あなたは、「こじらせ男子」の正体を知ってますか?
最近、よく耳にするようになった「こじらせ男子」という言葉。
簡単に言えば、恋愛に消極的な男性のことです。
結婚を真剣に考える女性にとって、「こじらせ男子」は悩みの種になってしまうかも…。
彼らの特徴をしっかり理解した上で、接し方や将来について考えてみましょう。
この記事では、ツヴァイ編集部Aが「こじらせ男子」の特徴や彼らの心理、彼らとの付き合い方などを詳しく紹介していきます。
自分が思い描く幸せと照らし合わせながら、彼らの心理を学んでいきましょう。
近年、恋愛や人間関係の文脈で「こじらせ男子」という言葉を聞きませんか?
この言葉に明確な定義はありませんが、一般的には、
「複雑な考え方や内面的な問題を抱えているがゆえに、恋愛やコミュニケーションがスムーズにいかない男性」を指します。
彼らは単に恋愛経験が少ないというだけでなく、過去の経験や性格からくる自己肯定感の低さが根底にあることが多いです。
一見するとクールに見えたり、自信がないように見えたりと、その姿はさまざまですが、共通しているのは「心の壁」を築きがち…。
この壁は、彼ら自身が傷つくことを恐れる防御反応であるケースが多いです。
彼らは本心では誰かと深く繋がりたいと願っている一方、踏み込むことに臆病になっている状態だと言えるでしょう。
では、具体的にどのような特徴を持つ男性が「こじらせ男子」と呼ばれるのでしょうか。
ここでは、多くの人に共通する6つの特徴を紹介します。
こじらせ男子は、何かを褒められたとき、「いやいや、全然そんなことないです」「たまたまですよ」と必要以上に謙遜します。
これは、自分の能力や価値を素直に認めるのが苦手なため。
もし褒められたとしても、それを真に受けてしまうと、
「後で期待を裏切ってしまうのではないか」という不安からくる防衛的な態度とも考えられます。
ただ、日本人の性格からして「謙遜する」というのはよくあること。
筆者Aは、海外に留学中、よく多国籍の友人たちに「なんで日本人はみんな謙遜するの?」と言われていました。
なので、見極めには要注意!適度ではなく、“過剰に”ということがポイントです。
過去の失恋やトラウマが原因で次の恋愛に踏み出せないでいることも、こじらせ男子によく見られる傾向です。
過去の失敗を教訓にするどころか、「どうせまた同じことの繰り返しだ」とネガティブに捉えがちに…。
たとえ、新しい出会いがあったとしても、過去の幻影と比べてしまったり、心のどこかでブレーキをかけてしまったりします。
LINEやメールなどの連絡手段において、基本的に相手からの連絡を待つ受け身の姿勢が目立ちます。
「自分から連絡して迷惑がられたらどうしよう」「しつこいと思われたくない」
といった心配が根底にあるため、自分から積極的にメッセージを送ることができません。
しかし、相手からの連絡には意外と早く返信をしたり、楽しそうに応じたりすることもあります。
実際に筆者Aの友人の彼氏に、自分から連絡は絶対にしてこない人がいました。
なんと、それも2〜3日ではなく、5日以上…。
友人が彼氏に理由を聞いたら、「嫌われるのが怖くて、内容を真剣に考えていた」とのこと。
でも、それにしても、5日以上は長すぎですよね…。
深く考えてしまうところも「こじらせ男子」の特徴なのかもしれません。
デートの約束をしていたのに、直前になって「やっぱりやめておく」とドタキャンしたり、急に連絡が途絶えたりすることも…。
これは、関係が深まることへの恐れからくる行動と言えるでしょう。
相手に深く関わること、自分の内面を見せることへの抵抗感が強いため、無意識のうちに距離を置こうとします。
この行動は、相手を深く傷つけてしまうこともありますが、彼ら自身も葛藤を抱えている場合があります。
こじらせ男子は、自分の気持ちや考えていることをオープンに話すのが苦手です。
特に、自分の弱みや本音を見せることに強い抵抗感を持っています。
これは、本音を話すことで相手に引かれたり、否定されたりすることを極度に恐れていることが理由です。
建前や当たり障りのない話でごまかし、心の壁を築いてしまいます。
自分は真剣に本音で話しているのに、相手はいつもごまかしているとモヤモヤしますよね。
「本音を聞かせて」とストレートに言っても、濁す場合は「こじらせ男子」の可能性が高いかも…。
「どうせ自分には無理」「どうせうまくいかない」といった諦めの言葉が口癖になっている男性は、自己肯定感が低い場合が多いです。
