
「好きだけど付き合えない」と言われたとき、心の中がぐちゃぐちゃになりませんか。
「本気なの?それとも言い訳?」
彼の言葉の裏にある本音がわからないまま、苦しい気持ちを抱えている人は多いものです。
けれど、この言葉には、仕事・環境・自信のなさ・恋愛観の違いなど、さまざまな理由や心理が隠れています。
そこで今回は、ツヴァイ編集部 I が、そんな男性のリアルな心理をご紹介します。
この記事でわかること
・「好きだけど付き合えない」と言う9つの男性心理
・お互い好きなのに付き合えない関係は続けるべき?
・好きだけど付き合えないときの対処法
・新たな出会いの探し方
「諦めるべきか、それとも待つべきか」を判断するヒントと、前を向いて恋を整理するための対処法をご紹介します。
読み終わるときには、今の関係にどう向き合えばいいかが、きっと見えてくるはずです。
「好きだけど」という言葉は一瞬、嬉しい気持ちになりますが、「付き合えない」となると、女性からすると「え?」という気分になりますよね。
一つのフレームでこんなにも気持ちが揺れ動くのは、男性側の葛藤が見え隠れしているからなのかもしれません。
彼がどんな気持ちでこの言葉を口にしているのかを知ることで、今の関係をどう受け止めるべきかのヒントが見えてくることもあります。
ここでは、好きだけど付き合えないという男性の心理を読み解いていきましょう。
彼に気持ちはあっても、仕事や転職、責任の重さで気持ちがいっぱいいっぱいになっている状況です。
中途半端な関係にしたくない誠実な気持ちから、「今は付き合えない」と距離を置く男性も多いようです。
恋愛よりも仕事を優先する男性の行動は以下のとおりです。
・話をしても上の空
・連絡してもすぐに返信してこない
・仕事の話に対して熱量がある
・仕事で朝が早いと早々に切り上げる
このタイプの人は、恋愛よりもまずは自分を整えたいという意識が強いと考えられます。
言葉より行動の誠実さや一貫性を見れば、本気かどうかを見極めやすくなるでしょう。
「まだ自分は頼りない」「あなたを支える余裕がない」と感じている男性もいます。
特に、恋愛は責任を伴うものと捉える誠実な男性ほど、自分が安定していないのに人を巻き込みたくないという思いが強いようです。
実は経済的に不安になっている男性の特徴は下記のとおりです。
・「落ち着いたら付き合おう」と言うだけで、具体的な計画がない
・仕事やお金の話になると急にトーンが下がる
・自分の努力を語るわりに、行動が伴っていない
仕事がうまくいっていないときでも、「今はあなたを幸せにできない」とブレーキをかけてしまうこともあります。
焦って距離を詰めようとせず、彼が自信を取り戻す時間を尊重してあげましょう。
あなたが信じて待つ姿勢は、彼にとってプレッシャーではなく安心感になります。
過去の恋愛で裏切り・別れ・後悔など強い痛みを経験した男性は、再び人を深く好きになることに慎重になってしまう傾向があります。
好きな気持ちはあっても、「またあの苦しさを味わうかもしれない」と考えると、自然とブレーキがかかってしまうからです。
このような男性は、相手を信じたいけれど自分も守りたいという心の葛藤を抱えていることがあります。
あなたが焦らず接し続けることで、少しずつ安心して恋愛できる空気感が生まれるはずです。
彼の慎重なところは、愛情が浅いからではなく、本気で人を大切にしたい証拠かもしれません。
既婚者や恋人がいる男性の場合、気持ちがあっても行動に移せない現実があります。
「相手を裏切りたくない」「関係を壊したくない」という思いが、好きだけど付き合えないという言葉になって表れるのです。
恋愛感情が本物でも、責任を取れない関係はあなたを幸せにしません。
この状況で待ち続けることは、自分の時間を犠牲にすることにもつながります。
二股をかけられている可能性がある男性の行動は以下のとおりです。
・会える時間が限られている(平日夜・休日NGなど)
・常にスマホの画面側を伏せている
・トイレやお風呂中でもスマホを持って入る
・あなたの存在を周囲に隠している(友人・職場に紹介しない)
・話に小さな矛盾が多い
・「今が楽しい」ばかりで未来の話を避ける
これらがいくつも当てはまる場合、二股や既婚の可能性があるので慎重に見極めましょう。
大切なのは、彼を責めることではなく自分を守ること。
彼がかわいそうだからと、罪悪感を理由に関係を続けるのはあなたの幸せを遠ざけます。
誠実な恋愛は、どちらかが我慢して成り立つものではありません。
職場や友人グループ、幼なじみなど、友達関係を壊したくないと感じている男性もいます。
