「自衛官との結婚に憧れるけど、実際どうなの?」
と、自衛官との結婚のリアルを知りたい方もいるのではないでしょうか?
もしくは、「自衛官と結婚したいけど、出会える場所がないから無理」と諦めている方もいるかもしれません。
この記事では、ツヴァイ編集部Sが、自衛官と結婚するメリットやデメリット、出会うための方法などを解説します。
結婚相談所のカウンセラーのアドバイスも掲載しているので、参考にしてください。
この記事を読めば、自衛官との結婚に向けた一歩が踏み出せるはずです。
特別職国家公務員である自衛隊員は、安定した雇用と手厚い福利厚生が大きな魅力ですが、メリットはそれだけではありません。
日々の厳しい仕事を通して培われた人間性やスキルは、長い結婚生活でも活かされます。
ここでは、自衛隊員と結婚する5つのメリットについて解説します。
自衛隊員の一番の強みは、安定性です。
公務員なので、景気の変動に左右されることなく、毎月決まった給料がもらえます。
一般的に、自衛隊員の給与は「自衛官俸給表」という基準で決められており、階級や勤続年数に応じて給料も上がります。
年2回のボーナスや各種手当もきちんと出るので、将来の資産計画も立てやすいでしょう。
以下のような制度もあり、福利厚生は手厚いです。
・自衛官任用一時金
・庁内託児所
・配偶者同行休業
・防衛省生活協同組合
・各種優待・割引制度
また、自衛隊員には数年ごとの転勤がつきものなので、「大変そう…」と思うかもしれませんが、生活を支えるためのサポートが充実しています。
たとえば、陸上自衛隊では「隊員ご家族のためのページ」があり、異動サポートが用意されています。
転勤の際には、引っ越しに関わる費用が支給されるだけでなく、官舎を利用できるケースも多いです。
官舎を利用できれば、家賃を抑えられるだけでなく、共通の話題や悩みを分かち合える仲間が見つかります。
新しい土地でも孤独を感じづらく、安心して新生活を始められる環境が整っているのです。
知らない土地での生活に不安を感じてしまうかもしれませんが、新しい出会いや経験を楽しむチャンスと捉えることもできるでしょう。
引用元:自衛官募集 待遇・福利厚生
「日本の平和と安全を守る」という崇高な使命を担う自衛隊員。
日々の厳しい訓練や規則正しい生活を通して、責任感や忍耐力、強い正義感が自然と養われます。
だからこそ、困難な状況でも慌てず冷静に対応できる存在として、家庭でもリーダーシップを発揮してくれるでしょう。
また、自衛隊員は、集団行動の中でお互いを尊重し、助け合うことを徹底的に学びます。
その結果、他者への配慮や思いやりが自然と身について、家族に対しても誠実で優しく向き合ってくれるはず。
結婚生活で予期せぬトラブルや問題が起きた時も、感情的にならずに解決策を探してくれるでしょう。
厳しい訓練や任務を遂行する自衛隊員にとって、家庭は心が落ち着く大切な場所。
だからこそ、多くの自衛隊員が家庭生活を大事にしています。
仕事とプライベートの区別がはっきりしているので、お休みの日は家族との時間を心から大切にしてくれるでしょう。
多忙な任務から解放された休日は、積極的に家族サービスをしてくれる人も。
子どもと一緒に遊んだり、家族旅行に出かけたりと、楽しく過ごせるはずです。
家族との時間を大切にして、穏やかで温かい家庭を築きたいと考える女性にとって、自衛隊員は理想のパートナーになってくれます。
自衛隊の仕事は、災害派遣や人命救助など多岐にわたります。
こうした経験を通じて、冷静な判断力と高い危機管理能力を身につけています。
日常生活においても、予期せぬトラブルが起きた時に、パニックにならずに的確な行動をしてくれます。
たとえば、急な体調不良や事故、自然災害などの想定外の事態でも、自衛隊員なら落ち着いて状況を判断し、必要な手配をしてくれるはずです。
