
シングルマザーの再婚について考えると「再婚できる可能性は低い?」「本当のところどうなんだろう?」と、疑問や不安が頭をよぎる人もいるかもしれません。
この記事ではツヴァイ編集部のSが、シングルマザーの再婚率や、再婚して幸せになれる人の特徴などを解説します。
さらに、公的なデータから紐解くシングルマザーのリアルや、ツヴァイのカウンセラーからのアドバイスもご紹介。
この記事を読めば、シングルマザーが再婚するためのヒントが見つかるはずです。
シングルマザーとして婚活を始めるには、まずは現状を把握することが大切。
ここでは、再婚に関する客観的なデータを解説します。
内閣府男女共同参画局がまとめた、「結婚と家族をめぐる基礎データ」によると、2020年の結婚する人に占める再婚者の割合は、女性で16.8%です。
ただし、このデータは「子どものいる再婚」に限定したものではないため、シングルマザーの再婚率は、さらに低いと予想されます。
とはいえ、1960年には6.2%だった再婚者の割合が、16.8%に増えており、再婚のハードルは下がっているといえるでしょう。
引用元:内閣府男女共同参画局「結婚と家族をめぐる基礎データ」
2022年の「男女共同参画白書」によると、シングルマザーの再婚時の平均年齢は、35.0歳です。
ただし年代によって、多少の開きがあります。
以下は、各年代でシングルマザーになった人の再婚時の平均年齢です。
・20代でシングルマザー:30.7歳
・30代でシングルマザー:37.2歳
・40代でシングルマザー:42.0歳
シングルマザー以外の女性の場合、再婚の平均年齢は35.8歳であることから、シングルマザーだからといって、再婚が遅くなるわけではないといえます。
このように再婚の可能性は、決して低いものではありません。
数字に惑わされず、理想とする未来の生活を具体的にイメージし、勇気を出して一歩踏み出してみることが大切です。
引用元:内閣府男女共同参画局「令和4年版男女共同参画白書」
「シングルマザーの再婚は難しい」と耳にすることがあるかもしれません。
その背景にある理由を知ることで、再婚を成功させるためのヒントが分かります。
ここでは、シングルマザーの再婚が難しいと言われる理由を見ていきましょう。
「子連れ」という条件に対して「自分には難しいかも…」と、ハードルを感じてしまう男性がいるのは事実です。
独身男性の中には、子育ての経験がなく、子連れ再婚後の生活を具体的にイメージしにくい人もいるでしょう。
また、子どもがいることで、「自分の時間や金銭的な自由が減るのではないか?」と心配する声もあります。
ですが、これはあくまでひとつの傾向に過ぎません。
シングルマザーという現実を受け入れて、再婚を考えてくれる男性もいます。
とくに、子連れ再婚に理解のある男性は、パートナーの内面や家庭を大切にする傾向が強く、安定した結婚生活を送れるでしょう。
子育てと仕事の両立に追われるシングルマザーにとって、新たな出会いのために時間を作るのは大きな課題です。
仕事が終わってから子どもを迎えに行き、家事や育児をこなす。
そんな日々の中で、デートや婚活イベントに参加する時間的・精神的な余裕を持つのは、決して簡単なことではありません。
こうした制約を乗り越えるためには、効率的な婚活方法を選ぶことが重要です。
事前に条件を絞ってお相手を探せるサービスなど、自分のライフスタイルに合った方法を探しましょう。
再婚を考え始めた時、両親や友人といった周囲の人々からの意見が、婚活を踏みとどまらせる場合があります。
「子どもがかわいそうじゃない?」「もし再婚相手が子育てに非協力的だったらどうするの?」など、心配の声が上がることもあるでしょう。
ですが、こうした意見は、あなたと子どもの幸せを願ってのものです。
最終的に再婚を決めるのは、あなたとパートナー、そして子どもを含めた家族の気持ち。
周囲の意見に耳を傾けつつも、「なぜ再婚したいのか?」「どんな家庭を築きたいのか?」を明確にして、誠実に向き合うことが大切です。
再婚は、あなたとパートナーだけでなく、子どもも含めた新しい生活のスタート。
そのため、再婚相手とは「子育ての方針」「家計の管理」「休日の過ごし方」など、さまざまな価値観をすり合わせる必要があります。
とくに、子育てに関する価値観のズレは、再婚後の関係に大きな影響を与えかねません。
再婚相手は子どもの実の親ではないからこそ、子育てへの関わり方や責任の範囲について、お互いが納得できるまでじっくりと話し合うことが大切です。
再婚において、最もデリケートで重要な課題のひとつが、再婚相手と子どもとの関係です。
子どもにとって、再婚相手は突然現れた「新しい大人」。
すぐに心を開くのは難しく、時には反発することもあるかもしれません。
再婚相手が子どもの気持ちを尊重し、焦らずにゆっくりと関係を築いてくれるかどうかが、幸せな再婚を左右します。
また、子どもが再婚を前向きに受け入れられるように、あなた自身が子どもと向き合い、会話を重ねることも大切です。
