成婚カップルの婚活体験談・エピソード
結婚相談所で運命の再会! お互いリスペクトし合う二人が結婚を決めたワケ
結婚相談所での婚活を4年間続けたYさんと、1年活動してみてダメだったら独身でいようと思ったと語るHさん。
5年前に偶然会ったことがあるという運命的な二人がどのように距離を縮めていったか、赤裸々に語っていただきました。
お二人のプロフィール
-
Yさん
- 年齢
- 39歳
- 出身地
- 奈良県奈良市
- 職業
- 薬剤師
- 趣味
- 将棋、キックボクシング
- 入会期間
- 4年
- 入会店舗
- IBJ加盟店
-
Hさん
30代中盤で「結婚したい」と思った二人
婚活を始めたきっかけを教えてください。
Yさん30代中盤ぐらいになって、パートナーと一緒に歩む人生もいいなと思って婚活を始めました。IBJ主催の婚活パーティーに参加したら、終わった後声をかけられたのがきっかけで4年前に入会しました。
Hさんそれまで結婚願望があまりなかったんですけど、35歳という節目の年になって、婚活を1年やってみてダメだったら結婚せず独身でいようという気持ちになったんです。後々になって、やっぱり結婚したいと思ったときに、「あのとき婚活をやればよかった」という後悔よりも「やってみたけどダメだった」という過程が欲しかったのが大きな理由です。
安心して婚活できるのは相談所だと思った
ツヴァイに決めた理由を教えてください。
Hさんまずマッチングアプリと相談所、それぞれのメリット、デメリットを考えて、どうせ婚活をやるんだったら、ちゃんと独身証明書の提出が必要で、担当の方からフィードバックをもらえるほうがいいなと思って相談所を選びました。ツヴァイを選んだのは、自宅から通いやすい、IBJに加盟している、お見合いの方法がいろいろとある、という点に惹かれて選びました。
実際に婚活相談所で活動してみてどうでしたか?
Yさんなかなか距離を縮めていくのが難しかったです。特に最初の頃は、なかなかうまくいかなくて、40歳までに相手が見つからなかったら、やめようと思っていました
Hさん申し込みが成立せず、まずスタート地点に立てないことに心が折れそうになることもありました。でも、短期集中でやろうと決めていたので頑張りました。自分の条件と相手の条件、需要と供給を一致させるのは難しかったですね。あと、初めて会ったとき1時間でお互いのことを知るというのは、表面的なところもありますけど、言葉の端々や目線でもどういう人かわかることもあって、色々な方がいるんだなと思いました。
お二人はどういう方法で出会われたんですか?
Hさん条件検索で「子供を持つことにこだわりがない方」「年齢は35〜40歳」「年収が400万円以上」で検索したときに4名の方が出てきたんです。それで、お写真を見て、合いそうだなと思った人がYさんで、私から申し込みました。
Yさん基本は自分から申し込んでいたんですけど、たまに申し込んでいただくこともあって。そのときはお断りせず、とりあえず一度は会ってみようと思っていたので、新宿のカフェで会うことになりました。
第一印象はいかがでしたか?
Yさん写真よりも実際にお会いしたときのほうが柔らかい感じがして話しやすかったです。
Hさんすごく真面目な印象で、あまり比較するのもどうかと思うんですが、それまでお会いした方は距離が近い方が多くて。Yさんは、いい意味で距離を取ってくれたのが好印象で話しやすかったです。
5年前、すでに出会っていた二人
Yさん5年前に漢方の相談薬局で働いていたんですけど、実はそのときにHさんがお客さんとして来られたことがあったんです。
Hさんお写真を見て、どこかでお見かけしたことがあるような…と思っていたんですけど、まさかと思っていました。でもお会いしたときに、「あっ!」と思い出して、人の顔を覚えるのは苦手なタイプなんですけど、漢方薬局は女性が多いので、Yさんがいるのが珍しかったのと、白衣がなんとなく記憶に残っていたんです。それで「薬局で働いてませんでしたか?」と聞きました。
Yさん実際にお会いしたときに自分も「もしかしたら?」と思ったんですけど、あまりしっかり覚えられていても、女性の立場からしたら気持ち悪いかなと思って、自分からは聞かなかったんです。でもHさんから聞いてくれたので「やっぱり!」と思いました。
すごい偶然で運命を感じますね! 告白はいつ頃だったんですか?
Hさん直接的な告白の言葉はなかったんですけど、12月ぐらいに「末永くよろしくお願いします」と言われて、相談所の方に報告したら、その日から真剣交際ということになりました。
思い出に残ってるデートを教えてください。
Yさん基本はお互いの中間地点である町田でご飯を食べにいくことが多くて、遠出をしたことがあまりなかったんですけど、江ノ島水族館と、横浜中華街に行ったことは思い出深いです。
Hさんあまりにも通っていたので、町田に行くとホッとするような気持ちになります。
「結婚は手段なんだ」と結婚に対する価値観が変わった
結婚を意識されたきっかけはありますか?
