成婚カップルの婚活体験談・エピソード
「ゲーム」がきっかけで出会い、1ヶ月で真剣交際、2ヶ月でゴールイン! 二人を出会わせた「他にないプロフィール欄」とは?

「この人はどんな人なんだろう?」、他にないプロフィール欄によって巡り合ったKさんYさんご夫妻。初対面からゲームの話題で盛り上がり、1ヶ月で真剣交際、2ヶ月でゴールイン。
二人は短期間で相性をどのように確かめ合ったのか? 出会いから、告白、プロポーズまでについて語ってもらいました。
お二人のプロフィール
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Kさん
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Yさん
「プロフィール欄であんなに熱く語っている人は、ほかにひとりもいなかった」
婚活を始めるきっかけはどんなものでしたか?
Kさん30歳になったところで、そろそろ結婚しないと危ないなと思いました。というのも、周りの友人たちが次々に結婚していたし、親戚などからも、「30歳超えたあたりから相手が見つからなくなってやばいぞ」とずっと言われていたこともあって、少し焦ったんですね。今は実家で母と暮らしているのですが、母からも「結婚しないのか」と言われることもあって。自分としても独身で過ごしていくイメージはなかったので、今やらないとと婚活を決意しました。
Yさん私が婚活をはじめたきっかけは甥っ子の誕生です。姉が結婚相談所を利用して結婚したのですが、お相手の方との間に子どもが生まれて。その子と会うたびに「かわいいな」と、子育てしたい願望を刺激されるところがありました。私も親からのプレッシャーはあったんですけど、それよりは、甥っ子のかわいさのほうが大きかったです。
お二人が出会うまでの活動はどうでしたか?
Yさん私は28歳なのですが、ツヴァイに登録している男性は私と同じか少し上くらいの年齢の方が多いんだと思います。なので、本当に多くの人から申し込みがありました。その人たちと、とにかく会っていましたね。でも、「合わないな」とお断りすることもあったり、向こうからも「やっぱりいいです」って言われたり。Kさんと会うまでは、うまくいかない回数もそれだけ多かったので、しんどい部分が大きかったです。
Kさん男性はたぶんだいたいそうだと思うのですが、申し込みがどんどん来るということはなかったですね。毎月申請できる数が決まっているので、とりあえずMAXまで申請しようと思って、申し込みをし続けていました。それでもなかなかマッチングしなくて虚しくなることもありましたね、「こんなにマッチングしないものなのか」と。でも、二人目にマッチングした人がYさんだったので、マッチングすればいいというものでもないのかも。価値観が合う人に二人目で出会えたわけなので。
Yさんあと、マッチングして対面した方に「友だちとしてしか見られない」と言われたこともあって、そういうショックはありました。私はけっこうしゃべるほうなので、恋愛関係になるイメージができなかったのかもしれません。
Yさんに申し込んだときのポイントがあったら教えてください。
Kさん僕自身はゲームのオタクではないんですが、ゲームが趣味の子が好きなんです。なので、そういう人はいないかなと関西圏で検索をかけていました。そうしたらYさんだけが唯一、プロフィール欄でゲームについて熱く語ってたんです。それを読んで、「ちょっと変わってるなこの子」と思いつつ、惹かれるものがありました。だから、その時点からYさんは光ってましたね。ある意味「なんやこの子は!」と。
Yさんプロフィール欄の半分はゲームの話だったんじゃないかな(笑)。ゲームだったら、どんなジャンルのものでも興味を持てばやってみるタイプなんです。対戦ゲームでも、それこそ箱庭をつくるようなゲームでも。好きになったゲームについては調べ尽くして語りたい! という気持ちがあって、それがプロフィール欄にもあふれてしまったんですね。
Kさんこんな子いないなとワクワクしているところがありました。「どんな子なんだろう」って。それで、メッセージを送りましたね。
イルカショーのベンチで何気ない会話をして「意外な共通点」がいくつも見つかった。
初対面の印象ってどうでしたか。
Kさん見た目の第一印象は、「写真で想像していたのと違うな」って感じで。良いとか悪いとかではなくて、僕が勝手に思っていた身長よりも小さいなというだけなんですが。最初からゲームの話で盛り上がったので、印象はあまり覚えてないですね。駅の近くにあるレストランで食事をしたんですが、2時間くらいひたすらゲームの話をしていました。
Yさん私の第一印象は「さわやかな方だな」って。今まであった男性は、これは偏見かもしれないのですが、アニメやゲームが趣味の方とのマッチングが多かったのもあって、身だしなみに気を遣う度合いがそんなに高くなかったんです。そういうのもあって、清潔感があると感じました。Kさんが言うように、食事の間じゅうずっとゲームの話をしていましたね。普通ならプロフィールについて深く聞いたりするのかもしれないのですが、そんな話はほぼしませんでした。
会った後の印象はどうでしたか?
