成婚カップルの婚活体験談・エピソード
会って2回目で踏み込んだ話ができたのが最大のポイント? 3ヶ月でゴールインを果たした二人の「自然体」でいるための秘訣とは?
初対面からめずらしい共通点を見つけて盛り上がったTさんNさんご夫妻。1ヶ月で真剣交際し、3カ月でゴールインできたのは、早くから大切な条件を確認し合えたから、なのかもしれません。
お二人に、出会いからプロポーズに至るまでのエピソードについて語ってもらいました。
お二人のプロフィール
-
Tさん
-
Nさん
- 年齢
- 30歳
- 出身地
- 岡山県倉敷市
- 職業
- 公務員
- 趣味
- 猫と遊ぶ、ガーデニング
- 入会期間
- 6ヶ月
- 入会店舗
- IBJ加盟店
婚活カウンセラーのプッシュが出会いの大きなきっかけに。
婚活を始めようと思った経緯を教えてください。
Tさん姉が結婚したことが、婚活を始めようと思ったきっかけです。姉に子どもができて、子どもがいる家庭を近くで見ていたんですね。それで「やっぱり結婚生活っていいな」と思ったんです。それまでは結婚に全く関心がなかったんですが、自分が結婚している未来の生活を想像するようになって、意識が変わりました。
Nさん私はもともとあんまり結婚を急ぐ気持ちはなかったんです。でも、周りから「もう30歳なんだからそろそろ結婚は?」みたいな感じで聞かれることが増えて。「それならじゃあ婚活するか」みたいな感じで始めました。とくに、母に結婚しないのかと圧をかけられて(笑)。あと、私は子どもが好きなので、年齢のことを考えてそろそろ動かないといけないなというのもありました。
ツヴァイを利用したきっかけがあれば教えてください。
Tさんツヴァイの前に、別のサービスを1年ほど利用していたんです。ただ、そのサービスがあまりにもマッチングしなかったんですよ。1年で3人としか会えなくて。それで「そろそろやめよう」と思っていたときに、インターネットで「婚活」と検索したら上のほうにツヴァイが出てきたんです。ホームページを開いてみると、会員数も多そうだし、レビューも悪くなさそうだったので入会しました。
Nさん最初は「アプリで出会うしかないのかな?」と思っていたんです。でも、アプリは相談できる相手がいないことが不安で、婚活のプロによるサポートが受けられるツヴァイに登録しました。私にとっては「担当の人がいる」というのが大きな安心材料でした。
お二人が出会うまでの活動はどうでしたか?
Nさんもともと私は人見知りが強いので、入会したばかりのときは知らない人に会うこと自体に抵抗がありました。なので、婚活にあまり意欲的じゃなかったんです。それで担当さんに「どうしたらいいですか?」「どうしよう」とよく相談していました。そうすると「大丈夫だから申し込みなさい!」と背中を押してくれて。なので、自分から動くというより、担当さんにプッシュされてようやく足を踏み出す感じでした。
Tさん僕は前のサービスからツヴァイに変えて、お見合いできる率がかなり上がったんです。その時点で、「ツヴァイに入って良かったな」と安心感を持っていました。その変化があったので、積極的にどんどん申し込んでいこうと思えて、活発に動いていましたね。Nさんに会うまでには、5人ぐらいお見合いさせてもらったんですが、合う人がいなくて落ち込むときもありました。でも、前進しなければという気持ちでした。
Nさん私はTさんをいれて3人紹介してもらったんですが、Tさんと会うまではお見合いをしても「なんかちょっと違うな」っていう感覚が残る感じで、しっくりこなかったんです。だからTさんに会うまでは不安の連続でしたね。担当さんにプッシュしてもらって、ようやく婚活が成り立っていた感じです。感謝しています。
2回目に踏み込んだ質問をされて驚いた。でも、真剣さが伝わってきた。
初対面の日のお互いの第一印象はいかがでしたか?