再婚を急がず、家族みんなで少しずつ新しい関係を築いていく姿勢が求められます。
ただ出会いを待つだけでは、再婚はできません。
ここでは、シングルマザーが再婚に成功するためのポイントを解説します。
再婚を考える際に、まず何よりも大切なのが経済的・精神的な自立です。
パートナーに頼りきりになるのではなく、自分ひとりでも生活の基盤を築けることが、健全な関係を築く上で欠かせません。
自立している姿は、お相手にとっても魅力的に映るもの。
どちらかに頼りすぎることなく「人生を共にするパートナー」であることで、より良い関係を育めるでしょう。
再婚は、あなただけの問題ではありません。
子どもにとって、再婚相手は「新しい家族」になる存在です。
だからこそ、子どもの気持ちを尊重しながら、しっかりと会話を重ねることが大切です。
「ママが幸せになることは、私の幸せにもつながる」と、子どもが思ってくれるような関係を、時間をかけて築くのがベストです。
焦らずに、子どものペースに合わせて再婚を進めることが、円満な家族関係につながります。
再婚相手を探す際、つい理想が高くなってしまうことがあります。
ですが、すべての条件を満たす完璧な人はいません。
まずは、自分にとって「これだけは譲れない」という条件を3つ程度に絞り込み、それ以外は柔軟に考えてみましょう。
たとえば、
・子どもを大切にしてくれる人
・経済的に安定している人
・価値観を共有できる人
など、本当に大切な条件を明確にすることで、出会いの幅が広がり、効率的に婚活を進められます。
シングルマザーが再婚を考える際は、一時的な交際相手ではなく、人生のパートナーとして真剣に向き合ってくれる人を見つけることが重要です。
子連れでの再婚を考えるなら、お相手が子どもを含めた家族全員を愛し、大切にしてくれるかどうかをしっかりと見極める必要があります。
デートを重ねる中で、子どもへの関心や、将来の家族計画についてどう考えているかを、さりげなく聞いてみるのも良いでしょう。
子育てに対する理解や協力的な姿勢があるかどうかは、再婚の成功を左右します。
シングルマザーは、育児や仕事で忙しく、婚活に多くの時間を割くことが難しいのが現実。
だからこそ、効率的に出会える場を選ぶことが重要です。
たとえば、以下のような出会いの方法があります。
・マッチングアプリ:手軽に始められる。
・婚活パーティー:短時間で多くの人と出会える。
・結婚相談所:身元が保証された結婚に真剣な人だけが登録している。
中でも結婚相談所は、カウンセラーからのアドバイスをもとに活動できるのが、大きなメリットです。
実際に、結婚相談所ツヴァイのカウンセラーのKに、シングルマザーの再婚についてヒアリングしました。
シングルマザーの再婚では、お相手と子どもの関係構築を急ぎすぎず、ゆっくりと時間をかけて関係を築くことが重要です。
実際に私は、お子さんが2人いらっしゃる、30代のシングルマザーの会員さまを担当したことがあります。
最初はご自身とお相手のお二人で会い、3〜4回目で、お子さんも交えてデートをされていました。
お子さんも交えてデートをしている時の写真を拝見したのですが、お子さんがお相手に抱っこしてもらったまま離れず、相性が良かったのだなと思いました。
本当に親子みたいでしたよ。
あとは、自分の強みをアピールできることも重要だと思っています。
母親である前に、ひとりの女性としての努力をアピールできる人は、婚活もうまく進められるんじゃないかなと思います。
このように、ツヴァイであれば、実績豊富なカウンセラーから、過去の体験談をもとにしたアドバイスを受けられます。
ツヴァイは、無料のマッチング体験を提供しています。
無料のマッチング体験では、実際に活動している会員の方の情報を一部見られるほか、あなたに合った婚活プランが分かります。
「再婚したいけれど、どうすれば良いか分からない」というシングルマザーの方は、ぜひツヴァイにご相談ください。
再婚して幸せな家庭を築けるシングルマザーには、いくつかの特徴があります。
ここでは、再婚を成功させ、幸せを掴むために重要なポイントを解説します。
「再婚」を焦るあまり、「誰でもいいから再婚したい」と考えてしまうと、お相手選びで失敗するリスクが高まります。
幸せな再婚を叶えるには、まず「なぜ再婚したいのか」という目的を明確にすることが重要です。
再婚して幸せになれるシングルマザーは、再婚は子どものためだけでなく、自分自身の人生をより豊かにするための選択であると理解しています。
目的がはっきりしているため、妥協することなく、じっくりと時間をかけて誠実なお相手を見極められます。
過去の結婚生活は、デリケートな話題。
しかし、再婚して幸せになれるシングルマザーは、元夫を一方的に悪者にすることなく、自分の離婚理由を客観的にお相手に伝えられます。
これにより、お相手はあなたの価値観や考え方を深く理解でき、信頼関係が生まれやすくなるのです。
また、自分の過去を受け入れ、乗り越えていく姿は、再婚相手に安心感と誠実な印象を与えます。
再婚相手を探す際、無意識のうちに元夫とお相手を比較していませんか?
