成婚カップルの婚活体験談・エピソード
受け身の婚活を反省して一念発起!やり方を変えたら、居心地のよい相手に出会えた。
「転職」と「20代最後の年」という、それぞれの人生の節目をきっかけに婚活を始めたRさんとYさん。
婚活は順風満帆とは行かず、Rさんは「これでダメなら辞めよう」とまで思っていたといいます。そんな2人はどのようにして出会われたのでしょうか。
お二人に婚活を始めたきっかけや結婚までの経緯について、お話をお聞きしました。
お二人のプロフィール
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Rさん
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Yさん
ライフステージが変わるタイミングで婚活を決意
婚活を始めたきっかけを教えていただけますか?
Rさんきっかけの一つは、転職ですね。以前の職場は周りが男性ばかりで、独身の方も多かったこともあって危機感が薄かったんですけれども、転職してみると独身男性の数が少なかったんですよね。年齢的にも35歳になっていましたし、そろそろ本腰を入れてお相手を探してみようかなと思いました。
マッチングアプリよりも結婚相談所のほうが結果に結びつきやすそうという漠然としたイメージがあって、いくつかの結婚相談所の無料相談に参加してみたんです。ツヴァイさんのことは以前から電車の広告で目にする機会があって安心感がありましたし、いくつかお話を聞いた相談所の中でも、応対が一番丁寧だと感じて入会を決めました。
Yさん仕事と趣味のゲームだけで1日を終えてしまって、家庭がない環境っていうのはなんか寂しいなってふと思って。そう思ったのは28歳と10ヶ月のときで、あと1年で20代が終わるタイミングで頑張ってみたいと思いました。
私もRさんのように、お相手の身元が確かなサービスを利用したいと思っていたので、結婚相談所一択でしたね。私の叔父さんが38歳で結婚相談所に入会して結婚した話も聞いていたので、結構相談所を利用することに抵抗感などはとくにありませんでした。
いろいろな結婚相談所の情報を調べてはみたんですけれども、私が見る限りではツヴァイさんの会員者が一番多かったですし、20代割引も魅力的に感じて入会を決めました。
実際に入会されてみて、いかがでしたか。
Rさん率直に言うと、難しいなと思いました。結婚相談所に入っても、自分からアクションを起こしていかないといけませんよね。しかも、お話をして「この人だったら話が合うな」とかっていうことを見極めていかなければいけない。
ただ、私が入会した頃は、コロナウイルスの流行が激しかった時期ということもあって、会うまでなかなか進展しなかったんです。結局入会して1年半はうまく進まない状態が続いて……Yさんをご紹介いただいていなかったら、心が折れて辞めていたと思います。
Yさん私のほうは入会してから1ヶ月はたくさんお申し込みがあったので、それに応えるかたちで毎週のようにお見合いをしていました。ただ、当たり前ですが、お相手の情報や場所を毎回確認して準備して……と、だんだんと就職活動のような気分になっていきましたね。
一番つらかったのが、入会して3~4ヶ月した頃に真剣交際に発展した人と別れてしまったことですね。お相手からの好意に応えるかたちでお付き合いをしていたら、お別れすることになってしまった。でも、それって今までの恋愛とよく似た流れだったんですよね。相手に応じるかたちではうまくいかないし、自分からいいなと思った人は、とんでもない人だったり人を見る目がなかったり。だったら、「第三者に見てもらおう」と考えて、価値観マッチングを利用することにしました。
「喫煙しないこと」だけを条件に会ったら、居心地が良かった
お二人とも苦労があったんですね。そんな中、お二人はどのようにして出会われたのでしょうか。
Yさん私から価値観マッチングで申し込みました。「喫煙しないこと」だけを条件に探したらRさんがヒットして。同じ千葉県だし、お会いできたらいいなという気持ちで申し込みました。
Rさん僕のほうも先ほどお話した通り、次がダメだったらもうやめようかなっていうタイミングだったので。趣味も合いそうですし、まずは会ってみようかなという、わりと軽い気持ちでした。
