マザコンとは?意味・特徴・見分け方・付き合い方を徹底解説

マザコンとは?意味・特徴・見分け方・付き合い方を徹底解説

男性の言動に、ふと「もしかしてマザコンかも…?」と感じたことはありませんか?
デート中にやたら母親の話が出てきたり、何かを決めるたびに「母がこう言ってたから」と言われたり。

もちろん、母親を大切にする気持ちは悪いことではありません。
けれど、その距離感や優先度が“過剰”になると、恋人やパートナーとの関係にモヤモヤが生まれてしまうこともあります。

この記事では、

  • ・「マザコン」と「母親思い」の違い

  • ・マザコン男性の特徴と見分け方

  • ・マザコン男性と付き合ったときにおこりやすい問題や悩み

  • ・マザコン男性と上手に付き合うためのコツや考え方

を、筆者自身の実体験も交えながら、わかりやすく丁寧に解説していきます。


「今の彼、大丈夫かな?」「これって私の気にしすぎ?」と不安を感じている方は、
ぜひこの記事を通して、冷静に自分の気持ちと向き合うヒントを見つけてみてください。
あなた自身が無理しない関係を選ぶために。
その見極めのきっかけとして、この記事がお役に立てたら嬉しいです。


《目次》

  1. 1.そもそもマザコンとはどんな意味?
  2. 2.「マザコン」と「母親思い」の違い
    • 動機や依存度の違い
    • 健康的な親子関係との比較
  3. 3.マザコン男性に多い6つの特徴
    • 世話をされることに慣れている
    • 会話が一方通行になりがち
    • 母親と頻繁に連絡を取っている
    • 母親の意見を優先しがち
    • 自己中心的
    • 必要以上に母親に冷たくする
  4. 4.マザコンになる3つの原因
    • 母親の過干渉または関わりの薄さ
    • 両親間のコミュニケーション不足
    • 母親自身の自己肯定感の低さ
  5. 5.マザコン男性と付き合うとどうなる?
    • 母親の話題が多い
    • 母親と比較される
    • 意見が割れると母親優先
    • 家事は「手伝う」スタンス
    • パートナーの行動を制限することがある
  6. 6.マザコン男性の見分け方
    • 自分の人生を母親の意見で決める
    • 「母のため」が口癖
    • 兄弟がいる場合に他の兄弟が早く自立しているケース
  7. 7.マザコン男性とうまく付き合うコツ
    • しっかり境界線を引く
    • 感情的にならず事実で話す
    • 第三者の助言を得る
  8. 8.【まとめ】マザコンは冷静に見極め、婚活では第三者視点を活用しよう

1.そもそもマザコンとはどんな意味?

そもそもマザコンとはどんな意味?

マザコンとは「マザー・コンプレックス」の略で、母親を過度に慕い、精神的に自立できない状態を指しています。
このような男性は、交際相手よりも母親を優先する傾向があり、パートナーは寂しさや疎外感を覚えるかもしれません。

もちろん、親を大切に思う気持ちは自然なことですが、健全な親子関係とは言えません。
子どもが親から精神的に自立できていないだけでなく、親も子に対する依存心を断ち切れていない共依存の関係にあると言えるでしょう。


2.「マザコン」と「母親思い」の違い

「マザコン」と「母親思い」の違い

恋人の母親との関係が見えてきたとき、「この人、もしかしてマザコンかも…?」と感じる瞬間は、どこかモヤっとするものです。
でも、その気持ちと同時に、「でも親を大事にしてるのは良いことだよね?」と、自分の中で迷いが生まれてしまうこともありますよね。

実際、「母親思い」=マザコンではなく、この2つには、大きな違いがあります。
ここでは、まずその違いについて見ていきましょう。

動機や依存度の違い

「母親思いな男性」は、あくまで感謝や思いやりの気持ちから母親に優しく接している人。
困っている親を助けたり、節目ごとに連絡を取ったりすることはあっても、基本的には自分の人生を自分の意思で選んでいます。