幸せな再婚を叶えるには、元夫と比較せず、目の前にいるお相手の良い部分に目を向けることが大切です。
また、完璧な人間は存在しないということを理解し、お相手に過度な理想を押し付けないようにしましょう。
お相手の不完全さを受け入れ、2人で協力して乗り越えることで、安定した夫婦関係を築けます。
再婚後、生活の中心はどうしても子どもが優先になりがち。
しかし、幸せな再婚生活を送るシングルマザーは、夫婦2人の時間も大切にする工夫をしています。
協力して子育てをしながらも、2人でゆっくりと話したり、一緒に趣味を楽しんだりすることで、夫婦の絆は深まります。
子どもがいるからと夫婦の時間を後回しにせず、パートナーシップを育む努力を怠らないことが、再婚後に幸せな家庭を築くための秘訣です。
再婚して幸せになれるシングルマザーの特徴について、ツヴァイのカウンセラーにヒアリングしたところ、以下のような回答がありました。
「正解って何だろう?」を探しすぎて、迷子にならないことです。
私は、正解はなくて、あるのは決断だと思っています。
自分が選んだ道を正解にしていくための努力や、前向きな気持ちを持つことが大切です。
「やるぞ!」という覚悟がある方は、周りの人からも応援されます。
愚痴ばかりを言って暗くなるのではなく、頑張ろうとしていれば、周りの人も手を貸したくなりますよね。
婚活においては、家族や友人に応援してもらえることも大事な要素です。
支えてくれる人を頼りにしながら、前向きな気持ちで活動することが、幸せになるための秘訣かなと思います。
「正解はなくて、あるのは決断だ」というカウンセラーの言葉が印象的でした。
「ママだからこうでなければいけない」という一般論や、周りの声ばかりを気にしていると、幸せを掴むのは難しいと思います。
あなたの人生はあなたのものだからこそ、自分で考えて行動し、決断する。
子どもにとって幸せなのは、ママの笑顔を見ることだと思います。
周りの意見に流されず、あなたの意思で決断することが、あなたも子どもも幸せに生きるためのベストな選択なのではないでしょうか?