初回はどのような場所でお話されましたか。
Rさんツヴァイの千葉店で顔合わせしました。店舗では30分ぐらいお話しましたが、その後にお昼ご飯を2人で食べてっていう感じですね。ツヴァイの千葉店が千葉駅すぐの場所にあったので、駅ビルのほうに行って、パスタを食べました。
お互いの簡単な自己紹介と趣味の話をしましたかね。そのときはたまたま、2人ともスマートフォンのRPGゲームをしていたこともあって、話が弾んだ気がします。
お互いの第一印象を教えていただけますか。
Yさん初めて会った日は10月の半ばくらいだったんですけど、Rさんは半袖を着ていたんですよね。ご出身が仙台だと聞いて、やっぱり関東より北の出身だと、暑がりなのかなと思った記憶があります。
Rさん僕はYさんを一目見たときに、すごく綺麗な人だなと思いましたし、話してて相性が合いそうだなと直感的に思った瞬間がありました。少なくとも好きなものを否定する人ではなさそうだなと感じて、いいなと。
その後、初回のデートはどこに行かれたのでしょうか。
Rさんスケジュールがなかなか合わなくて、2週間後に映画を観に行きました。Yさんからの提案で、小説が原作のアニメでした。私は名前を知っているくらいだったんですけど、おもしろく観られて。
Yさん映画を観た後はお茶したんですが、話が盛り上がって。16時くらいにカフェに入ったのですが、出るときは19時くらいだったので、3時間くらい話していたことになりますね。
極寒のスキーデートでも仲良く過ごせたことが結婚を意識するきっかけに
初回のデートではお話がかなり盛り上がったんですね。真剣交際することになったのはいつ頃だったのでしょうか。
Rさん映画を観た日の翌週から、実は毎週会っていて。映画の翌週は、お台場まで車で向かっていたのですが、「この人は話が通じるし、やっぱりいいな」というふうに私が直感的に思ったので「お付き合いしてください」と私から伝えました。Yさんも「いいですよ」といってくださったので、お付き合いし始めたっていう感じですね。
Yさん私も話していくうちに価値観が合うなって思って。あとは、いろいろなことを許してくれそうというか、自分を繕わなくていいみたいな安心感があったので。付き合ってみようかなと思いました。
Rさんお台場からの帰り道に千葉のドイツ村に寄ったのですが、そのときにすごく寒そうに見えて……「寒くない?」と聞いて手をつなぎました。
それ以降のデートで、とくに印象に残っているエピソードがあれば教えていただけますか。
Rさんクリスマスの日に新潟の苗場に2人でスキーに行ったことですね。僕はスキーが全然できなくて初めてだったんですけど、当日は冬の花火が打ち上げられてて。あのときはおもしろかったよね。髪とか帽子とかも凍るぐらい寒かったし。
Yさんその日に限って大雪だったんだよね。マスクがないと死にそうでした。
お互いに結婚を意識されたきっかけについて、教えていただけますか。
Rさん12月に入る前あたりかな。多分この人と一緒にいても、私のストレスが全くないというかですね。先ほどYさんも言ってましたけども、自分を飾らなくていいと感じていて、結婚するんだったらこういう人なんだろうなと、ふと思ったんですね。
Yさん私は旅行に行ったときですね。大雪が降るトラブルもあったけど、何の喧嘩もなく終わったので、こういう人とだったらやっていけそうだなって思いました。
ジューンブライドをめがけて大忙しの日々
プロポーズのシチュエーションについてお聞かせいただけますか。
Rさんスカイツリーの一番高いところでプロポーズ……する予定だったのですが、人が多かったので、直下の喫茶店で休憩しながら「結婚してください」と伝えました。
顔合わせはこれからとお伺いしていますが、お互いのご両親にご挨拶はされましたか。
Yさん私の両親はRさんに「この子でいいの?けっこう大変だよ」といったことをしきりに言っていましたね。
RさんYさんのご実家の玄関口で、何度か軽めのご挨拶はさせていただいていたことと、Yさんが親御さんに、婚活をしていることや、「こういう人と付き合っている」という話をしてくれていたみたいで、Yさんから聞いていた印象も悪くなかったんだろうなと。なので私がご挨拶に伺った際も「いいですよ」とすんなりご回答いただきました。
婚姻届の提出やお引っ越しもこれからですか?
