成婚カップルの婚活体験談・エピソード

出会いのきっかけは同じ出身地、関係を深めたのは真逆の性格……二人が出会って3ヶ月で成婚退会するまで

広島県の同じ市で生まれ育ったTさんとEさん。お互いの誠実さに惹かれ、ジモトークで盛り上がり、着実に距離を縮めていき、出会ってから3ヶ月で成婚退会されました。

そんなお二人に、婚活を始めたきっかけや成婚に至るまでの経緯についてお話をお聞きしました。

お二人のプロフィール

  • Tさん

    年齢
    31歳
    出身地
    広島県廿日市市
    職業
    公務員
    趣味
    料理、旅、カラオケ
    入会期間
    5ヶ月
    入会店舗
    IBJ加盟店

  • Eさん

    年齢
    33歳
    出身地
    広島県廿日市市
    職業
    会社員(事務)
    趣味
    スポーツジムに行く
    入会期間
    1年
    入会店舗
    ツヴァイ広島店

長くお付き合いしていた恋人と別れ、両親に「婚活宣言」をして入会

婚活を始めたきっかけを教えていただけますか?

Tさん結婚適齢期というか、結婚をリアルに考え始める年齢だったので「将来のパートナーに会えたらいいな」というくらいの気持ちでいました。そんなときに知人づてでIBJの加盟店の方とも知り合えたので、そのまま入会を決めたかたちです。
当初は結婚相談所に対して「最後の砦」というか、お相手にご縁がなかった方が行く場所といった偏見がありました。ただ、そうではなくて、合理的な場所なんだなと思えたことも 入会に前向きになれた理由の一つです。最終的にIBJ加盟店に入会を決めたのは、ほかの候補よりも料金が安かったからですね。

Eさん私は長くお付き合いしていた方とお別れしたことが、婚活のきっかけでした。気持ちの整理をつけるのに1年ほどかかったのですが、その間に出会いもなかったので、婚活を始めてみようと。今年のはじめくらいに親にも宣言をして、相談所を探し始めました。
ツヴァイさんはテレビCMが印象的だったこともあって、最初から候補の一つに入っていました。ほかにも迷ってた相談所さんもあったのですが、広島店のご担当者の方がとてもわかりやすく丁寧に説明してくださったので、その日のうちに入会することにしました。

結婚相談所のほかに、婚活サービスを使ったことはありました。

Tさん僕はもっと若い頃にアプリを使ったことはあります。実際に出会うことはできるんですけど、女性は無料で利用できるからか、あまり本気じゃないんですよね。相談所だったら男女ともに会費を払うので、結婚に対してそれだけ真剣な方が来てくれるとは思うので。そういった意味でも、結婚相談所の利用は、非常に合理的だなと感じました。

実際に入会されてみて、いかがでしたか。

Tさん1月に入会したんですけど、バイクの事故でケガをしてしまったので、本格的に活動を始めたのは3月からでした。遅れた分を取り戻そうというわけではありませんが、3月は土日祝すべてにお見合いが入ってる状態で、月に10人ぐらいお会いしていましたね。
Eさんにお会いしたのは3月後半頃で、婚活に疲弊しつつも慣れてきたタイミングでした。仮交際に進んだのがEさんを含めて4人いたので、結婚するお相手はその中のどなたかに決めようと思っていました。

Eさん私も最初の頃はお見合いの予定をけっこう詰めてたんですけど、入会から1ヶ月ぐらいで婚活疲れをしてしまって、1ヶ月間休会させていただきました。婚活を再開してからは、自分のペースでお見合いの予定を入れて「これで1年ぐらい続けてみて、出会えなかったら1人でもいいかな」と気楽に続けていましたね。

お二人はどのようにして出会われたのでしょうか。

Tさん僕からお申し込みしました。Eさんとは出身地が市まで一緒なので、初対面でも話しやすいかなと思ったことがあります。それから、プロフィールの文章から、しっかりとした考えをお持ちの方だなと感じましたし、スポーツが好きというのも健康的で好印象だったんですよね。