一方で、「マザコン」と呼ばれるタイプは、自分で決断できず、母親の判断に依存してしまう傾向が強いのが特徴です。

たとえば、

  • ・進路や就職、結婚相手まで、全部お母さんの意見がないと決められない

  • ・母親に反対されたから彼女との旅行をキャンセルした

など、自分の人生の大切な選択にも母親の顔色をうかがってしまう状態になります。


両者を分けるポイントは、相手への思いやりで行動しているか、依存や恐れから母親を優先してしまっているかです。


健康的な親子関係との比較

どんな家庭でも、親子の距離感や関係性には個人差があります。
でも「母親思いな人」は、精神的にも経済的にも自立していて、親との関係にも適度な距離感を保っていることが多いもの。
恋人や将来のパートナーとも、ちゃんとふたりの関係を築こうとする姿勢があります。

それに対して、「マザコン傾向が強い男性」は、母親との間に境界線が引けていないことが多いです。

  • ・実家に頻繁に帰って母親と行動を共にしている

  • ・母親からの連絡が多すぎて、彼女との時間が削られる

  • ・何かあるとすぐ「母親がどう思うか」を気にする


こうした言動が重なると、「私たちの関係はいつもあなたの母親次第なの?」というモヤモヤが強くなってしまいますよね。

もちろん、母親との仲が良いからといって、すべての男性がマザコンというわけではありません。
でも、あなたが「自分のことをちゃんと見てくれているのか」「この先もパートナーとして対等に向き合ってくれるのか」に不安を感じるようなら、それは軽視せず大切なサインとしてとらえましょう。

次の章では、そんなマザコン男性の特徴についてみていきましょう。


3.マザコン男性に多い6つの特徴

マザコン男性に多い6つの特徴

ここでは、マザコン傾向が強い男性に見られやすい特徴を6つご紹介します。

ひとつ当てはまるからといって即アウト、ということではありませんが、あなた自身の不安と照らし合わせながら、冷静に見極めるヒントにしてみてください。

世話をされることに慣れている

マザコン気質の男性は、母親がすべてを先回りしてやってくれている環境で育っていることが多く、「やってもらって当たり前」という感覚が身についてしまっていることがあります。
たとえば、自炊は一切せず家事全般が苦手。洗濯機の使い方も分からない。

以上のようなタイプは、結婚後も無意識にパートナーに「お母さん役」を求めてしまう傾向があるので注意が必要です。

会話が一方通行になりがち

マザコン傾向のある男性は、自分の話ばかりをしてしまいがち。
なぜなら、母親がいつも自分の話をうなずいて聞いてくれていた経験が強く残っていて、「相手に関心を向ける」「思いやる」という感覚が薄れてしまっている場合があるからです。

あなたが話しているのに聞いていなかったり、話題をすぐ自分の話にすり替えたりするなら、それもひとつのサインかもしれません。

母親と頻繁に連絡を取っている

「実家に帰るたびに連絡」「仕事の合間に母親にLINE」「なんでも母親に相談」
という行動には、一見すると親孝行な印象もありますが、
彼の生活の中で母親の存在が大きすぎる場合、あなたとの時間や会話にも影響が出てきます。

母親の意見を優先しがち

マザコン男性は、物事を決めるときに母親の意見を最優先にしてしまう傾向があります。
小さなころから母親に相談し、判断を委ねることが当たり前になっていたため、自分の意思で決断する経験が少ないことが原因です。

たとえば、「母がこう言っていたから」「母が反対すると思うから…」といった言葉が何度も出てくるなら、
彼の中で無意識に“母親の考え=絶対”という図式ができあがっている可能性があります。


しかし、これは男性だけに限らないとも思います。
私自身も、何か迷ったときに母の言葉が頭をよぎることがありますし、“親の価値観が自分の判断に影響している”と気づくことは、意外と誰にでもあるものです。

