成婚カップルの婚活体験談・エピソード
お互いに入会から4カ月のスピード成婚退会。決め手になった性格を見抜くための作戦とは?

ことごとく申し込みを断られ、ようやく受け入れてもらえたと話すSさんが選んだのは、申し込まれたら、とりあえず会ってみることにしていたというKさん。
初めからウマがあって1カ月で結婚を決意したそう。2人がそれぞれ「この人だ」と思えたエピソードや、婚活をしていく中で大事にすべきことなどを詳しく語ってもらいました。
お二人のプロフィール
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Kさん
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Sさん
- 年齢
- 31歳
- 出身地
- 愛知県
- 職業
- 看護師
- 趣味
- カラオケ、ドライブ
- 入会期間
- 4ヶ月
- 入会店舗
- IBJ加盟店
写真も会ったときの雰囲気もすべてがどストライクだった!
婚活を始めようと思ったきっかけを教えてください。
Kさん30を超えて周りがどんどん結婚して焦りを感じるようになりました。自分一人で婚活するより、相談所に行けばいい人と出会えるかなと思い、ツヴァイでの活動を始めました。結婚相談所なら、お互いに結婚を前提と考えている人同士で出会えるのがいいなと思いました。
Sさん私はそれまでマッチングアプリとかもやってはいたんですけど、周りから「なんでその人を選んだの?」と言われることが多くて。友だちから「誰かが間に入って結婚相手を選ぶほうがいいよ」とアドバイスされて、IBJグループの結婚相談所に登録しました。最初に「1日に何件いいねするとか、目標を決めてやりましょう」と言われて、ちょっと大変だなと思ったんですけど、プロフィールである程度合う合わないのふるいわけができるので、初めから趣味の話ができるので喋りやすかったです。あとカウンセラーさんが声をかけてくれるのが心強かったですね。
どちらからお申し込みをしたのですか?
Sさん私です。写真を見て優しそうだなと思ったんですけど、写真が決め手でしたね。それまで、自分から申し込んだ人に全然受け入れてもらえなくて、初めて受け入れてもらえたのがKさんだったんです。
Kさん正直なところ、僕は申し込んでくれた人に対して、ほとんど断らなかったから、その中のひとりとしてお会いしたという感じでした。年齢が5歳離れているので、若い人から申し込んでくれてありがたいなあと思っていましたね。
Sさん申し込んだのが1月で結構すぐに会ったよね。初めて会ったときは、写真で見た印象よりも自分の好みにどストライクだなって思いました。性格も優しそうだし、初対面からこの人なら大丈夫だと思いましたね。
Kさん僕の印象は、写真で見てたときと髪型が違うってことでした。
Sさんプロフィール写真を撮った時は長かったんですけど、Kさんと会う前にバッサリ切ってたんです。
Kさんだから最初どこにいるかわからなくて。初めて会ったときは写真よりかわいいなと思いました。話してみると、大学生のときの遊び方が似てたんです。例えばお互い車のトランクに入ったことがあったりとか、あまり被らなそうな共通点がいっぱいあったので印象に残りました。
Sさんあのときめっちゃ緊張してたよね?
Kさん緊張するんで、会う人には定型文というか、あらかじめ言うことを決めて喋ってたからね。お見合いでは毎回同じ会話を繰り返していたんですけど、Sさんのときだけどんどん横道にそれて行く感じがして。それが楽しくて、他の人と違うなと思いました。
Sさん私も楽しかったので「また会いたいな」と思ってました。それで割とすぐに初デートに行きましたね。初めて会って1週間経ってないぐらいだった気がする。
Kさんそうだね。お互い休みがバラバラだったけど、調整して平日に会ったよね。そのときにお互いモンハン(モンスターハンター)が好きという話をして、「じゃあ一緒にやろう」とLINEで通話しながら一緒にやるようになりました。
Sさん3時間ぐらいやってた時もあったよね。
Kさんやってたね。そのころわりと仕事が忙しかったんですけど、職場の人たちには結婚相談所に入ったことも伝えていたので「このあとデートなんですよ」と言って、早めに上がったりしていたな。
Sさん私の職場も少人数で和気あいあいとしていて相談所で活動していることを伝えていたので、デートのときは「はよ行きはよ行き」って応援してくれてました。
Kさん僕自身はLINEなんかも全然マメじゃないんですけど、Sさんが毎日連絡をくれるので、返事はしていました。
Sさん送りすぎてないかな……と思いながら、自分が寂しいので連絡は毎日してましたね。
Kさんそれが、SさんとLINEのやり取りをするのは苦じゃなかったんです。
Sさん「忙しくて返信適当でごめん」と言われてたんで「無理しないでいいよ」とひとことを添えて送ってたな。
お互いの性格を知れた水族館デート
告白はどういうシチュエーションでしたか?