Eさん私もプロフィール文を読んで、しっかりした誠実な人なんだろうなという印象を受けて、ぜひお会いしたいなと。

ジモトークで盛り上がったお見合い、“軽いノリ”の告白

初めて会ったときはどのような場所でお話されましたか。

Tさん駅前にあるホテルのロビーラウンジでお見合いをしました。最初にEさんに会ったときは、写真よりも本物のほうがかわいらしいなと思いました。それから、落ち着いた印象のしっかりした方だなと。

Eさんそうですね。私も写真よりも素敵で、お話が上手な方だなと思いました。地元が一緒だったこともあって、打ち解けて話すことができた気がします。

Tさん「家の近くに何がありますか」とか「学生時代はどこで勉強していましたか」といった、あるあるネタを共有して盛り上がっていましたね。僕としては気が合う人だなと感じたので、次のデートにお誘いすることも迷いはなかったです。

真剣交際に進むことになった日のことについて教えていただけますか。

Tさん告白したのは3回目のデートですね。その日は昼前くらいに合流して、ドライブをしながらカフェで休憩したり、美術館に行ったりしました。それから夜まで、ほとんど1日一緒にいたときに「この人がいい」と思っている自分に気づいて。なんていうか、理屈ではなくて、もっと原始的なレベルでそう思ったんです。
それから、僕は結婚しても式は挙げたくない派だったので、Eさんに「結婚式ってどう思う?」と聞いたときに「挙げたとしても家族だけか、フォトウェディングでいいかな」と言ってもらえたことでホッとしたところもありました。それで「付き合ってください」と伝えた気がします。

Eさんデート中に「俺のことどう思ってる? 嫌じゃなかったら先に進んでみない?」と言われて驚きました。私としては真剣交際に進んだ方とは結婚するという考えだったので、Tさんとデートを重ねていきたい気持ちはあるものの、決断するには早いかなと思っていたんです。でも、ポジティブかつライトな感じで訊いてきてくれたこともあって、お付き合いしてみようかなという気持ちになりました。
ただ、思い返せば、その日の彼はいつもとちょっと違ったんですよ。いつもは少しおちゃらけているのですが、その日はところどころ考え事をしている時間が長かったんです。後から聞いたら、私の重荷にならないような告白の仕方を考えていてくれたみたいで。今でも二人の間では一番思い出深いデートの一つですね。

踏み込んだことをお聞きするのですが、初めて手をつないだのはいつですか?

Tさん真剣交際に入って2回目のデートのときですね。廿日市の飲食店でディナーをしたんですよ。食事をした後に、お店から彼女の車を停めてある駐車場まで歩くまでの間に、僕がスッと手を伸ばしたんじゃないかな。

ちなみに、お二人はお互いのことをなんと呼んでいますか?

TさんTくん、Eちゃんと呼び合っています。真剣交際を申し込む前に、「僕は年下なので敬語を使わないでください」と言ったら、Eさんからも「じゃあ私にも敬語を使わないでください」と言ってくれて。タメ語なのに、名前をさん付けで呼んでいるのはおかしいなと思ったので、呼び方も変えることにしました。

Eさんまだ知り合って間もないのに敬語をやめたり、呼び方を変えたりするのは早いかなと感じてはいたんですけど。でも、会話がフランクになったおかげで、うち解けるのが早くなったなと感じています。

アットホームなイベントで公開プロポーズ

プロポーズの日のことを教えていただけますか。

Tさん結婚相談所の担当者さんがブース出展していたイベントで、公開プロポーズをしました。もともとは2人でしっぽりと大安の日にプロポーズしようと思っていたのですが、担当者さんに相談してみたら、次の大安の日がちょうどイベントの日だったみたいで、「そこで公開プロポーズするのはどう?」という提案を受けたんです。
住宅展示場の一棟を貸し切って、美容や婚活などの各分野に精通した方がブースを出すイベントで、全部で20人くらいのこじんまりした規模感でしたね。プロポーズの言葉も事前に考えて、担当者さんに確認してもらっていました。一番お気に入りの箇所は、「僕の人生は冴えないことも多かったけど、今はEちゃんのために生きることが本当に生きることだと思ってます」というところですかね。

