yさんなかったです。
Kさん私もです。一緒にいて何も不安がないから、迷いもなかったです。私は年収を非公開にしていたんですけど、中には「自分は公開しているんだから言ってよ」という方もいると思うんです。でもYさんは「別に言わなくていいよ」と言ってくれて、通帳も見せてくれました。
Yさん相手を安心させたいというのが大事で、(相手の年収や貯金額を)聞きたくて言っているワケじゃないからね。
Kさん私は、実家暮らしだったし、プロフィールだけ見ると「大丈夫か?」と思われる方もいたと思うんです。でも、会って話をしたら好意を持ってもらえるという自信はあったので、このプロフィールで「大丈夫だ」と思ってくれているなら大丈夫だと思っていました。「その年齢で実家暮らしは…」とか言われたら、心のシャッターを閉じちゃいますね。
Yさん 1人暮らしでも実家でも、どっちでもいいと思っていました。
まさに相性抜群ですね。では、プロポーズのシチュエーションを教えてください。
Yさん指輪が出来上がるのが4月末だったので、5月のゴールデンウィークにプロポーズをしました。最初、夜景の見えるところがいいなと思って、ナイトビューをやっている岐阜城に行ったんです。実際に着いたら思いのほか人が多くて、タイミングを失ってしまって。
Kさんそのときに「本当はプロポーズしようと思ったけど、ちょっと今のとこでは無理だった」と言われたので、「じゃあ、観覧車に乗りに行こうよ」と私が提案しました。別に場所はどこでもよかったけど、観覧車だったら2人きりになれて、夜景を見られるし。それで次の日にプロポーズしてもらいました。観覧車に乗ったら、すごく緊張しているのが伝わってきましたね。
Yさんそりゃ、緊張するよ!大事にしたいもん。緊張しすぎて、あんまり覚えてなくて、シンプルに「一生大事にします。結婚してください」とか、そういうことを言った記憶です。思い出の場所なので、何年か後に、また乗りに行こうねと話しています。
お2人の話を聞いていると、よく聞く言葉ではありますが「運命の人」って本当にいるんだなと感じました。
Yさんお互い、自然と準備をしていた気がします。価値観というか、「相手ができたら、こういうことを大事にしたい」という指針みたいなものが、ずっとあって。いざ、大切にしたいと思える人が現れたから、ただその思いを実行しているだけなんだと思います。
Kさん私も、無理のない範囲で自分磨きはずっとしていましたね。今の自分を否定するのではなく大事にしながら、できることをやっていた気がします。
「運命の相手」のポイント⑤:「この人だ」と思って正解にする
では最後に、いま結婚相談所で活動を頑張っている方々に向けて、おふたりからアドバイスをいただけますか?
Yさん入会したときのカウンセラーさんの言葉で「楽しみながら婚活をしてください」と言われたんです。それは本当にそうだなと思って、アプリとは違って結婚を真剣に考えている方ばかりなので、1人1人ご縁を大事にしながら頑張ってください。
Kさん「これは短期決戦だ」と思って、「今年中に絶対結婚する」と思って、お見合いを組んでいたので、そういう目標設定も大事だと思います。あと、仮交際は同時進行を推奨されていますけど、実際にやると迷うから1人に絞ったほうがいい気がします。
Yさんそうだね。「この人で大丈夫なんだろうか?」と考え出したらキリがないもんね。「この人だ」と思ったら、その人を正解にするしかないのかなと思います。
Kさん仮交際に行くかどうか迷っているってことは、ある意味、その人じゃないということだと思うので、バシッとハマる人が現れたときのために備えておくことをおすすめします。
しっかり準備をされてきたおふたりの言葉には、やっぱり重みがありますね。
Yさんあと、結果が出ていないときに「入会してから何ヶ月」とか考えだすと辛いと思うんですけど、過去は変えられず、変えられるのは「これから」なので、前向きに考えてほしいですね。
Kさん確かに。自分に合う人に出会うまでは、挫けそうになることが多々あると思います。実際私もYさんに会うまでは本当に挫けそうだったので。
Yさんでも「結婚相談所に入ってよかった?」と聞かれたら「よかった!」と即答できるので、本気で結婚したいなら、マッチングアプリではなくて、結婚に真剣な人同士で会ったほうがいいと思います。
Kさん正直なところ、入会する前は「相談所に入るって、ちょっと恥ずかしいことかな」と思っていたんです。でも、全然そんなことなかったです。「本当に結婚したいならおすすめ」ですし、活動を続けていれば、自分に合う人にきっと出会えると思います!
お二人の年表
2025年 | 1月 | 初対面 |
2月 | 初デート | |
告白 | ||
5月 | プロポーズ | |
両家顔合わせ | ||
7月 | 婚姻届提出 | |
11月 | フォトウェディング予定 |
11ヶ月
3ヶ月
(2025年7月12日 岐阜県岐阜市 川原町の古いまちなみで撮影)