成婚カップルの婚活体験談・エピソード

初めて申し込んだ7つ上の彼とそのまま結婚!運命の相手に出会える方法とは?

24歳にして結婚相談所に入会したAさん。それは友だちから言われたある言葉がきっかけだったそう。そこで出会ったのは、同じような家庭環境で育った年上のYさん。

運命の相手に出会うには、婚活を始めるタイミングがいかに大事かがよくわかる2人のジェットコースターのような4ヶ月を振り返ってもらいました。

お二人のプロフィール

  • Yさん

    年齢
    32歳
    出身地
    広島県
    職業
    会社員
    趣味
    筋トレ、読書、漫画
    入会期間
    1年
    入会店舗
    IBJ加盟店

  • Aさん

    年齢
    25歳
    出身地
    広島県
    職業
    ピアノ講師
    趣味
    ジグゾーパズル、お菓子作り、漫画
    入会期間
    4ヶ月
    入会店舗
    ツヴァイ広島店

婚活を始めるきっかけになった友だちの言葉

婚活を始めたきっかけと相談所を選んだ理由教えてください。

Aさんもともと28歳ぐらいで婚活を始めればいいやと思っていたんですけど、たまたま友だちにお見合いをした子がいて。その子がお見合いを断った理由が「相手のご家族に病気の方がいるから」だと聞いたんです。実は、私の家族も病気を患っていて、そういう理由で断られることがあるんだなと身に染みたので、早めに活動しておいたほうがいいかなと思って始めました。

Yさん仕事と家庭関係がちょっと落ち着いたタイミングで、もともと恋愛経験がなかったので、信用できる相談所にお願いしたら活動がうまくいくかなと持って入会しました。

結婚相談所に抵抗はなかったですか? 今はマッチングアプリも主流ですよね。

Yさん全然なかったです。

Aさんむしろアプリのほうが抵抗ありました。やったことはないんですけど、イメージとして遊び相手を探している人が多い印象だし、年齢や職業を偽ることができるので、相談所のほうが時間をムダに過ごさずに真面目に活動できるかなと思いました。

Yさん私もアプリのほうが抵抗ありました。

対照的な2人の婚活活動

結婚相談所での活動はどうでしたか?

Aさん入会してアプリが使えるようになって1番最初に申し込んだのがYさんなんです。それから数人お会いしたんですけど、比較してもYさんがいいなと思って、初めて申し込んだ方と、そのまま退会になりました。

Yさん実は真剣交際に入ってから2回破談になったんです。お1人目の方は指輪まで買ったんですけどね…。お見合いに関してあまり大変だった記憶はないんですけど、真剣交際に入ってからが大変でした。断られた理由としては、お1人目は「気持ちが追いつかなかった」お2人目はルール上NGになっているホテルの宿泊に誘われたのを断ったことが理由かなと思っています。

なんと! 逆に誠実で好印象だなと思いますけどね。AさんはYさんのどこに惹かれてお申し込みをされたんですか?

Aさん写真がすごく爽やかなキラキラ笑顔で文章も面白くて。担当カウンセラーさんから言葉に「絶対に後悔させません!」と書いてあって、他の方より目立っていたというか興味を惹かれて申し込みました。

Yさん 婚活をするにあたって職場の女性に自分のイメージを聞いたんです。そしたら「聖人君子」「女性に興味がなさそう」「ハニートラップにかかりそう」と言われたので、「聖人君子は言いすぎです」「興味がないわけではありません」「ハニートラップにひっかかったこともありません」という感じで書いていたんです。

Aさん他の方からみた自分の印象を書いているのが新鮮でした。あと、同年代や年下ではなく、10歳ぐらい年上がよかったので申し込みました。

Yさんちょうど2人目の真剣交際が終了になったタイミングで、7歳も年下の方からの申し込みでビックリしたので、相談所の方に「間違ってないですか?」って電話しちゃいました(笑)。

初対面から意気投合

初めて会った印象はどうでしたか?

Aさん笑顔が印象的だったのに、実物は真顔でツンとしていたのがちょっと怖かったです。初めてのお見合いで恋愛経験もないので「男の人ってこれが普通なのかな?」と思っていました。

Yさん緊張してたんです。でも話しやすくて、会話していくうちに緊張感がとけていきました。

AさんYさんも病気を患っているご家族がいることをプロフィールに書かれていて、私も同じような境遇だったので、お互いの家族のことを話して、最初から結構深い話ができました。

Yさん大事なことなので最初に話せてよかったです。

最初のデートはどこに行かれたんですか?

