
「正直、もう理想とか条件とかどうでもいい。誰でもいいからとにかく結婚したい」
そんなふうに思ったことはありませんか。
年齢を重ねるにつれて、周囲の結婚ラッシュや将来への不安から、結婚への焦りを感じる人は少なくありません。
気持ちに余裕がなくなると「とにかく早く決めたい」という思いが強くなるものです。
本記事では、結婚相談所ツヴァイの編集部Sが、結婚を焦ってしまう心理的な背景と、後悔しない婚活の進め方について整理していきます。
これまで理想を持ってきちんと結婚に向き合ってきた人ほど、途中で息切れしやすいのも現実です。
ここでは、多くの人に共通しやすい3つの心理を整理しながら、「なぜ今その気持ちが強まるのか」を客観的に解説します。
あなたの状況に近いものがないか、照らし合わせながら読んでみてください。
「誰でもいいから結婚したい」と感じてしまう大きな理由の一つは、婚活の結果を早く出さなければならないという焦りです。
結婚そのものよりも、結婚している状態に早くたどり着くことが目的になってしまうと、相手をじっくり見極める余裕がなくなります。
この焦りが生まれる背景には、年齢へのプレッシャーや周囲の結婚ラッシュがあります。
友人が次々と結婚したり、SNSで幸せそうな家庭の様子を目にしたりすると、「自分だけ取り残されているのではないか」という不安が強まりやすくなることも。
また、婚活が長引くほど「これ以上時間をかけたくない」「もう決めてしまいたい」という気持ちが強くなる人も少なくありません。
例えば、何度かお見合いやデートを重ねてもうまくいかなかった経験が続くと、「相性よりも、とにかく結婚できる相手を選んだ方が早いのでは」と考えてしまうこともあります。
このように周りの環境などが影響して、早く結果を出すことを優先してしまう心理が働くのです。
これまでの恋愛や婚活での失敗による疲れが「誰でもいい」という気持ちにつながっていることも。
理想の相手を探して頑張ってきたのにうまくいかない経験が続くと、「もう条件にこだわるのはやめたほうが楽かもしれない」と思ってしまうこともあるからです。
婚活では、出会いを探して、やり取りをして、実際に会って関係を築いていくというプロセスを何度も繰り返します。
ところが、そのたびに交際が続かなかったり、価値観の違いで関係が終わってしまうと、少しずつ気持ちが消耗していきます。
何人かと真剣に向き合った結果うまくいかなかった場合、「理想を追いかけてもまた傷つくだけかもしれない」と感じてしまう人も少なくありません。
こうして期待すること自体に疲れてしまうと、「もう誰でもいいから結婚できればいい」と考えやすくなります。
つまり、その言葉の裏には、理想を追い続けてきたからこその疲れが隠れていることも多いのです。
「誰でもいいから結婚したい」と感じてしまう背景には、結婚の見通しが立たないことへの不安もあります。
婚活を続けていても、いつ結婚できるのか分からない状況が続くと、将来に対して漠然とした恐怖を感じやすくなるからです。
周囲の友人が次々と結婚していく中で、自分だけ先が見えない状態が続くと、「このままずっと一人なのではないか」と不安になる人も少なくありません。
特に年齢を意識するタイミングでは、「今決めないともうチャンスがないかもしれない」と感じてしまうこともあります。
すると、相手との相性や価値観よりも、「結婚できるかどうか」だけに意識が向いてしまいがちです。
筆者も実際、周りで結婚ラッシュが起きた時に、急に焦る気持ちが芽生えた経験があります。
こうした不安が強くなると、「相手が誰か」よりも「結婚できるかどうか」を優先してしまいがちです。
その結果として、「誰でもいいから結婚したい」という考えに気持ちが傾いてしまうこともあるのです。
「誰でもいいから結婚したい」という気持ちは切実ですが、そのまま勢いで決断してしまうと、結婚後に思わぬ問題が表面化することがあります。
結婚はゴールではなく、生活を共に続けていくスタート地点です。
ここでは、「誰でもいい」という判断がはらみやすいリスクを、具体例から整理します。
結婚生活の中で、お金の使い方は日々の生活に影響しやすい要素です。
収入の使い方、貯蓄への考え方、借金やローンに対する意識などを確認しないで結婚すると、生活設計そのものが噛み合わなくなることもあります。
例えば、結婚後に相手の借金が発覚したり、あなたの知らないところで新たな借り入れをされてしまうケースも。
最初は小さな額でも、気づいたときには家計に大きな負担がかかっていることも少なくありません。
結婚は生活を共にするものだからこそ、お金の価値観や金銭状況はしっかり確認しておくことが大切です。
相手の価値観をよく知らないまま結婚すると、家事の負担が一方に偏ってしまうこともあります。
たとえば、結婚後に「家事は相手がやるもの」といった考えを強く持っていることが分かり、気づけば料理や掃除、洗濯をほとんど一人で担当しているというケースもあります。