Tさん正直なところ、良くも悪くもよくわからないという印象でした。Nさんはプロフィールの趣味欄にガーデニングのことしか書いていなかったので、何を話したらいいのかわからなくて焦っていたんです。それで、第一印象をあまり覚えていません(笑)。でも、話してみたら、Nさんは意外と漫画やゲームも好きで、そうした趣味の話ができたので安心しました。
Nさん緊張しすぎてガチガチだったんですよ。だから私もあまり第一印象を覚えていません。「イメージしてたよりこの人でかいな」っていう印象はありましたね(笑)。このときは1時間くらい話したんですが、話し始めてそんなに経たないうちに、二人に共通の知り合いがいることが分かって、それで一気に盛り上がったのを覚えています。
Tさんそうなんです。スポーツの話から、お互いに共通の知り合いがいることが分かって。それは大きかったですね。緊張が一気にほぐれたので、Nさんに「プロフィールを見ただけでは、何を話したらいいかわからなかった」とか「趣味にゲームとか漫画って書いといてよ」とか、冗談めかして伝えることができるくらいの関係にはなっていました。
初対面で打ち解けられたんですね。それでは、2回目に会った日のことを教えていただけますか?
Nさんお見合いして、次に会ったときはカフェでお茶をしました。「今後のことってどう考えてますか?」みたいな、かなり具体的な話をTさんがしてきたんです。「僕は一緒に住むとしたら二世帯住宅で、うちの両親と住むことになるかもしれないんだけど、そういうことになるとしたらどうですか?」みたいな。私は質問されると慌ててしまうほうなので焦りました(笑)。
Tさん何度も会ってから詳しい情報を伝えて、それで「考えが違うから無理」と言われてもお互いのためにならないと考えていたので。真剣だったからこそ、早めに伝えました。いろいろな事情があって、二世帯に住むことになりそうだったので、「できれば一緒に住んでほしい」って伝えましたね。難しければ、また別の方法を考えようと思っていました。
Nさん私としては、二世帯に抵抗はなかったんです。というのも、Tさんは本当に素直で何も隠さないんですよ。そのことが2回目の時点で分かっていたので、こういう人のご家族だったら大丈夫だろうなと勝手に安心していました。二世帯の家にはそれなりに広い空間もあるとも言ってくれていたし。
その後、告白はどのようにされたんでしょうか?
Tさんクリスマスの日でしたね。その日もまたカフェでお茶するところからスタートしました。一般的に「付き合ってください!」みたいなことはどちらも言っていなくて。自然に「よかったら本交際に進みませんか?」みたいな言い方で、お互いに「よろしくお願いします」と言ったかたちです。
Nさん私としては、もう2回目に会ったときには「この人と付き合っていくんだろうな」みたいなイメージはあったんですね。なので、大イベントみたいな感じではなく、会話のなかで自然にという形はスッと入ってきてうれしかったですね。担当さんには、「ペース早いけど大丈夫?」って聞かれたりもしました(笑)。
Tさんそんなこと言われてたんだ(笑)。お互いの家族にいつごろ会おうかとか、その先は式までどんな段取りでいこうかとか、そういう話をカフェでして。その日は外でぶらぶらしたりもしたので、3時間ぐらい一緒にいたと思います。先々の具体的な話をしたのもあって、時間はわりと長かったかな。
お互いサプライズが苦手なので、自然に進んでいくことを大事にした。
思い出に残っているデートはありますか?
Tさん初詣か映画ですね。映画が始まってすぐにNさんが泣いていたので、けっこうびっくりしました。「え、もう?」っていう(笑)。
Nさん私、ああいうタイプの映画、すぐ泣いちゃうんです(笑)。
Tさん泣いたのも思い出に残っているポイントなんですが、予定通りに映画が観られなかったときに、お互いに明るく乗り切れたのも相性がいいんじゃないかと思えて、うれしくなりました。
プロポーズはどちらから、どんな言葉でされたんですか。
Tさんそれも告白と同じでしてないんです。「指輪を見に行こう」って言ったのがプロポーズだったみたいな感じです。指輪を見に行こうと誘ったときには、気にいるデザインがそんなにすぐ見つかるはずないと考えていたので、当日に買うことになるとは予想していませんた。でも、いざ見に行ってみたら、その場で二人とも良いと思えるデザインが見つかったので、その日に購入しましたね。
Nさんそうですね。いわゆるプロポーズというより、具体的に住む家のこととか両親と会うことなんかを会って数回目から話していたので、その時点でお互いに結婚を前提に進んでいました。サプライズとか改まったことが苦手なので、派手なイベントというよりは、自然とありのままにという流れは、私としてもありがたかったです。
そうなんですね。結婚を強く意識されたタイミングはありましたか?