これは、何かを始める前から失敗を想定し、自分を守ろうとする心理の表れ。
成功体験が少ない、あるいは過去に大きな挫折を経験したことが原因でしょう。
自分の価値を過小評価しており、挑戦することから逃げがちに…。
そもそも、なぜ彼らは恋愛で「こじらせ」てしまうのでしょうか。
その背景には、複雑な心理と特有の恋愛傾向が隠れています。
では、彼らの内面と恋愛における行動パターンを深掘りしていきましょう。
彼らが抱える心理的な問題は、恋愛における行動の根源となっています。
多くのこじらせ男子が共通して持っている3つの心理を解説します。
こじらせ男子の根底にあるのは、自己肯定感の低さ。
「自分には魅力がない」「どうせ愛されない」といったネガティブな自己評価が、彼らの行動を制限します。
褒められても素直に受け取れないのは、自分自身を認めることができないため。
この心理が積極的なアプローチを妨げ、受け身な姿勢につながってしまうのです。
過去の失敗や心の傷から、再び傷つくことを極度に恐れているのが彼らの心理です。
誰かに深く関わることは、自分の弱さを見せることでもあります。
その結果、相手に心を開いて傷つくくらいなら、最初から一人でいる方が安全だと考えてしまいます。
この防衛機制が急なドタキャンや音信不通といった行動に表れるのです。
急なドタキャンや音信不通が多いと、女性側は「私、何かした…?」と考えて落ち込んでしまいますよね。
でも、一度、彼の言動や行動を思い出してみて!
もし、彼が過去のトラウマを気にしていたり、なかなか心を開いてくれなかったりしていたなら、それは「こじらせ男子」特有のものかも…。
決して、あなたが原因ではありません!
彼らは、自分の趣味や価値観、ルーティンなどで築き上げてきた「自分の世界」を重要視する傾向があります。
その「自分の世界」に他人が踏み込むことを無意識に拒否してしまうため、新しい関係を築くことに抵抗を感じてしまいます。
これは、自分の世界が壊されることへの「恐怖」や他人と共有する「自信の無さ」からくるもの。
彼らの複雑な心理は、恋愛の進め方にも大きく影響を及ぼします。
ここでは、典型的な3つの恋愛傾向を見ていきましょう。
彼らは「嫌われたくない」という思いが強いため、自分から積極的にアプローチすることはありません。
メッセージやデートの誘いを待つのが基本スタイルです。
しかし、相手からのアクションがあれば、喜びを感じることも!
彼らは、相手にリードしてもらうことで「安心感を得たい」と考えています。
たとえ、関係が進展しても、彼らはなかなか本音を話してくれないでしょう。
自分の意見や感情を伝えることで、相手に失望されることを恐れています。
表面的には楽しく会話をしていても、心の奥底では壁を築いているため、親密な関係になるには時間がかかります。
仲が深まってるのに「なかなか進展しないな…」と思ったら、その彼は「こじらせ男子」なのかも。
彼のことが好きならば、「こじらせ男子」の特性を理解することが大切ですし、もし別の幸せが欲しいなら気持ちの切り替えが必要です。
恋愛関係が順調に進んで、親密さが増してくると、急に距離を置こうとすることがあります。
これは、本心では相手を求めているにも関わらず、「このまま関係が深まると、いずれ自分をさらけ出さなければならなくなる」という恐怖心が上回ることが関係しています。
彼らは、親密になるほど、失うことへの恐れも大きくなってしまうのです。
最近では、マッチングアプリや婚活パーティーなど、さまざまな出会いの場があります。
こうした場で、こじらせ男子はどのように見分けられるのでしょうか。
彼らの行動には、共通するいくつかの特徴が見られます。
特に「こじらせ男子を避けたい」という方は要チェック!
マッチングアプリなどのプロフィール欄で、自己紹介文が極端に短い男性は、こじらせている可能性があります。
趣味や休日の過ごし方、将来の展望など、自分のことを積極的にアピールしようとしないのは、
こじらせ男子ならではの「自分に自信がない」「どうせ興味を持ってもらえない」といった気持ちの表れかもしれません。
メッセージのやりとりは続くものの、なかなかデートに誘ってくれない場合も要注意!
彼らは、「誘って断られたらどうしよう」という不安や、相手の気持ちを伺うばかりで一歩踏み出せない心理が働いてしまいます。
あなたからの誘いには応じてくれるかもしれませんが、常に受け身の姿勢が続きます。
こじらせ男子か確かめたいとき、デートの誘いを待つのも手!