ただ、結婚や同棲など人生の大きな選択で、あまりにも母親ファーストな姿勢が見えると、
「私たちの人生なのに、なぜお母さんの意見を優先するの?」と悲しくなってしまいますよね。

自己中心的

マザコン男性の中には、生活のあらゆる場面で「自分が中心」で動いてきたため、他人に配慮する意識が育ちにくかった人もいます。
その表れとして、「自分の要求が通らないと不機嫌になる」といった子供っぽさが残っていることも。

私も過去にそういうタイプの男性と関わったことがあります。
たとえば、私が「ここに行ってみたい」と言うと、「自分は興味ないから行かない」とあっさり断られるのに、彼が行きたい場所や話したい話題には当然のように付き合わされることが何度もありました。

本人に悪気がないのはわかっているのですが、彼にとって“誰かが自分に合わせてくれる”という感覚は、幼いころから当たり前だったのだと思います。

母親が常に先回りして欲しいものを与え、失敗しそうになる前に助けてくれた環境で育つと、「相手の立場で考える」という経験を積む機会が少ないまま大人になってしまうのです。

結果として、無意識のうちに“自分を中心に世界が回っている”ような行動を取ってしまう。
それが、マザコン気質からくる自己中心性の根っこにあるように感じます。

必要以上に母親に冷たくする

一見「母親とは距離を取っている」ように見える人でも、実は心の奥で母親に強く影響されている隠れマザコンも存在します。
過干渉だった母親への反発心や、複雑な愛着感情がこじれてしまい、表面上はクールに見えても、心の中ではいまだに母親の存在に縛られているというケースも。

このタイプは、恋人にも「距離感が近すぎるとしんどい」と感じやすく、心を開くのが難しい場合もあります。

こうした特徴を知っておくことで、「これは許容できることかな?」「私はどう感じているんだろう?」と、立ち止まって考えるきっかけになります。


4.マザコンになる3つの原因

マザコンになる3つの原因

「この人、マザコンかも…」と感じたとき、ただ戸惑いや不安だけが募ってしまうのは当然のこと。

でも少し冷静になって、「なぜそうなったのか?」と背景を知ることができれば、相手のことをより深く理解できるかもしれません。
自分がどう向き合っていくかを考えるうえで、原因を知ることはとても大切です。

ここでは、マザコン傾向のある男性に見られる主な3つの原因をご紹介します。

母親の過干渉または関わりの薄さ

マザコンの原因として最も多いのが、母親との距離感が極端だったことです。

たとえば、母親が何から何まで手を出してきて、息子の意思を尊重せず、常にコントロールしていたケース。
こうした環境では、男性は自分で考えて決める経験が乏しくなり、「お母さんが正しい」と思い込むようになります。

その結果、大人になっても母親の影響から抜け出せず、自分の人生を自分で舵取りすることが難しくなってしまうのです。

反対に、幼少期に母親との関わりが極端に少なかった場合も、心のどこかで母親からの愛情を求め続けている状態になることがあります。
このような愛着の不足が、大人になっても母親の存在に過度に執着するというふうに現れることもあるのです。

両親間のコミュニケーション不足

マザコン傾向の背景として、親子関係の濃さだけに目が向けられがちですが、
実はその裏にあるのが、両親間のコミュニケーション不足です。

たとえば、家庭の中で父親があまり感情を表に出さず、夫婦間の対話が少なかったり、
夫婦としてのパートナー関係が形だけになっていたりすると、母親が心の拠り所を子どもに求めてしまうことがあります。

これは、母親が一人で育児を担っていたこと自体が原因というより、夫婦の関係がうまく機能していなかったことで、母と子が必要以上に精神的に結びついてしまったという構図に近いかもしれません。