公開プロポーズは、Eさんには内緒で行ったんでしょうか。

Tさん日常会話の中でも「結婚する?」と言い合ってはいたのですが、いきなり公開プロポーズをするとびっくりするかなとも思っていました。なので、Eさんには、イベントに参加していたお知り合いの方からこっそり伝えてもらっていました。

Eさんやっぱりうれしかったです。その場でいろいろな人に祝ってもらえたので、二人きりのときよりも喜びは大きかったかなと思います。

婚姻届の提出は今年の秋頃を予定しているんですよね。お互いのご両親への挨拶はもう済ませましたか。

Tさんそれぞれの両親への挨拶は済ませました。僕は結婚相談所に入会していることも伝えていませんでしたし、両親は僕がずっと独身でいるものだと思っていたと思うんです。だから、父に電話で「会わせたい人がおる」と言ったときは、戸惑い混じりの怒りを浴びました(笑)。
それでも、実際にEさんに会ってもらったときは、両親ともに喜んでいましたし、とくに父がEさんに食いついていたくらいです。僕には女兄弟がいないこともあって、若い女性の存在が目新しかったこともあるかもしれないですね。

Eさん私のほうは反対に、結婚相談所に入会することを伝えていました。結婚の年頃も過ぎていましたし、長くお付き合いした人と別れたことも知っていて、心配しているだろうなと思っていたので。婚活中も話を聞いてもらっていましたし、両親も「あなたが好きな相手ならいいよ」と言ってくれました。

真逆な性格、だからこそ支え合える

お2人はこれからどんな家庭を築いていきたいですか。

Tさんお互いに30歳を超えているので、尊重し合って、しょうもない衝突は避けたいですね。今でも意見の食い違いはもちろんありますけど、お互いにちょっとでも「ん?」って思ったら、そのときにすぐ言うようにしているので、ケンカしたり、引きずったりすることはないです。

Eさんそうですね。私もいいことも悪いこともしょうがないことでも、何でも話せる仲の良い家庭を築いていきたいです。

お互いの好きなところを教えてください。

Tさん僕はわりと突っ走るんですけど、彼女は石橋を叩いて渡るタイプなんですよね。僕にないところを持っているので、学びが大きいです。だけど、自分の核となる部分は重なっていて、そのバランスが好きですね。

Eさん私もお互いの性質は全然違うと思っていて、彼はポジティブで引っ張ってくれるんですよ。彼がいてくれると、大丈夫かもと安心できるところがあって、そこが彼の魅力かなと思いますね。

婚活を経てよかったことや変わったことがあれば、教えていただけますか。

Tさん変わったことがたくさんあるんですよ。まずプロポーズ前後から、「なんか顔が変わった」とか「最近肌ツヤいいね」と言われることが圧倒的に増えました。自分では何が変わったのかわからないのですが、Eさんとお付き合いすることで、僕自身が良いほうに導かれているんでしょうね。

Eさんまずは素敵な方に出会えたことが良かったです。それから、お休みを迎えるのが楽しみになりました。1人で過ごすお休みは体を休ませることがメインだったんですけど、彼と出会ってからは「今度のお休みはどこ行こう」とか、考える楽しみが増えたのは良かったなと思います。

ありがとうございます。最後に、これから婚活を始める方にアドバイスをお願いします。

Tさんプロフィールに書いてある文章だけでジャッジしないことですね。お見合いをするかどうかの判断材料は当然それしかないんですけど、お見合いして会話したときに感じ取ったものを大事にするべきなんじゃないかなと思います。

Eさん私はやらずに後悔するより、やって後悔したほうがいいと思っているので、ぜひぜひ積極的に動いてみてほしいですね。

お二人の年表

2023年 3月 初対面
4月 初デート
告白
6月 プロポーズ
8月 両家顔合わせ
Tさん活動期間
5ヶ月
Eさん活動期間
1年

(2023年8月12日取材 広島県広島市 広島環境局中工場で撮影)

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