成婚カップルの婚活体験談・エピソード
趣味が引き合わせた出会い 多忙な二人が入会から5カ月でゴールインするまで

仕事に打ち込む日々を送る中で、結婚相手を見つけようと一念発起して相談所への入会を決めたMさんとSさん。お互いの趣味欄に惹かれて会うことになり、真剣交際が始まってからは毎週のようにデートを重ね、入会から5カ月でゴールインしました。
物怖じしない性格のMさんと、リーダー気質のあるSさんがどのようにして親しくなっていったのか。成婚退会に至るまでの経緯についてお話を聞きました。
お二人のプロフィール
-
Mさん
- 年齢
- 35歳
- 出身地
- 茨城県水戸市
- 職業
- SE
- 趣味
- ボルダリング、ロードバイク、絵を描く、料理、お菓子作り
- 入会期間
- 5ヶ月
- 入会店舗
- IBJ加盟店
-
Sさん
「仕事に追われる中、話し相手が欲しいと思った」
婚活を始めたきっかけを教えてください。
Mさん仕事に若干疲れていて、癒しを求め始めたことがきっかけです。2022年頃から通常業務に加え、管理職業務も任されるようになって、趣味の時間も仕事のことを考えてしまうようになり、一緒にいてホッとできるような人と暮らしたいなと思い始めました。若いときから結婚願望はあったのですが、結婚する機会に恵まれなかったこともあり、これを機にともに将来をしっかり考えられる方を探そうと思いました。
その中でもIBJ加盟店を選んだのは、担当者さんが良い方だったからですね。私のことを考えたうえで提案をしてくださり、とても信頼できました。
Sさん私もきっかけは仕事でした。東京に転勤してきて、知り合いがいなくて。公務に近い仕事をしている関係で職場にも出会いがない。おまけに私は仕事が好きなタイプの人間なので、このまま仕事に打ち込むだけの日々を重ねていると、あっという間に2~3年経ってしまうなというちょっとした危機感から婚活を始めました。
ほかの婚活方法は試さなかったのですか?
Mさん婚活アプリを利用してみたことはありましたね。ただ、相手の方が結婚に対してそれほど真剣ではないケースも少なくなくて、結婚に向けての話が進まないことをもどかしく思っていました。
Sさん私もアプリはちょっとだけやっていました。出会いはたくさんあったのですが、結婚相手を探している方もいれば、ちょっとご飯に行きたい方もいる。お相手がアプリでの出会いに何を求めているのかを都度すり合わせなければいけないことがちょっと大変だなと感じて、最初から結婚相手を真剣に探している方とお会いしたほうがいいかなと思うようになりました。
あとは結婚相談所では独身証明書の提出が義務付けられているので、お相手の身元が証明されていることも安心でした。
趣味欄の「ボルダリング」と「お菓子づくり」の組み合わせに惹かれて
結婚相談所で実際に活動されてみて、いかがでしたか?
Mさんいろいろな人と会うことができることが意外でした。アプリを使って申し込みをしたら、すぐに返信が来て「来週会いましょう」とステップが進むのが早いなという印象でしたね。
Sさん私はツヴァイとIBJの両方のシステムを使えたこともあったかもしれませんが、登録して数週間はさばき切れないほどのお申し込みがありました。
ただ、担当者の方に婚活の進め方を相談したときに「女性から男性にお申し込みをしたときにマッチングが成功する確率は約13%なので、ダメで元々だと思って出会いの可能性を増やしていくといいですよ」と言っていただいていたので、自分からもたくさんお申し込みをしていたんです。Mさんにも、私からお申し込みをしました。
Mさんのどんなところに惹かれたんですか?
Sさんプロフィールの趣味欄にボルダリングとお菓子づくりと書いてあって、実際にそそり立つような壁を登る写真と、自作のシュークリームの写真が載っていたことで「この人、どんな人なんだろう?」と興味を惹かれました。
Mさん私は趣味が多いので、Sさんの趣味欄に「観劇」や「読書」と書かれていたことで、私が趣味の時間を楽しむのも理解してくれそうだと思った気がします。
真夏に甘味処で40分待っても和やかに過ごせることに感激
初めて会った日のことを教えてください。
Sさんホテルのラウンジで会いました。その日はお互いの趣味の話とか、他愛のない話をした気がします。家に帰ってすぐ、仮交際に進みたいと担当者さんに連絡しました。
Mさんどんな話をしたか、細かいことは覚えていないんですけど、私もあの日は楽しかったですね。会話が弾んでキャッチボールができましたし、趣味の話をできたことが個人的には大きかったかなと。
次のデートではどんなことをしましたか?