その結果、母親にとって息子が唯一の理解者のような存在になってしまい、
息子の側も無意識のうちに強い責任感や忠誠心を抱えてしまうことがあります。

それが大人になっても心の奥に残っていると、恋人や妻との関係で意見がぶつかったとき、
「母のほうがわかってくれる」「母の考えが正しい」といった反応につながることも。

同じ環境でも子どもの性格や家庭内の関係性によって影響はまったく異なりますが、
重要なのは、「家庭内のバランス」や「母親と息子それぞれの心理的な距離感がどうだったのか」という点。
背景を知ることで、ただの母親思いなのか、それとも恋愛に支障をきたすレベルの依存なのかを見極めるヒントにもなります。

母親自身の自己肯定感の低さ

マザコン男性の背景には、母親側の心の問題が隠れていることもあります。

たとえば、母親が自分に自信がなく、「息子に頼られること」で自己価値を感じているような場合。
無意識に息子に執着し、「お母さんがいないとダメでしょ?」「あなたのためを思って言ってるのよ」とコントロールしようとする関係性が続きやすくなります。

こうした母親に育てられた男性は、「母を喜ばせなきゃ」「母が悲しむことはできない」と感じ、自分の人生よりも母親の感情を優先するクセが身についてしまうのです。

マザコンの原因は、その男性が原因という単純なものではありません。
そこを理解したうえで、「この人と一緒にいて、私は安心できる?」「対等な関係を築いていけそう?」と、あなた自身の気持ちを大切にしてみてください。


5.マザコン男性と付き合うとどうなる?

マザコン男性と付き合うとどうなる?

実際に付き合いが長くなるほど、マザコン傾向が恋愛関係に与える影響は計り知れないですよね。
ここでは、マザコン男性と付き合ったときに起こりやすい具体的な出来事や、心の負担になりがちなポイントをまとめました。

母親の話題が多い

マザコン傾向のある男性は、何気ない会話の中でも母親の話題をよく口にすることがあります。
たとえば、「お母さんもそのお店好きなんだ」「母が言うには〜」といった言葉が、デート中や雑談の中で頻繁に出てくるケースです。

悪気はなくても、日常のささいな場面にまで母親の存在がちらつくと、「いつも母親を意識しているのかな」と感じることもあるかもしれません。

母親と比較される

何気ない会話の中で、「うちの母ならこうするかな」「お母さんの煮物が一番落ち着く味なんだよね」と、ふとした一言が無意識に母親と比較してしまうようなニュアンスを含んでいることがありませんか?

決して悪意があるわけでもなく、本人にとっては何気ない思い出話の延長かもしれません。
でも、それが何度も繰り返されると、「なんとなく、比べられてる気がする」「私は私として見てくれてるのかな」と心の中に引っかかるものが増えていきます。

彼にとっての安心や基準が母親になっていることに気づいたとき、たとえ口には出さなくても、自分がその基準に沿うことを求められているようなプレッシャーを感じてしまうことも。

意見が割れると母親優先

ふたりで何かを決めようとするとき、即答できなかったり、あなたと意見が食い違った場面で「母がそう言ってるから」と、母親の考えをそのまま答えとして持ち出してくることはありませんか?

私自身、以前の結婚生活でまさにそういった経験がありました。
夫はとても自立しており、高熱があっても、肋骨を折ろうが、熱中症になろうが仕事に行くような責任感の強い人でした。
家事も育児も率先して協力し、私が疲れているときには「今日は外食にしよう」と気遣ってくれるような優しさもありました。

義母もまた、すごく行動的で、なんでも率先して動いてくれるできる人。
だからこそ、最初は本当に恵まれた環境だと感じていました。
でもある日、義母と私の考え方が食い違ったとき、彼の実家という事情もあり「私の味方でいてほしい」と思った矢先、彼はこう言いました。

「母さんに悪気はないし、俺は自分の親が正しいと思う」

きっと、当時の私にも未熟な部分や言い方の拙さはあったと思います。
でも、一番近くにいる人には、せめて自分の気持ちをわかってほしかった。

この経験を通して感じたのは、どれだけ自立しているように見える人でも、母親の意見が最終判断になってしまう関係性は、気づかないうちに三者関係になってしまうということでした。