最初は「こんなものかな」と思っていても、毎日のことになると大きなストレスにつながりやすいものです。
結婚生活では、家事の分担や生活スタイルの考え方が合っているかどうかもとても大切。
焦って結婚を決めてしまうと、こうした価値観の違いに後から悩む可能性もあるのです。
「条件的に問題がない」という理由だけで結婚してしまうと、夫婦生活がほとんどなくなってしまう可能性もあります。
恋愛感情が十分に育たないまま結婚すると、時間が経つにつれてお互いを「同居人」のように感じるようになり、自然と距離が生まれてしまうこともあるからです。
最初は問題がなくても、気づけば長い間スキンシップがない状態になってしまうケースもあります。
夫婦生活は必ずしも多ければ良いというものではありませんが、お互いの関係を深める大切な要素の一つです。
相性を確かめずに結婚を急ぐと、こうしたすれ違いが起きることもあります。
結婚後には、住む場所、仕事の選択、子どもを持つかどうか、親の介護など、人生に大きく影響する決断が次々と訪れます。
中でも「育児にどれくらい関わるのか」という価値観は、人によって意外と大きく違うものです。
子どもが生まれたあとに、相手が「自分は仕事があるから育児は任せたい」という姿勢だった場合、食事の準備やお風呂、夜泣きの対応、保育園の送り迎えまで、ほとんどを一人で担う状況になりかねません。
こうしたワンオペ状態が続けば、身体的にも精神的にも負担は大きくなります。
結婚を急いでしまうと、こうした子育てへの価値観の違いに気づかないまま生活が始まることもあります。
その結果、育児の負担を一人で抱え込む状況に陥ってしまう可能性もあるでしょう。
「理想を高く持ちすぎる必要はない。でも、何でも妥協していいわけではない」
実際、「誰でもいいから結婚したい」と思って決断した人ほど、後からここは妥協しなくてよかったのでは?と振り返るポイントには、ある程度の共通点があります。
大切なのは理想の条件を増やすことではなく、最低限外してはいけない条件を押さえておくこと。
ここでは、最低限押さえておきたい条件を整理します。
正直なところ、性格や趣味の違いよりも、お金に関する感覚のズレのほうが長く尾を引くケースは少なくありません。
収入の使い方や貯蓄への考え方、将来にどれくらい備えたいかといった意識は、日常生活のあらゆる場面に関わってきます。
ここが大きくズレていると、些細な出費でも不満が積み重なりやすくなります。
見極めるためには、相手のお金の使い方を少し注意して見ることが大切。
例えば、日常の支出に無計画なところはないか、将来の貯金や生活設計についてどんな考えを持っているのかを、自然な会話の中で聞いてみると、その人のお金に対する価値観は意外と見えてきます。
「誰でもいい」と焦ってしまうと見落としがちな部分ですが、金銭感覚は結婚生活の安心感を左右する重要なポイントです。
結婚生活のイメージは、人によって驚くほど違うことも多々あります。
共働きを続けたいのか、家事や育児をどう分担したいのか、どんな暮らし方を望んでいるのか。
こうした部分が噛み合っていない場合、日常の小さな選択のたびに違和感が生まれることもあります。
こうしたズレを防ぐためには、将来の話をしたときの反応をよく見てみるといいかもしれません。
例えば、仕事と家庭のバランスについてどんな考えを持っているのか、結婚後の生活をどのように想像しているのかを話題にしてみると、その人が思い描く家庭像が少しずつ見えてきます。
結婚は同じ方向を向いて歩いていく関係です。
将来のイメージが大きくズレていないか確認することは欠かせません。
最も重要と言えるのは「話し合いができるかどうか」です。
価値観や考え方が完全に一致する夫婦はほとんどいません。
違いが出たときに、話ができるのかが関係の安定に影響します。
そのため、普段の会話の中で相手の姿勢をよくみることを意識してみましょう。
意見が違ったときにすぐ否定するのか、それとも一度聞こうとするのか。
少し気まずい話題になったときに話を避けるタイプなのか、それとも向き合おうとするのか。
こうした態度は、何気ない会話の中でも自然と表れてきます。
「誰でもいいから結婚したい」と思っているときほど、こうした部分を見ないまま決断してしまいがちです。
しかし長く続く結婚生活を考えるなら、話し合いができる相手かどうかだけは妥協しないほうがよい条件といえるでしょう。
「誰でもいいから結婚したい」と感じているときほど、実は行動量を増やすよりも、まずは軸を整えることが大切です。
焦りのまま動くと、判断基準が揺れやすく、結果的に遠回りになるケースがあります。
ここでは、感情に振り回されにくく、現実的に前へ進むための3つのステップを紹介します。
最初に取り組むべきなのは、相手探しではなく、自分自身の整理です。
というのも、「誰でもいい」と感じる背景には、自分にとって何が大事なのかが一時的に見えなくなっている状態が多いからです。