Kさん楽しかったですね。「ゲームの話だけで2時間も話せる相手っていないよな」と思いました。あと、Yさんが必死にゲームの話をしてるところを見て、かわいいなと思ったんです。「また会いたいな」と惹かれるものがあって、その日のうちに、僕からメッセージをしましたね。「次も会いませんか?」と。
Yさん私も会った帰りに「もう一度会ってみてもいいかも」と、会話の内容などを思い出していました。それでメッセージが来たので、うれしかったですね。なんとなくなんですが、他の人と会ったときは「違うな」という気持ちがどこかに残っていたんです。でも、Kさんと会ったときは「違うな」と思うことがなくて。リラックスできていたんだと思います。
2回目のデートはどうでしたか?
Yさん私から提案して水族館に行きました。その日はさすがにゲームの話ではなく、魚の話や今まで飼ったことのあるペットの話をしたのをよく覚えています。食事はゆっくりせず、軽食みたいなものをとっただけで、水族館巡りにほとんどの時間を費やした感じでしたね。水族館の中で話しているうちに、二人の間に共通するものがたくさんあることが分かったんです。二人とも小鳥を飼っていたことがある。同じ左利きで、ゲームが好きとか。
Kさん僕もこの日のことは印象に残っていますね。ほとんどペットの話だった気がするんですが、なんでもない日常の話がこんなに心地よくできることってあるのかという感じでした。「こんなに相性がいいことってないよな」と、確信みたいなものがありましたね。この日のことがあって、僕は本格的に結婚を考えるようになりました。
Yさん私も実はそうで、この日、波長が合うなあと安心感があったんです。イルカのショーのベンチがプールに沿って並べてあって、休憩を兼ねてそこに座ったんですね。そこで身の上話とか仕事でどんな大変なことがあるのかとか。本当に居心地が良かったんですよ。
その日、告白するとは思っていなかった
そこから告白まではどのようにデートされていましたか?
Yさん実は私の仕事がいわゆる繁忙期で、12月は会えなかったんです。「会えなくて大丈夫かな」という気持ちもあったんですが、でも、どうしようもなくて。
Kさんだから、水族館から告白の日までにはデートしてないんですよ。で会いたい気持ちはありましたが、僕もLINEとかをたくさんするほうじゃないので、「次回いつ会いますか?」くらいで、連絡を頻繁にとっていたわけでもないんです。あえてポジティブに言えば、次に会うのが楽しみになっていましたね。
告白の日のことを教えてください。
Kさん動物園を巡った後に食事をして、その帰りにも動物を見たくてペットショップに寄りました。動物を見て、その後にまた動物を見た(笑)。二人とも動物が好きなんです。それで、電車で家まで送っていく途中に告白をしました。
Yさん家の前で、「俺と付き合わへんか」と言われました。なんとなくその3回目のデートで告白されるんじゃないかなと予感はしていたんです。なので、まあ気持ちの準備はできていたので、「はい」と答えました。さっきも言いましたが、水族館のデートで「この人だったら先のことを考えてもいいかな」って安心していたところもあったので。
Kさん僕は実は、自分でもその日に告白するとは考えていなかったんです。でも、帰り道の雰囲気が良かったんですよ。人がいなくて、良い感じの暗がりで、静かだったんです。「今言うしかない!」と思って、そのまま言いました。勢いです。
それ以降、印象に残っているデートはありますか?