マザコンまではいかないかもしれませんが、今後二人で話し合って決めることも、決めづらくなってしまいます。

家事は「手伝う」スタンス

マザコン傾向のある男性は、家事は女性の仕事という意識がどこかに染みついていること。

よく耳にするのが「手伝う」という言葉。
悪気なく言っているつもりでも、彼が家事を自分のこととして捉えていない証拠と感じてしまう瞬間も。

母親がなんでもやってくれる家庭で、気づかないうちに自分以外が動いてくれるのが普通と刷り込まれてきた可能性もあります。

パートナーの行動を制限することがある

「それ、お母さんが嫌がるからやめて」とあなたの服装や行動に口を出してきたり、「そんなことしたら母が悲しむよ」とあなたの選択をコントロールしようとする男性もいます。

このようなケースでは、彼の中で母親の価値観が絶対となっていて、あなたの気持ちや自由が後回しにされがちに。
気付かないうちに、あなた自身が我慢を重ね、息苦しさを感じる関係になってしまう可能性も否めません。


このように、マザコン傾向が強い男性と付き合うと、最初は見えにくかった部分が、関係が深まるほどに浮き彫りになってきます。
大切なのは、彼の性格や環境を理解しようとしつつも、あなた自身が無理をしていないか、我慢ばかりになっていないかに目を向けること。

どんなに優しい人でも、対等で安心できる関係を築けなければ、結婚後にますます辛さが積み重なってしまうかもしれません。


6.マザコン男性の見分け方

マザコン男性の見分け方

マザコン気質は、最初のうちは表に出にくく、付き合いが深まるにつれて少しずつ見えてくることが多いもの。
だからこそ、早めに違和感の種を拾い上げておくことが、将来の後悔を防ぐためにも大切です。

ここでは、マザコン男性の見分け方をご紹介します。
普段の言動や価値観に当てはまるものがないか、彼との関係を振り返りながらチェックしてみてください。

自分の人生を母親の意見で決める

たとえば進学や就職、転職や引っ越しなど、人生の大事な場面で「母に相談したから」「母が言うなら」といった言葉が頻繁に出てくる場合、彼の中で自分の人生を自分で決めるという感覚が育っていない可能性があります。

あなたとの将来を考えるうえでも、「お母さんがどう思うか」が常に判断軸になる関係性では、対等なパートナーシップを築くのが難しくなってしまいます。

「母のため」が口癖

日常会話の中で、「母が寂しがるから…」「母に反対されるとどうしても踏み切れなくて」
といった母を理由に何かを断る・避けるような発言が多い場合、それは彼が母親の感情に縛られているサインかもしれません。

本人にとっては自然な思考回路でも、あなたとの関係に影を落としているなら、その時点ですでにマザコンの影響が出ていると言えるでしょう。

兄弟がいる場合に他の兄弟が早く自立しているケース

もし彼に兄弟がいる場合、その兄弟たちが早く実家を出ていたり、結婚・独立しているケースでは、彼だけが「母親のそばにいなければならない」と無意識に感じている可能性があります。

母親側も「長男(次男)だから」「あなただけが頼りなの」とプレッシャーをかけていた場合、本人も家を出たいのに出られない自立したいのにできないというジレンマを抱えたまま、成長してしまっていることがあるのです。

こうしたケースでは、表面的には親孝行に見えても、実は深い依存や共依存関係が隠れている可能性もあります。

マザコン男性の見分け方は、「親と仲が良いかどうか」だけでは判断できません。
ポイントは、母親との関係性がパートナーシップを脅かしていないかです。

あなたが大切にされている実感が持てるかどうか、あなたの意見や気持ちを尊重してくれるかを軸に、彼との関係を見つめ直してみてくださいね。


7.マザコン男性とうまく付き合うコツ

マザコン男性とうまく付き合うコツ

「マザコンかも…」という違和感を覚えつつも、簡単に別れを決断できるわけじゃない。
彼の良いところもたくさん知っているし、すべてを否定したいわけじゃないという複雑な気持ちを抱えている方も多いのではないでしょうか?