Kさん水族館に行ったデートの帰りに告白しました。
Sさん最初「水族館が好きだから行きたい」って言われて名古屋の水族館を提案されたんですけど、何回も行ったことがあったので、ドライブがてら「三重の水族館に行こうよ」って、提案したんです。それは作戦というか、車の運転って、結構本性が出ると思うんですよ。イライラしたりとかスピードが速かったりとか、でもそういうのが全くなくて「こういう人柄なんだな」と安心できました。でも途中道を間違えたよね(笑)。
Kさん間違えたね。「喋ってたらナビ見るの忘れてた」って(笑)。それでも険悪な空気にならなかったんです。水族館のあとに、夫婦岩(めおといわ)を見に行ったんですけど、風がすごく強くて。2月だから寒いし海も荒れていたんですけど、全然イヤな顔せず楽しんでくれているのが伝わったのも嬉しかったですね。その日に告白をすることは決めていたんですけど、「これだけ話の合う人はいないから結婚を前提に付き合ってほしいです」と言いました。
Sさん「私もそう思ってたんで嬉しいです」と返事をしました。
Kさん食い気味に返事をくれたよね。
Sさんそうだったね(笑)。
Kさん告白といいながら、そもそも結婚前提で活動していたんで、“プロポーズ(仮)”という気持ちでしたね。それから3月に実家へ一緒に帰って僕の両親に会ってもらいました。相談所のことはまったく話してなかったので「本当に結婚するん?」と驚いてました。母がSさんに「もう諦めてた」と話してたのが印象的でしたね。
Sさん「ありがとうね」って感謝されましたね。お兄さん夫婦も来てくれると聞いていたので、歓迎されてるなと思いました。うちの両親にも会ってもらって、最初は会って1カ月で「早すぎない?」と心配していましたが、喜んでくれました。
ちゃんとしたプロポーズはまだこれから
プロポーズは(仮)ということですが、予定はありますか?
Kさんそうですね。指輪をまだ買っていないので、改めてプロポーズをするつもりでいます。
Sさん待ってます! 実は先週が誕生日だったので、たくさん手料理を作ってくれたんです。
Kさんカルボナーラと、ミネストローネとサーモンのマリネ。全部初めて作ったんですけど、サーモンのマリネは母がよく作ってくれていたので、食べさせたいなと思って作りました。
おふたりの笑顔を見ていると幸せそうなのが伝わってきます。
これからどんな家庭を続いていきたいですか?
Kさん今のような感じで何ごとも笑いながら、過ごしていきたいですね。今後子供ができたら優しく楽しい子育てができたらいいなと思います。
Sさん家族は家族なんですけど、お互いがひとりの人として、ちゃんと大事にされるような家庭を築きたいなと思います。
最後に、これから婚活始めようという方に向けてアドバイスをお願いします。
Kさんあまり参考にならないかもしれないですけど、とにかく会ってみることをオススメします。色メガネをつけずに、チャンスは全部生かして、いろんな人と会ってみる。たとえそれがお付き合いまでに繋がらなかったとしても、自分の中に経験値として積み重なっていくと思います。だから、できるだけたくさんの人と会えば、自分に合う人を見つけたり、見つけてもらえたりするんじゃないですかね。自分はSさんに見つけてもらえたので。
Sさんそうだね。私は自分が「いいな」と思った人には、積極的にアピールしつつ、焦らずに少しずつ自分を知ってもらうようにするのがいいんじゃないかなと思います。あと距離を縮めるうえで、イヤなことを話してしまうと、印象がマイナスに見えてしまうので、好きなものをどんどんアピールしたほうがいいんじゃないかなと。あと、私はお会いした人に「絶対1個はいいところを見つけよう!」と思って活動してたんですけど、やっぱり減点方式だと条件が厳しくなってしまうので、いいところに目を向けて活動したほうがいいと思います!
お二人の年表
2022年 | 1月 | 初対面 |
2月 | 初デート | |
2回目のデートで夫婦岩を見に行った帰りに告白&プロポーズ(仮) | ||
3月 | それぞれの両親に挨拶 | |
10月 | 両家顔合わせ(予定) | |
結婚式(予定) |
4ヶ月
4ヶ月
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(2022年6月5日取材 愛知県 尾張大國霊神社で撮影)