また、サバイバル術や応急手当の知識を持っている人も多いので、いざという時の頼もしさは計り知れません。
さまざまなスキルを持ち合わせているので、家族に大きな安心感を与えてくれるでしょう。
自衛隊員との結婚には多くの魅力がある一方で、いいことばかりではないのも事実。
特殊な仕事柄、結婚生活にネガティブな影響をもたらす可能性があります。
結婚する前に、知っておくべき3つのデメリットを詳しく見ていきましょう。
自衛隊員は、数年ごとに全国各地の駐屯地や基地への転勤を命じられるのが一般的なので、キャリアを大事にしたい女性にとっては、転勤が大きな壁となることも。
転勤の都度転職を繰り返すか、リモートワークが可能な仕事を選ぶか、働き方を柔軟に考える必要があります。
また、災害派遣や海外での任務、大規模な演習などでは、数週間から数か月にわたって長期不在になることも。
この間、家事や育児を一人で担わなければならず、精神的・体力的な負担を感じてしまうかもしれません。
自衛隊の仕事は、日本の安全を守るという重要な使命を担う一方で、常に危険と隣り合わせです。
災害救助活動では、二次災害のリスクを伴う現場で活動し、訓練中であっても事故の可能性はゼロではありません。
パートナーが危険な任務に就いている間、家族はいつも不安や心配と向き合うことになります。
実際に、ツヴァイのカウンセラーにヒアリングすると「心配性の方は、自衛隊員との結婚が難しいと感じることもあるかもしれません」と言っていました。
自衛隊員は、若さと体力を必要とする職務の特性から、一般的な公務員や会社員に比べて定年が早いという特徴があります。
とくに、陸曹・海曹・空曹などの任期制の自衛官の場合、定年年齢は50代後半であることが多く、幹部自衛官でも60歳前後です。
とはいえ、最近では階級ごとに定年年齢の引き上げも。
たとえば、2023年10月時点では定年年齢が57歳だった1佐は、2024年10月には58歳に、54歳だった2曹は、55歳に引き上げられています。
定年年齢が引き上げられているとはいえ、定年後の生活については、早い段階から二人で話し合い、準備を進めておくことが重要です。
引用元:防衛省・自衛隊「自衛官の定年年齢の引上げについて」
自衛隊員との結婚に憧れを持つ一方で、「私に務まるかな?」と不安に感じている人も多いのではないでしょうか。
自衛隊という特殊な仕事を理解し、お互いに支え合って生活していくには、パートナーに求められる資質がいくつかあります。
ここでは、自衛隊員が結婚相手に求めることや、結婚生活を円滑に送るために大切な要素をチェックしていきましょう。
自衛隊員は、演習や災害派遣などで、長期間にわたり家を空けることがあります。
そのため、パートナーに会えない期間や、頼れる人がそばにいない状況が生まれがち。
そんな時に、自分の時間を充実させたり、趣味を楽しんだりできる自立心を持つことが重要です。
パートナーに依存せず、精神的に自立していることで、家を空けがちな自衛隊員と結婚しても幸せになれるのです。
仕事や趣味、友人関係など、パートナーがいなくても楽しめる時間を持つことで、寂しさを感じすぎずに結婚生活を送れます。
自衛隊員の仕事は、時に危険を伴い、予期せぬ任務で予定が急に変わることも。
このような特殊な状況を理解し、文句を言うのではなく、パートナーの仕事を心から応援できる姿勢が求められます。
たとえば、楽しみにしていた休日に急な呼び出しで出勤になった場合でも、「気をつけてね、頑張って」と温かい言葉をかけられる包容力が大切です。
自衛隊員が日々の任務に集中できるのは、家族の理解と支えがあってこそ。
仕事の特殊性に理解を示し、応援する姿勢を大事にしましょう。
自衛隊員は規律正しい生活を送っていて、堅実な金銭感覚を持つ人が多い傾向にあります。
だからこそ、結婚相手にも同じような価値観を求める人も。