Sさん暑い日が続いていたので、かき氷を食べに行きたいですねという話になって、東京駅の有名な甘味処に行きました。Mさんがお店を調べてくれて「予約はできないから待つかもしれないけど行ってみよう」ということで行ってみたら、案の定40分近く待つことになって。しかもかなり暑い日だったので、気まずいムードにならないかなと心配だったのですが、Mさんはイライラする様子もなく、楽しくおしゃべりしていたら40分経っていました。
この人はその時々の機嫌に振り回されない安定した人なんだなとわかって、こういう人とだったら一緒に暮らしていけるかもと、早くも結婚を意識しましたね。
Mさん確かに私は普段から感情の起伏が小さくはあるんですけど、Sさんは口下手な私がうまく言葉にできないことも汲んでくれて会話が続くので、とくに居心地がよかったということもあるんじゃないかなと思います。
Sさんその後もだいたい毎週末に会ったり、台風が来たときはオンライン通話したりして距離を縮めていきました。
交際前に高級ネックレスを贈られて困惑!?
告白の日のことを教えていただけますか?
Sさん仮交際がスタートして1ヶ月後ぐらいのころ、銀座でデートすることが先に決まっていたんです。私の誕生日が近いので何か身に着けられるものを買いに行きましょうと言ってくださって。私の仕事柄、普段身に着けられるものといえば、装飾が小ぶりなネックレスかなということになり、その日は銀座でランチを食べてからネックレスを選びに行きました。
ただ、まだお付き合いもしていない段階でネックレスを買っていただけるなんてと心苦しくて。しかもプレゼントを選びに行こうと言ってくださった当初、Mさんが高級アクセサリーブランドの名前を挙げていて、さすがにそれは遠慮しました。Mさんは知っているアクセサリーブランドの名前を口にしただけだとは思うのですが……。
Mさん出せない額ではないとは思うのですが、相場をわからず言っていました。Sさんが良い方でよかったです(笑)。
Sさんネックレスを買っていただいた後に居酒屋に行き、ビリヤードをして、そのビリヤード店を出たときに「次の段階に進みますか」と告白されました。うれしかったのですが、私としても付き合うのは自然な流れだと感じていたので、予想外の展開ではなかったですね。
実家で一緒におせちをつくったのが思い出
告白の日のことを教えていただけますか?
Mさん宝石店で指輪の予約をした後に、ホテルのレストランでコース料理を食べ終えた後にプロポーズしました。テーブルクロスを取るとテーブルが花束になっていて、そこで本物の花束を渡すという演出をしたうえで「私と結婚してくれませんか」と伝えました。
Sさん結婚しようとカジュアルに言われてもよかったんですけど、自分の想いを言語化することの少ないMさんが場を設けて、私への想いを言葉にしてくださったのがすごくうれしかったですね。しかもプロポーズの後に「準備していたことの7割しか伝えられなかった」と言ってくれて、すごく準備してくれたんだなと思いました。
ご両親へのご挨拶はもう済んでいるのでしょうか?
Sさんスピーディーな結婚だったので、Mさんの親御さんにはひとまずオンラインでご挨拶をしました。
MさんSさんのご実家には年越しのときに泊まらせていただいて、お義母さんと一緒に3人でおせち料理をつくったのが楽しかったですね。今も彼女とは、毎日のように二人で並んで料理をしています。朝だったら、どちらかが卵焼き、どちらかがお味噌汁をつくるみたいな。
とても素敵な関係ですね。お互いのどんなところが好きですか?
Mさん僕を引っ張っていってくれるところですかね。私が悩むようなところで物事を率先して決めてくれるところが好きです。
Sさん本当にいろいろあるんですけれども、楽しいところですかね。Mさん自身がいろいろなことを楽しむのが得意な方なので、私が物事を深刻にとらえすぎてしまうときでも、「何とかなるよ」と軽やかに乗り切っていってくれるところが非常に頼もしいなと思っています。
これからどんな家庭をつくっていきたいですか?
Mさん二人並んで料理ができるとか、これからも何かに一緒に取り組んでいきたいなと思います。
Sさん私もそう思います。ただ、それぞれの仕事や趣味も大事にしつつ、お互いに安心して帰ってこられる家庭を築ければいいなと思っています。
お二人の年表
2022年 | 7月 | 初対面 |
初デート | ||
8月 | 告白 | |
2023年 | 3月 | 婚姻届提出予定 |
5月 | フォトウェディング(予定) |
5ヶ月
6ヶ月
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(2023年2月3日取材 東京都葛飾区 山本亭で撮影)