恋人になることで、もしうまくいかなかったときに気まずくなったり、周囲に気を使ったりするリスクを恐れているのです。
「今の距離が心地いい」「失いたくない」と思う心理は、相手を大切に思う優しさの表れでもあり、同時に変化を恐れる臆病さでもあります。
特に真面目な男性ほど、恋愛=すべての関係を変えてしまうものと考えがち。
そのため、「友達のままでいよう」という選択を、保身ではなく安定を守る手段として選ぶことがあるでしょう。
友達関係を壊したくないと考える男性は、以下のような傾向が見られます。
・友人としての距離を崩さないよう気を使っている
・ふたりきりで会うのを避ける、または短時間で切り上げる
・周囲に仲がいい友達と強調する
・恋愛トークになると話題を変える
私が思うに、こういう男性は「人を失う痛み」をよく知っている人です。
恋よりも絆を守ることを選ぶのは、臆病ではなく大切な人を失いたくないという誠実さでもあります。
恋愛そのものが嫌いなわけではなく、自分のペースを崩されることに強い抵抗を感じる男性もいます。
仕事・趣味・仲間との時間など、自分の世界を大切にしており、付き合う=自分の時間がなくなるというイメージとなり、ブレーキがかかってしまうからです。
束縛されたくない男性には、このような傾向があります。
・連絡や会う頻度を決められるのを嫌がる
・「一人の時間が大事」とよく言う
・予定を合わせたがらない、ドタキャンが多い
・恋愛より趣味や友人を優先する
・「付き合うと面倒になる(過去に)」と発言することがある
恋人ができると自分の時間が奪われるのではと無意識に恐れてしまうのかもしれません。
そのため、好きな気持ちはあっても関係を深める手前で立ち止まってしまうのです。
年上・年下どちらの場合でも、自分と釣り合うのかという不安が生まれます。
彼が年上なら「自分の年齢で彼女を幸せにできるだろうか」、彼が年下なら「もう少し遊びたいかも」と周囲の目や将来を気にして、一歩を踏み出せずにいることがあります。
恋愛そのものよりも、結婚や将来性を現実的に見ているタイプに多い心理です。
年齢差を気にしている傾向にある行動は以下のとおりです。
・年齢や将来の話になると話題を変える
・友人や家族の反応を気にしている発言が多い
・真面目に将来を考えるわりに、恋愛の進展を急がない
・年齢差や立場の話題に過剰に反応する
ただし男性が年上、年下で意味合いが異なります。
彼が年上の場合は、「自分の年齢で彼女を幸せにできるだろうか」「結婚を意識したら負担をかけるかもしれない」と、責任感から距離を置くことがあります。
一方、年下の男性は「まだ自由でいたい」「彼女のほうがしっかりしている」と感じ、自信のなさや周囲の目を気にして躊躇してしまうことも。
恋愛そのものよりも、結婚や将来を現実的に見ているタイプに多い心理です。
決して気持ちがないわけではなく、むしろ「好きだからこそ軽く進めない」と考えているケースが多いのです。
「人として好き」「一緒にいて楽しい」
そんな感情は、恋愛感情のようでいて、実は友情や尊敬に近い感情であることがあります。
彼自身もその違いをはっきり言葉にできず、「嫌いじゃないけど、恋人としては違う」と感じて距離を取ることも。
このタイプの男性は、相手を傷つけずに誠実に距離を置こうとしている可能性があります。
裏を返せば、あなたを利用したくないという優しさから行動しているかもしれません。
愛情までは感じていない男性の行動は以下のとおりです。
・連絡や会う頻度は安定しているのに、進展がない
・恋愛的な発言やスキンシップが極端に少ない
・「一緒にいて楽」「いい友達」とよく言う
・恋愛の話題を避ける、または他の女性を褒める
このような関係性の場合は、彼の「好き」は恋愛としての熱量が欠けていることがあります。
外見や雰囲気、話し方など、自分の理想像にぴったりだから惹かれているだけという場合があります。
恋愛というより、ときめきや刺激を求めており、自分の欲求が先行しがちです。
好きという気持ちは本物でも、あなた自身の中身を深く理解しようとする姿勢が見られないとき、愛情ではない可能性があります。
もし付き合えたとしても、関係が浅いまま止まることが多いでしょう。
好みのタイプに対して以下のような行動をとることがあります。
・外見や雰囲気ばかり褒められる(中身や考え方には触れない)
・恋愛のテンションが高く、進展が早い
・連絡が不定期で、気分にムラがある
・あなたの話よりも自分の話が多い
・深い話題を避け、軽いノリで接してくる
ただし、こうしたタイプの男性を軽いと決めつける必要はありません。
人は誰でも、理想像に惹かれる瞬間があります。
とはいえ、自分をきちんと見てくれているかを冷静に確かめることが大切です。