計画的に家計を管理し、無駄遣いをしないしっかりとした金銭感覚は、将来の生活基盤を築くために欠かせません。
また、自衛隊員とその家族が集まるコミュニティでは、規律や礼儀を重んじる場面もあり、ふさわしい立ち居振る舞いができることも大切です。
自衛隊という組織の一員として、社会的なマナーを心得ていることは、結婚後に良好な人間関係を築く上で役立ちます。
厳しい訓練や任務を終えて帰宅した自衛隊員にとって、家庭は心から安らげる場所。
日々の疲れを癒し、明日への活力を得るために、家庭の温かさは欠かせません。
家庭を何よりも大切にし、夫を精神的に支えられる女性は、自衛隊員にとって理想的なパートナーといえるでしょう。
また、自衛隊員の中には、仕事のストレスや重圧を抱えている人も少なくありません。
そんな時に、温かい家庭の雰囲気や、パートナーの優しい言葉は、心の支えとなります。
お互いを尊重し、支え合うことで「離れていても一緒に頑張っている」と思える、強い絆で結ばれた夫婦になるでしょう。
実際にツヴァイのカウンセラーにヒアリングしたところ、以下のような回答がありました。
自衛官との結婚に向いている方の特徴には、
・・パートナーに安定した収入や責任感を求める人
・規律正しい生活を送りたい人
・浮気の心配をしたくない人
などがありますが、いちばんは「家庭を優先したい」という気持ちがあるかどうかだと思います。
たとえば、専業主婦志望の方は、とくに向いているかもしれません。
転勤がありますし、海上自衛隊など、一部の仕事では長期間家を空けることも。
自衛隊員の妻になる以上、どうしても相手の都合を優先しなければならない瞬間があります。
だからこそ、自分のキャリアよりも夫を優先できる人であれば、うまくいくのではないでしょうか。
話を聞いていて、自衛隊員と結婚するには、相手のことを優先できる心の広さや気持ちの余裕が大切なんだなと思いました。
お金や女性関係で悩む可能性が低いのは、安定性と同じくらい重要な要素ですね。
自衛隊員との出会いを求めているものの、「どこで、どうやって探せばいいかわからない…」と悩む方は少なくありません。
特殊な仕事柄、一般的な出会い方ではなかなか接点を持つのが難しいのが現実。
ここでは、自衛隊員と出会うための方法と、それぞれの注意点について解説します。
結婚を真剣に考えている自衛隊員と効率よく出会うなら、結婚相談所がおすすめ。
結婚相談所には、公務員や医師など、安定した職業に就いている方が多く登録しています。
結婚相談所の大きなメリットは、身元が確実であること。
入会時に独身証明書や収入証明書などの提出が必要なので、「本当は自衛隊員ではなかった」というリスクがありません。
また、会員はお金を払って活動しているので、結婚に真剣な人ばかりです。
カウンセラーがお相手探しから交際、成婚までをサポートしてくれるので、多忙な自衛隊員がお相手でも、スムーズに婚活を進められます。
自分からは聞きづらい階級や収入、転勤状況などの情報も入手できます。
一方で、他の出会い方に比べて、費用がかかる点や、登録している自衛隊員の数や層が結婚相談所によって異なる点には要注意。
ですが、真剣に結婚を考えている人は、時間とお金をかけてでも利用する価値があります。
ツヴァイのカウンセラーの一人にヒアリングしたところ、事務職の自衛官や、元自衛官と結婚した方がいらっしゃると話していました。
ですが意外にも、お相手の職業として自衛官を希望する方はレアケースのようです。
女性があえて自衛隊員との結婚を希望しない理由には「仕事が大変そう」「危険が多い」といった先入観があるのかもしれません。
女性のご家族に自衛官がいるなどの場合は、お相手にも自衛官を求めるケースがありますが、あえて希望する方は少ない印象です。
たしかに私も、「自衛隊員との結婚」と聞いた時は、ドラマのイメージが強いので、「仕事が大変そう」と思ってしまいました。