Yさん2人の中間地点で広島市にある洋食屋さんに夜ご飯を食べに行きました。

Aさんそのときに私が思っていることを全部話したんです。よく「言いづらいことは仲良くなってから言った方がいい」と言うじゃないですか。思っていること全部を話したので、それで交際終了と言われてもおかしくないなと思っていました。

Yさん 逆に納得しましたね。なぜそんなに若いのに婚活してるのかな?という疑問はあったので、それに対して腑に落ちた答えが聞けてよかったです。

Aさんお互い、家族の病気だけでなく育った環境も似ていたので、本当にビックリしました。でも友だちの話がなかったら、今のタイミングで婚活しようと思わなかったので、その言葉には、すごく傷ついたんですけど、逆に考えるとよかったなと思います。

それはお互い引き寄せられたという感じがしますね。

デリカシーのない彼の誘いに気分が急降下

印象的なデートを教えてください。

Aさん仮交際に入って2回目のデートだったんですけど、漫画の話をしていて私が読みたい漫画をYさんが持っていたんです。それで「家にあるから読みに来る? それかネットカフェで読む?」と言われて。私は誰とも付き合ったことがないのに、まだ会って3回目の人に、家や個室に誘われたのがショックで、気持ちが下がっちゃって「まだ会ったばかりなのに怖い」と伝えたんです。そしたら、すぐに「女性が怖がるとは思わなくて、そんな提案をしてごめん」と謝ってくれたのが印象的でした。

Yさん私は真剣交際に入るときのデートが印象深いです。自分から告白するつもりだったんですけど、いろいろ行き違いがあって、相談所のGOサインがないとダメだと思っていたので、結果的にAさんから言ってもらう形になってしまって……。

クリスマス前にまさかのすれ違い

行き違いはどんな行き違いだったんですか?

Aさん3回目のデートで、まだ11月なのにクリスマスの予定を聞いてこられたり、謝ってくれたとはいえ気分が盛り下がったり、いろんなことが重なって、「正直自分の気持ちが追いついてない」という話を伝えたんです。そしたら「焦ってもいいことはないから、Aさんのペースで好きなようにやっていったらいいんだよ」と言ってもらえて。真剣交際に行くかどうか、決めなきゃと焦ってる中で「大丈夫だから」と待ってくれたことに安心感を覚えて、前向きになれたんです。

Yさん当時の私の認識として、前向きになってくれたことは知らなくて、「気持ちが追いついていない」と言われていたので、気持ちは盛り上がっていないけど、とりあえずクリスマスを過ごしてくれるんだろうと。それにAさんはまだ若いから何年か付き合ってから結婚するぐらいのペースでいいんじゃないかなと思っていたんです。

Aさん私の認識としては何年も待たなくていいし、「自分のペースでいいんだよ」と言ってくれたことで安心して、カウンセラーさんと一緒にクリスマスだし、仮交際も5、6回デートをしたし、「次は絶対真剣交際でしょ!」とい盛り上がっていたんです。それでカウンセラーさんが、Yさんの相談所のカウンセラーさんに連絡をしたところ、真剣交際で2回の破談があって、すごく慎重になっていたらしく、「せめて手を繋いでからじゃないと、真剣交際に入って、『やっぱり生理的に無理だ』となったらかわいそうだ」と言われたらしいんです。それでどちらも意見を譲らなくて、私のカウンセラーさんから「本当に申し訳ないんだけど、外野がどうこう言っても話が進まないから、クリスマスデートで『真剣交際についてどう思ってますか?』って聞いてきてくれる?」と言われたんです。

なるほど。

Aさんそれで当日、話を聞いてみたらYさんには担当のカウンセラーさんからまだ話が伝わっていなかったみたいで。私が1から10まで説明して「真剣交際についてどう考えてますか?」って聞いてきてって言われたんです」って言ったら、「じゃあ、それで」って言われて。その返しに腹が立ったので「それでってなんですか?」って聞いたら「真剣交際で」と言ってくれました。

Yさん頭は真っ白でした。

Aさんそのデートのときに、仮交際なので私が「もう他の女の子に会ってほしくない」という話をしていたのを店員さんが聞いていたらしくて、お会計のときすごい白い目で見られたらしいです(笑)。

それは「この人二股かけてるの?」ってなりますよね(笑)。そのとき手は繋いだんですか?

Yさん繋ぎました。

Aさん私から「手を繋がなくていいんですか?」って聞いたんです。

Yさんドキドキしましたね。

カウンセラーの方も2人のことをすごく考えた上で、傷つけたくなかったからこそお互い意見を譲らなかったんでしょうね。

Aさんはい。

Yさんその通りだと思います。

Aさんなので、真剣交際までは紆余曲折ありましたけど、そこからはとんとん拍子でした。

懸念だった問題がクリアに

結婚を意識したタイミングはいつだったんですか?