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付き合ってから好きになる恋愛はあり?メリット・デメリットとうまくいくコツ
苦しい恋が「成長」になるか「消耗」になるかは、関係のバランスで決まります。
お互いに思い合っていても、形にできない恋は心をすり減らすことも。
ここでは、「関係を続けてもいいのか」「諦めるべきか」を見極めるためのポイントをまとめました。
「好きだけど付き合えない」と言われたとしても、すべての恋が終わりを迎えるわけではありません。
たとえば、仕事や転勤など一時的な環境の問題で距離を取っているだけの場合、状況が落ち着けば関係が進む可能性があります。
また、お互いが今はそれぞれの成長期間と理解し合えている関係なら、無理に結論を出さず、信頼を育てる時間として関係を保つのも一つの選択です。
さらに、将来への約束や具体的な話ができている関係であれば、距離があってもその絆は強く、前向きに続けていけるかもしれません。
「好きだけど付き合えない」と言われたまま、曖昧な関係を長く続けてしまうこともあるでしょう。
けれど、その関係があなたの心を消耗させているなら、勇気を持って手放すことも大切です。
たとえば、彼がいつも「いつかね」「落ち着いたら」と言うばかりで、具体的な行動や計画を示さない場合は、関係を進める意思が薄いサイン。
また、連絡が途絶えがちなのに、何となく関係だけが続くときも、あなたの存在を都合のいい女性として利用している可能性があります。
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片思いを諦める6つの方法:好きな人を諦めるタイミングと新しい出会いの見つけ方
どうしても付き合いたいのに、その気持ちが相手に伝わらないときは、一旦立ち止まって自分の気持ちを再確認することも大切です。
ここでは、好きだけど付き合えないときに心を整え、前に進むための方法を紹介します。
「悲しい」「悔しい」「寂しい」「諦めたくない」。
そんな感情を頭の中だけで抱えていると、思考がぐるぐるして出口が見えなくなります。
ノートやスマホのメモに、今の気持ちをそのまま書き出してみましょう。
具体的な言葉にすることで、「私は彼に恋をしているのか、それとも安心を求めているのか」など、自分の感情の正体が少しずつ見えてきます。
書くことは、感情の整理と客観視の両方に効果があります。
自分の中にある本音を言葉にできたとき、その恋をどうするかの答えも、少しずつ輪郭を帯びていくはずです。
好きな人を想うほど、「この人しかいない」と思い込んでしまうものです。
でもその気持ちが強くなりすぎると、恋が願いではなく執着に変わってしまうことがあります。
「彼がいなければ幸せになれない」と感じるときほど、一度距離を置いて、冷静に自分の感情を見つめ直してみましょう。
恋愛は、相手がいなければ成立しないものではなく、自分の中に誰かを愛せる力があるからこそ生まれる感情です。
その力は、相手が変わっても失われません。
私が思うに、「この人じゃなきゃ」と思うときほど、実は自分の不安を相手に預けていることが多い気がします。
でも愛の本質は誰かに満たしてもらうことではなく、自分の幸せを分け合えること。
そのことに気づけたとき、あなたは恋の苦しみから少し自由になれるはずです。
好きだけど付き合えないという関係に区切りをつけることは、簡単ではありません。
それでも、今の恋を手放す勇気があれば、いつか新しい恋を受け入れる余白が生まれます。
恋が終わったあとに感じる空白は、決して無駄ではなく、次に誰かを大切にできる自分へと成長するための時間です。
少しずつ視野を広げてみると、あなたの魅力に気づいてくれる人は、意外なほど身近にいるもの。
焦らず、心が自然にまた人を好きになりたいと思える瞬間を待ってみてください。
新しい恋を探すことは、過去を否定することではなく、未来を信じることです。
あなたが笑顔でいられる関係を見つけるために、行動してみませんか。
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片思いを諦める6つの方法:好きな人を諦めるタイミングと新しい出会いの見つけ方
「好きだけど付き合えない」恋を手放したあとには、次の出会いを見つける力がちゃんと残っています。
ここでは、新しい一歩を踏み出すための出会いの手段をご紹介します。
大切なのは、焦らず自分に合った方法を選ぶことです。
気軽に恋愛を楽しみたい人に向いているのが、マッチングアプリなどのオンライン出会い。