Tさんそれこそ、僕は指輪を見に行ったときかもしれません。そのときに、今までは話のうえで「結婚」というのはあったけど、指輪という具体的なものがでてきて実際に「結婚するんだな」という感覚が湧いてきました。あとはやっぱり二世帯住宅の話をしたときに、Nさんが引いてる感じが全くなかったので、そのときにこの人となら長く一緒にいられるんじゃないかという気持ちが湧きました。
Nさん私は初対面でTさんと話したあとに「すごく楽だったな」ってホッとしたんですね。そこで「この人と一緒になるかもな」っていう漠然とした感覚はありました。実は、指輪のことも私の担当さんに相談したんです。そしたら「実はこういうお店があるよ」ってご紹介してくださって。そのお店が、私たちにでも買えるくらいの値段でデザインも良かったので、そこで買うことに決めました。
自然体でいられる相手と出会えた幸運を褒めてあげたい。
ありがとうございます。婚活してみて良かったことや、こんなところが変わったなということがあれば教えていただけますか。
Tさん僕の場合、それまでは女性とカフェに行くとかっていうことをあまりしたことがなかったんです。婚活を始めて、それをいざやってみたら意外と楽しいなと思えて、人と会うことへの抵抗感が減ったような気がします。あとは、もちろんNさんと出会えたことですね。無理してつくろったりせずにリラックスして一緒にいられる相手ってそんなに簡単に見つかるものじゃないと思うので、そういう意味では自分の幸運を褒めてあげたいです。
Nさん私は婚活というのが本当に初めてだったから、なにがなにやらみたいな感じだったので、本当に担当の方とかTさんとか、人に恵まれてここまで来られたという感覚があります。婚活前より確実に外に出るようになりましたね。それまでは、人と出かけるってこと自体そんなに多くなかったし、ほとんど仕事と家の往復の日常だったところに、新しい時間が加わりました。
これからどんな家庭を築いていきたいですか?
Tさんこれはあまりにも普通かもしれないのですが、お互いが心地よく一緒にいられるように仲良く過ごしていきたいっていうのが正直な気持ちですね。お互いに恥ずかしがりなところも似ているので、自然体で無理せず。でも楽しいことを見つけてお互いに支え合いながら進めたらいいですね。僕たちって写真も撮らないんですよ。恥ずかしいので。
Nさんそうそう、普段から写真撮らないですね。私もずっと写真は苦手だったので、そういうところでも共感し合えるのはホッとしますよね。どんな家庭を築いていきたいかとと言われると、「なるようになるだろう」みたいな感覚ですかね。先々のことを期待しても、その通りになるもんじゃないって思っているところがあって。だから、なにかを築こうというより、流れに任せようみたいな感覚です。
ありがとうございます。最後にお互いの一番好きなところを教えていただいてもいいですか?
TさんやっぱりNさんといると、自分をとりつくろわないでいられるのが心地いいです。それはよくある表現で言えば、フィーリングが合うってことかもしれないです。Nさんは人に気を遣わせない雰囲気があるんですよ。本人は人見知りと言っているんですが、僕の家族や姉の子どもとも自然と仲良くなっていたので、そういうところはすごいなと思います。
Nさん彼は隠しごとを本当にしないんです。彼のお姉さんにも聞いたのですが、「すごく素直すぎる家族だから、隠しごとはないよ」って。そういうレベルで本当に隠さないところは信頼できるなと思っています。初回に感じた「二人でいるときの違和感のなさ」というのは今も感じていて、こういう雰囲気をいつまでも二人で保っていけたらいいですよね。
お二人の年表
2022年 | 11月 | 初対面 |
12月 | 初デート | |
告白 | ||
2023年 | 2月 | プロポーズ |
5月 | 両家顔合わせ(予定) | |
8月 | 婚姻届提出(予定) | |
11月 | 結婚式(予定) |
9ヶ月
6ヶ月
(2023年4月16日取材 岡山県倉敷市 瀬戸内海国立公園 通仙園で撮影)