しばらく誘ってこなかったり、こちらから誘ってもらえるよう仕向けたとしても何もしてこなかったりした場合は、「こじらせ男子」の可能性が大きいことが考えられます。
こじらせ男子は自分の意見を言って相手に否定されることを恐れているため、
デートの場所や日時などを決める際に「どこでもいいよ」「任せるよ」と常に女性に決定権を委ねます。
一見、優柔不断なだけに見えますが、その背景には「自分の選択に自信がない」という心理が隠されているのです。
今後、交際や結婚に発展したとしても、大事な決断は全て女性に任せる傾向があります。
将来的に、女性側の心理的に負担が大きくなったり、喧嘩も増えてしまったりするかも…。
こじらせ男子は、将来の話や結婚に関する話題を避ける傾向があります。
これは、「結婚」というコミットメント(約束)に対して強いプレッシャーを感じているから。
本心では結婚を望んでいても、その責任やリスクを考えてしまい、具体的な話になると口を閉ざしてしまいます。
たとえ、関係が深まったとしても、将来に対する明確なビジョンが見えにくいはず。
もし、「結婚したいのに、お相手に将来の話を避けられている…」という状況を変えたいなら、
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こじらせ男子は、一筋縄ではいかない部分がある一方で、
彼らの繊細な内面を理解し、寄り添うことで深い絆を築くことができるケースも!
では、具体的にどのようなタイプの女性が彼らと良好な関係を築けるのでしょうか。
自己肯定感が低いこじらせ男子にとって、些細なことでも褒めてくれる女性はとても心強い存在!
彼らの行動や考え方を肯定して認めてあげると、「自分は受け入れられている」という安心感を少しずつ育むことができます。
小さな成功体験を一緒に喜び、彼らの自信をじっくりと引き出してあげられる女性が理想的です。
常に彼の気持ちを考えて、小さなことでも褒めたり、嫌なことがあった場合は慰めたり…。
そうすることで、彼も自己肯定感が少しずつ上がって「こじらせ男子」を卒業してくれるかも!
気長に彼の成長を待つことができる女性は、「こじらせ男子」と上手に付き合っていけるでしょう。
こじらせ男子の持つ複雑な心理や、時には矛盾した行動を「めんどくさい」と感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし、彼らのそうした部分も「そういう人なんだ」と広い心で受け止められる包容力のある女性は、彼らにとって貴重な存在です。
急なドタキャンや返信の遅さも、責めるのではなく、彼らの心の状態を想像して理解しようとする姿勢が鍵!
こじらせ男子は、関係が深まることに恐れを抱きます。
そのため、出会ってすぐに結婚を意識したアプローチをしたり、急な進展を望んだりする女性とは、上手くいかないことが多いでしょう。
彼らのペースに合わせて、「焦らずじっくりと時間をかけて関係を育んでいく」という忍耐力のある女性が向いています。
信頼関係をゆっくりと築き、心の壁を少しずつ溶かしていくことが彼らとの関係を長続きさせるコツです。
こじらせ男子との恋愛は、焦らずじっくり関係を育みたい女性にとっては良い選択肢かもしれません。
しかし、もしあなたが「結婚を前提とした真剣な出会いを求めている」「時間をかけて関係を深めるのは難しい」と感じるなら、
彼らとは異なるタイプ、つまり結婚に前向きで主体的な男性との出会いを考えてみましょう。
そのような出会いを効率的に見つける方法として、「結婚相談所」が挙げられます。
ここでは、結婚相談所の特色を紹介します。
結婚相談所を利用している男性は、全員が結婚を真剣に考えているため、遠回りな駆け引きや関係性のこじれを心配する必要がありません。
お互いが同じゴールを見据えているため、将来のライフプランや価値観を共有する段階からスムーズに進めやすく、最初から結婚を意識した会話ができるでしょう。
プロフィールも詳細にわたるため、出会う前に相手の結婚への真剣度や価値観が伝わります。
さらに、「独身証明書」や「収入証明書」などの提出もあるので、安心感も!
結婚を真面目に考えている人と出会いたいなら、「結婚相談所」が最適です。
結婚相談所では、プロのカウンセラーがあなたの希望条件や価値観に基づいて、客観的な視点で相性の良い相手を紹介してくれます。
普段の生活圏では出会えないような、多様な職業や価値観を持つ男性と出会うチャンスが広がります。
内面的な相性を重視したマッチングも期待できるでしょう。
さまざまな出会いやカウンセラーとの話を通して、自分では気付かなかった「本当に大切なこと」を発見することも!