忙しくてもスキマ時間で出会えるため、まず恋愛の感覚を取り戻したい人にはぴったりです。
ただし、真剣度は個人差があるので、目的が違う人と出会って疲れてしまうケースも。
恋愛経験を重ねたい時期なら良いですが、結婚を意識するなら別の選択も視野に入れましょう。
対面で話すことで相手の雰囲気がつかみやすく、短時間で複数の人と出会えるのが婚活イベントの魅力です。
共通の趣味や価値観をテーマにしたパーティーも多く、会ってフィーリングを確かめたい派には向いています。
ただし、人見知りの人や会話が得意でない人には少しハードルが高いかもしれません。
恋愛だけでなく、結婚を見据えた出会いを求めている人には、結婚相談所がおすすめです。
プロのカウンセラーが希望や性格をもとに紹介してくれるため、自分では出会えなかった相手と出会えるチャンスがあります。
また、ほとんどの会員は真剣に結婚を考えている人ばかりなので、無駄な駆け引きや不安のない、落ち着いた関係を築きやすいのも魅力です。
恋の終わりは、次の幸せの始まり。
ツヴァイでは、恋愛の延長ではなく、人生のパートナーに出会える出会いをサポートしています。
無料相談では、あなたの気持ちや理想に寄り添いながら、無理なく新しい一歩を踏み出せる方法を一緒に見つけていきます。
ぜひお気軽にご相談ください。
最後に、恋愛に関するよくある質問をピックアップしました。
現在の恋愛や未来の恋愛にぜひ役立ててください。
A.「好きだけど付き合えない」と苦しむのは、それだけ本気で人を想えた証です。
誰かを大切に思い、幸せを願える自分でいられたことを、どうか誇りに思ってください。
つらい経験があるからこそ、次の恋では表面的な好意ではなく、本物の思いやりと深い信頼を持てるようになります。
A.恋を通して自分の心のペースを知った人は、少しだけ余裕ができます。
無理に関係を進めようとせず、お互いの歩幅を大切にできる恋ができるようになるのです。
誰かに愛されることだけを求めるのではなく、誰かとゆったりした時間を共に生きていくことを選べるようになるのが、大人の恋のかたちではないでしょうか。
A.完全な脈なしとは限りません。
ただし、彼の行動が伴っていないなら、今は恋愛として進まない段階と考えるのが現実的です。
「好きだけど」と言いながらも、連絡をくれる・気遣う・誠実に説明する場合は本気の可能性があります。
一方で、言葉だけで何も変わらない場合は、あなたを保留にしているケースも。
恋は言葉より、行動の一貫性を信じることが大切です。
A.無理に忘れようとするほど、気持ちは強く残ります。
まずは、「まだ好きでいい」と自分に許可を出しましょう。
そのうえで、彼がいない日常を充実させる時間を増やすことが、心の回復を早めます。
次第に趣味や友人、仕事、環境を少しずつ広げることで、恋以外にもあなたを満たすものが見つかっていきます。
諦めることは、彼を嫌いになることではなく、本来の自分を取り戻すことです。
A.最初は「どっちなんだろう」「いつか付き合えるはず」と、刺激のある毎日で楽しくても、時間が経つほどに不安と依存する気持ちが積み重なります。
はっきりした関係ではないまま過ごすことで、自分の価値や感情が曖昧になっていくのです。
お互いに誠実な意志を持っているならよいですが、どちらかが「安心」や「逃げ場」として関係を使い始めたとき、恋は苦しみに変わります。
好きがあなたを幸せにしていないと気づいたときが、関係を見直すタイミングです。
A.連絡を取ること自体は悪いことではありません。
ただし、相手に振り向いてもらうための連絡は、気持ちを引きずりやすいです。
もし相手の反応で一喜一憂してしまうなら、一度自分から連絡をしない期間をつくってみましょう。
その沈黙の中で、本当に必要な関係かどうかが見えてきます。
「好きだけど付き合えない」という言葉は、誰かを真剣に想った証です。
その気持ちは決して無駄ではなく、あなたが本気で愛する力を持っているという証拠でもあります。
けれど、いつまでも報われない関係にとどまることは、あなたの未来を閉ざしてしまうことにもつながります。
その恋を手放す勇気こそが、新しい幸せへの始まりです。
ツヴァイでは、恋愛経験も悩んだ時間も、すべてがあなたの魅力として活きる出会いをサポートしています。
プロのカウンセラーが一人ひとりの想いや希望に寄り添い、あなたを大切に想う本気のパートナーとの出会いをお手伝いします。
恋の終わりは、幸せの終わりではありません。
あなたが心から笑える未来を、ここから一緒に見つけませんか?
ZWEI編集部
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)