成婚カップルの婚活体験談・エピソード
20代カップルが出会って5ヶ月で挙式まで! 最短で成婚退会を迎えるコツとは?
お互い「30歳までには結婚したい」と思い、精力的に活動していたHさんとRさん。戦略的な2人は、出会って5ヶ月というスピード感で挙式まで済ませました。しかし、その間にケンカもしたそうで……。2人の距離を近づけた共通点やケンカの理由、印象をよくするためにやっていたことなどを赤裸々に語ってもらいました。
お二人のプロフィール
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Hさん
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Rさん
- 年齢
- 27歳
- 出身地
- 兵庫県
- 職業
- 福祉系
- 趣味
- ゲーム、漫画
- 入会期間
- 3ヶ月
- 入会店舗
- IBJ加盟店
30歳までに結婚したいと結婚相談所を選んだ
婚活を始めたきっかけと相談所を選んだ理由教えてください。
Hさん弟が去年結婚しまして、自分も30歳までに結婚したいなと思っていたんです。職場はほぼ男性しかおらず出会いがなくて、マッチングアプリはあんまり自分に合わない気がして、姫路の結婚相談所を調べました。大手がよかったのと、話を聞きに行ったら、20代割もあるし、担当の方の感じがすごくよかったのでツヴァイに決めました。
Rさん自分も30歳までに結婚したいと思っていて25歳のときにIBJ加盟店で1年くらい活動したんです。活動してみたものの、そのときは仕事を頑張ろうということで転職をして相談所は退会しました。
2度目の相談所でHさんと出会われたんですね。
Rさんそうなんです。一度退会して、仕事を頑張っていたら、周りから評価していただいたり、友達ともいい関係を築けていたり、趣味も充実していて、ある程度独身の楽しい時間は満喫できたなと思えたんです。今なら、たとえ婚活がうまく行かなくても、うまくバランスが取れるかなと考えたら、やっぱり結婚に意識が向いてきて、前の相談所にもう一度入会しました。
2年前より20代が増えている結婚相談所
婚活をしてみた感想はどうでしたか?
Rさん初めて入会したのが、ちょうどコロナ禍だったので、リモートお見合いが多かったです。相談所の活動を含めて、登録している男性は、こういった方が多いんだとわかって面白かったです。2回目に入会したときは、20代の方がすごく増えていたことにびっくりしました。
Hさんありがたいことに結構申し込みが来て、自分から申し込んだ方に会うよりも、好意を持ってくれている方と会うほうがうまく行きやすいかなと思って、申し込んでくれた方とお会いすることが多かったです。初対面で年収や貯金のことなど踏み込んだ質問をされて、びっくりしたこともありました(笑)。
どちらから申し込まれたんですか?
Rさん私です。最初は私も、お申し込みいただいた方と会っていたんですけど、自分がお申し込みをした方のほうが紳士的で丁寧というか、すごく素敵な方が多い印象でした。それでマーケティングってほどじゃないですけど、申し込みを受けてくれそうな年齢や住んでる地域、お仕事などを見て申し込みをしていました。
Hさん申し込みを受けて、見た目がタイプだったのと、趣味がゲームという共通点があったので会ってみたいと思いました。
お見合いの帰り道に次に会うお店の話をしていた
第一印象はどうでしたか?
Hさん実際に会ってもかわいいなと思いました。話しやすくて30分ぐらいゲームの話で盛り上がりました。
Rさん私が好きなゲームの作品名をカウンセラーの方がコメントで書いてくださっていたんですけど、彼もその作品のファンで攻略法やキャラクターの話で盛り上がりました。そんなにメジャーな作品ではないので、余計嬉しかったみたいです。
Hさんあまりにも盛り上がったので、駅までの帰り道で「今度はハワイアンカフェに行こう」という話にもなりました。
初デートはそのハワイアンカフェに行かれたんですか?