Aさん真剣交際に入ってからわりとすぐでした。今同じ広島県内ですけど、お互い住んでいるところが遠いので、一緒に住む場所が悩みだったんです。私は、ピアノの先生を始めて3年目で仕事は辞めたくないので、周りの人に相談したら「(Yさんが住んでいるところも)音楽人口は多いし、引っ越しても続ければいいんじゃない?」とか、母からは「子どもが生まれたら、小さいうちはすぐ熱を出したりして、レッスンを受けている人にも迷惑がかかるし、長い人生のたった数年なんだから、その間は子どもに時間をかけてあげるもいいんじゃない?」というアドバイスをもらったんです。あと2〜3年したら、今教えている子も中学生になるタイミングで、だいたい1クールというか辞める子が多くて。それで「1〜2年は広島市で、その後は引っ越すことができそうなんだけど、どうですか?」と聞いたときに、Yさん本人もご家族もそれで了承してくださったんです。それで、懸念点が全部なくなったので、結婚を強く意識するようになりました。

Yさん私も真剣交際入ってからすぐに意識しました。それまでの「気持ちが追いつかない」と言われていたので、結婚に対して前向きになってくれたことに安心して意識するようになりました。

プロポーズはどんなシチュエーションだったんですか?

Yさん告白がAさん主導だったので、プロポーズはしっかりしなきゃと思って頑張りました。相談所を通して「家よりもレストランを希望」と聞いていたので、ホテルのレストランを予約しました。

Aさんそれが誕生日(3月)だったんです。誕生日のお祝いだと思っていたんですけど、もしかしたらプロポーズもありえるかなと期待しました。でも、以前退会の話をしたときに「4月って言ってたしな」と思い出してモヤモヤしていましたね。

Yさんコース料理を食べ終わってから、ウエイターさんに大きな皿を持ってきてもらって、それを開けるとバラのプリザーブドフワラーの中に指輪が入っているという演出をしました。そこで「結婚してください」と指輪とバラの花束11本を渡しました。

Aさん「バラの本数の意味は自分で調べてね」と言われました。

Yさん緊張しすぎて、あまり料理の味がしませんでしたね(笑)。

Aさん自分が想像していたプロポーズ以上のことをやってくれたので、ずっとビックリして騒いでました。

「この人のために何かしてあげたい」と思える相手を

今、婚活をしている方にアドバイスをお願いします。

Yさんなんだかんだ続けることが大事なのかなと思います。疲れたら休会してもいいと思いますし、私は自主的にお見合いの回数を減らしたり、モチベーションを保つために、少し休める期間を作っていました。あと、カウンセラーの方を頼る。自分から連絡しないと、相談所の方もわからないので、困ったら助けを求めて相談所の方と一緒に考えていくのがいいと思います。

Aさん活動期間が短いので、アドバイスではないんですけど、相談所に入ってYさんと出会えたことで、自分自身が成長したなと感じるんです。それまでは自分本位というか、怒りに任せて傷つくことを勢い余って言ってしまうこともあったけど、Yさんと付き合っていくうちに、日頃の小さな気遣いを感じるようになって、自分第一ではなくて「Yさんに何か返してあげたい」と思えるようになったので、人間的に成長できたかなと思うんです。

すばらしいですね。YさんからみてもAさんは変わりましたか?

Yさんそうですね。雰囲気が柔らかくなったなと思います。

Aさんアドバイスと言えるかわからないですけど、「ただ結婚相手を見つけたい」と自分のことばっかりを優先するんじゃなくて、お互いがお互いのために「こうしてあげたい」と思える関係というか、そういう風に自然と思える相手を探していくと、その人が結婚相手になるんじゃないかなと思います。あと、私は広島店に入会したんですけど、話を聞いてくださった方が「私に会うのはこの人だと思う!」ということで、大阪店のカウンセラーさんを紹介してくださったんです。そのおかげで私自身がすごく楽しく活動できたので、もちろん出会う人との相性も大事ですけど、カウンセラーさんとの相性も大事だなと思います。自分の性格にピッタリ合うカウンセラーの方を紹介してもらってすごく感謝しています。

お二人の年表

2023年 11月 初対面
初デート
12月 告白
2024年 3月 プロポーズ
10月 両家顔合わせ予定
11月 婚姻届提出予定
2025年 3月 挙式予定
Yさん活動期間
12ヶ月
Aさん活動期間
4ヶ月

(2024年6月28日取材 広島県福山市 鞆の浦で撮影)

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