理想像を膨らませる必要はありません。
むしろ、結婚生活の中で「これがないとつらい」「ここだけは譲れない」と感じるポイントを、できるだけ具体的に言葉にしていくことが重要です。
例えば、お金に対する安心ライン、仕事と家庭のバランス、パートナーとの距離感など、日常に直結する価値観に目を向けてみてください。
自分の基準が明確になると、出会いの場で迷いにくくなり、「誰でもいい」という思考に引き戻されにくくなります。
次に見直したいのが、出会い方そのものです。
「早く結婚したい」と思っているときほど、出会いの数を増やそうとしてしまいがちです。
むやみに選択肢を広げるとかえって判断に迷い、疲れてしまうこともあります。
焦りが強い時期は、出会いの数よりも結婚につながりやすい場所に絞ることのほうが大切なことも。
例えば、恋愛目的の出会いよりも、最初から結婚を前提にしている人が集まる場所のほうが話は早く進みます。
また、プロフィールの段階で年収や仕事、生活スタイルなどの情報がある程度わかる出会い方を選ぶと、結婚後の生活をイメージしやすくなります。
焦っているときこそ、出会い方を増やすより結婚を前提にした出会いに集中することが結果的に近道になります。
条件や生活の方向性がある程度見える場所に絞るだけでも、無駄な遠回りを減らすことができるでしょう。
最後のステップは、判断を一人で抱え込まず、プロの視点を借りることです。
「誰でもいい」と感じてしまう最大の原因の一つは、感情が判断を支配してしまうことにあります。
疲れているときや不安が強いときほど、本来大切にしたかった条件を簡単に手放してしまいがちです。
そこで有効なのが、第三者の客観的な視点を取り入れることです。
例えば、結婚相談所ツヴァイのカウンセラーの意見は、自分では気づきにくい思考の偏りや、妥協しすぎているポイントを冷静に指摘してくれます。
すべてを任せきりにする必要はありませんが、感情が揺れたときに立ち戻れる判断の軸を外に持つことは、結果的に後悔を減らすことにつながります。
成婚カップルの婚活体験談・エピソード
「もう恋愛はいいかな…」と思っていたのに。出会ったのは、再び“恋”を教えてくれた人

―婚活を通して、恋愛の楽しさを感じる瞬間はありましたか?
Kさん:ありましたね。楽しいですし、思いが伝わるっていうのがものすごくいいなと思いました。
Rさん:私も恋愛からはしばらく遠ざかっていて、「もう結婚だから、恋愛は別にいいかな」って思っていたんです。でも…恋愛しちゃいました(笑)。“キュン”とすることなんてもうないと思っていたのに。
もともとは「そこまで好きじゃなくても、ある程度合えばいいかな」と思っていたんですけど、この歳になって本気で恋愛して、心から「好きだな」と思える人に出会えたのは、本当に奇跡みたいで。
―出会ってすぐ、どんどん進んでいくことに不安はありませんでしたか?
Rさん:不安はなかったですね。一緒にいる未来がちゃんと想像できたからこそ、真剣交際のお申し込みも受けましたし、「彼と一緒にいたら、きっと楽しいだろうな」ってすごくイメージできたんです。不安というよりも、全体的には“楽しみ”とか“わくわく”のほうが強かったです。短い期間でしたけど、いろんな話をしたので、自然と信頼できる関係ができていったんだと思います。
―今後はどんな家庭を築いていきたいなと思われていらっしゃいますか?
Kさん:お互い長く独り身だった分、「2人になったからこその楽しさ」をゆっくり実感しながら、穏やかに時間を積み重ねていきたいです。
Rさん:帰ってきたくなるような、あたたかい家庭にしたいと思っています。時にはぶつかることもあると思いますが、出会った頃の気持ちをお互いに忘れず、いつまでも仲良く過ごしていきたいです。そして家族が増えたときには、笑顔の絶えない明るい家庭を築いていけたらと思います。
理想のパートナーは、マッチングから見つかるかもしれません。
まずは無料でプロに相談から始めてみてはいかがでしょうか。
「誰でもいいから結婚したい」と感じてしまうのは、弱さでも失敗でもありません。
年齢や周囲の変化、過去の経験が重なれば、誰にでも起こり得る自然な心理です。
ただ、その気持ちのまま結婚を決断してしまうと、結婚後の生活の中で違和感や後悔が積み重なる可能性があります。
本当に大切なのは、「早く結婚すること」よりも、「結婚してから安心して過ごせるかどうか」です。
今の気持ちを否定せず、立ち止まって整理することで、「誰でもいい」から「この人となら」という納得感のある選択に変えていくことは十分に可能です。
焦りに流されず、自分にとっての幸せを見つめ直すことが、後悔しない結婚への近道になります。
ZWEI編集部
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※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)