実は、マザコン気質があっても、すぐに別れる必要はない場合もあります。
大切なのは、彼との関係にきちんと境界線を引きつつ、自分の気持ちを見失わずに付き合っていくこと。

ここでは、マザコン男性とうまく付き合うコツをご紹介します。

しっかり境界線を引く

まず大切なのは、「ふたりの関係に母親を介入させすぎない」というスタンスを明確にすること。
たとえば、彼が「この前、母に話したから〜」と頻繁に共有してくる場合、「ふたりのことはふたりで決めたいな」とやんわり伝えてみるのも一つの手です。

最初はびっくりされるかもしれませんが、ここで曖昧にしてしまうと、今後も「何かあるたびに母親が出てくる」関係が当たり前になってしまうかもしれません。

彼の母親と完全に距離を取る必要はありません。
でも、自分たちの人生における主役は誰なのかを、彼にも時間をかけて理解してもらうことが重要です。

感情的にならず事実で話す

「またお母さんの話?」「なんで私よりお母さんばっかり…」と、つい感情的になってしまうこともあるかもしれません。
でも、彼に伝わりやすいのは、感情ではなく事実です。

たとえば、「私が話してるときにお母さんの意見を優先されると、ちょっと寂しいな」と、自分の気持ちを落ち着いて伝えるようにしてみましょう。

責めるのではなく、「私はこう感じている」と伝えることで、彼自身も初めて気づくことがあるかもしれません。
彼が悪気なくやっていた場合、言われて初めて「彼女を傷つけることだったんだ」と気づく機会になることもあります。

第三者の助言を得る

マザコン傾向のある男性との関係は、当人同士だけではどうしても客観性を失いがち。
そんなときは、信頼できる第三者の視点を取り入れることも大切です。

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マザコン気質のある男性とうまく付き合っていくには、「相手を理解すること」と「自分を守ること」、この両方のバランスがとても大切です。

もし「私が頑張ればいい」と我慢ばかりしている状態なら、一度立ち止まってみてください。
そして、自分の気持ちを尊重しながら、ふたりにとって健全な関係性を築けるかどうか、じっくり見極めていきましょう。

 

8.【まとめ】マザコンは冷静に見極め、婚活では第三者視点を活用しよう

【まとめ】マザコンは冷静に見極め、婚活では第三者視点を活用しよう

母親思いとマザコンは一見似ているようで、その背景や関係性には大きな違いがあります。
だからこそ、感情に振り回されすぎず、事実と自分の気持ちの両方に目を向けながら、冷静に見極めていくことが大切です。

もし、あなたが大切にされていないと感じたり、母親の存在がふたりの関係に常に影を落としているように思えるなら、彼は、マザコンの可能性があります。

もちろん、マザコン傾向があるからといってすぐに別れを選ぶ必要はありません。
でも、「この関係は私を幸せにしてくれるか」「私は対等なパートナーとして尊重されているか」という部分に、素直に向き合うことは、今後の人生においてとても大切なステップになるはず。

婚活中の方であれば、一人で抱え込まずに、婚活のプロに相談してみることもおすすめです。
自分では気づけなかった視点や、本音に寄り添ったアドバイスをもらえることで、「納得のいく選択」が見えてくることもあります。

恋愛も、結婚も、誰かと心地よく生きていくためのもの。
だからこそ、自分をないがしろにせず、大切にできる関係を選んでいきましょう。

あなたが安心して笑える未来を選べますように。
そして、その一歩を踏み出すときは、プロの力も遠慮なく頼ってくださいね。

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この記事の監修者

ZWEI編集部


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