Rさんそうです。仮交際が成立して、連絡先を交換したら30分くらいで「行きたいところありますか?」と5軒ぐらいお店の候補を送ってくれて、そんな方は初めてだったのでびっくりしました。
Hさんこういうのはスピードが速いほうが印象はいいかなと思ったんです。
Rさんそこで2時間ぐらい世間話をしました。それから1週間のうちに何回か会うようになって、そのとき土日休みではなかったので、彼が仕事終わりの平日に会いに来てくれたこともありました。
Hさん食事をするだけでも楽しかったんです。
「前向きに考えています」の真意とは⁉︎
告白はどんなシチュエーションだったんですか?
Hさん神戸どうぶつ王国と神戸ハーバーランドに行ったんですけど、そこでクリスマスマーケットをやっていて、イルミネーションを見ながら「ちょっと真剣な話があるんですけど」と切り出しました。実は、Rさんと会う前に、真剣交際をしていた人がいたんですけど、成婚に進まなかった理由と、結婚で何を重視しているかという話をしました。そこで納得してもらえたら、真剣交際に進みたいなと思っていたんです。
Rさん告白の前の3回目のデートの終わりに「前向きに考えています」と言われたんです。とりあえずデートが3回終わったから“保留にしておこう”という意味なのか、“これからも積極的に会いたい”っていう意味の前向きなのか、わからなかったのでカウンセラーさんに相談しました。それで相談所同士で根回してくれたので、私が告白を受けるつもりでいることは、事前に伝わっていたと思います。
Hさん相談所を通して「チャンスがあればいつでも言ってください」と言われていました。
どんな言葉で告白されたんですか?
Hさん恥ずかしいですね…。
Rさん「Rちゃんのこと一生大切にするから」と言ってくれました。それは嬉しかったんですけど、真剣交際に入ってから、結婚の話を積極的にしたり、彼がストレートに好意を表現するようになって。自分では仮交際中の距離感のほうがしっくりきていたので、そのギャップにびっくりして「私は本当に結婚したいんだろうか」と迷うこともありました。
戸惑いを感じていたところに決定的な出来事が…!
いきなり好意をストレートに伝えられることに戸惑ったんですね。
Rさんそうなんです。ちょうどそのとき年末年始で、5連勤後に1日だけ休みがあって、また4連勤というシフトだったんですけど、彼は10日間休みで。その唯一の休みの日のデートで、私が途中で疲れてしまって半日で「早く帰りたい」と思ってしまったんです。彼はたくさんある休みの1日なので、ウキウキしていてすごく盛り上がってるんですけど、そこで「1人になりたい」と言ってしまって。そしたらすごく悲しそうな顔をして「じゃあ僕は帰る」と言って、その日は別々に帰りました。家に帰ってから、彼を傷つけてしまったということを自覚したので、謝罪のLINEを入れたんですけど、いつもはすぐ既読がつくのに、2時間くらいに未読のままでした。
Hさん楽しみにしていた分「早く帰りたい」と言われて、かなりショックで、真剣交際を断られるかもしれないと思って落ち込んで寝ていたんです。
Rさんのちのち彼の相談所の方から「結婚するまでに、そういうケンカはしておくべきだ」と言われたそうです。
Hさんの気持ちもわかりますし、貴重な休みだから、1人でゆっくりしたいというRさんの気持ちもわかりますよね。そんなすれ違いを経て、結婚を意識したきっかけはなんでしたか?