Kさんなんばパークスに行ったときのことは覚えてますね。目的地があったわけじゃなく、ずっと歩き回ってたんですよ。そういうときでもYさんは楽しく喋ってくれるんです。だから話題が尽きることはありません。それだけで盛り上がるし、満たされている感じがあるので、どこに行くかはあんまり関係ないんですよね。
Yさんなんばパークスに行ったのは、告白を受けた次のデートでした。Kさんが言っているように、目的地を決めずにただ見て回っていて。その途中で、ふっと手を握られたんです。「握っていい?」とか聞かずに握られたので、一瞬驚きましたけど、でもうれしかったので、私も握り返しました。そんなこともあったので、私はかなりよく覚えてますね。
「自信過剰でグイグイひっぱってくれる」ところに惹かれた
プロポーズの日のことを教えていただけますか?
Kさんプロポーズは、Yさんが僕の家に初めて来た日でした。家で二人でテレビの前に座って対戦ゲームをして、それがひと区切りついたところで、僕がしばらく黙り込んだ。
Yさんそうそうそう。ゲームがひと区切りついたところで、彼がちょっと緊張してる雰囲気だったんですよ。それで私は「なにか言うのかな」と思って待ってたんです。そしたら、「Yのこと大事にするから結婚してくれる?」と一言。全然そんな雰囲気ではなかったから、「え?今?」と聞き返しましたけど(笑)。交際1カ月だったのでびっくりもしましたけど、「この人なら」とは思っていたので。
Kさん後から振り返るとおかしいんですが、「断られる」っていうことは全く想像してなかったですね。告白のときもそうだったんですけど、自信過剰なんですよね(笑)。
お互いの好きなところを教えていただけますか?
Yさん私が趣味で行くような「オタク街」に一緒に行っても、全然引かなかったのはうれしかったですね。男性だったらドン引きする人がほとんどなので。Kさんは全くオタクじゃないので、ずっと「連れて行けないな」とためらってたんですけど、ためらってたのがバカらしくなるくらい引いてなくて。勝手に楽しんでくれていました。
Kさん別に美少女アニメのカードゲームやってようが、人の趣味なので気にしませんよ。「好きなことあってよかったじゃん」ってそれだけです。僕がYさんの良いなと思うところは、2つ年下なのに僕より頼り甲斐があるところですね。Yさんは仕事で責任者をしているからか、話しかけやすい空気があってしっかりしてるんですよ。僕はちょっと適当な感じなので、バランスがいいなと。
Yさんそれから、自信過剰なところが好きかもしれないですね。私は自己評価がめちゃくちゃ低いので。そうやって自分に自信を持てるっていうのが本当にすごいなって頼もしいです。
これからツヴァイで活動しようかなと思っている人に向けて、アドバイスがあれば教えてください。
Kさん「諦めずに申し込みましょう」としか言えないですね。たぶん男性は断られることが多いと思うんですよ。女の人みたいに申し込みがバンバン来るわけじゃないですから、やっぱり自分から積極的に申し込んで、もしダメでもまた申し込んで、前に進んで行くことかなと。
Yさんとくに20代の女性はとにかく申し込みの嵐だと思うんですよ。だからこそ、相手が自分に合っているのか判断する機会が多くて、それが難しい。だから、とにかく落ち着いて、その相手を見極めたほうがいいんじゃないかと思います。慌てなくても大丈夫ってことですね。
お二人の年表
2022年 | 11月 | 初対面 |
12月 | 初デート | |
2023年 | 1月 | 告白 |
2月 | プロポーズ | |
未定 | 両家顔合わせ | |
未定 | 婚姻届提出 | |
未定 | 結婚式 |
4ヶ月
8ヶ月
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(2023年3月19日取材 大阪府大阪市梅田駅周辺で撮影)