Rさんどちらもこれからですね。一応ジューンブライドを狙って、6月に婚姻届を提出できたらと思っているのですが、僕のほうがバタバタで、間に合うかどうかというところです。
お互いの一番好きなところを教えていただけますか。
RさんYさんって見ていると面白いところがあって。どこが面白いかっていうとなかなかちょっと説明が難しいんですけど、変な言い間違いをするときがたまにあって、そういうところとか。見てて飽きないし、一緒にいても気疲れしないし。あとYさんはいろいろと頑張る人なんで、そういったところもすごい好感が持てますね。
Yさん一番好きなところ……やっぱり話を聞いてくれるところかな。私は好きなものの話になると、けっこういっぱい話してしまうんですけど、それを嫌な顔せずに聞いてくれるところがいいなって思いました。
ありがとうございます。ちなみに、おふたりは普段どのようにお互いを呼び合ってるんですか。
Rさん名前に「さん付け」です。なんとなく「ちゃん」ではないかなという感じがして……あとは心の中で呼び捨てにしてみたんですけど、ちょっとしっくりこなくて。
Yさん私もRさんです。Rさんはやっぱ年上なので「くん」とかは違うかなって思って。私も「さん付け」で呼んだらやっぱりしっくりきたので。
ありがとうございます。これから、どんな家庭を築いていきたいですか。
Rさん面白い家庭をつくれればなと。ギスギスせずに笑いが絶えない家庭というか。
Yさん家に早く帰りたいと思えるような安心感のある楽しい家庭にしたいですね。
Rさんケンカもしたことがないですしね。どんなに仲が良くてもケンカをするものですよね。今後、意見がどうしても合わないところとかも出てくるとは思うんです。ただ、今のところはそれがないんで、よっぽど相性がいいのかなとも思っています。
彼のサポートを受けて、仕事にも前向きに取り組めるように
婚活を経てよかったことや変わったことがあれば、教えていただけますか。
Rさん良かったことはやっぱりYさんと出会えたことです。自力で探すとなると、やっぱり難しかったと思うので。変わったところというと、どうでしょうね。Yさんのことを考える時間は増えたかなと。
Yさん結婚後も楽しく良い家庭ができそうと思える方が見つかったのは良かったかなって。変わったことは、仕事への向き合い方ですね。Rさんは好きなことだけじゃなくて、仕事をはじめとした気が乗らないこともサポートしてくれるので、そうやって応援してくれるんだったら頑張らなきゃって思えるようになりました。
ありがとうございます。これから婚活を始める方にアドバイスがあれば、お願いします。
Rさん自分で探せないとか、自分で動けない人ってけっこういると思うんですよ。入会したはいいけどちょっと仕事が忙しくなっちゃったって人も多分いると思うんですけど、そんな人はどんどんツヴァイのスタッフの方に探してもらうっていうことをおすすめします。やっぱりマッチングのプロが第三者的なところで観て「この人とこの人は合うんじゃないか」という勘に頼ると、すんなり決まるかもね、とは思います。
Yさん私も思いますね。変に自分ひとりで頑張って行ったり来たりするぐらいだったら、もう、お願いしたほうがいいなと。私自身もそうでしたし、皆さんにもおすすめしたいです。
お二人の年表
2022年 | 10月 | 初対面 |
11月 | 初デート | |
告白 | ||
2023年 | 3月 | プロポーズ |
2023年 | 6月 | 両家顔合わせ |
婚姻届提出 |
2年3ヶ月
11ヶ月
(2023年6月10日取材 東京都 お台場で撮影)