子育てや仕事に忙しく、限られた時間で再婚相手を見つけたいシングルマザーにとって、結婚相談所は非常に有効な選択肢です。
ここでは、結婚相談所ツヴァイが、シングルマザーの再婚におすすめな理由を解説します。
ツヴァイでは、入会時に身分証明書や独身証明書、収入証明書などの各種証明書の提出を義務付けています。
これにより、プロフィールに虚偽の情報がなく、真剣に結婚を考えているお相手とだけ出会えます。
マッチングアプリなどで懸念される、既婚者や遊び目的の人と出会うリスクが大幅に低減されるため、安心して婚活に臨めます。
シングルマザーの場合、子どもにとって安全なお相手を見つけることは何よりも重要。
ツヴァイのシステムにより「誠実でない人かもしれない」という不安を解消し、信頼できるお相手と出会うための第一歩を踏み出せます。
実際に、ツヴァイで成婚したシングルマザーの方の体験談をご紹介します。
記事内リンク:ツヴァイで幸せを掴んだシングルマザー成婚体験談
時間的な制約が多いシングルマザーにとって、「効率」は婚活における重要な要素。
ツヴァイでは、あなたの希望条件に加えて、価値観やライフスタイルといった内面的な要素も考慮した上で、あなたに合ったお相手をご紹介します。
これにより、理想の結婚像に近いお相手と効率的に出会えます。
また、子連れ再婚に理解のある男性を希望条件に設定できるため、ミスマッチが少なく、お互いが納得した上で交際を開始できる点も大きなメリットです。
事前にこちらの情報がお相手に伝えられるので、「いつシングルマザーであることを切り出せば良いか分からない」と不安になることもありません。
婚活は、ときに精神的な負担を伴うものです。
とくに子連れ再婚の場合、子どもの気持ちや、お相手との関係構築など、ひとりで抱え込む悩みも多くなります。
ツヴァイには、婚活の専門家であるカウンセラーが在籍しており、あなたの婚活を一貫してサポートします。
お相手とのやり取りやデートの段取りだけでなく、再婚後の新しい家族の形に関するアドバイスもできるので、安心してご相談ください。
客観的な視点からのアドバイスをもらうことで、ひとりでは気づけなかった再婚のヒントを見つけたり、婚活のモチベーションを維持したりできます。
少しでもツヴァイが気になった方は、ぜひ無料のマッチング体験をご活用ください。
ツヴァイで成婚を実現した、お子さんがひとりいる20代女性の成婚体験談です。
成婚カップルの婚活体験談・エピソード
「子どもに父親を作ってあげたくて」ともに2度目の結婚を望む二人が“三人家族”になるまで

ーまずは婚活を始めたきっかけを教えていただけますか?
Mさん:離婚してから1年くらい経ったタイミングで、そろそろもう1回結婚しようかなと思って、最初は街コンに参加したんです。でも、バツイチだと相手にされない感じで。帰り際に、その街コンを主催していたIBJの方に声をかけられて、そのまま入会することにしました。
自分が結婚相談所を利用することになるとは思っていなかったんですけど、女性も男性と同じ金額を支払って参加するので、結婚への意識が高い人ばかりだと聞いて。今のまま婚活していてもお相手に出会えないと思っていましたし、「まずはやってみるか」と気軽な気持ちで入会しました。
Hさん:婚活を始めた一番の理由は、息子に父親という存在をつくってあげたかったからです。1人で子どもを育てていくことにも不安を感じていましたし、一生一人でいるのもさみしいなと思って。子どもがいると、結婚していると思われるから出会いがないんですよ。友達からの紹介もないし、アプリを使うのもなんとなく不安で、結婚相談所を探し始めました。
もともと結婚相談所の存在は知っていたんですけど、まとまったお金が必要なので選択肢から除外していました。でも、それも一時のお金じゃないですか。それで幸せになれるならいいかなって思って。ツヴァイの担当者の方のお人柄も良かったことにも背中を押してもらいました。
ご家族の協力を得ながら婚活を進めて、思ったことは包み隠さず伝える姿勢を大切にしていたHさん。
ありのままの自分を見せることで、Mさんとの信頼関係が築けたようです。
また、お子さんが無理をしないよう工夫してデートを重ねた結果、少しずつ距離が縮まり、お子さんとMさんも良好な関係が築けたことが分かるエピソードです。
「子どもに父親を作りたい」という思いだけでは、状況は変わりません。
行動したからこそ、お子さんだけでなくHさん自身も幸せを掴めたのだと思いました。
先ほどのツヴァイのカウンセラーの話とも繋がりますが、正解を求めるのではなく、行動して決断して初めて環境を変えられるのだと思います。
「どうするのがベストか分からない」という方も、「まずは動いてみる」という姿勢を大事にすれば、自分にとって幸せな選択が見えてくるのではないでしょうか?
再婚率だけを見ると、「本当に再婚できるのだろうか?」と不安に感じるかもしれませんが、数字はあくまで統計上の一面に過ぎません。
再婚へのハードルは確かに存在しますが、乗り越えて幸せを掴んでいるシングルマザーもいます。
大切なのは、再婚を望むのであれば、「いつか良い出会いがあれば」と漠然と待つのではなく、自ら一歩踏み出し行動することです。
再婚は、あなたと子どもの人生をより豊かにする、前向きな選択肢のひとつ。
過去の経験を活かして、新しい未来を自分で切り拓く勇気を持つことが、幸せな再婚への近道です。
もし再婚について、「誰かに相談したい」「もっと具体的なアドバイスが欲しい」と思ったら、ぜひツヴァイにご相談ください。
あなたの幸せを心から応援しています。
ZWEI編集部
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)