自分自身のさらなる魅力に気付くチャンスです。
婚活中に不安を感じたり、思うように進まなかったりしたときも、専門のカウンセラーがあなたに寄り添い、サポートします。
デートの段取りや会話のポイント、お相手への気持ちの伝え方など、客観的なアドバイスをもらうことで、一人で悩むことなく、前向きに活動を進めることができるのが最大のメリット!
つまずきやすいポイントを乗り越えるための具体的な対策を一緒に考えてくれるため、安心ですよ。
まずは、ツヴァイのカウンセラーと話してみませんか?
現段階の婚活の悩みを解決できるかも…!
結婚相談所には、結婚に真剣な男性、つまり「こじらせ男子」ではなく、「積極的な男性」が比較的多い傾向があります。
実際に、ツヴァイの会員には、2回目のデートで告白する積極的な男性もいました。
どんな男性なのか、また相手はどういう女性なのか、婚活・成婚エピソードを少しだけ見てみましょう。
成婚カップルの婚活体験談・エピソード
2回目に会った帰り際に告白! 共通の趣味が繋いだスピーディーな展開
―婚活を始めたきっかけと、ツヴァイに入会した理由を教えてください。
Kさん:何かきっかけがあったわけではないんですけど、ふとした瞬間に一人でいるのが寂しくなって結婚したいなと思ったんです。それで軽い気持ちで自宅から近かったツヴァイに話を聞きに行ったら、感じがよかったので入会しました。
Sさん:私は去年の誕生日に親から「この先どうやって生きていくの?」と聞かれたんです。付き合っている相手もおらず、同級生は次々と結婚していっている状態で。それまで、たまに婚活パーティーに行ったりもしていたんですけど、コロナ禍になって、そういったものもなくなってしまって。
どうしようかなと思っていたところで、友達が結婚相談所で結婚したんです。本音を言うと、相談所ではないところで出会って結婚したいという気持ちもあったので、正直相談所での婚活ってどうなんだろう?という気持ちもありました。
でも、家と職場の往復しかしていないし、担当の方からサポートも受けられる相談所を使ってみるのもありかなと思って決めました。ツヴァイにしたのは、ネットで検索して、会員数が多いのと、自宅から通いやすい場所にあったので決めました。
―お二人は、どういう方法で出会われたんですか?
Kさん:僕がプロフィールを見て、優しそうな雰囲気と、趣味にピアノと書いてあって、話が合いそうだなと思って自分から申し込みました。
Sさん:ピアノが趣味というのが印象的で、真面目そうな方だなと思いました。それで近所の喫茶店で会うことになったんですけど、実際に会ってみても、真面目そうだなと思いました。
―初デートはどこ行かれたんですか?
Sさん:洋食屋さんに行ってランチをしました。
Kさん:そのときは1時間ぐらい話をしたんですけど、一生懸命話を聞いてくれたり、話題を合わせてくれて、ご飯を綺麗に食べている様子がいいなと思ったので、帰りの別れ際に「好きです。付き合ってください」と伝えました。
Sさん:まだ会って2回目なのでビックリしました。でも、真面目そうだし、断る理由もないかなと思ってお付き合いすることになりました。
Sさんのコミュニケーションの仕方やご飯をきれいに食べる様子に惹かれたKさん。
そして、デート2回目にも関わらず、Kさんの真面目なところに惹かれて付き合うことを決めたSさん。
展開が早いですが、ちゃんとお互いに惹かれ合って交際・結婚をしたのですね!
きっと、Sさんの積極性や真面目なところがKさんの心を掴んだのでしょう。
Sさんのように最初は結婚相談所に迷いがあっても、思い切って飛び込んでみると、結婚に意欲的で真面目な男性に出会えるかも!
こじらせ男子の特徴は、自己肯定感の低さや傷つくことへの恐怖から、恋愛で受け身になってしまうこと。
彼らとの恋愛には、じっくり時間をかけて信頼関係を築く忍耐力と包容力が求められます。
もし、あなたが早く結婚したいなら、彼らとは異なる結婚に前向きな男性と出会うのがベスト!
大切なのは、こじらせ男子を理解した上で、自分が求める恋愛・結婚の形を見極めることです。
自分に合った方法で理想のパートナーを探しましょう。
ZWEI編集部
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)