Rさんお正月の一件があって、それまで自分の希望や「しんどい」と思っているということを、男性に言ってはいけないと思っていたことに気づきました。常に外向きの自分じゃないといけないというか。でも彼は、そういう状況も受け止めてくれたんです。忙しい私のことを気遣って、私の最寄り駅まで来て、1〜2時間だけお茶して帰るというデートを提案してくれて。できないことはできないと言ってくれるんですけど、できるだけ希望を叶えようと頑張ってくれる人ということがわかったら、安心感が生まれて、結婚を意識できるようになりました。
Hさん僕は、真剣交際に入ってデートで淡路島に行ったときです。そのときにお互いのことを喋って、すごくしっかりしてるなと思ったんで「この人だったら結婚しても大丈夫だな」と意識し始めました。その日、手書きのクリスマスカードをもらったんですけど、それもすごく嬉しかったです。
Rさんクリスマスだったので、お菓子とスープの組み合わせと、仕事で使えそうなボールペンをプレゼントしました。淡路島では、彼の家庭環境や家族のこととか、結構深い話ができたので、私も印象に残っています。
Hさんそのあとにお正月のケンカだったので、うまくいってると思ったのに!とは思いましたけどね(笑)。
プロポーズをしたレストランの粋な計らい
たしかにそれは余計ショックでしたね。プロポーズはどんなシチュエーションだったんですか?
Hさんホテルのレストランを予約して、指輪をパカっと開けて跪いてプロポーズをしました。
Rさんその様子をウエイターさんが見てくれていたらしく「もしかしてプロポーズですか?」と気を利かせてケーキ出してくれたんです。粋な演出をしてくださって、すごく嬉しかったです。
Hさん申し込みを受けてくれるだろうと思っていましたけど、ドキドキしましたね。
Rさん真剣交際に入ってからの温度感に私自身が戸惑っていたので、カウンセラーの方が「彼は若いから気持ちが盛り上がったらすぐにプロポーズを申し込んでくるかもしれない」と察して、相手の相談所方に、うまく伝えてくれたらしいんです。せっかくうまくいくものがダメにならないようにと配慮してくださいました。
まめで素早いレスポンスと積極的な姿勢が成功のカギ
最後に婚活をしている方へアドバイスをお願いします。
Hさん連絡はできるだけ、こまめにしたほうがいいと思います。自分がせっかちなタイプというのもあるんですけど、人の時間を奪うのは申し訳ないから、すぐ返事を返すようにしてるんです。こちらから連絡した返事が2日後だったら、やっぱり気がないのかなと思ってしまいますよね。もちろん忙しいときもあると思うんですけど、できるだけ速いほうがいいと思います。
Rさん彼はデートの感想とか「次も会いたいです」っていうLINEをすぐ送ってきてくれるんです。お店の提案も、基本的に彼が積極的に動いてくれて、まめだなと思っていました。お会いした方の中には、LINEは聞かれたことにだけしか返してこない方や、「お店とか分からないんでお任せします」と受け身の方も多かったので好印象でした。ただ、女性も任せるだけじゃなくて、お互い提案していくのがいいのかなと思います。
Hさん確かに提案してくれるのも嬉しかったので「逃したくない」と思った方には、積極的に動いたほうが絶対いいと思います。あとデートで割り勘にする方もいるらしいですけど、割り勘にして、婚活期間が延びるほうがお金がもったいないので、奢っていい気持ちになってもらえた方がいいんじゃないかなと思います。
Rさんご飯をごちそうしてもらう代わりに、私の好きなお菓子とかを手土産で渡してたんですけど「こんなおいしいチョコレート初めて食べました」とか感想を送ってくれて、それ自体がコミュニケーションになるし、喜んでくれて嬉しかったです。
Hさんこれは人によるかもしれないですけど、そんなに高いものじゃなくていいから、ちょっとした手土産は嬉しいです。あと、困ったときは遠慮せずカウンセラーさんにたくさん相談した方がいいと思います。
Rさん本当にそう思います。彼は、いまだに「いいデートスポットないですか?」とか連絡をしているので、それぐらい近い距離感の関係性を作れたらいいのかなと思います。
お二人の年表
2023年 | 11月 | 初対面 |
初デート | ||
12月 | 告白 | |
2024年 | 1月 | プロポーズ |
2月 | 両家顔合わせ | |
4月 | 婚姻届提出 | |
結婚式 |
1年2ヶ月
3ヶ月
(2024年5月18日取材 兵庫県淡路市 淡路島サービスエリアで撮影)