Yさん何がきっかけというような大きな出来事はないんですけど、毎週会ったり、クリスマスや年末を一緒に過ごしたりする中で、少しずつ意識していったような気がします。あと、お互いの時間を大切にしながら、二人でいるときは、その時間も大切にするという価値観をそれぞれ持っていたので、合っているなと思いました。
Hさん最初は「結婚したい」という気持ちが強くて、結婚が“目的”になってたんですけど、そうじゃなくて「二人の関係の延長線上に結婚というイベントがあって、結婚は“手段”なんだ」と思うようになったんです。だから、結婚を意識したというより、結婚に対する意識が変わっていったというか、自分の中で人生観そのものが変わったのがきっかけという気がします。
プロポーズを受けるにあたってHさんが出した条件
プロポーズはどんな言葉でしたか?
Yさん私の方から横浜のランドマークタワーの近くで、「これから人生を一緒に歩んで行きましょう」とプロポーズしました。
Hさんちょっと緊張しているのが伝わってきたので、場の雰囲気を和ませる意味でも「条件があります」って返事をして、「家事・料理を分担することと、床に物を置かないことを受け入れてくれれば」とお返事をしたら「分かりました」と言ってくれたので「お願いします!」と答えました。
家事・料理はわかるんですけど、床に物を置かないというのは?
Hさん床に物を置くのが耐えられない性格なんです(笑)。Yさんが「分かりました」って言ってくださったのでよかったです。
Yさん共働きなので、お互いが家事・料理は分担していかないとと思っていたし、今ルンバを使っていて、床に物を置くと止まってしまうので、それも気をつけないとと思いました(笑)。
お互いをリスペクトし合っていきたいので「さん」を付けて呼ぶ
お互い普段はなんと呼んでいらっしゃるんですか?
Yさん下の名前で、Hさんと呼んでいます
Hさん私も下の名前でYさんと呼んでいます。
「さん付け」で呼んでらっしゃるんですね。呼び捨てにしようと思ったことはないですか?
Yさん大事にしていきたいというか、リスペクトを表すために「さん付け」をしています。
Hさん両親もお互い「さん付け」で呼び合っていて。お仕事でお会いした90歳ぐらいの女性も、ご主人と「さん付け」で呼び合っていらっしゃるということを聞いて、いいなと思ったんです。人によっては、距離があるという見方もあるかもしれないんですけど、お互いをすごく大切に想い合ってるんだなっていう感じがして、私もそういう風になりたいと思っています。
長年「さん付け」で呼び合ってるご夫婦、素敵ですね。お互い一番好きなところを教えてください。
Yさん一緒にいて自然な感じでいられるのと、あまり人に流されないというか、趣味もそうですけど、しっかり自分を持っているところが好きです。
HさんYさんは、どういう状態でも落ち着いていて安定感があって、一緒にいて落ち着くんです。私は女性特有のホルモンバランスの乱れとか、感情の起伏がちょっと激しいときがあるんですけど、医学的な目線で見て、「今体調が不安定だから無理しなくていいよ」って言ってくれたり、すべてを受け止めてくれるところが好きです。
YさんHさんは結構我慢をしてしまうタイプなので、大変なときは早めに言ってほしいなと思っています。
最後に現在、婚活をしている方にアドバイスをお願いします。
Yさん成婚退会までに時間がかかったのでアドバイスというと難しいですけど、スムーズに行く人ってなかなか少ないと思うんです。それで、心が折れて途中で相談所をやめてしまう方も多いかもしれない。私も4年かかったけど、最終的には運命の人に出会えたので、根気よく諦めないっていうことが大事だと思います。
Hさん自分がそうだったように結婚自体が目的になってしまうと、なかなか難しい気がします。その前に、自分の人生の価値観をしっかり見直して、相手との価値観が違った場合、すり合わせることができるか。多分、すべてが一致することはないと思うんですけど、合わなくても、その人と一緒にいて穏やかな時間が過ごせるか。理屈と感情で考えたときに、感情がそこについていけるかっていうのがすごく大事なんじゃないかなと思います。
お二人の経験に基づいた、しっかりとしたアドバイスをありがとうございます。
これからも末永くお幸せに!
お二人の年表
2022年 | 9月 | 初対面 |
初デート | ||
12月 | 告白 | |
2023年 | 3月 | プロポーズ |
5月 | 両家顔合わせ | |
7月 | 婚姻届提出予定 |
4年
9ヶ月
(2023年5月28日取材 神奈川県藤沢市江ノ島で撮影)