ですが詳しく話を聞いてみると、誠実で家庭を大事にする人なので、きっと素敵な結婚生活を送れるんだろうなという憧れが生まれました。
実際に話してみると、さらに印象が変わりそうですね。
希望者が少ないということは、ライバルが少ないということ。
結婚相談所に登録している自衛隊員は、多忙な中でも時間とお金をかけて活動している「結婚への真剣度」が高い男性ばかりです。
「結婚を真剣に考える自衛隊員に出会いたい」と考えているのなら、結婚相談所の活用を検討してみてください。
ツヴァイでは無料のマッチング体験を提供しています。
無料のマッチング体験では、自衛隊員と交際するためのポイントや、あなたに合った婚活プランがわかります。
「自衛隊員と出会いたいけれど、何から始めたら良いか分からない」という方は、ぜひご相談ください。
自衛隊員限定の婚活パーティーは、自衛隊員と直接出会える貴重な機会です。
全国各地で定期的に開催されていて、一般的な婚活パーティーよりも参加者の目的が明確なのが特徴です。
たとえば「自衛隊プレミアムクラブ」や「日本官婚推進協会」などが開催する婚活パーティーがあります。
自衛隊婚活パーティーのメリットは、一度にたくさんの自衛隊員と出会えること。
短時間で複数の人と話せるので、効率よく出会いを探せます。
また、参加者全員が自衛隊という共通のテーマを持っているため、会話のきっかけも作りやすいのが嬉しいポイント。
ただ、パーティー形式のため、一人ひとりと深く話す時間が限られており、お相手の性格をじっくり見極めるのは難しいかもしれません。
イベントによっては、参加者の年齢層や階級が偏っている場合があるので、注意しましょう。
自衛隊が主催する基地祭や広報イベントも、出会いのきっかけになる可能性があります。
これらのイベントは、自衛隊の広報活動の一環で、多くの自衛隊員が参加しています。
メリットは、基地の雰囲気を知れること。
実際に働く自衛隊員の姿を見て、仕事への理解を深める良い機会になります。
また、婚活を目的としないので、プレッシャーを感じずに自然な形で会話を楽しめるでしょう。
ただし、あくまで一般向けイベントのため、結婚を前提とした出会いを探している人は少ないという点に注意が必要です。
プライベートな連絡先を聞く際には、迷惑をかけないよう相手への配慮が欠かせません。
ちなみに、私も自衛隊基地のイベントに行ったことがあります。
自衛隊員の方は一見怖そうに見えますが、実際はとても優しく、丁寧に対応してくださったので好印象でした。
かしこまったイメージがあるかもしれませんが、結構フランクな方も多い印象です。
自衛隊員には、公務員としての安定性や頼もしい人柄など、多くの魅力があります。
ですが、頻繁な転勤や長期間の不在といった、仕事特有の課題があるのも事実です。
大切なのは、憧れだけでなく、デメリットも踏まえた現実を理解した上で、自分自身が自衛隊員のパートナーとしてやっていけるか、深く考えてみること。
結婚に対する真剣な気持ちが固まったら、次のステップに進むことが大切です。
自衛隊員と出会うための方法はいくつかありますが、結婚に真剣な人同士が、効率的に出会える場として、結婚相談所は有力な選択肢。
結婚相談所であれば、本人には直接聞きづらい階級や収入の話なども、カウンセラーを通じて聞き出せます。
何より自衛隊員の婚活事情はもちろん、お相手の人柄や価値観も知っているカウンセラーが、婚活がスムーズに進むようにサポートしてくれます。
もし、自衛隊員との結婚を真剣に考え、具体的な行動に移したいと考えているのであれば、ぜひ一度、結婚相談所に相談してみてください。
あなたの希望や悩みをヒアリングして、理想のパートナー探しをサポートしてくれるはずです。
ZWEI編集部
※2018年3月〜2019年2月の1年間に交際・婚約・結婚を理由に退会届を当社に提出されたお客さま(会員同士・会員外)